春山を歩く 6
駐車場の車の数が多い。
大型バスの駐車もある。
登り:夏道(南尾根)コース
下り:水元沢コース
【画像:1枚目】
昨日より気温が低く、歩きやすい。
誰がしてくれているのか。
夏道コースには、花の名前を書き込んだ小さなネームプレートが地面に刺されている。
それも、高度を100メートルも上げない内になくなった。
夏道コースは花がとても少ない。
山頂にて。
バスで栗山から来たパーティだと思う。
曇り空。
しかし、雲底高く2000メートル以上。
眺望がよくきき、まだ頭に雪をまとったニセコの山々が遠望できる。
山頂寒暖計は10℃。
昨日より6℃低い。
【画像:2枚目】
水元沢コースに下りる。
東からの強風で山が鳴る。
水元沢は山頂から東にルートを取る。
だから、東からの強風をまともに正面に受けて歩くことになる。
それもわずかな時間。
カムイヌプリに連なる山陰になり、風が死ぬ。
さらに沢筋に下りると、風を全く感じなくなった。
鷲別川の源流域。
小さな滝が幾つもある。
昨日は50株ほどしか見なかったエゾオオサクラソウ。
今日は、200株以上。(注1)
【画像:3枚目】
飛び石伝いに渡渉する先行パーティ。
ひとまたぎできる小沢も含めると、渡渉回数は10回。
ここは5回目の渡渉点。
【画像:4枚目】
8回目の渡渉を終え、トドマツ人工林内の林道脇。
昨日も見た動物のフン。
新しい。
カメラがISO感度を上げ、さらに絞りを開いてくれているので明るく見えるが、肉眼ではここまではっきりとは見えない。
昨日はこれを見て、水をひと口飲んだ。
末期の水のつもりだった(^^;(注2)
その後にやったこと。
折りたたみナイフの刃を立てて、口にくわえた。
信号紅炎のキャップを外し、点火準備をした。(注3)
薄暗い中ではクマのフンに見えたこれ、タヌキのフン(^o^)(注4)
【画像:5枚目】
フンがタヌキのものだと分れば、林が出す酸素の濃ささえ感じることができる(^o^)
ウグイスの谷渡りのさえずり。
日が差してきた。
給水は、200CC
林道を歩きながら、
・伊藤製菓 しお餅 3個
・グリコ ビスコカフェオレミニパック 1個
山歩き時間3時間20分。
16474歩。
(注1)
西尾根・夏道コースに、この花は咲かない。
水辺にだけ育つわけでもなさそうで、水から遠い斜面にも見える。
(注2)
緊張で口の中がかわく、というが必ずしも当たっていない。
林道を抜け、水元沢コース最後の高度を200メートル上げてヒュッテに至るところで三脚を立てて写真を撮っている人を見かけるまで、昨日の私はナイフを口にくわえたまま。
よだれが、あごまで垂れるほど出ていた(^^;
(注3)
雪道と雨のあとの下り斜面以外は、ポール(ストック)は縮めてザックにくくりつけたまま。
ザックをおろさなければ、ポールを手にできない。
なお、クマよけに信号紅炎が効果を発揮するのかは疑問(^^;
しかし、ナイフがビクトリノックスのポケットナイフ。
刃渡り5センチ。
これよりは、頼りになりそうな気がする。
(注4)
昨日、低い感度のままで撮った画像を、山に詳しい人に見てもらって得た結論。
タヌキは同じところにフンをするそうで、それを称して〝タヌキのタメグソ〟というそうな。
確かに、細長いフンがたまっているのが分る。
コメント
お疲れ様でした。
水元沢コースも魅力たっぷりのようですね。
いずれはと思っておりますが・・・。
ヒラメ、鷹の羽、そして、烏賊が控えて
おりますので、その間をぬって狙います。
投稿: きーさん | 2016年5月15日 (日) 20:59
きーさん、こんにちは
木の葉が出て、草が伸びて、ササの葉が青くなってくると、眺望がきかなくなってきます。
花が咲き、虫の少ない今は目が楽しめ、歩きやすく思います。
ただ、私の脚だと土や岩を踏んで歩く春から秋の山はちょっとつらいです。
雪道は歩数が増え負荷も大きいのですが、楽に感じます。
サカナも釣らなきゃなりませんね。
あれもこれもやることがあるというのは、いいことです。
あれもこれもやりましょう。
投稿: KON-chan | 2016年5月15日 (日) 22:25