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2018年7月 8日 (日)

羊蹄を歩く 1

北海道の山は低い。
最高峰の旭岳でも2291メートル。
あと1000メートル。
いや そこまでは言うまい。
あと500メートル欲しい。

北海道の登山者は 気持ちの埋め合わせをしようと、
『北海道の2000メートル級の山の気象・植生は、本州の3000メートル級の山に相当する』
みたいなことを言う。
ンなことを言っても始まらない。
2000メートルは2000メートル。
3000メートルは3000メートル。

羊蹄山は富士山と相似の成層火山。
残念ながら低い。
あと500メートル高い2400メートルあれば、畑や雪原の広がるあの風景の中の独立峰だ。
さぞや見事だろうに。

しかし、1898メートルしかないおかげで、私の貧脚でも日帰り可能峰となっている。

羊蹄山へ。

羊蹄山火口縁に至るルートは、
 ・京極
 ・喜茂別(比羅岡)
 ・真狩
 ・ヒラフ
の4つ。

どのルートも登り下りとも踏んだ。

18070801【画像:1枚目】
4つのうちの、もっともマイナールートの喜茂別から入山。
4つのルートのうち、唯一ロープ場があり、それも7ヶ所もあるが、大げさ。
ロープに頼らなくても高度を上げていける。

入山時は低いところに雲があって、山容を望めない。
しかし、高度を1000メートルまで上げると、雲から抜けた。

【画像:2枚目】
どうも暑さにやられたようだ(^^;

汗が出る。
脚が動かない(^^;

1200メートルまで高度を上げたあたりで、いよいよ脚が動かなくなり、よほど引き返そうと思ったが・・・

結局、山頂まで登り詰めた。

山頂にて。
1898メートル。

私がこの岩を踏むのは、これで17度目となった(^o^)

18070802_2【画像:3枚目】
火口縁から火口(釜)内を覗く。

雲が湧いてきた。

【画像:4枚目】
何度も同じ山に登って、何が楽しいのか。
と、よくヒトに言われる。

初めて入る山、これはもう何も言うことはない。
それと同じ程度に、何度も登った山もいい。

昨日 500メートルで見た風景と、今日 500メートルで見る風景は、同じ山なのに違う。
昨日 500メートルで吹いた風と、今日 500メートルで吹く風も、同じ山なのに違う。
昨日の私と今日の私も違う。

最高点直下でコーヒーを淹れる。

見えるのは、
 町並み
 畑の焦げ茶
 緑濃い牧草地
 林

80年前に夭折した詩人の詠んだ一節、

 あヽ おまへはなにをして来たのだと・・・・
 吹き来る風が私に云ふ

なんぞと、私の口から出てくるわけがない(^^;

山の頂で詩人になるヒトはいない。
 考えず ・・・・・
 思わず ・・・・・
 ・・・・・
 ・・・・・

2000メートルから吹きおろす乾いた風に吹かれるだけ。

下山後、振り仰ぎ見る羊蹄山は雲の中で見えない。
見えないが、あと500メートル、標高が欲しい・・・
と、やはり思う。

山歩き時間10時間00分。
17788歩。

全給水量は、
 ・800CC

羊蹄山最高点直下で、
 ・三喜屋珈琲  ブルーマウンテン№1 2ドリップ
 ・柳月 あんバタサン   1個
 ・柳月 ハニーレモーネ  1個

Gpslpg1

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コメント

こんばんわ。
羊蹄山には「蝦夷富士の唄」と言う民謡が有ります
が、登った事は有りません。
半月湖までなら有ります。
途中蝦夷アジサイが咲いていました。
しかし、とてもとても、てっぺんまでは、遠慮
します。心臓が持ちません(笑)。

投稿: きーさん | 2018年7月 9日 (月) 20:41

きーさん、こんにちは

ヒラフから入山すると半月湖に沿って上がって行きますが、原生林の濃い茂みに視界を閉ざされて湖面を見ることができません。
下りの最後で右にそれて半月湖へ。
で、湖水を見ながら下り続けると、駐車場のはるか下。
かなりの距離を登り返すはめになったことがあります(^^;

蝦夷アジサイは室蘭岳の夏道コースの入り口にも2株か3株植わっていますが、花の様子はどんなでしょう。
室蘭岳には、しばらく行ってません。

羊蹄山は登り甲斐のある山です。
高度を上げるに従って咲く花が変わっていき、森林限界を抜けて視界が開けた時の景色は、流した汗に十分にむくいてくれるものがあります。
標高差1500mを稼がないと頂上を踏めない山は、北海道には幾つもありません。
だから、羊蹄山に1回登っておくと、ほかの山への取り付きがとても楽になります。

YouTubeで「蝦夷富士の唄」を聞いてみました。

投稿: KON-chan | 2018年7月10日 (火) 02:06

すごいですね。おそらく私は羊蹄山の2度目はむりでしょう。自宅の坂でも苦しいです。
11月20日からジョグジャカルタへ行きます。
ボルブドゥールなど遺跡がメインになるかと思ったのですが、火山巡りしてこようと思ってます。青い炎をだして燃えるブロム火山、景色も素晴らしそうです。ツアーがあるようなので、現地で申し込みます。ある程度は車で行けるので、なんとかなるかと思ってます。ジョクのそばにはメラピと言う火山もありますので、ここも見たいと前から思ってました。今からたのしみです。

投稿: oxy | 2018年7月13日 (金) 03:57

oxyさん、こんにちは

当日は神奈川から来ていた若い2人パーティの登山者が、登頂写真を撮ってくれました。
九州からだという女性ばかり5人か6人のパーティも上がってきてましたね。
私がコーヒーを淹れてる前を「ごめんあそばせェ」なんて言いながら岩峰に上がっていきました。

私も羊蹄山はきつくなってきました。
この日は気温の高度低下がなく、上がっても上がっても暑くて暑くて。
熱中症になったらえらいことなので、意識して給水してました。

インドネシアかァ。
時刻も交通規則も日本と同じですね。
鉄道も路線が多く、狭軌で日本製のものが走ってます。
高速鉄道建設は中国がとりましたが、やるのかやらないのかグチャグチャ状態のようです。

日本同様、火山国ですものね。
景観は素晴らしそうです。

投稿: KON-chan | 2018年7月13日 (金) 05:20

高速鉄道ねぇ。中国はただ同然で請け負ったのかな。
まあ、そんなものだね。

ブロム火山の外輪山であるプナンジャカン山から絶景は
すごいですよ。ネットの写真をみて行くことにしました。

投稿: oxy | 2018年7月14日 (土) 08:43

日本の高速鉄道は全車両が動力車で車両編成の自由度が低いのと、車両調達先の固定化が必至です。
ドイツ・中国の主力は、動力車は先頭車だけで、機関車で客車を牽引するスタイル。
列車編成の自由度が高く、貨車も牽引することができます。

それ以前に、中国の融資条件は非常に魅力的ですからねェ。
中国のバブルがはじけるはじけるといわれて10年は経ちますが、経済はうまくコントロールされていてはじけません。


カルデラの景観が素晴らしそうですね。

投稿: KON-chan | 2018年7月14日 (土) 21:34

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