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2017年2月 6日 (月)

『失敗だらけの船の歴史』を読む

副題が〝発達過程で生じた33のエピソード〟。
失敗した船のことばかりが書かれているわけではない。

Shipこんな喫茶店で読み始め。

ちょっと前まで、JIS(日本工業規格)には、〝船用丸窓蚊よけ網〟なんていう項目があった。
今でも、ハッチのドアノブのようなものまでJIS化されている。

貨物船なら日本・韓国・中国、いずれで建造しても1万馬力あたりの積載量・速力・燃費は同じ。

しかし、ブリッジ(船橋:操舵室)内の雰囲気は、日本で建造されたものが一番ダサい(^^;

規格は枯れた確実性を保証するが、それによる思考時間の経済はカッコの良さを置いていきかねない(ような気がする)。

仏印(フランス領インドシナ)に進駐した帝国軍は、サイゴン港に係留されていたフランス籍の大型船11隻を傭船(事実上の接収)している。
内、戦後まで残ったのは、帝国兵員輸送用として使っていた総トン数1万トン弱の客船1隻のみ。
その1隻も、舞鶴港で機雷に触れて船尾側が着底の半沈状態。

戦後、フランスが求めたのは、この1隻の復元だけ。
しかし、内装・調度品の復元はついにできず、2年4ヶ月かけてウルシ塗り・金泥象眼・絹製品をほどこすことでオリジナルに代えフランスに返却している。

本夕、読了。

フランスに返却された この船は、だが一度も使われることなく、間もなく解体されている(^^;

戦後のかなり長い期間、日本の造船業は世界に冠たるものだった。
が、フランスからの日本の造船会社への建造発注はごく少ない。
分る(ような気がする)。

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コメント

私の船は機雷のある所には行きません。
行くのは、宗八のいる処で御座います。
一緒に行きましよう(^◇^)。
沈まない程度で切り上げて帰港。
と、下品な釣りを想像中です(笑)。

投稿: きーさん | 2017年2月 7日 (火) 17:44

きーさん、こんにちは

下品な釣りに行きましょう。
我が家では、イカとソウハチは小さいのが好評です。
その小さいソウハチがドッサリいます。

地球岬をかわしたら、水深80mに沿って鷲別方向へどうぞ。

投稿: KON-chan | 2017年2月 7日 (火) 19:38

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