冬山を歩く 1
西風強く、我が小船では沖に出られない。
山へ。
ゴアのハットをニット帽に変えた。
アイゼンをザックに詰め、防風ジャケットを着ての入山。
登り:水元沢コース
下り:西尾根コース
国土地理院発行の2万5千分の1地形図の等高線間隔は10メートル。
ヒュッテから等高線を2本上げ、そこから20本下げて、沢に入る。
全山落葉。
足元は、トレース(足跡)のない新雪。
短い時間、日射しもあったのだが・・・
沢を詰めて、滑滝。
雲の流れが早い。
しかし、ここは南北に走る谷の底。
西風はおりてこない。
ここで、左の急斜面を登り、谷から尾根に出る。
この先は、風に吹かれて歩く。
山が暗くなってきた。
落ち葉に乗った乾いた雪。
滑って、歩速が上がらない。
室蘭岳山頂にて。
同じ気温でも、冬から春に向かう時季と、秋から冬に向かう時季とでは体感は大いに違う。
寒く感じるのは、秋から冬に向かう今。
山頂寒暖計は氷点下6℃。
本記事のタイトルを『冬山を歩く』とした。
山頂から見る室蘭港。
港は日を反射しているが、山には厚くて黒い雲が迫ってきた。
風は右から左。
ザックをおろし、バーナーに点火。
コーヒーを淹れた。
樹間にヒュッテが見えてきた。
日が落ちた。
間もなく、夜。
山歩き時間5時間40分。
19167歩。
全給水量は、
・250CC
室蘭岳山頂で、
・UCC 職人の珈琲マイルドブレンド 2ドリップ
・マース スニッカーズカカオストロング 1個
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