« 2015年8月 | トップページ | 2015年10月 »

2015年9月

2015年9月27日 (日)

海の中は枯れていないようだが

夜明け近くに雨が上がった。

150927【画像:上】
秋だ。
ヒマワリが枯れた。

9時、出航。

【画像:下】
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

ベイトの反応は広いが薄い。
水中にイワシのウロコが光る。
大型魚が食い散らした跡だ。

海の中は枯れていないようだ。

が、我が竿は曲がらず(^^;

13時、沖上がり。

| コメント (4) | トラックバック (0)

2015年9月24日 (木)

『超明解!国語辞典』を読む

天候に恵まれた連休。
噴火湾は、ワラサで大騒ぎ。

竿を担いで、それ行けッてところだが、野暮用。
連休後半、羊蹄を下ってのちは小樽。

 

Book_2小樽の、こんな喫茶店で読み始め。

文春新書。

・岩波国語辞典
・角川必携国語辞典
・三省堂国語辞典
・集英社国語辞典
・小学館新選国語辞典
・三省堂新明解国語辞典
・大修館明鏡国語辞典
の7つの小型日本語辞典について語られる。

本書の初めのほう。
類義語の「会議」・「会談」・「協議」についての検討。
〝会って〟〝寄り合って〟話し合うという語釈を載せる辞典が多い。
著者は、それが必要だと考える。

しかし。
以下は私の愚考。

首脳会議・首脳会談とは言うが、首脳協議とは言わない。
職員会議とは言うが、職員会談・職員協議とは言わない。

どうも、「協議」は他と性格が違う。
そして話し合うヒトの格は、会談>会議。
さて。
電話による会議、電話による会談、電話による協議とは言わないか。

(政府首脳間の)電話による会談
(各機関関係者間の)電話による協議
等という文章は、新聞で見た(ような気がする)。

電話による会議・電話会議、その発展型の電話議事録という言葉はどうだろう。
新聞では見たことがない(ように思う)が、私の回りでは日常語。

「会議」・「会談」・「協議」を行うのに、何も〝会ったり〟〝寄り合ったり〟という条件は必要ないような。

ところで、国語辞典は、日本語の規範(鑑:かがみ)たり得るか。
〝言葉は生き物〟という言い訳のもと、私なんかだと〝誤用〟だとか〝乱れ〟を感じることもなく聞き・話す日々。
あまりうるさいことを言うと、万葉仮名時代の言葉を話さなくてはいけないことになる(^^;
まァ、成り行き、自然体でいいのではないかと。

だけど、何となく気持ちが悪くて、以下の用法を私自身は使ったことがない。


・(感動で)鳥肌が立つ
 鳥肌が立つのは寒い時や恐怖に出会った時。 感動で鳥肌は立たない(^^;

・鉢植えに水をあげる
 〝やる〟の丁寧語が〝あげる〟。 鉢植え相手に丁寧語を使うのは(^^;

・(掛かった魚のヒキが)トルクフルだ

 トルクは、力×長さ。 そもそも、
torqueという英単語はあるが
 torquefulという英単語はない(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

2015年9月21日 (月)

羊蹄を歩く 9

初めてこの山に入ったのは6月20日。
山にはまだ雪が残り、雪渓をトラバースして火口外縁に上がった。
夏に向かって日々小さくなってゆく名残の雪渓だった。

山に花が咲き、また花が咲き。
山から雪が消えた。

山に花が咲き、また花が咲き。
そして、3ヶ月たった。
山頂には、一輪の花もなし。

羊蹄の初雪、例年9月末から10月初めのようだ。
昨年は9月17日に降ったという。

この山に冬が始まる。
冬が来る前に。

150921【画像:上】
真狩より入山。

大火口(父釜)を反時計回りに歩いて、最高点へ。

空は高く、青く。
山頂を走る風は乾いて澄み、冷たい。

【画像:中】
200メートル落ち込む大火口を覗く。
草紅葉。

背の高い独立峰。
いきなり雲が湧き、火口をおおい出す。

下山時、7合目から2合目まではザーザー降り(^^;

【画像:下】
下山後に、振り仰ぐ羊蹄。
右は、収穫を終えた大豆畑。
左は、収穫中のニンジン畑。

この山に、また冬が来る。

山歩き時間9時間00分。
37264歩。

全給水量は、
 ・700CC

三角点直下で、
 ・ハウス 温めずにおいしいキーマカレー 1パック
 ・レフボン 食パン 1枚
 ・イオン フルーツグラノーラクッキー 1枚
 ・イオン キャラメル&ナッツクッキー 1枚
 ・キッコーマン 豆乳アーモンド 200CC

Photo_3

| コメント (0) | トラックバック (0)

2015年9月20日 (日)

徳舜瞥山・ホロホロ山を歩く

徳舜瞥山(とくしゅんべつやま)、1309メートル。
ホロホロ山(ほろほろやま)、1322メートル。

両山のピークはごく近く、ピーク間の往復に要するのは1時間ほど。
なので、登山者は両山を分けずに〝ホロホロ・トクシュン〟とセットで呼び、一度の山行きで両ピークを踏むことが多い。

そんな関係にある両山だが、ホロホロ山は支笏洞爺国立公園に含まれるのに、徳舜瞥山はそれから外されている。

支笏洞爺の国立公園指定は'49年。
その頃、徳舜瞥山には鉄鉱石と硫黄を採掘する鉱山が操業していた。
徳舜瞥山を国立公園に入れなかったのは、それゆえだろう。

長流(おさる)川支流の紫明(しめい)川に沿って高度を上げる。
かつては、酸性の坑内水が、紫明川を通じて長流川に流れ込み、そのため長流川下流には魚が棲めなかったという。

'71年、閉山。
今、川は生き返り、長流川にはサケが上る。

その鉱山の遺構を探すが、全てが自然に埋もれている。

150920【画像:上】
入山準備中に濃い雲が迫ってきて、小雨。

ザックカバーと雨着で養生して、雨中を進む。
足元に水が集まり、小さな沢状態。
滑る。

徳舜瞥山々頂にて。
眺望は得られず。
そんな濃いガスの中でも、左側は垂直に落ちる深い絶壁なのが分る。

【画像:中】
徳舜瞥山々頂から尾根を伝って東へ。
ホロホロ山々頂。
白老側登山口からのパーティが、雲中で昼食準備中。
左端に見える石柱は、一等三角点。

雨が上がった。

【画像:下】
ほとんど下り切った頃に、秋の陽射し。

画像左、帰路の国道453号から望むホロホロ山と徳舜別山。
橋の下を流れるのは、長流川。

全山歩き時間4時間50分。
17446歩。

全給水量は、
・350CC

山中摂食なし。
三階滝公園の食堂で、
・ザルソバ1枚

Gpslog

| コメント (2) | トラックバック (0)

2015年9月15日 (火)

『ほんとうに使える数学 基礎編』を読む

qqq@何とかかんとかプロバイダ.co.jp というメールアドレスを持っていたことがある。
某社がネット接続業から手を引いたため、このアドレスは使えなくなったのだが。

ところで、qqqの〝q〟はアルファベットの17番目の文字。
17は2・3・5・7・11・13・17・19・・・と続く7番目の素数で、前四つ、2・3・5・7の合計は17(^o^)

qqqはq×q×qのこと。
17×17×17は4913。
で、4+9+1+3が17(^o^)

17を2進法で表すと、シンメトリー。
〝10001〟(^o^)

みたいなことは、この本に書いていない(^^;

 

Mathじっぴコンパクト新書(実業之日本社)。
副題は、『教科書では教えてくれない!』。

こんな喫茶店で読み始め。

日出から日没まで竿を握った翌日も日出前に目覚めることのできる体力を持ち、釣りのうまいヒト。
多分、10キロを45分以内で走ることのできる体力の持ち主だろう。

そんなヒトが、その上さらに語学と数学に秀でていれば、生きる世界が随分違うだろうと思う。

私、釣り・体力・語学・数学、どれもダメ(^^;

本夕、読了。

本書中の話題のひとつ、ハッピーマンデー制度。

'98年に成人の日と体育の日が、
'01年に海の日と敬老の日が、
それぞれ固定されていた日から月曜日に移された。
著者は、それにより授業が組みにくくなったという。

だけど、ンなことは、ハッピーマンデー以前からのこと。
学校行事を土日に行い月曜を代休とすることは、前々からあったのだから。

てなこといって、本を閉じてしまってはいけない。

これは著者の前振り。
だからということで、365日にどのように休日を割り振るかということを、数学者らしく考察する。

しかし、この考察結果は教育の現場では、絶対に受け入れられないだろう。
なぜなら、3連休が激減するから。
そもそもハッピーマンデーは3連休を増やすことが狙いなのに、著者は数学の話に持ちこもうとして、いかにバラバラに休日を配置するかというハッピーマンデーの目的から大きく外れた考察を始めてしまう(^^;

むしろ、次のことが興味深い。
このハッピーマンデー制度、レジャー支出を増やして、景気を浮揚させる狙いもあった。
ところが、制度成立以降、3連休が増えたのに、国内宿泊旅行者は増えるどころか減っている。
狙いが外れている。

外れるのは、よくある話。

我が仕掛けは、魚のいるところから外れて沈んでいくのが常(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

2015年9月13日 (日)

『ホルモン焼きの丸かじり』を読む

トウキビはもう終わりに近い。
小豆は収穫の始まり。

 

Book【画像:上】
赤い実を背に、カボチャの黄色にレンズを向けるヒトがいる。

【画像:下】
文春文庫。

東海林さだおのエッセー、「あれも食いたいこれも食いたい」の文庫版。
その内の一冊。

週刊朝日に、かれこれ30年近くも連載されている。
それを製本化したシリーズの出版は、40冊にせまろうとしている。

家人が購入してきたものも含めると、単行本・文庫本を合わせ、我が家の書棚にはその半分以上がおさまっている。

ミシュランガイド三つ星・満漢全席から、生卵かけごはん・おはぎに至るまで、あらゆる食い物が語られる。

東海林さだおは秀才の知性と、天才の視点を持っているヒト。

どうでもいいことが、天才の視点で解析され秀才の抑制されたユーモアで語られる。

本書、〝小松菜に学ぶ〟の章。
小松菜には個性がなく代表料理もない、と書く。
大根やほうれん草やカリフラワーは、その業務に励んでいるが、小松菜はいつも浮かぬ顔をしている、と続ける。

対して、カボチャ。
カボチャは何の疑問も持たず正々堂々カボチャ業を営んでいる、と。

上で、〝赤い実を背に、カボチャの黄色にレンズを向けるヒトがいる〟と書いた。
確かに、カボチャは正々堂々、カボチャはカボチャ。
赤い実を背に、レンズを向けたくなる対象だ・・・

| コメント (0) | トラックバック (0)

2015年9月 6日 (日)

風が湿っぽい

2日は豪雨、翌3日は穏やかに経緯。
その3日、太平洋を右に見ての仕事場からの帰路は夜更け。
前を走る車のテールランプが遠かった。

その道路上。
海側の防砂フェンスの切れ目から、今季、この帰宅路から初めて見るイカ漁船の漁火。
六つ・七つ・八つ・九つ・・・

150906【画像:1枚目】
7月の頭には4時前だった日の出が、今日は5時05分。
19時近かった日の入りが、今日は18時03分。
朝が1時間遅く、夜が1時間早くなったのだから、外遊びできる時間が2時間減った。
逆に大人の時間が2時間増えた(^o^)

4時30分、出航。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

鷲別沖。

この海域から、羊蹄の8合目より上が見えることに、今日初めて気付いた。

【画像:2枚目】
同乗は、shinyaさん

【画像:3枚目】
もう おひと方、Hiroshiさん
本日の竿頭。

【画像:4枚目】
私の水揚げ。
パッとせず(^^;

スタートは、ハリ7本。
サメに、オモリと一番下のハリを取られる。
サメにまたオモリとハリを取られる。
しばしば、サメにイカを取られる。
時には、ハリごとイカを取られる。

てなことをしている内に、残ったハリは3つ(^^;

吹いてきた。
風が湿っぽい。
正午沖上がり。

船中、イカ140ハイ。
サバ2尾。

| コメント (10) | トラックバック (0)

2015年9月 5日 (土)

尻別岳を歩く

〝後方羊蹄山〟と書いて〝しりべやま〟と読ませるのは、8世紀初めの日本書紀の表現。
羊蹄山(ようていざん)、1898メートルのこと。

〝後方〟があるなら〝前方〟も必要だろうと、〝前方羊蹄山〟と書いて〝しりべやま〟と読ませるのは、19世紀末の明治の入植者のシャレ。
尻別岳(しりべつだけ)、1107メートルのこと。

昆布岳への入山が早く、従って下山も早く昼食休憩を取っていない。
ンなわけで、もうひとつ、尻別岳に登って、その山頂で昼食にしようと。

130905mtshiribetsu【画像:上】
山頂にて。
山頂標識の右向こうは、二等三角点。

羊蹄と向かい合っての昼食休憩。

羊蹄側から尻別岳を見ると、尻別岳は小さなかわいいコブにしか見えない。
逆に尻別岳側から羊蹄に向くと、 羊蹄を見上げるほどでもなく羊蹄に見下げられるほどでもなく。
尻別岳、なかなかどうして堂々とした山だ。

尻別岳は羊蹄の南東にあるので、ここから見る羊蹄は陽光に対し順光。
先日の記事中で、『日本百名山』に載っている白籏史朗撮影の羊蹄の写真をニセコアンヌプリからのショットだと書いたが、私が間違っている。
ここ、尻別岳からのショットだ。

【画像:下】
空は高く、青い。
山のあちこちで、秋。

アキアカネの群飛。

山歩き時間、3時間10分。
16407歩。
給水量は、200CC
山頂で、
・コープ レトルトビーフカレー 1パック
・レフボン 食パン 1枚
・コープさっぽろ カットフルーツ 1パック

130905gpslogmtshiribetsu

| コメント (0) | トラックバック (0)

昆布岳を歩く

伊達から豊浦あたりを走っていると、尖ったピークを持った山が目に入る。
昆布岳(1045メートル)だ。
川染さん、お勧めの山でもある。

本日、あの尖ったピークへ。

130905mtkonbu【画像:上】
尻別岳山頂より見た、昆布岳遠景。

【画像:中】
登山口に至るまでが、分かりにくい。
しかし、登山口に至りさえすれば、迷うことなく山頂に行き着ける。

足元は固く締まった粘土。
水はけが悪く、一昨日の雨が粘土の上に乗っている。
滑る(^^;

高度を800メートルまで上げたところで、雨雲が迫ってくる。
防雨着上下、ザックカバーの雨養生でしのぎ、高度を上げ続ける。
強雨だが、通り雨。
十数分で、雨雲が東の方に流れていった。

山頂標識の向こうに見えるのは一等三角点。

【画像:下】
昆布岳山頂にて。

眺望極めて良好(^o^)
羊蹄、その右のピークは尻別岳。

雨雲のあとから、乾いた風が渡ってきて、たちまち汗がひく。
風のくる方を見やれば噴火湾。
背中は洞爺湖。

山歩き時間、4時間30分。
22332歩。

給水、300CC。
摂食なし。

130905gpslogmtkonbu

| コメント (2) | トラックバック (0)

2015年9月 3日 (木)

『火山入門』を読む

人生、たかだか100(百)年。
地球の現年齢は4,600,000,000(46億)歳。
人生100年の46,000,000(4千6百万)倍。

『観測史上最悪の』とか『いまだかつて経験したことのない』とか。

ヒトの文明を10,000(1万)年前までさかのぼることはできない。
ヒトが人生目いっぱい100年でつないでも100代さかのぼれずに終わり。
〝観測史上〟・〝いまだかつて〟なんぞと言う時間的奥行きは、その程度しかない。

だから、『観測史上最悪の』事態、『いまだかつて経験したことのない』事態に、この先 我々が遭遇するのに何の不思議があろう。

46億年の時間の中に、そんな〝事態〟が何度あったことか。

 

Volcanoこんな喫茶店で読み始め。

NHK出版新書。
副題は、「日本誕生から破局噴火まで」。

著者は、北大教授・同地震火山研究観測センター長・国立極地研究所長などを歴任した地球物理学(地震学)の碩学。

新しい本で、初版発行は今年の5月。
7月ですでに第3刷。
内容も新しい。
一昨年始まった海底噴火の西之島新島、昨年噴火した御嶽山はもちろん、今年になって山体の膨張が観測され出した桜島の件にも触れられている。

地球は冷えきった球体ではなく、深部は高温・高圧、溶融状態。
この先も冷えて固まることはなく、不動のはずの大地(地表:プレート)は動き続ける。
その移動速度は1年にセンチのオーダーがあり、観測にかかるほどの量だ。

思いっ切り少な目に1年に1センチと見積っても、100(百)年で1メートル。
10,000(1万)年だと100メートルも大地が動く。

東北地方太平洋沖地震では、5.3メートルも牡鹿半島が動いている。

地震や噴火の発生確率やその規模は、百万年前も 現在も 百万年後も 何も変わらないのだ。
百万年。
いや、著者の使う単位はもっともっと小さい。
「いま安定しているように見える場所でも、千年とか万年とかの単位では大地震や大噴火が起きることは十分にありうる」と。

'13(大正2)年の桜島。
異変を感じた村長が、気象台に何度も問い合わせている。
「噴火はしないのか」と。
そのたびに気象台から出される回答は、「噴火するという十分なデータを持っていない。噴火はしない」
翌年、島が大隅半島と地続きになるほどの大噴火と大地震。
逃げ場のない島内で多数の死傷者を出す惨事に。

桜島の小学校には、大きな石碑にこんな言葉が記されているという。
「科学を信じてはいけない、危険を察したら自分で判断して逃げるべきだ」

小学生に〝科学を信じてはいけない〟とは、興奮のあまりに口走ったとしか思えない、何と大人気のない言い方だろう。
小学生に〝自分で判断して〟とは、そもそも大人が子供を相手に使うべき言葉ではないだろう。

ところで、〝災害〟とは何か。

著者は言う。
〝災害〟とは、火山噴火や地震という自然現象と人間社会との交点で生まれるもの。
人間社会がなければ〝災害〟もない。

世界の陸地面積の0.25%しかない国土面積。
そこに、陸上にある火山の7分の1が集まっている。
日本のことである。

| コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年8月 | トップページ | 2015年10月 »