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2017年10月12日 (木)

『ビブリオ漫画文庫』を読む

帯に書かれているのは、『本がテーマの傑作マンガ集』。

Paperbackこんな喫茶店で読み始め。

テーマが〝本〟というのは、マンガに限らず珍しい(と思う)。

本書に収められているのは、松本零士・水木しげる・いしいひさいち・つげ義春・西岸良平など、19人の漫画家による19編。
描かれるのは、貸本屋・古本屋・漫画家・読書家。

以下は、よくある図。

ビーチ。
日を浴びながら、濃いサングラスでの読書。

ソロの山歩き。
テントで過ごす長い夜に、ヘッドランプで読む文庫本。

それらはアウトドアに居ながらも、アウトドアの活動ではないだろう。
読書はインドア、精神活動。

しかし、〝本〟を描こうとする漫画家の頭の中は、そういう凡人の感覚から はるかに跳んでいる。
漫画家は、運動と精神を分けない。

本夕、読了。

本書の最後は、『ある道化師の一日』。
朝刊を読み、仕事をし、夕飯を食べ、テレビを見ながら一杯。
そして、ベッドの中でちょっとの時間 本を開く。
誰もの、ごく普通の一日。

永島慎二の作品。
生前未発表というのが、永島慎二らしい。

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