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2015年1月10日 (土)

冬山を歩く 12

北西からの季節風強く、シケ。
我が小船では、釣りにならない。

8時、入山。

登り:西尾根コース
下り:西尾根コース

寒の入り(小寒:1月5日)夕刻から南風が入り、6日の当地の最高気温は5℃、小雨となった。
911メートルの山頂も氷点ギリギリだったはずで、湿った重い雪が降ったことだろう。

その後の寒気でガリガリになった硬い雪面に、アイゼンの刺さる感触を楽しめることを期待しての入山だった。

150110_2【画像:上】
西尾根コースは、白鳥ヒュッテから いったん高度を50メートルほど落とし、ペトトル川の源流を渡渉してのちに登りにかかるルート。
この渡渉を終えるまでは、何ヶ所か岩角を踏んで歩く必要がある。
その先 しばらくある緩斜面を歩ききり、登りにとりかかろうとするあたりで、そろそろ体が温まってくる。

登山ルートは期待していたアイゼンのきくガリガリ雪ではなく、軽いパウダースノー。

体が温まってきたところで、アイゼンを外し、スノーシュー(アメリカンかんじき)を付けた。
しかし、雪が軽いので、グリップは期待したほどではない。

山頂にて。
例年だと、すでに標識が隠れるほどの積雪らしいが、この冬、まだ雪は少ない。

夏道コースを登って来た先行者が、カムイヌプリ方向を探っている。
ここは雲中、見通しはきかない。

下りは水元沢コースを使いたかったが、トレースが見えない。(注1)
勝手知ったる西尾根コースを下った。(注2)

【画像:中】
雲の下に出、しばらく霧氷樹林帯を歩く。

【画像:下】
霧氷を払うと、すでに芽吹き。

時折、強風、地吹雪。
そりゃァそうだ。

〝北西からの季節風強く、シケ〟と最初に書いた。

風の穏やかな日は海に出るので、山に入るのは風のある日。
山に上がったら吹かれるに決まっている(^^;

しかし、気温は高く山頂寒暖計は、氷点下7℃。

山歩き時間3時間35分。
12765歩。
飲食なし。

(注1)
雪の時期に水元沢コースを使う人は少ない。
北西風に乗ってきた雪が、山を越す際に下に巻いて吹きだまる東斜面にルートがあるのが理由だろう。
『北海道雪山ガイド:北海道新聞社刊』の室蘭岳の案内記事中に、〝水元沢コースは迷いやすいうえにラッセルが深いことが多く、 厳冬期は入山者もいないので入らないほうがよい〟とある。

『北海道雪山ガイド』の購入は、今月になってから。
こんな文章が書かれているとは、つゆ知らず(^^;

私は、雪のある12月13日23日に水元沢コースを使って登ったが、先行者のトレース(踏み跡)が消えてなかった(消えない天候だった)のでできたことなのだと。

確かに、一面雪になると、どこを歩いていいか分からない。
23日は、途中2ヶ所、先行者がルートを失ったようでトレースが乱れていた(^^;

(注2)
〝勝手知ったる〟と書いたが、雪山でのこういうウヌボレは一番の禁物。
今日は、どういうわけか必ず通過するはずのロープ場を登下山とも通過しなかった。
(注1)に書いたが、〝一面雪になると、どこを歩いていいか分からない〟。
逆に言うと、目的点さえ失わなければ、〝一面雪になると、どこを歩いても(雪庇さえ踏み抜かなければ)いい〟わけだ。
今日はガスが薄かった。
無意識のうちに、ショートカットルートを歩いていたようだ。

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