大雪を歩く 1 【9月16日】
8月27日は、赤岳山頂(2078メートル)を踏んだ。
そののち、白雲岳(2230メートル)へと縦走しかけたが、強風で稜線を歩けず。
あきらめて、赤岳山頂から引き返した。
あとで知ったのだが、赤岳・白雲岳稜線付近は30メートルを超える西風だったようだ(^^;
9月10日、白雲岳に雪が舞ったという。
大雪山系に冬がくる。
白雲岳へ。
【昨 日】
大雪高原温泉 → 緑岳 → 白雲岳テン場にてテン泊
【今 日】
白雲岳テン場 → 白雲岳 → 小泉岳分岐 → 緑岳 → 大雪高原温泉
以下は、昨日のこと。
【画像:1枚目】
入山口、大雪高原温泉にて。
左手(西)に向かうと、〝大雪高原温泉沼巡りコース〟。(注1)
私は直進(北)。
緑岳へ。
【画像:2枚目】
緑岳山頂にて。
2020メートル。
【画像:3枚目】
中央やや上、白雲岳避難小屋。(注2)
この小屋で眠ることも可能なのだが、好天予報。
テントを設営した。
先行は、女2・男1の写真家3人パーティ。
3人の持つ撮影機材だけでも、20キロにはなるのでは。
【画像:4枚目】
大雪山系は、水を得やすい山。(注3)
担ぎ上げてきた分を使い尽くしたのちは、この水を使う。
この高度で得る水だから、雪渓の融水。
普段飲んでいる水と違い地下を浸透してきていないので、ミネラルをほとんど含まず純水に近い。(注4)
【画像:5枚目】
白雲岳テン場全景。
標高1990メートル。
7月21日以来のテント数とのこと。
山歩き時間5時間00分。
12847歩。
全給水量は、
・650CC
テン場で、昼食兼夕食として、
・尾西食品 田舎ごはん 1パック
・ニセコチーズ工房 マルセラン 30グラム
(注1)
大雪山系の紅葉は旭岳姿見から裾合平にかけてが有名で、昨秋、歩いた。
紅葉だけをいえば、〝大雪高原温泉沼巡りコース〟は それに勝ると聞く。
(注2)
避難小屋ゆえ、通年利用可。
この小屋には無雪期間だけ、管理人が常駐する。
管理人がいても、避難小屋なので、食事・寝具は自分で担ぎ上げなくてはならない。
(注3)
8月27日、赤岳東斜面1800メートルの雪渓が作る水たまりで、エゾサンショウウオの卵塊を見た。
そんな高所でもエゾサンショウウオが繁殖できる水環境が、この山系にはある。
(注4)
ヒトの舌は、純水を〝無味〟とは認識しない。
純水を口に含むと、私のバカ舌でも純水なりの味を感じる。
ほとんどのヒトの舌に、それは好ましい味とは感じないだろう。
含まれるわずかな鉱物成分で、水の味が決まる。
味覚センサーの鋭さだ。
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