春山(カムイヌプリ)を歩く 3
Kaさんは、釣り名人。(注1)
そのKaさん、仔グマと寝たこともあるし、体にクマの噛み傷も持っている。
Kaさんの本業は、ヒグマの飼育・調教。
その彼が言うには、
「クマは臆病な動物。 鈴・ラジオで自分の存在を知らせるのは効果がある。 鳴らせば向こうから去っていく」
私、
「クマとバッタリ出会ったときに備えて、ストックを最長にして持っている。 こう目を突こうとシミュレーションしながら歩いている」
Kaさん、
「そんなものは役に立たない」
また、
「自分が風下にいたら、熊よけスプレーも役に立たない」
ということで。
ラジオの2本の単三乾電池を新品のエボルタに入れ替え、ザックのサイドポケットに入れた。
クマ鈴をザックに2個付けた。
【画像:1枚目】
そして、これ。
これは、効果的だと思う(^o^)
昨年の11月に失効した信号紅炎を2本持った。
【画像:2枚目】
いつもは室蘭岳から縦走して山頂を踏むカムイヌプリを、今日は幌別ダム側から。
登山口の標高は、240メートル。
【画像:3枚目】
胆振幌別川の源流を2回渡渉する。
流れのこちら、エゾリュウキンカ。
暑い。
【画像:4枚目】
残雪は、山頂手前にわずか。
山頂745メートルにて。
ここでザックをおろし、ガスバーナーに火をつけた。
眼下に室蘭港。
その向こう、噴火湾。
さらにその向こう、駒ケ岳。
本船の汽笛が、ここまで聞こえる。
山頂で、
・UCC 職人のコーヒー 1ドリップ
・明治 それいけ!アンパンマンの北海道牛乳 200CC(注2)
・グリコ ビッテ ショコラアマンド 3枚
山歩き時間3時間35分。
11172歩。
(注1)
名人とヘボとの間にある相場は〝倍半分〟といったところだろう。
ところが、Ka名人と私との間には誇張でも何でもなく、私の釣果を5倍するとKa名人の釣果、Ka名人の釣果を5で割ると私の釣果になる(^^;
(注2)
ひと頃、どこの乳業もロングライフ牛乳(常温保存可能牛乳)を出していた。
今現在、コープサッポロで手に入るロングライフ牛乳は〝それいけ!アンパンマンの北海道牛乳〟のみ。
コメント
私も切れた信号紅炎が有るので、持参する事に
します。
投稿: きーさん | 2016年5月 7日 (土) 17:04
きーさん、こんにちは
クマは火を怖がらないと聞いたことがあります。
信号紅炎で効果があるのものかどうなのか試した人もいませんから、あくまでも自己責任ってことで。
Ka名人によると、クマは皮下脂肪が厚いので丸太ン棒で殴ったくらいでは痛がらないそうです。
クマとバッタリということになって、相手がその気になったら、何をやってもダメでしょうね(^^;
室蘭岳は見通しのいい山なので水元沢以外は、バッタリということはないと思います。
水元沢を歩くのなら、沢から抜けるまではデカイ声で歌って歩くのがいいと思います。
これも自己責任で(^^;
投稿: KON-chan | 2016年5月 7日 (土) 20:52