冬山を歩く 16
マリーナのクレーンが稼動するのは9時から。
今朝がたの早い時間帯はナギが使えそうだった。
しかし、夕べは今朝のナギを読み違い。
残念、船を下架していない(^^;
で、山。
7時10分、入山。
先々週の土日に使った冬コースは、スキー・スノーボードのバックカントリーゲレンデといった雰囲気だった。
幅はあるがルートが直線的で、私が先々週の土曜日、吹雪の中でも登れたように、登り、登り、登りと登り詰めれば山頂に行き付ける。(注1)
ただ、この冬コース、山歩きとしては距離の短かさがモノ足りない。
もう少し距離を歩きたい。
ということで、今日はアップダウンが多く距離の長い西尾根コースを選択。
積雪の少ない頃は何ヶ所か岩角を踏まなくてはならないコースだが、今は全てが雪の下。
【画像:上】
先週末から今週初め、里の気温はプラスに大きく振れ、その後、寒気が入った。
入山届ポスト前で、スノーシュ―を履いた。(注2)
高度を上げると締まった雪で、新しい雪はわずか。
歩きやすい。
尾根の広い斜面で振り返る。
三人パーティが後続する。
遠景は室蘭市街。
工場の排蒸煙が真っ直ぐに立ち上る。
やはりナギだ。
【画像;中】
雲が高く眺望がきく。
北西には、羊蹄山・ニセコの山々。
目を180度転じると、日高の山々。
山頂寒暖計は、氷点下6℃。
【画像;下】
今日はGPSログを取ってみた。
西尾根コース(ピンク線左)を登下山。
まだ歩き足りない。
で、再び、入山届。
入山届ポスト前で、
森永 リプトンレモンティー200CC
グリコ ブラウニーバー半分
冬コース(ピンク線中央)を使って登り返し。
気温が上がった。
二度目の山頂寒暖計は、氷点下3℃。
夏道(南尾根)コース(ピンク線右)を使って下り返し。
雪の状態がいい。
冬コースを登り始めてすぐに、スノーシューを脱ぎザックにくくり付け、代わりにアイゼンを付けた。
冬コースを登りながら、グリコ ブラウニーバー残り半分
後続の三人パーティのお一人からいただいた大島黒糖1個
結局、
登り:西尾根コース
下り:西尾根コース
登り:冬コース
下り:夏道(南尾根)コース
と、本日の登頂は2回。
山歩き時間5時間50分。
21792歩。
累積獲得高度は1100メートルを越えた。
(注1)
山の基本形は円錐。
だから、登り詰めるとルートがどんどん狭まりやがて山頂に立てる。
下りは逆。
登りよりも、下山時に道迷いが多いゆえん(のひとつなのだと思う)。
(注2)
和式の輪かんじき(サイドに滑り止めのかなり大きい▽形のツメが付く。 小さくて持ち運びやすいので、これを使っている人は結構いる。 どちらかというと、本格的山男・山女に多いようだ)は、靴と一体に固定する。
米式のスノーシューは、かかとがフリー。
なので、急斜面を下る際に不用意な重心移動で通過しようとすると転倒しやすい。
『TRAMPIN’vol.21 丸ごと一冊! 雪山がわかる本2015』を読んだ。
スノーシューで、急斜面を下る際の対応が書かれていた。
急下り斜面は後ろ向きで歩く、と。
なるほど。
本日、急下りで後ろ向きを実践。
本に書いてあるようにはいかない。
あやうく転倒(^^;
固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
最近のコメント