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2016年12月28日 (水)

『増補 エロマンガ・スタディーズ』を読む

この本の単行本版の出版は2006年。
文庫版第1刷が2014年。
その間の8年経過分が、『増補 エロマンガ・スタディーズ』の〝増補〟のこと。
〝補章〟として、37ページが文庫版には追加されている。

副題が、「快楽装置」としての漫画入門。

Eroこんな喫茶店で、読み始め。

エッチなマンガの解説・評論。

以下のような、ませた中学生か地方の文芸誌主催者があとがきで書くような言葉づかいがビッシリ(^^;

・(前略)・・・、もっと不可思議な感情をともなう「何か」なのだ。

・ただ、この問題は複雑怪奇でドラマチックで様々な政治的な、あるいは感情的な思惑が絡みあっており、・・・(後略)

・絶望は希望の裏返しであり、憎悪は愛情の土壌を必要とするのではないか?

でも、解説・評論本に、〝「何か」なのだ〟とか〝感情的な思惑が絡みあって〟とか〝憎悪は愛情の土壌を必要とする〟とかという言葉を並べてほしくないなァというのが私の気分。

著者、本・漫画をたくさん読んでいて知識豊富。
人名だけでも400近く、マンガのカットも140ほど載せられていて網羅的だが詳細で資料性の高い本だというのが、本書を読むのに時間を使ったことへの救い。

解説が、思想家の東浩紀(あずま ひろき)。
本書の言葉づかいに引きずられたのか、こちらもプロらしくない文章。
〝そのようなある意味で、「無頓着」な視線が本書を貫いている〟なんぞと。

私は、本書内に、どんな意味でも「無頓着」な視線を感じなかった(^^;

本夕、読了。

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