冬山を歩く 6
大シケ。
体がなまっている。
今日はいつもの倍の距離の山歩き。
登り:水元沢コース
下り:夏道コース
白鳥ヒュッテまで下りて、コースを変えて登り返し。
二度目の登り:西尾根コース
二度目の下り:夏道コース
と、本日、二回登頂(^o^)。
7時、入山。
【画像:上】
新雪。
早朝に人が入ったようだ。
新しい踏み跡があり、それをたどる。
9月27日にこのコースを使った時は、鷲別川源流の渡渉は10を超える回数だった。
それが、今月13日に歩いた時は渡渉6回。
今日の先行者は山を知っている人のようで、渡渉4回。(注1)
登りの前半、わずかな距離だがロープ場がある。
先行者は、その急登をロープを使わずにこなしている。(注2)
雪は柔らかく、かつ深い。
膝頭まで埋まる。
一度目の山頂。
山頂寒暖計は氷点下9℃。
雪は少ないが、横から下からの吹雪。
体が冷えない内に、夏道コースで下山。
【画像:中】
一度目の下山後。
白鳥ヒュッテそばの入山届ポスト前で、ブルボン スローバー ボイセンベリークッキー1個、マカダミアナッツ6個、明治バンホーテンココア200CC。(注3)
西尾根コースから登り返して、本日、2度山頂に立つ(^o^)
下山後の駐車場で、リンゴ1個、キウイ1個。
【画像:下】
大岩。
画像左が北西。
風下側に小さな雪の庇(ひさし)がたくさんできた。
山歩き時間、6時間15分。
26791歩。
今日の累積獲得高度は1300メートルくらい。
雪があるおかげで、ヒザへのアタリが優しいということがあるのだろう。
この程度の条件の室蘭岳なら、もう1往復できるくらいの脚が残った(^o^)
もっとも、歩くペースはガイドブックの参考タイム並みと遅いのだが(^^;
(注1)
雪でブッシュがおおわれ、歩ける範囲が増えている。
だから、土地勘のある人はジグザグコースのいくつかをショートカットできる。
ただし、距離を減らせる分、急斜面にいどむことになる。
(注2)
私にそんなことができるはずがない(^^;
新雪に埋まったロープを掘り出し、それに頼って急斜面を登った。
(注3)
白鳥ヒュッテは、管理人が通年常駐している山小屋。
室蘭市の施設。
一昨日の下山後、初めてここに入り、管理人の方と言葉を交わした。
電気もなく湧き水利用のこのヒュッテに住み込んで、19年になるとのこと。
72歳。
室蘭岳は、全道でレスキュー出動が3番目に多い山である話。
山のマナーが乱れている話。
ゴミ拾い具を持って山に登っている人の話。
登山道確保のために笹刈りをやっている人の話。
ご本人も元々は山男で、あちらこちらの山を登った話。
『孤独』という単語が何度か出る。
彼からの話は尽きることなく、一昨日は大変な長居になってしまった。
ヒュッテに入ってザックをおろしたら、今日もそんなことになる。
冬至の翌日だ。
山の昼は短い。
私の装備だと、行動可能なのは日出の7時から15時ぐらいまで。
8時間。
で、時間経済のため長話必至のヒュッテには入らず、入山届ポスト前で立ったままでのカロリー補給とした。
また、時計のアラームを13時30分にセット。
アラームが鳴ったら、登りの途中でも直ちに下山のつもり。
ザックをおろす機会を減らすため、ポケットに入らないのでザックに入れて持ち歩いていたカメラを今日は持たず。
寒中での電池の持ちに不安はあるが、ポケットカメラを胸に。
今日はウェストポーチもつけ、行動飲食物はそれに入れて歩いた。
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