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2016年10月

2016年10月30日 (日)

秋山を歩く 3

日が短くなり、すでに当地では日出から日没までの時間は10時間半を切っている。
西からの風が強い日は、吹き下ろしも冷たくなってきた。
この秋は、この吹き下ろしの風の冷たくなるのが早いように感じる。
まァ、山を歩けば汗が出る。

 登り:西尾根コース
 下り:水元沢コース

10月10日の反対回り。

161030【画像:1枚目】
ペトトル川の源流をひとまたぎして、登りに取り掛かる。

【画像:2枚目】
室蘭岳は、森林限界標高に届かない低山だが、それでも700メートルを過ぎると疎林域となり、それがすっかり枯れて見通しがいい。

入山まもなく、足元に雪が見え始め、750メートルを過ぎたあたりからは踏むと音のする硬い雪になった。

【画像:3枚目】
山頂にて。

上で、〝山を歩けば汗が出る。〟と書いた。
しかし、寒風強く、汗もかかない。

山頂寒暖計は氷点下1℃。

161030_4

【画像:4枚目】
水元沢コースでは、150メートルも高度を落とすと雪は見えなくなった。

西尾根では見えなかった色付いた葉が、水元沢には残っている。

この画像の少し上。
お茶を点てている山ガールに出会った。
茶の湯の作法を私は知らないけれど、一人の時間を邪魔をする野暮は、私でもそれはしない。(注)

が、私の靴の下で、落ち葉が鳴る(^^;

【画像:5枚目】
滑滝。

【画像:6枚目】
渡渉を繰り返し、鷲別川の源流を下る。
流れの底も、秋色が深い。

山歩き時間3時間50分。
19227歩。

全給水量は、
 ・100CC

西尾根825メートルピークで、
 ・寿製菓 出雲のお福わけ ぜんざいおこし 1枚

(注)
山で携帯ミルで挽いてコーヒーを淹れている人を見ることがある。
どころか、生豆を煎るところから始める人を見たこともある。

山は、お茶を飲むには最高の場所。

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2016年10月29日 (土)

『響きの科学』を読む

原著者は英国人の音楽家(作曲家・ギタリスト)。
また、物理学者でもある。
現在は、一つの大学で音楽を、二つの大学で物理学を教授している。
〝響き〟とは、〝音楽〟のこと。 

Soundこんな喫茶店で読み始め。

本書の対象読者は、音楽にも物理学にも素人。
だから、使われている音楽用語は、ドレミファソラシ・♯・♭まで。
物理用語は、振動・共鳴・周波数まで。
数学用語は、1/3・1/2・2倍・3倍まで。
と、平易。

なお、本書内には多くの楽曲名が出てくるが、翻訳に当たって、一部は日本人になじみのある曲に置き換えられている。

本書、しかし、相手が素人なのをあまりにも意識しすぎて、説明の言い換え・繰り返しが多く、無駄に本を厚くしているように思う。
日本の出版社の編集者なら、三分の一くらいにまでページを減らすのでは。

ということで、三分の二は退屈なページだった(^^;

モーツァルト(1756-91)が使っていた音叉は、現代のものより半音低いのだそう。
だから、モーツァルトの書いた楽譜を現代の楽器で演奏すると半音高くなる。
そう、我々が今聞いているモーツァルトの楽曲は、モーツァルトの意図した音楽ではない。
彼の意図したより半音高い旋律を聞いて、我々はモーツァルトに酔っているわけだ。

ハ長調の〝ラ(A)〟を決めるために国際会議が開かれていて、それが1939年とごく最近のこと。
標準音としての〝ラ〟音は440ヘルツ。(注)

ヒトが最初に出す音、〝うぶ声〟が万国共通・男女別なく〝ラ〟だというのは有名。

本夕、読了。

(注)
〝ラ〟を440ヘルツとするというのは国際会議での決定事項。
芸術はそんなこととは無関係。
オーケストラは、オーボエの〝ラ〟で音合わせをする。
このオーボエの〝ラ〟は、440ヘルツよりやや高め(らしい)。
いよいよ、モーツァルトの意図から離れていく(^^;

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2016年10月25日 (火)

『ラバウル獣医戦記』を読む

著者は帝大獣医学科及び帝国陸軍獣医学校を卒業した獣医将校。
本書は、著者80歳の時に出版されたもので、ニューブリテン島ラバウルに赴任した'41(昭和16)年末から日本に帰還する'46(昭和21)年5月までの、獣医軍人として活動した足掛け5年間の話。
復員後は、農林省を経て大学教授をつとめている。

Veterinary_2こんな喫茶店で読み始め。

陸海軍合わせて8万人の将兵と、当時の国力の3分の1に相当する物資がニューブリテン島に集められていたという。

この島に1万頭の軍馬を集める計画があり、実際1万頭分の蹄鉄の備蓄が終わっていた赴任地だが、軍馬1万頭、それはかなわず。
かなわずしても、著者赴任時には3千頭の軍馬のニューブリテン島への輸送が終わっていた。

馬3頭に1名の割合で世話兵が当てられていたというから、それだけでも1千人がこの島で馬と関わっていたことになる。

第二次世界大戦参戦国で戦地で馬を使わなかったのは米国のみだが、すでにニューブリテン島においても馬を使う必要はなかったようだ。
著者の獣医としての仕事ものんびりしたもので、防疫・診療は午前中には終わり、〝午後からはぶらぶら〟していたようなことが書かれている。

南洋の島の植生は馬に与えるにはふさわしくなく、飼料は日本からの輸送に多くを頼っていたのだが、しかし、飼料どころか人間用の食料さえ届かなくなる。
島とは言っても、ニューブリテン島は東西にバナナ型をした九州ほどの面積を持つ大きなもの。
大きな島であることと島自体が強固に要塞化されていたため、米軍のこの島への本格的軍事力行使はなかった。
それゆえ、馬を飼う牧草地を開き、人が食うためのイモ・カボチャ畑を開墾、養鶏、養豚を行うことができ、日本からの輸送が途絶えても自活することが可能だった。
ヤシが大量に自生、その実でドブロクを作り、まもなく焼酎を作るための蒸留器まで完成させている。

上で書いたように、当時の国力の3分の1に相当する物資が集められていたのだから、それを扱う知識・技術・技能を有する者ばかりいたわけだ。
蹄鉄工兵は、言ってみれば鍛冶屋。
彼らは、農機具や切れ味のいいカミソリを作る。
また、徴兵された者の前職も様々。
特に北海道の農家出身者の大規模農法・酪農の技術は、食料事情改善に大いに貢献している。
印鑑職人だった者に水牛の角で印鑑を作ってもらい、これは著者の終生の実印となり、寿司職人だった者からは洒落た懐石料理をご馳走になる。

みたいな話が続くが、ではあっても、タンパク質不足は深刻だったようで、著者のニューブリテン島での最後の仕事は、獣医ではない。
まずは何をおいても食わねばならぬ。
最後の仕事は、食用カタツムリの増殖を目的とした生態研究。

ところで・・・
この何ヶ月も前からのことだから、秋が深まってきたからとか寒くなってきたからというわけではない。
どういうわけか、何を食べてもウマイと感じる私。
カボチャ・サツマイモ・カップ麺なんて、自ら食べようと思ったことなどない。
が、食べたいと思う。
そして、食べるとウマイ。
水道水でさえウマイ。
食塩をなめてもウマイ。

沖に出てクチビルの回りをなめると、乾いた潮がウマイ・・・
はずだが、この味は忘れてしまった(^^;
しばらく、沖に出て潮をかぶるということがないなァ。

本夕、読了。

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2016年10月23日 (日)

秋山(徳舜瞥山・ホロホロ山縦走)を歩く 2

徳舜瞥山(とくしゅんべつやま)の標高は、1309メートル。
ホロホロ山(ほろほろやま)の標高は、1322メートル。

昨年9月20日に、徳舜瞥山・ホロホロ山と縦走。
同11月7日には、冠雪したホロホロ山に上がった。
いずれの登頂時も山頂は雲の中で、眺望を得られなかった。

今日はどうか・・・
徳舜瞥山を経由してホロホロ山へ。

161023_2【画像:1枚目】
本日、霜降(そうこう)。
北海道だと、二十四節気と実際の気候は合わない。

本日、雪降。

徳舜瞥山の6合目を過ぎたあたりからは、降雪。
しかし、大した雪ではなく、歩くに困ることはない。

【画像:2枚目】
更に高度を上げて間もなく雪雲の中。
以降、雪の付いたガスの中を歩く。
雲は薄そうで、頭の上は明るい。
が、この山の標高だと、雲の上に出ることがかなわない。
今日も最後まで、眺望を得られず(^^;

カメラの電池が消耗(^^;
電池を素手で握って暖めたが、切れたシャッターは4回まで。

山歩き時間4時間40分。
18082歩。

全給水量は、
・250CC

下山しながら、
・セブン-イレブン 麦チョコ30グラム。

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2016年10月22日 (土)

秋山(カムイヌプリ)を歩く 1

近くの山、カムイヌプリへ。

カムイヌプリは標高745メートルの低山なので、室蘭岳から縦走するか、室蘭岳へ縦走するかして長く歩かないともの足りない。

なので、入山時は、
 カムイヌプリ山頂から室蘭岳へ縦走
 夏道(南尾根)を下り
 水元沢を登り返してカムイヌプリ登山口に戻る
つもりでいた。
が、カムイヌプリ山頂に達する頃、雨雲(^^;

予定の半分を歩いたところで、下山した。

161022【画像:1枚目】
カムイヌプリ登山口にて。

入山届簿を見ると、10月の入山者は80人ばかりと少ない。
駐車スペースが狭いのと、登山口に至るまでが、すれ違いのできないダート路だからだろう。

脚を使わなくてはならない山頂へのルート自体は、胆振幌別川支流の源流域の渡渉があったり、垂直岩壁を登るクサリ場があったりと、変化に富む。

【画像:2枚目】
山は静寂。
足元で、踏まれた落ち葉が鳴る。

161022_2【画像:3枚目】
山頂にて。
山頂標識の表示は、745メートル。

【画像:4枚目】
さらに800歩ほど下って登った所に三角点。
2万5千分の1地形図に記載されているこの三角点標高は750メートル。

三角点と山頂標識は見通せない。
下って登るので高度感が狂う。
その上に、私の感覚・・・
だけれど、三角点より山頂標識地点のほうが高いような気がして、この地点に立つたびにGPSの高度表示を記録していた。

GPSの表示は、
山頂標識地点:755メートル
三角点:754メートル

やはり、山頂標識地点のほうが高い。

山歩き時間3時間00分。
12068歩。

全給水量は、
 ・100CC

三角点で、
 ・ロッテ アーモンドチョコ 6粒

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2016年10月19日 (水)

『とんでもなく役に立つ数学』を読む

著者は、大学の数理物理学教授。
その著者が、男女各6名、計12名の高校1年生に4日間の特別授業を行う。

本書は、それをベースに編まれたもの。

Mathematicsこんな喫茶店で、読み始め。

著者によると、数理物理学とは数学と物理学の間の学問とのこと。
って言われて数理物理学が何なのかが分かるヒトは、すでに数理物理学を知っているヒト(^^;

社会への反映が100年先か1000年先か、あるいは社会への応用が利かないかもしれないのが純粋数学や理論物理学で、研究動機・研究目的は〝知〟。
その純粋理論の世界に進もうと考えていた著者だが、進路を変更。
今 起こっている現象を数学の目で解きくだく数理物理学に進む。
著者の現在の研究課題は、〝渋滞〟を数学的に考察しその解消を考えるというもの。

著者は小学2年生で、理数に興味を持つ。
その彼が、教師に質問した。
彼の担任教師は、「私にも分らない」・「とにかく覚えなさい」と言ったようだ。
それに反発、以降、独学で数学を身につけてゆく。
教室では、机を後ろ向きにして授業を受けていたという。

という話をマに受けてはいけない。
こんなことを話せるのは、成功者のみ。
お茶目な自慢話だ。

私も、ほんの一瞬でも前を向いて授業を受けた記憶がない。
窓の外を見ているか、天井を見ているか。
で、バカができ上がった(^^;

「私にも分らない」・「とにかく覚えなさい」と言う教師がいてもいなくても、彼は数理物理学者になったはず。
彼が数理物理学者になったのは、ひとえに独学で数学をモノにできる資質を持ち合わせていたから。

それを持ち合わせていない者が、机を後ろ向きにして授業を受けたところで、生産されるものは何もない。
窓の外を見、天井を見、アンタはンな子供だったから、やはりバカになったと言われるのがオチ。
これ、オイラのこと(^^;

著者が言うには、現在の最先端科学の研究でも、考察の始めに結論のアタリをつけるのに使う数学は高校までの範囲なのだと。
『アンタらは高校1年生だからまだ知らないだろうけれど、数学はこんな風に使えるンだよ。 3万人が参加する東京マラソンのスタート地点での選手の最適な並べ方、高速道路の渋滞を軽減させる車間距離の考え方、これらに使う数学は、ホレ、高校の範囲内だろ』みたいなことを著者は言う。

昆虫学者は昆虫のスバラシサを言い、植物学者は植物のスバラシサを言う。
文学者は文学のスバラシサを言い、音楽家は音楽のスバラシサを言う。
それと同じ、数理物理学者は数学のスバラシサを言う。
究めている人のみが〝とんでもなく役に立つ〟スバラシサを言える。

釣師が釣りで人生を語る。
登山者が登山で人生を語る。
それと、同じ・・・・では、ないだろうなァっと(^^;

本夕、読了。

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2016年10月16日 (日)

羊蹄を歩く 4

羊蹄山の火口縁に至るには4つのルートがあり、今年は、
  6月7日に真狩コース
  7月1日に喜茂別コース
10月1-2日に京極コース
の3ルートを歩いた。

羊蹄4ルート、もうひとつは比羅夫(倶知安)コース。

161016_3【画像:1枚目】
ということで、入山は比羅夫から。

2合目の開けた視界からは、黄葉。

【画像:2枚目】
6合目から雪が見え始め、8合目あたりの雪は氷化。
アイゼンを背負ってきているが、ストックで氷を割って足掛かりを作って高度を上げていった。

新しい雪が降ったようだ。
9合目まで上がると、靴底だけでグリップの効く粉雪。

7合目からは、雲中登山。

161016_4

【画像:3枚目】
比羅夫コースを登り詰めて火口縁に出ると、そこは火口をはさんで最高点の真反対。

しかし、入山直後から、頭の上のほうから聞こえてくる音が大きい。

火口縁は、やはり暴風。
加えて、濃いガス。
火口縁の向こう側に向かうのは無茶。

なので、火口縁に達したそこを今日の山頂とすることにし、旧小屋跡(気象観測所跡)でザックをおろした。(注)

【画像:4枚目】
下山後、仰ぎ見る羊蹄。

この道路の突き当たりの、あの林からあの山の上を目指す。
堂々と大きな山だ。

そうだ。
オイラはさっきまで、あの雲の中で暴風に吹かれ鼻水を垂らしていたのだ(^^;

山歩き時間9時間30分。
24782歩。


全給水量は、
 ・700CC

登りながら、
 ・イオン キャラメル&ナッツクッキー 1枚

旧小屋跡(気象観測所跡)で、
 ・UCC 職人の珈琲 1ドリップ
 ・イオン キャラメル&ナッツクッキー 1枚

(注)

GPSログの、は6合目あたり。
ガスが湧いてきて視界が閉ざされたのと、上のほうから聞こえる風の音があまりにも大きかったので、ここで下山を決心。
ところが、150メートル高度を下げると、雲の底が見えたので登り返した。
今日は、1合分多く登っていることになる。
だから、火口縁を山頂としてもいいかなっと(^o^)

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2016年10月12日 (水)

『ねじとねじ回し』を読む

日本工業規格(JIS)は、〝医療用絹製縫合糸〟だとか〝事務用のり〟なんてものまで規格化していて、それら2万項目。
規格協会では、それを1項目ずつA4サイズの冊子にして出版している。
この冊子を全て並べるには、本棚が100メートルと全冊購入費用に1500万円が必要。
この内、塗料とか工具とか使用頻度の高い規格は、まとめてA5版本に合冊、JISハンドブックとして出している。

Screwこんな喫茶店で、読み始め。

ポンペイで発掘された壁画には、ワインやオリーブオイルをしぼるための圧搾機が描かれているのだそう。
〝ねじ〟を回転させて締め付け力とする機構で、万力や浅漬け器と同じ構造。
ポンペイが、ヴェスヴィオ火山噴火の火砕流に埋もれたのは2000年近くも前のこと。

もっと古く、アルキメデス、紀元前2世紀まで〝ねじ〟の歴史をさかのぼることができる。

2000年前と言えば日本はまだ弥生時代、文字さえ持っていなかった。

日本人が〝ねじ〟を知るのは,それほど古くない。

鉄砲伝来は1543年。
伝来したのは、発射火薬・弾を先込め(前装)する鉄砲。
銃口の反対側(尾栓)は封じられていなければならない。

ポルトガル人の伝えたのは、〝ねじ〟の尾栓。
日本人が〝ねじ〟を知った始まりがこれ。
この技術を日本の鍛冶職人が獲得していく経緯は大変に面白いのだが、本書原著者は米国人。
ゆえに、東洋の島国でのこんな出来事には触れられていない。

「コンちゃん、アンタ、〝ねじ〟が何本か足りないンじゃ・・・」
私は、しばしばこう言われる(^^;

冒頭の話に戻る。

〝ねじ〟も、JISハンドブック化されている。
私に足りない〝ねじ〟も、このJISハンドブックに載っているハズだが・・・

〝ねじ〟のJISハンドブックは、Ⅰ、Ⅱの2分冊。
合計で2000ページ以上。(@_@;)

私に足りない〝ねじ〟を見つけられないのも、ムベなるかな(^^;

本夕、読了。

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2016年10月10日 (月)

夏山を歩く 7

脚が山を歩きたがっている。
室蘭岳へ。

 登り:水元沢コース
 下り:西尾根コース

161010【画像:1枚目】
広葉樹の林は落葉が進み、明るい。
日が林の奥まで届く。

水元沢コースの前半は、沢に沿って上がる。
その沢に出るため、200メートル高度を落とす。

【画像:2枚目】
滑滝。

ここで左に折れ、沢から離れ高度を稼ぐルートに入る。

【画像:3枚目】
室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は9℃。

山頂に立ったのは、正午。

山頂標識付近と三角点付近で、昼食のためのバーナーの燃焼音が聞こえる。
北のほうは荒天のようで、登山の対象をこの山にした人が多かったようだ。

【画像:4枚目】
強風。

イタヤカエデの紅が揺れる。

【画像:5枚目】
倒木をくぐる先行者。

私とちょうど同じ歩速。
ずっとこの距離を保って下ることとなった。

山歩き時間4時間00分。
18673歩。

全給水量は、
 ・200CC

西尾根825メートルピークで、
 ・イオン フルーツグラノーラクッキー 1枚

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Gpslog

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2016年10月 9日 (日)

『まるで本当のような嘘の話』を読む

講談師、見てきたようなウソを言い。

赤穂浪士の討ち入り時には、雪がシンシンと降っていた。
日本で初めて新婚旅行を行ったのは、坂本竜馬夫妻である。

いずれも、のちの人の作り話。

〝嘘のような本当の話〟ではない。
知っていた・信じていたことが、実は違う。
本当だと思っていたことが実は違うという話。

True_storisこんな喫茶店で、読み始め。

こういうテーマからは、教訓的な〝善〟なるものが見える気分にさせられるかもしれない。
が、〝本当のような嘘〟を知ったところで、覗き見気分以上のものは得られない(ように思う)。

釣師のバカ話のほうが、はるかに〝教訓〟的。
釣師はホントなんだかウソなんだか、よく分からない話をする。
しかし、実はこの釣師のバカ話、大体はホントの話。

イワシのサビキ仕掛けでサケをあげる。
赤いオモリでヒラメをあげる。
フック1本だけのジグでサバを2尾あげる。

これらは、ウソのようなホントの話。
だから心して竿を出さなければならない。

競馬の実況中継の、本当のような嘘の話。

ゲートの開く音。
駆け抜けていく馬の足音。

これは、だが、本当の音ではない。
合成・付け足し音、嘘の音。

今夕、読了。

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羊蹄を歩・・・けなかった(^^;

前日までの天気予報は、ハズレ(^^;
雲が、下がったり上がったり下がったり。
雨が、降ったり止んだり降ったり。

161009林の向こうに見える黒い山体は羊蹄山。

雲が上がっても、やっと8合目まで。
7合目から上は積雪。
雲が下がると、山容全てを隠す。

降る雨は粒が大きく冷たい。
雨が上がると虹。
そして、また雨。

結局、登山靴を履くこともなく(^^;

羊蹄を歩・・・けなかった(^^;

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2016年10月 7日 (金)

夏山を歩く 6

本日、平日だが公休日(^o^)

羊蹄山に登るつもりでいたが、寒気が入り、高い山はどこも降雪。
ということで、近場の低山へ。

高度がない分、

 登り:西尾根コース → 室蘭岳山頂
 縦走:室蘭岳山頂 → カムイヌプリ山頂
 下り:カムイヌプリ山頂 → 596メートルコル → 水元沢コース

と、長いルートを。

161007_3【画像:1枚目】
ペトトル川の源流を渡渉して、登りが始まる。

【画像:2枚目】
室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は12℃。

北西からの強風で、木が揺れる。
ササ原が波立つ。
山が鳴る。

【画像:3枚目】
しかし、縦走路に下りると風裏。
以降、静かな山を歩くことになった。

カムイヌプリ山頂にて。
見える水平線は太平洋。

161007

【画像:4枚目】
目を右に向けると、先ほど山頂に立った室蘭岳。

【画像:5枚目】
更に目を右へ。

遠く、8合目から上は雲におおわれた羊蹄山。

【画像:6枚目】
水元沢コースの重要ランドマーク。
滑滝。

ここで、チョコレートをかじった(注)

山歩き時間6時間00分。
25669歩。

全給水量は、
 ・200CC

滑滝で、
 ・ロッテ ガーナチョコレート 1/2枚

(注)
以下は、科学的・生理学的裏付けのこれっぽっちもない私の愚考・邪考・奇考(^^;

70℃のコーヒーを1時間に2杯(2ドリップ、300CC・300グラム)ずつ飲むとする。
体を温めるのに貢献できる熱量は、1時間にわずか21キロカロリー。*

具なしの小さ目の塩おにぎり1個100グラムで、150キロカロリーくらい。
これが体温に変わるのが完了するのに6時間掛かったとしても、時間当たり25キロカロリー。
私のような生理機能の働きの鈍い者でも、1時間に50キロカロリーくらいは消化し熱に転換できるように思う。
鍛えている人なら、1時間に100キロや200キロカロリーくらいは食べたものを熱に変えていけるのではなかろうか。

という理屈で、寒い山でコーヒーを飲むよりは、ロッテガーナチョコレート1枚60グラム(337キロカロリー)を食べるほうがはるかに体が温まるはず。**

上記理屈をコーヒーで成立させるのならば、砂糖を足した甘いコーヒーを淹れればいい訳だが・・・***

*
体温が36℃あるから、70℃から36℃を差し引いた34℃分だけが有効と考えると、体を温める熱量は10キロカロリー強にしかならない。 
ここではそうとは考えずに、コーヒーの持つ全熱量が体を温めるのに有効だとして考察を進めた。

**
冷えたチョコレートを体温まで温めるのに体熱が使われるが、その量はごく小さい。

***
山の上で聞くバーナーの燃焼音は、それはもう 音だけで暖かい。

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2016年10月 2日 (日)

羊蹄を歩く 3

昨年最後に羊蹄を歩いたのは10月7日。
すでに8合目から上には雪が付いていて、キックステップで足掛りを作りながらの登頂だった。

今年。
8月の末には初霜を見たという羊蹄山だが、雪はまだのようだ。

羊蹄山へ。

161001_3【画像:1枚目】
昨日。
京極から入山。

このコースは、登り詰めると、標高1892.7メートルの一等三角点直下に至る。

この山の最高点は、ここから火口縁を時計方向に10分ばかり歩いたところ。
だが、'80年代まではこの三角点位置を1893メートルと丸め、羊蹄山々頂としていたようだ。(注1)

現在は、ここを旧山頂と呼ぶ人が多い。(注2)

【画像:2枚目】
最高点1898メートルにて。

一等三角点より、標高が5メートル上がる。

【画像:3枚目】
山で眠りたい・・・

岩稜帯を進み、その後、高度を220メートル落とし、あの小屋を目指す。

161002_2【画像:4枚目】
カシオペアのWや北斗七星を使って北極星を探す方法はよく知られている。
カシオペアのWからアンドロメダ銀河を見つけることも難しくない。
私の弱り目でも見つけることができる。

そうだ。
この星空を見るために、月明かりのない新月の夜に山で眠ろうとしたのだ(^o^)

すぐそこにアンドロメダ銀河。
手でさわれそうな 宇宙!

日が昇った。
重いザックを背負い すでに歩き出した先行者を追うため、私もザックを背負った。

【画像:5枚目】
火口縁を大きく時計回り。
再び最高点に立つ(^o^)

最高点直下にて。

正面は東。
雲海の上に太陽。
正面からの陽光を浴びて、コーヒーを淹れるためにガスバーナーに点火した。

【画像:6枚目】
下山後、仰ぎ見る羊蹄。

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GPSログは、昨日と今日の分を合成したもの。

以下は昨日と今日を合算した値。
山歩き時間、14時間40分。
50058歩。

全給水量は、
 ・1400CC

登りながら、
 ・三菱食品 つぶあられピー 30グラム

避難小屋で、昼食兼夕食として、
 ・日糧製パン オレンジクランベリーブレッド 2枚
 ・コープ レトルトパスタソース カルボナーラ 1パック
 ・グリコ アーモンド効果 200CC

最高点直下で、朝食として、
 ・日糧製パン オレンジクランベリーブレッド 1枚
 ・UCC 職人の珈琲 1ドリップ
 ・明治 それいけ!アンパンマンの北海道牛乳 200CC

(注1)
深田久弥は、著書『日本百名山』中の「後方羊蹄山(しりべしやま)」の項で、この山の標高を〝1893米〟と記している。
同書によれば、久弥は比羅夫(倶知安)コースを登り、火口縁を時計回りに半周してここに至り、同じルートを反転して下山している。
登頂月日が記されていて、それは9月2日。
が、登頂年は記されていない。
ネットではこの登頂年を拾えない。
彼の他の著作に当たって分かった。
'59(昭和34)年のこと。


(注2)
三角点は測量の標点で、最高点を示すものではない。
測量に都合がよく、かつ、しっかりと固定できる場所に三角点標柱は据えられる。

室蘭岳だと、三角点は山頂標識より30メートル南西。
三角点と最高点が一致する。

黒岳だと、三角点は山頂標識直近。
しかし、最高点は三角点より150メートル南。
20メートルほど高度が上がる。

旭岳だと、三角点、山頂標識、最高点の三つが一致する。

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