ニセコを登る I
券売機で千円札1枚で行ける範囲の乗車券を買って、改札を抜ける。
行き先は、これから決める。
レストランの席について、メニューリストの上から5番目の料理を注文する。
サラダも頼もうか、アイスクリームも頼もうか、ビールにしようかワインにしようか。
あとで決めればいい。
といったような無計画・気まぐれ・思い付きは、山登りには許されない。
山に登るには、普段の無計画・気まぐれ・思い付きの私ではダメ。
で、『北海道 夏山ガイド① 道央の山々(北海道新聞社刊)』を購入。
また、川染さんからの情報も合わせて、私なりに計画を立てた。
新見峠→白樺山(しらかばやま:959メートル)→シャクナゲ沼→シャクナゲ岳(1074メートル)→シャクナゲ沼→白樺山→新見峠
ニセコへ。
【画像:上】
秋のニセコを言うのには、単語が三つ必要だ。
そして、必要なのは三つだけ。
赤、黄、そして青。
【画像:中】
6時15分、入山。
白樺山頂上。
【画像:下】
白樺山からシャクナゲ沼畔まで尾根伝いに歩き、いったん高度を落とす。
それから、沼の水面に山容を映すシャクナゲ岳の登りに取り付く。
シャクナゲ岳頂上。
両山とも、火山活動で創生した山。
なので、噴石岩を登り下りしなければならない岩道が多い。
いずれも若い山なのだろう。
岩の風化は進んでいなく、岩のカドは険しい。
かつ、両腕の力もかりて越えなければならないほど大きな岩も多い。
転んだり滑ったりしたら打撲程度では済みそうにもない荒々しいガレ場を越えて、ピークに立つ(^o^)
山歩き時間5時間30分。
15879歩。
補給した水分、90CC。
シャクナゲ岳頂上で、リンゴ半個、洋ナシ半個。
コメント
無事に行って来たようで、なによりです。
それにしても、水も少なく、ECOな山登りですね。
私よりは遙かに体力も、技能も優れていると
推察されますね。ニセコのすばらしい
青空の景色を堪能された事と思います。
投稿: 川染 利夫 | 2014年10月12日 (日) 17:00
川染さん、こんにちは
乗鞍岳の写真、ありがとうございます。
牛留池に乗鞍が映っているというのがいいですね。
今朝、新見峠に着いた時は、気温1℃。
山には霜がおりたんだと思います。
岩場でないところは泥道。
泥が付いた靴底で岩場に取り付くのですから、滑る、滑る。
それにしても、1秒たりとも日がかげることなく、素晴らしい青空の下を歩くことができ、いい一日を過ごすことができました。
シャクナゲ岳は、あんな岩場を登らなければならないとは予想外でした。
室蘭岳やカムイヌプリなら、鎖やロープがわたされているところですね。
もっとも、登山気分は最高でした。
私の給水量は、自分でも少なすぎると感じています。
ヒィヒィハァハァ汗グッショリなのに、ノドを通りません。
少し考えなくてはなりませんね。
先ほど、散髪してきました。
『顔がしまった』と言われました。
背負う分、体重を落とそうと思って、山行きを始めてから体を6キロ絞ったのです。
効果が出ました(^o^)
投稿: KON-chan | 2014年10月12日 (日) 18:46
私は、登りに500mlくらい消耗して、頂上で
チキンラーメンを作って食べて、帰りにも飲みまくり
結局2L近く飲んだかも。。気温がかなり違うのが
原因かもしれませんけど。私も体重を減らそうと
登ったのに、増えてますわ!!
投稿: 川染 利夫 | 2014年10月13日 (月) 05:44
気温のせいでしょうね。
尾根や頂上で風に当たると、汗がすぐひいて、寒くなる季節ですから。
昨日は、登り始めは息が白かったです。
1ヶ月かけて体重を落としても、ちょっと食べると1週間で戻るんですよね。
年相応になってくれればいいのに、胃腸の消化吸収能力だけは10代の若さを保っています(^^;
投稿: KON-chan | 2014年10月13日 (月) 06:30