冬山を歩く 19
西風強く、我が小船では沖に出られない。
長く山を歩きたい気分。
で、
登り:西尾根コース
下り:水元沢コース
山を大きく時計回りに歩く。
ペトトル川を渡渉。
登りに掛かる。
西尾根825メートルピークにて。
昨晩は雪が降ったようで、古い雪の上にほんの数ミリ新しい雪。
空は深い青。
しかし、左から右へ猛風。
スネまで埋まる雪質。
室蘭岳山頂にて。
山頂寒暖計は氷点下1℃。
このあと、高度を下げるに従って気温が上がる。
ネックウォーマーを取り、帽子から耳を出して歩いた。
水元沢へ至る斜面は雪が深く、埋まる。
100歩に1歩くらいの割合で、太モモまで埋まる。
特に冬は使いにくいルートなので、今日もヒトのトレース(足跡)はない。
ウサギの足跡も見ない。
根開き(ねあき・ねひらき)。
春の季語だが、山はまだ冬。
滑滝にて。
鷲別川は減水して飛び石があらわ。
しかし、どうしても靴を濡らさねば通過できない一歩がある。
この先、200メートルの登り返し。
山歩き時間6時間10分。
16620歩。
飲食なし。
コメント
今晩わ。
ずいぶん歩きましたねー。
て、言うか、有り余る❓️体力にビックリです。
人の足跡が無いって事は、動物の支配下に
足を踏み入れるって事ですよね。
熊には充分ご注意を(^-^)。
投稿: きーさん | 2020年3月21日 (土) 19:06
きーさん、こんにちは
雪のない時期には3時間かけず歩いたこともあるコースですが、雪があると倍の時間がかかりますね。
上のほうでは、たいていウサギの足跡を見るのですが、今日は見ませんでした。
下のほうはシカ。
シカの足跡は必ず見ますね。
あと、キツネ、ヤチネズミ、エゾリス。
この山にはタヌキもいます。
先住民は動物たち。
そこに入っていくわけですから、クマもいるでしょうね。
北海道新聞社から出ている『北海道雪山ガイド』には、
水元沢コースは迷いやすいうえにラッセルが
深いことが多く、厳冬期は入山者もいないので
入らないほうがよい
と。
夏でも、室蘭岳全登山者の3%も水元沢コースを使わないと思います。
冬は、上のガイドブックに書かれている通りで、滅多に人の足跡を見ません。
積雪期の水元沢に入るのは、あまりお勧めできません。
投稿: KON-chan | 2020年3月21日 (土) 20:00