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2018年8月 5日 (日)

羊蹄を歩く 4

羊蹄山火口縁に至るルートは、
 ・喜茂別(比羅岡)
 ・京極
 ・真狩
 ・倶知安(ヒラフ)
の4つ。

喜茂別、京極、真狩と歩いたから、今日はヒラフルートで。

ザックにはシュラフとマット、昼・夕・翌日の朝の3食分、水を4リットル詰めた。
山で寝るつもり(^o^)

期待するのは、乾いた空気の山で見る夜空。
だから、山で寝るのなら月齢は重要チェック項目。
月齢22、下弦の月。
山で寝るには、最適の夜だ。

遅い月の出だから、晴れてくれさえすれば星空。

以下は、昨日のこと。

01【画像:1枚目】
途中、雨。
パラッときて、ガス。
再び、パラッときて、ガス。
みたび、パラッときて、ガス。
よたび、パラッときて、ガス。

登り詰めて至った火口縁にて。
高いところに雲。
霧雨。

富士山型火山の場合、火口縁グルッとひと回りを山頂と呼ぶ。
だから、ここは山頂。

とは言え、山頂標識は1本。
それに触れるには、火口をはさんだ向こう側に行かねばならぬ。

【画像:2枚目】
時計回りに火口縁を歩く。
〝お鉢(おはち)〟を半周して山頂標識へ。

最高点(1898メートル)にて。

やはり、高いところに雲。
霧雨。

02

【画像:3枚目】
山頂標識を背に岩稜帯を抜けた頃、視界が開けた。

画像左下。
あの小屋で寝る。
左に大きく巻き、右に方向を変えて小屋に近付く。

画像中央からやや右。
山肌が茶色に見えるのはニセコアンヌプリ。

この視界は30分ほどで閉じ、シトシト雨。

【画像:4枚目】
小屋でシュラフを広げる。

小屋に泊まったのは、茨城からの男女2人パーティ。
静岡からの男性ソロ。
私の4人。


以下は、今日のこと。

03_3【画像:5枚目】
朝の気温は4℃。

結局、朝までシトシト雨。
乾いた空気の山で見る夜空は得られず(^^;

小屋の屋根は、雨水を集められるようになっている。
軒端から落ちる雨だれも鍋で受ける。
ただし、これらの水は宿泊者には提供されない。

ここは避難小屋。
水・食事は、自分で背負っていかねばならない。

【画像:6枚目】
シトシト雨が、霧雨に変わったのを機に、ザックを背負って小屋を出た。

少し登り返して、下山ルートへ。
濡れた草を掻き分けて歩く。
腰から下は、ぐしょ濡れ。

04【画像:7枚目】
雲の下に出ると倶知安の町が見えた。

【画像:8枚目】
下り切って振り仰ぐも、裾までガスで山容は見えず。

ニセコ町に入って、やっと雲が中腹まで上がった。
さっきまで、あの雲の中にいたのだ。
手前はアスパラガス畑。

昨日、
山歩き時間、10時間00分。
15809歩。

全給水量は、
・1400CC

避難小屋で、
昼夕兼用として
 ・日本製粉 パスタソース ボロネーゼ
 ・日糧製パン 豆パン1個
 ・グリコ ビスコ小麦胚芽入り 5個

今日、
山歩き時間、3時間40分。
11541歩。

全給水量は、
・400CC

避難小屋で、
 ・リプトン レモンティー 1パック
 ・グリコ ビスコ小麦胚芽入り 5個

上から、
・昨日のGPSログ
・今日のGPSログ
・昨日と今日を合成したGPSログ

Gpslog04

Gpslog05_4

Gpslog05_6

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