« 『ほんとうに使える数学 基礎編』を読む | トップページ | 羊蹄を歩く 9 »

2015年9月20日 (日)

徳舜瞥山・ホロホロ山を歩く

徳舜瞥山(とくしゅんべつやま)、1309メートル。
ホロホロ山(ほろほろやま)、1322メートル。

両山のピークはごく近く、ピーク間の往復に要するのは1時間ほど。
なので、登山者は両山を分けずに〝ホロホロ・トクシュン〟とセットで呼び、一度の山行きで両ピークを踏むことが多い。

そんな関係にある両山だが、ホロホロ山は支笏洞爺国立公園に含まれるのに、徳舜瞥山はそれから外されている。

支笏洞爺の国立公園指定は'49年。
その頃、徳舜瞥山には鉄鉱石と硫黄を採掘する鉱山が操業していた。
徳舜瞥山を国立公園に入れなかったのは、それゆえだろう。

長流(おさる)川支流の紫明(しめい)川に沿って高度を上げる。
かつては、酸性の坑内水が、紫明川を通じて長流川に流れ込み、そのため長流川下流には魚が棲めなかったという。

'71年、閉山。
今、川は生き返り、長流川にはサケが上る。

その鉱山の遺構を探すが、全てが自然に埋もれている。

150920【画像:上】
入山準備中に濃い雲が迫ってきて、小雨。

ザックカバーと雨着で養生して、雨中を進む。
足元に水が集まり、小さな沢状態。
滑る。

徳舜瞥山々頂にて。
眺望は得られず。
そんな濃いガスの中でも、左側は垂直に落ちる深い絶壁なのが分る。

【画像:中】
徳舜瞥山々頂から尾根を伝って東へ。
ホロホロ山々頂。
白老側登山口からのパーティが、雲中で昼食準備中。
左端に見える石柱は、一等三角点。

雨が上がった。

【画像:下】
ほとんど下り切った頃に、秋の陽射し。

画像左、帰路の国道453号から望むホロホロ山と徳舜別山。
橋の下を流れるのは、長流川。

全山歩き時間4時間50分。
17446歩。

全給水量は、
・350CC

山中摂食なし。
三階滝公園の食堂で、
・ザルソバ1枚

Gpslog

« 『ほんとうに使える数学 基礎編』を読む | トップページ | 羊蹄を歩く 9 »

コメント

私は、この両山は登ってないですよ。
町内会に有るんだけどね。

投稿: 川染 | 2015年10月 2日 (金) 04:37

ホロホロまで縦走して1万7千歩ですから、昆布岳より5千歩少ないです。
昆布岳よりずっと歩きやすい山でした。

縦走路も歩きやすかったです。
縦走路は片道30分。

投稿: KON-chan | 2015年10月 2日 (金) 06:25

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 徳舜瞥山・ホロホロ山を歩く:

« 『ほんとうに使える数学 基礎編』を読む | トップページ | 羊蹄を歩く 9 »