冬山を歩く 5
山歩き。
登り:西尾根コース → 室蘭岳山頂
縦走:室蘭岳山頂 → カムイヌプリ山頂
下り:カムイヌプリ山頂 → 596メートルコル → 水元沢コース
11月26日の逆回り。
【画像:1枚目】
西尾根は標高をいくらも上げない内に樹林帯を抜け、そのあとは尾根のピーク近くに幹の細いダケカンバの疎林があるだけ。
ほかは広く背の低いササ原で、眺望がいい。
しかし、濃いガス。
室蘭岳山頂は、見えない。
南からの風。
南からの風だから、気温が上がった。
入山直後の足元は氷化した雪だったが、時間の経過とともにゆるい湿った雪に変わっていった。
どちらにしても滑る(^^;
【画像:2枚目】
室蘭岳山頂にて。
濃いガスの中。
山頂寒暖計は、3℃。
【画像:3枚目】
縦走路に入って間もなく、雲底が上がり、ガスが晴れた。
カムイヌプリ山頂にて。
山頂標識の向こう、室蘭港。
入港船なのか、出港船なのか。
本船からの、短音一発、長音一発の汽笛の音が、この山の上へも届いた。
【画像:4枚目】
以下3行は、私の目の子見積り。
室蘭岳に上がるコースでよく使われるのが南尾根(夏道)で、70%。
西尾根が25%。
水元沢を使う人は少なく、5%。
水元沢を歩く人の少ない理由は、〝登って山頂に立ち、そして下って山を出る〟という山歩きの基本パターンと違って、〝下って登って山頂に立ち、下って登って山を出る〟という山歩きをしなければならないからだろう。
しかし、使う人が少ないから、静かな山歩きができる。
今日は、下りに水元沢コースを使う。
山から出るために下って下って標高を捨て、そして最後に登って山を出る。
滑滝にて。
【画像:5枚目】
ここが最後から2番目の渡渉場。
ここまで下ると、ほとんど雪が見えなくなった。
この先で、鷲別川に注ぐ小さな支流を渡渉する。
そこから登って、山を出る。
山を出ると同時。
雨。
山歩き時間6時間30分。
25802歩。
全給水量は、
・150CC
滑滝でザックをおろし、しばし瀬音を聞きながら、
・菓子処久保 中花まんじゅう 1個
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