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2017年11月

2017年11月25日 (土)

『やし酒飲み』を読む

本書の著者はナイジェリア人。('20年生-'97年没)

アフリカの近世の歴史は、ヨーロッパ諸国の力関係の歴史。
ナイジェリアの歴史も複雑で、独立('60年)前の宗主国は英国。
だから、ナイジェリアの公用語は英語。

本書も原典は英語で書かれていて、出版は'52年、英国で。

Drunkardこんな喫茶店で読み始め。

一行もむずかしいとか読みづらいとかいった文章はない。
しかし、日本語に翻訳された文章は、その文体に不自然さ奇妙さ不思議さを感じさせる。

翻訳者による解説によると、原典の英語は標準の文法から大きく外れて記述されているのだと。

日本語へ翻訳する際に、日本語の文体をあえて乱れさせることで原典の英語の不自然さを表現した旨が書かれている。

本書は、今風に言えばファンタジー。
どんな民族も、この本に書かれているような神話・民話を持っている。

話は、時間とか距離とか大きいとか小さいとかといったヒトを拘束する単位とは無縁。
子供になれる本。

本夕、読了。

神話。
ファンタジーなのだが、金銭がなければ解決しない話も出てくる。
カネの話となると、ナイジェリア人が書こうが日本人が書こうが とたんにつまらなくなるのは同じ(^^;

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2017年11月23日 (木)

冬山を歩く 2

昨日は南の風が入り、気温が上がった。
里は雨。

今日になって風が西に回り、それが強くて、我が小船では沖に出られない。
山へ。

 登り:西尾根コース → 室蘭岳山頂
 縦走:室蘭岳山頂 → 596メートルコル → カムイヌプリ山頂
 下り:カムイヌプリ山頂 → 596メートルコル → 水元沢コース

カムイヌプリへの縦走は9月30日以来。
その時は、カムイヌプリから室蘭岳へ縦走した。
今日は逆。
室蘭岳からカムイヌプリへ。

17112301【画像:1枚目】
この樹氷をくぐれば、間もなく山頂。

【画像:2枚目】
室蘭岳山頂にて。
山頂寒暖計は0℃。

濃いガスで、眺望は全く得られない。
縦走先のカムイヌプリも見えないのだが、今日は長く歩きたい気分。
足跡のない処女雪原に踏み入った。

17112302_5
【画像:3枚目】
596メートルコルに近づく頃、防風ジャケットのフードをかぶらなければならないほどのアラレ。

が、10分ほど盛大に降って それは止み、荒天一転 好天(^o^)

カムイヌプリ山頂にて。

【画像:4枚目】
急斜面を下りて、滑滝。

ここまで高度を落とすと、雪がほとんど見えなくなった。

残行程わずかなのだが、ここで沢水を沸かしてコーヒーを淹れた。

Gpslog
山歩き時間6時間20分。
27104歩。

全給水量は、
 ・250CC

滑滝で、
 ・可否茶館 ブルーマウンテン№1 1ドリップ
 ・六花亭 マルセイバターサンド 2個

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2017年11月19日 (日)

冬山を歩く 1

風が強く、沖に出られない。
けれども、山には上がれる。
〝そんな天気〟がうれしい変な釣師になった私。

本日、〝そんな天気〟。
北西風強く、沖には出られない。
山へ。

 登り:西尾根コース → 室蘭岳山頂
 下り:室蘭岳山頂 → 水元沢コース

17111901【画像:1枚目】
里さえ白いのだから、山は冬。
秋山装備の上に防風ジャケットを追加。
ゴアの帽子をニット帽に替えて山に入った。

吹雪。

ジャケットのフードをかぶり、ファスナーをアゴの上まで上げて強風に対抗する。

室蘭岳山頂にて。
山頂寒暖計は氷点下8℃。

【画像:2枚目】
下りの歩きに気を使う。
雪の下の枯葉が浮いていて、不安定。
滑る。

【画像:3枚目】
水元沢コースの重要ランドマーク、滑滝にて。

ここまで下りると風の音が頭上遠くなった。
沢水を汲みバーナーに火をつけ、コーヒーを淹れた。

山歩き時間4時間00分。
20137歩。

全給水量は、
 ・200CC

滑滝で、
 ・可否茶館 ブルーマウンテン№1 1ドリップ

Gpslog_5

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2017年11月18日 (土)

『まさか!の雑学500』を読む

本書、ドクにもクスリにならない。

Triviaこんな飯屋で読み始め。

〝まさか!の雑学〟とは、例えば、

アフリカには、国名に『ギニア』の付く国がふたつある。
ひとつはアフリカ西部、北緯10°の『ギニア』。
もうひとつもアフリカ西部、こちらは赤道のすぐ北の小国『赤道ギニア』。
『赤道ギニア』と名乗ってはいるが、『赤道ギニア』は〝赤道〟には近いけれど、国内に〝赤道〟は通っていない。(注)

東北楽天イーグルスと千葉ロッテマリーンズの試合。
略して書くと、楽天VSロッテ。
これを中国語で書くことはできない。
中国語で〝ロッテ〟は〝楽天〟。
楽天VS楽天 となってしまう。

とかとか。

知っても何の役にも立たない話が500寄せ集められている。

本書、間違った記述が多い。
例えば、

パトカーの赤色警告灯(パトライト)がまだ円筒形だった頃、それを横型にすべしと映画評論家の水野晴郎が言っていたというのは事実。
本書内では、水野晴郎がそれを「警視庁の重役に提案」したと記述している。
事業の運営・経営の責任者が重役
警視庁職員は公務員。
公務員に重役はいない。
重役〟を、〝じゅうやく〟ではなく〝おもやく〟と読ませるのなら納得できるが。

島田洋七の著書で多くの人の知るところとなったのが〝がばい〟という語。
〝very〟の意味。
本書内では、それを「『佐渡のがばいばあちゃん』で一躍知れ渡った佐渡の方言が『がばい』」と書かれている。
〝がばい〟が知れ渡ったのは『
佐賀のがばいばあちゃん』によるもので、〝がばい〟は佐賀の方言。

とかとか。

本夕、読了。


ドクにもクスリにならないどころか、私が手にしたのは、百害あってとは言わないが、一利もどうかなァという本だった(^^;

(注)
千葉県浦安市にあるのに、『東京ディズニーランド』と言うが如し。

北海道新幹線の現在の終着の『新函館北斗駅』も似ている。
現時点でも、将来 札幌まで延伸された時点でも、北海道新幹線のレールは函館市の行政区域内を全く通らない。
北海道新幹線の開業前、函館市が『新函館駅』、北斗市が『北斗駅』とすべきと もめた末の『新函館北斗駅』だが、函館市の主張は かなり痛い。

新千歳空港は似ているようで、ちょっと違う。
新千歳空港の滑走路の南側3分の1ほどは苫小牧市の行政区域内にある。
だから、苫小牧市が『新千歳苫小牧空港』と改称するべきと言っても、函館市が『新函館駅』と命名するべしと主張するほどの違和感はない。
まァ、苫小牧市がそれを言うわけはないけれど。

なお、空港内における到着地案内板の表示は、〝札幌〟または〝SAPPORO〟なのは国内外を問わない。

さらに蛇足。
新千歳の空港コードはCTS。
JAL発行の時刻表の表示は札幌(新千歳)。
ANA発行の時刻表の表示は札幌(千歳)。

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2017年11月15日 (水)

『本当にあった陸自鉄道部隊』を読む

帝国陸軍には、鉄道の敷設・運用を主務とする鉄道連隊が編成されていた。
ピーク時の編成員数は16万の大部隊だった。
以前に乗った久留里線は、その鉄道連隊が訓練で敷設した鉄路が出自。

陸上自衛隊にも、鉄道連隊と同様の機能を担う鉄道部隊があった。
編成員数は120。

Railwaysこんな飯屋で読み始め。

かつて、国内輸送の主力は国鉄だった。
しかし、労働争議による国鉄の運行の確実性の喪失は1950年代から始まっていた。
陸自に鉄道部隊を創設させた理由はそのことによる。

その必要性は、モータリゼーションの広がりでたちまち消滅。
だから、鉄道部隊の歴史は短く、
 '60年編成
 '66年廃止
の6年。

鉄道部隊は、
'63年2月の新潟豪雪災害(三八豪雪:さんぱち豪雪)
'64年6月の新潟地震災害
の対応に派遣され、鉄路の確保・復旧に相当な貢献をした記録が残っている。
恵庭市の島松駐屯地には、千歳線からの引き込み線と荷さばき所があったが、その一部も鉄道部隊の建設による。

が、『日本国有鉄道百年史(全19巻)』の14000近くあるページをめくっても、これら陸自鉄道部隊の活動の記述に触れることはできない。

当時の国鉄と自衛隊の立場が分かるというもので、百年史執筆者の気のつかいようが痛い。

実際の現場では、国鉄も鉄道部隊も やることは同じ。
両者に反目はなく、むしろ強い同業者意識があったようだ。

陸自鉄道部隊が採用した動力車はSL。
・変電、送電設備を破壊された時
・燃料確保困難時
を考えてのこと。

石炭がエネルギー源の主力だった時代のことだった。

本夕、読了。

自衛隊の61式戦車・74式戦車は、国鉄の貨車で運搬できる車幅・車重となっている。(注)
室蘭本線(の支線)で、貨車に載せられて整備工場に入る74式戦車を見たことがある。

(注)
そのせいだけではないが、欧・米・ソの同時代戦車より仕様が一世代遅れている。
その後の90式戦車・10式戦車は鉄道輸送を前提とした寸法となっていないので、貨車輸送を見ることはない。

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2017年11月 9日 (木)

『ググってはいけない』を読む

10年ぶりに広辞苑が改訂され、その出版は来年の1月。
改訂版には1万語が追加されたそう。
その追加分には漏れたが〝ググる〟も収録語の候補として検討されたようだ。

〝サボる〟・〝アジる〟は すでに広辞苑に見出し語として収録されている。
同様に、〝ググる〟も普通語として認められ、広辞苑の次の10年後の改訂版では見出し語として収録されることだろう。

Googこんな喫茶店で読み始め。

ネット社会は、〝普通のヒト〟が、
芸術家(のつもり)に
写真家(のつもり)に
評論家(のつもり)に
パフォーマー(のつもり)に
その他モロモロ(のつもり)になれる世界。
〝普通のヒト〟が、〝普通でないヒト〟にもなれる世界でもある。

よって、インターネット上にある情報にはガセが実に多い。

検索にかける言葉があげられ、それによってGoogleで引っ掛かる話・画像・動画が本書に並ぶ。
ガセかどうかは、本書を読むことで分かる。

本書に掲載されている130本のほとんどがグロ。
痛い・苦しい・不潔・欠損・変形・恐怖・・・
それを体験したいヒトはいない。
しかし、ヒトは何だかんだ言って、
痛い・苦しい・不潔・欠損・変形・恐怖・・・
を見たいわけだ(^^;

本夕、読了。

ヒトは覗きたい動物。
ヒトは隠す動物。
で、ヒトはさらけ出す動物でもある。

インターネットはガセの多い世界。
拙ブログがいい例。
釣師のつもりの私が、口から出まかせ・ウソ八百億。
覗いて、隠して、さらけ出して、ガセネタの発信源となっている(^^;

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2017年11月 5日 (日)

里の秋

里の秋。

17110501_2【画像:上】
里の樹々も茶変、落葉。

【画像:下】
逝って一年が経つ。
その彼の一周忌法要の席に座らせていただいた。

友情とも言えない、短く はかない交流だった。

里の秋。
北西風、強い。

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2017年11月 4日 (土)

コーヒーをツードリップ

背中には胆振線留産(るさん)駅があった。
駅舎も軌道床も、鉄路が通じていたという痕跡は何も見つけられない。

171104正面は収穫の終わったニンジン畑。

その向こう、羊蹄山。
まだ私の装備力でも上がっていけるのだが・・・

ふもとで、コーヒーをワンドリップ。
ツードリップ。

結局、登らず。

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2017年11月 3日 (金)

サケが掛かったら、正面を向いてもらいましょう

昨日のうちに船の下架・係留をしたかったが、昨日はマリーナの休業日。
で、今日の営業開始を待って下架。

8時、出航。

171103【画像:上】
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

噴火湾にはうねり残り、やがて雨。
それも昼が近くなるとあがり、良ナギとなった。

室蘭港々口から伊達にかけて、サケ狙いの船が並んだ。

【画像:中】
同乗はKさん。

Kさんのルアーに掛かったのはソイ。
サケが掛かったら、正面を向いてもらいましょう。

【画像:下】
このサカナをイケスに入れようと、ほんのわずかな時間 置きザオにしていたルアーに大当たり。

しかし、ドラグを締めて寄せにかかったところで、ラインブレーク(^^;

船頭、ボーズ(^^;

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