羊蹄を歩く 4
羊蹄山火口縁に至るルートは、
・喜茂別(比羅岡)
・京極
・真狩
・倶知安(ヒラフ)
の4つ。
喜茂別、京極、真狩と歩いたから、今日はヒラフルートで。
ザックにはシュラフとマット、昼・夕・翌日の朝の3食分、水を4リットル詰めた。
山で寝るつもり(^o^)
期待するのは、乾いた空気の山で見る夜空。
だから、山で寝るのなら月齢は重要チェック項目。
月齢22、下弦の月。
山で寝るには、最適の夜だ。
遅い月の出だから、晴れてくれさえすれば星空。
以下は、昨日のこと。
【画像:1枚目】
途中、雨。
パラッときて、ガス。
再び、パラッときて、ガス。
みたび、パラッときて、ガス。
よたび、パラッときて、ガス。
登り詰めて至った火口縁にて。
高いところに雲。
霧雨。
富士山型火山の場合、火口縁グルッとひと回りを山頂と呼ぶ。
だから、ここは山頂。
とは言え、山頂標識は1本。
それに触れるには、火口をはさんだ向こう側に行かねばならぬ。
【画像:2枚目】
時計回りに火口縁を歩く。
〝お鉢(おはち)〟を半周して山頂標識へ。
最高点(1898メートル)にて。
やはり、高いところに雲。
霧雨。
【画像:3枚目】
山頂標識を背に岩稜帯を抜けた頃、視界が開けた。
画像左下。
あの小屋で寝る。
左に大きく巻き、右に方向を変えて小屋に近付く。
画像中央からやや右。
山肌が茶色に見えるのはニセコアンヌプリ。
この視界は30分ほどで閉じ、シトシト雨。
【画像:4枚目】
小屋でシュラフを広げる。
小屋に泊まったのは、茨城からの男女2人パーティ。
静岡からの男性ソロ。
私の4人。
以下は、今日のこと。
【画像:5枚目】
朝の気温は4℃。
結局、朝までシトシト雨。
乾いた空気の山で見る夜空は得られず(^^;
小屋の屋根は、雨水を集められるようになっている。
軒端から落ちる雨だれも鍋で受ける。
ただし、これらの水は宿泊者には提供されない。
ここは避難小屋。
水・食事は、自分で背負っていかねばならない。
【画像:6枚目】
シトシト雨が、霧雨に変わったのを機に、ザックを背負って小屋を出た。
少し登り返して、下山ルートへ。
濡れた草を掻き分けて歩く。
腰から下は、ぐしょ濡れ。
【画像:7枚目】
雲の下に出ると倶知安の町が見えた。
【画像:8枚目】
下り切って振り仰ぐも、裾までガスで山容は見えず。
ニセコ町に入って、やっと雲が中腹まで上がった。
さっきまで、あの雲の中にいたのだ。
手前はアスパラガス畑。
昨日、
山歩き時間、10時間00分。
15809歩。
全給水量は、
・1400CC
避難小屋で、
昼夕兼用として
・日本製粉 パスタソース ボロネーゼ
・日糧製パン 豆パン1個
・グリコ ビスコ小麦胚芽入り 5個
今日、
山歩き時間、3時間40分。
11541歩。
全給水量は、
・400CC
避難小屋で、
・リプトン レモンティー 1パック
・グリコ ビスコ小麦胚芽入り 5個
上から、
・昨日のGPSログ
・今日のGPSログ
・昨日と今日を合成したGPSログ
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