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2014年10月18日 (土)

ニセコを登る II

ニセコ連峰の最高峰は、ニセコアンヌプリ、1308メートル。

若い頃、基礎スキー指導員に引率されて頂上まで登り、スキーで降りたことがある。(注)
〝登った〟とは言っても、標高970メートルまではスキー場のゴンドラリフトで上がれるので、自分の足で稼いだ標高は大したことはない。
雪はしまり、風はなく、これ以上に深い青はないという空の日のことで、忘れられない思い出となっている。

夏期間も土日祝日にはゴンドラリフトの運行がされているが、10月13日で営業終了。
以降、スキー場オープンの準備に入っている。

141018_4【画像:上】
今日は、ゴンドラの助けを借りずに山すそから頂上まで。
『ニセコ野営場』にある登山口から、7時15分、入山。

登山口付近は、昨晩までの雨の痕跡が小さな流れを作っていた。
が、15分ほども歩いて高度を上げると、水が氷に変わった。
石や岩の表面が凍っていて滑る。
歩きづらい。

気温は氷点下。

頂上標識や石が、霜と氷で白く見える。

風が速く、冷たい。

【画像:下】
この山には、かつて帝国陸軍の施設があり、中腹から上は入山が規制されていたとのこと。
戦時中においてでさえ、陸海軍は反目し合っていたように聞く。
が、ニセコアンヌプリ山頂ではこの陸軍の施設で、海軍の九六戦や零戦の機体を使って着氷防止の研究を行っていたようだ。

試験体を載せたコンクリート基礎上に、『ニセコ観測所跡』と記した碑が置かれている。
M16のボルトが見える。
ねじ山の腐食は少なく、今でもナットをしっかりと締め込めそうだ。

ニセコは晩秋。
赤は茶へ
黄も茶へ
と、色をかえつつあった。

葉の少なくなった木々を通して見る秋空は、
広く、広く
高く、高く
青く、青く
そして、
冷たく、冷たく

山歩き時間3時間10分。
12306歩。
補給した水分、なし。
ニセコアンヌプリ頂上で、リンゴ・グレープフルーツ各1/4個、ブドウ6粒。

(注)
今日の今日まで、ニセコアンヌプリの頂上からスキーで滑り降りたものと思っていた。
が、今日 1308メートルの真ピークに立って分かった。
私が頂上だと思っていたのは、真ピークより2,30メートル低い偽ピーク。

ところで、ニセコアンヌプリ登山道は、勾配がゆるく楽。
私の弱脚でさえ負荷が小さく感じられ、1308メートルピークに立っても物足りなかった。
1308メートルピークと偽ピーク間は、往復で30分ばかり歩く距離。
なので、これも歩いた(^o^)

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コメント

私は同日の有珠山でさえ、登りに200ccのポカリ
途中でコーヒーを沸かして150cc
頂上でコーヒーやら卵スープやらで1㍑近く
消費して帰りの荷物が軽いこと。
かなり飲みました。飲んだ方が血液サラサラになって
不要な物は汗になって出るので良いのでは?
水は飲んでも太らないしネ。

投稿: 川染 利夫 | 2014年10月19日 (日) 17:22

川染さん、こんにちは。

ザックのサイドポケットに1本、ザックの中に2本ペットボトルを入れて行きましたが、アンヌプリ、短いし勾配もゆるくということで、手ごたえ(脚ごたえ?)、全然ありませんでした。
足元が凍ってツルツルなので時間をかけて登ったのも、体が水分を要求しなかった理由かもしれません。

今日は、所用あって札幌。

秀岳荘にも寄ってきました。
防風着と兼ねるつもりで、レインウェアを新調しました(^o^)

下山時は気温も上がり、残り1000メートルほどは、氷も霜も霜柱もとけだして泥んこ道。
私、山対応の歩き方ができていないようで、ズボンのすそがドロドロ。
なので、スパッツも買ってきました。

もう、ニセコの山に雪が降りますね。
この秋、もう1回、ニセコの山に登りたいと思っているのですが、どうかなァ。

サケもきますしネ。

私の遊びの優先順位は、 サケ>山登り でもありますし(^^;

投稿: KON-chan | 2014年10月19日 (日) 19:27

今年最後の夏山?登山と張り切って、30分登山のニトヌプリへ・・・あれれ冬の通行止めと来たもんだ。
KON-can号へ電話してその旨を伝える。
 アンヌプリは楽だと言っていたのを思い出して
電話で再確認、おすすめのようだ。
ところが、今日は強風+雲+みぞれ+気温低下
良いところは一つもないみたい。頂上にほぼ同時に着いた方々と避難小屋に逃げ込む。
みんな、こんな日は食べるしか楽しみないよねと言うことで、満場一致。コンロを出してコーヒーを落として
陰気くさい小屋の中でみんなで飲むコーヒーは格別だ。
最後にラーメン食べて、締めとする。
仲良くなった2人と共に下山。最悪の条件でも、楽しいひとときでしたよ。

投稿: 川染 利夫 | 2014年10月25日 (土) 17:54

川染さん、こんにちは

みぞれでしたかァ。
お疲れ様でした。

山頂でコーヒーをいれるというのは、ちょっと憧れです。
私もコンロを買おうかなァ。

明日もサケ釣りにふさわしい海況になりそうですが、跳ねが頻発するのは来週からでしょう。

というわけで、明日は私も山です。
降られてもいいような準備をして臨みます。
今シーズン、最後のニセコになると思います。

川染さんからもらったニセコの地図は、折れ目から破れ出したのでセロテープで裏打ちしました。
この地図によれば、湯本・五色間は冬の通行止めはないようなので、川染さんから頂いた案の通り、復路は自転車を利用します。

先ほどタイヤに空気を入れ、車に積み込みました。
風呂道具も積みました。
昆布温泉で汗を流してくるつもりです。

投稿: KON-chan | 2014年10月25日 (土) 19:58

コンロはいいですよ。ガスは簡単ですので夏向き
ガソリンは、寒くなっても問題ないけど、点火が面倒です。コールマンの無鉛ガソリンも使えるものとsotoの無鉛ガソリンを持っていますが、安定性ではコールマンですがメンテナンスが必要
sotoのmukaは、使い方によってはガソリン漏れを起こして
それに火がつき、危険ですが、火力とメンテ不要(今のところ)ですが、以外とガソリンを消費します。
 私は、登り登頂する事よりも、山でコーヒー飲んだり
ラーメン食べる方がメインと考えてますわ。
それと、写真かも。昨日のように寒いときには
最高ですよ。

投稿: 川染 利夫 | 2014年10月26日 (日) 09:26

川染さん、こんにちは

もうチョコマカした山歩きはヤメです。

コンロを買います。
ヒョコッと登れる山で、私もコーヒーです。

コンロとコッヘルを買うことにします。

先日買った、GORE-TEXのレインジャケットとパンツ。
今日、使いましたが、持って行ってホントに良かった。
風には対抗してくれるし、汗は乾いていくし。

投稿: KON-chan | 2014年10月26日 (日) 19:49

先日のアンヌプリのような悪天候での登山の経験は
ほとんど無いので、アンヌプリの中腹にあった
慰霊碑を見たときに、ああ。。こんな天候の中で死んでいく人がいるんだなと、つくづく思いました。
それにしても、女性がどっさり登ってきたのには
驚きました。怖くないのか? 途中で会った女性は
小型犬を連れて、何も持たずに降りてきました。
ちょっとビックリ。色んな人がいるものですね。

私も今回はアルミ蒸着のアウターウェアを
着ていきました。正解でした。

残り、500メートル付近で後ろから来た後期高齢者のオヤジに追い抜かれました。
スゲー元気なじじいでした。
聞いたら今年は18回しか登ってないとか
私は9:20発 彼は9:30発でした。
どうやら10分ほどの差を詰められたみたいです。
私の方が後期高齢者にしてほしい。

投稿: 川染 利夫 | 2014年10月27日 (月) 03:57

あァ、北大生のケルンですね。
50年ほど前の2月に遭難と書いてありました。
雪でルートは分からなくなるし視界はきかなくなるしということだったのでしょう。

さすがにシーズン終了ということで、今回の山歩きでは合わせて7人の登山者しか見ませんでした。
女性は1人で、チセの東側をカップルで登ってきました。

ピークにたった時は、いずれも私ひとり。

室蘭岳の入山届けを見ると、高齢者がたくさん記帳していますが、速いなァ。
鍛え方がちがうんでしょうね。

投稿: KON-chan | 2014年10月27日 (月) 06:49

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