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2013年8月

2013年8月29日 (木)

小泊を食う

8月23日、Targa艇で掛けられたマグロ。
掛けたのはゲストだが、掛けるに至る状況を作った船頭の釣果でもある。
銛を打ち、ギャフを入れたのも船頭。

そのマグロが室蘭に送られ、今日解体されたと。
Targa船長のお心づかいで、小泊に停泊し小泊沖で竿を出したKON-chan号クルーにも分け前が。

私はほとんど考えたことがない。
誰かの書いたものを読むだけ。
誰かの話すことを聞くだけ。
誰かのやったあとをなぞるだけ。

だけど、次のようなことにはすぐに考えが回った。

『Targa艇であがったマグロをもらったら、オレが釣った時、今度は自分の釣果を分けなければならないじゃないか。  いやだ、いやだ。 まぐれとか、たまたまとか、どういうわけかとか、そういうことがKON-chan号から出た竿に起きないとも限らない。 オレの釣った魚はオレのもの(^^;』

130829ということで、分け前を固辞・・・
するわけがなく(^^;、『ハハァ、ありがたく頂戴致します』

帰宅途中、大根・大葉を購入。
シソの実、タデ、菊なんかがあればもっと良かったのだけれど、どうした全国展開の大手スーパー。
今日に限って、ない。

刺身に引いたのは私。

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2013年8月25日 (日)

『津軽』を読む

太宰治が没したのは’48年だから、作者の死後50年間保護される著作権期間は切れている。
よって、多くの作品をネット上から無料で拾える。

この冬、津軽を歩いた際に、青空文庫から落として『津軽』を読み出したのだが、これがなかなか・・・
小泊航海を決めて間もなく、もいちど読み出すも、私はどうにもやはり紙に書かれて本の体裁になっていないと。

Tsugaru結局、電子版では四分の一ほどを読んだきり。
残りは新潮文庫。

昨夕、読了。

太宰治を読むのは、たいそうカッコ悪い。
どれくらいカッコ悪いかというと、同語反復(トートロジー)的にしか言えないほどにカッコ悪い。
誰かに、「オレ、太宰治を読んでいる」と言うほどのカッコ悪さ(^^;
ブログで 『津軽』を読む と書くほどのカッコ悪さ(^^;

ということは置いといて。

さて、『津軽』。
出版社の依頼で、津軽風土記を書く目的で上野から汽車に乗る。
青森に着いてのちは蟹田、龍飛、金木(かなぎ)の実家などと津軽を3週間歩き、旅の終わりが小泊。

津島(太宰の本名)家の旧使用人たちを頼っての旅で、行く先々で下へも置かぬ歓待を受け、酒飲みの太宰はその歓待に酔う、食う、見る、語るわけだ。
’44年(昭和19年)のこと。
時節を考えると、こんな酔う、食う、見る、語る旅を書くのは、たいへんに勇気が要ったものと思う。
それが、捨て鉢でも反抗的でも、思想的でも病的でもなく、普通、自然。

ただし、私の場合はだが、熟語、成句、故事を理解するのにかなりの回数 辞書を引かねばならず、普通・自然には読み進めなかった(^^;

太宰との因縁は彼を子守した者がここの出というだけの小さな集落の小泊にさえ、太宰の碑が七つもあるくらいに、津軽はどこも太宰。

上の小冊子『太宰と歩く現代の「津軽」の旅』は、津軽のどこででも無料で手に入る。
発行は「東青地域県民局地域連携部」、全48ページ。
風土記としては『津軽』よりこちらのほうが・・・(^^;

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安床初体験

室蘭市内の同業組合加入理容店は、日・月・火・水のどれかを休業日にするそうだ。
私の通う店は、毎週火曜と毎月の最終日曜が定休日。

その店の前まで行って、気が付いた。
今日が、8月の最終日曜日だったと。
で、年中無休の安床へ。

列車待合時間に15分1000円、ただしカットのみという札幌駅構内の理容店を利用したことがあるが、総合調髪安床店は初。

121028【画像】
画像は、理髪椅子に座ってのもの。
大きくボカした。
また、以下、具体的固有名詞は書かない。

私を担当してくれた理容師は4人。
順に、ひげ剃り・カット・シャンプー・調髪に各1名。

確かに安い。
行き付けの理容店のほぼ半額。

どの理容師たちの動きも、大きく速い。
それは、高効率とか充実とか意欲といったプラス感覚を与えてくれるような気にさせる。

握り寿司職人やシェーカーを振るバーテンダーに、たまにこんな動作でサービスをしてくれる人がいる。

職芸業につく者は、その経験が進んで力量が高まると、一般的には体の動きが小さくなる(ような気がする)。
無駄な動作がなくなるとか、極めるとシンプルになるものだとか。
いいや、それはウソっぽい(^^;
サボること、手を抜くことが芸域に達しただけかも(^^;

大きく速い動き、決して悪くはない。
安床、あくまでも、どの理容師たちの動きも、大きく速い。

客は多い。
従って、理容師一人当たりのこなす数も多くなる。
ゆえに、理容師の訓練が早く進み熟練は早い。
という三段論法から、若い理容師もウデは確か。

とは、言えないような・・・(^^;

今日だけの経験から言うのは早計。
それを承知の上で。
カット・シャンプー、これは悪くない。
が、ひげ剃り、これはひどい。

『安かろう悪かろう』という言葉はあるけれど、今の国産サービスでこれは結構珍しい。

まァ、私の首から上のこと。
こんなんで、いいかァ(^^;

大きく速い動きで理髪してもらったが・・・
所要時間は、行きつけ理容室と大して変わらず。

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2013年8月24日 (土)

が、鳥は騒がず

11時、出航。
良ナギ。

水面から高さ4メートルの目から見る水平線までの距離は、7.1キロ。
これが、高さ3メートルからなら6.2キロ。

我が艇なら、目の高さはせいぜい2メートル。
見える水平線までの距離は5.0キロ。

130824_6【画像:上】
度入りレンズのサングラスをかけ、この5キロの範囲に騒ぐ鳥を探す。

波おだやか。

が、鳥は騒がず。

今日の出竿は、こんな景色の見える海域。

【画像:下】
背の青い魚を掛けるつもりでいたのだが、茶色(^^;

いいカタのホッケが6連続ヒット。
7尾目から急に小さくなり、10尾掛けた時点で竿をおさめた。

13時、沖上がり。

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2013年8月20日 (火)

KON-chan号の夏休み

小泊岬(権現崎:ごんげんざき)の上に太陽が出て、海が凪いだ。

130820【画像:上】
5時30分、出航。
沖へ。

【画像:下】
権現崎南灯台沖。
50・60・80メートルライン。
Targa船長に先導してもらい、鳥を探す。

鳥が集まりかけるのだが、鳥山を形成するまでには至らない。
ダメ元で、ジグ・インチクを入れてみる。

7時30分、沖上がり。

さらば、小泊。

Targa船長
ご迷惑・ご心配をお掛けしました。
ありがとうございました。
貴殿の握る竿に、60ノットでラインを引き出してゆくデカいのが掛からんことを。

R&M船長
辰美丸船長
味仙の皆さん
スナックなぎさのママ・お姉さん・お客さんの皆さん
スナックなぎさの隣の居酒屋盛漁丸の皆さん
奥つがるのママ
深海魚のママ
津軽小泊館のご主人・女将さん・ご長男・次男さん
上屋敷プロ・お連れの方々
浜の湯のオバちゃん
イカ焼き屋のオバちゃん
お菓子の十文字屋のお姉さん
太宰治がタバコを買いに来た店のお嫁さん
和歌山の釣りバカ父・子・孫さん

小泊では、少年の頃のように熱く、思い出に残る日を過ごすことができました。
どうもありがとうございました。

タックルをお貸しいただいたI佐長
無線交信していただいたNorthWave船長
龍飛沖で電話の中継をしていただいたUserFriendlyⅢ船長
ご心配おかけしました。
どうもありがとうございました。

同行のゆきおね船長
楽しい何日かでした。
どうもありがとうございました。

復航路の津軽海峡。
ベタナギあり、ウネリあり、ゴミあり、雷あり、豪雨あり、快晴あり。
幸いなことに、西から東へと走る海峡の潮流速度が4ノット。
それに乗って、12時30分マリーナ着。

本日(も)、ボーズ(^^;

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2013年8月19日 (月)

小泊にて Ⅱ

本日もシケ。

雨は夜が明ける頃には上がって、道路も乾いたが風。

100キロ積んであった氷が20キロほどに減ったので30キロ補給。
明日の出航・出竿・帰港態勢を整えた(^o^)

130819_2【画像:上】
バスで通過すること84停留所。
遠い、こんな喫茶店で。

【画像:下】
権現崎は昆虫の宝庫。
捕虫網を買った。
250円(^o^)

ミンミンゼミ、クワガタ、ヤンマ、キリギリス。
それにカナチョロ(カナヘビ)。

船中にキリギリスが逃げ出した(^^;

盆明け。
小さな町、盆に開けていた店、今日は全部閉店。
外食・外飲できず。
健康的な夜(^^;

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2013年8月18日 (日)

津軽鉄道線に乗る

津軽鉄道線は津軽鉄道(地元の人は、〝つてつ〟と呼ぶ)が運行する、国内最北の私鉄。

本日、天気晴朗なれど波高し。
出航不可。

ゆきおね船長を宿に置いて、独航鉄(^^;
津軽鉄道線に乗る。

130818_2【画像:上】
金木駅にて。

津軽鉄道線は21キロ弱の短い線。
しかし、駅数は多く12駅。
有人駅は、最北の私鉄駅の津軽中里(つがるなかさと)、金木(かなぎ)、津軽五所川原(つがるごしょがわら)の3駅。

津軽中里駅からは『走れメロス号』。
金木駅からは『太宰治号』。

画像は『太宰治号』。

金木駅での下車目的は斜陽館(注1)ではなく、硬券(^^;

【画像:下】
有人駅のみで硬券が発券され、改札ハサミを入れてくれる。

本日、津軽鉄道線完乗(^o^)

今日も津軽小泊館に投宿。
メバル、タイ、ブリ、マグロ、大助、イカ、コハダ、アイナメ、甘エビ、ボタンエビ、アワビ、サザエ、ミルガイ、ホヤ、モズク、津軽牛。
昨夕と同一調理法の食材なし。
本日も完食できず(^^;

女将曰く、『一週間くらいの連泊なら、同じものはお出ししません。 以前、30連泊された方がいらっしゃって、その時は30日目、さすがに最初のメニューに戻りましたが』、と。
で、この女将が鉄子(^o^)(注2)

青森の酒〝山廃 田酒(でんしゅ)〟をいただく。

(注1)
金木は言うに及ばず、津軽における太宰治の影は濃く大きい。
小泊は大漁港だが、失礼ながら〝ど〟の付く田舎。
太宰(津島修治)の子守はその小泊から出ている。
それゆえ、〝ど〟の付く田舎にはどうにも似合わない立派な太宰ミュージアムがある。

小泊の太宰ミュージアムも金木の斜陽館にも足を踏み入れた。
私の場合、頭の中が〝ど〟の付く物知らず。
つまり、どアホウ。
太宰を語る何ものもなし(^^;

(注2)
鉄道バカの男子を鉄(テツ、テッチャン)。
鉄道好きの女子を鉄子と呼ぶ。

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小泊にて Ⅰ

マリーナ桟橋からの離岸が、15日10時。
同日17時、小泊(こどまり)入港。

130816_3【画像:上】
龍飛崎(注1)

龍飛の灯台が見える頃、Targa船長と無線が通じ、誘導していただく。
小泊までの残航程は10海里。

同乗者はゆきおね(雪嗚音)船長(注2)
彼の狙いはマグロ(らしい)。

私はと言うと、内のり寸法20センチ×20センチ×80センチの発泡魚箱をひとつ積み込んだだけ。(^o^)
ブリ1本分(^o^)

【画像:下】
小泊漁港にて。(注3)

左から遊漁船R&M、Targa
Targa艇に横抱きされて、KON-chan号を舫う。


小泊に関する知識をほとんど持たぬままの入港。
小さな集落の、それも盆時期だから、何かと手に入りにくかろうと、氷を100キロと食事を二日分持って室蘭を出たのだが、ここは思っていた以上の大漁港。
燃料・浄水・食材の入手可。
ただし、氷の入手はやや難しい。
車が必要。
徒歩片道20分圏内に、銭湯・居酒屋兼食堂・スナックがあり食に関しては充実。

以下、生存報告に代えて。
15日(木)。
入湯後、R&M、Targa船長と居酒屋で一献。
午前様前に帰船、船中泊。

16日(金)。
シケで出航できず。
喫茶Targa艇で、朝のドリップコーヒーをいただいた後、一日中散歩。
入湯後、Targa船長と居酒屋で一献。
ハシゴ先のスナックで、小泊美人(注4)が引っ掛かったがリリース(^o^)
帰船は3時過ぎ(^^;
船中泊。

17日(土)。
8時30分、出航。
出航15分で船酔い。
帰港。
車を借りてサークルKサンクスへ。
牛乳300CCとシロクマアイスを胃に入れたら回復。
再出航。
鳥山を見つけ、パシャパシャめがけてルアーを放るがスカ。(注5)
間もなく風。
釣り海況ではなくなり、11時帰港。
車を借り、十三湖観光後、帰船。
漁協近くの喫茶店で、フルーツパフェと野菜サラダを胃に入れる。
うまい(^o^)

ゆきおね船長と津軽小泊館(注6)に投宿。
ネット環境を得る。

18日(日)
今日。
シケにて出航できず。
予備日を2日用意してあるのだが、私は雇われの身。
場合によっては、ゆきおねさんを置いてJRかな。

(注1)
バス停の表記は、〝飛〟漁港停留所。
JRの表記も、〝飛〟海底駅。
海図の表記も、〝飛〟岬。
Wikipediaの表記も、〝飛〟崎。

ところが、文科省検定済中学社会科地図の表記は、〝飛〟崎。
所在地の外ヶ浜町(そとがはままち)の公式WEBページ内の表記も、〝飛〟岬。

ここでは、文科省検定済教科書に従い、龍飛崎。

(注2)
ゆきおね(雪嗚音)船長のサイトの8月7日の記事に〝小泊まで遠征してみたい〟旨の書き込みがあったので、「船団を組んで ご一緒しませんか」と打診。
結局、〝船団を組んで〟という航海にはならず、KON-chan号だけの独航船となったが、それにゆきおね(雪嗚音)船長が同乗。

カナダでのフライフィッシング、沖縄でのマグロ・カツオ釣り、昨夏のブリ釣り、今現在 手を動かしているルアー作り。
彼の釣りの話に、私はとてもついてはいけない(^^;

釣り以外の話、スキー・冬山登山・ゴルフ・損保査定。
これが面白かった。

(注3)
小泊村と中里町(なかさとまち)が合併してできたのが、中泊町(なかどまりまち)。
いわゆる平成の大合併による新しい行政区であることに加え、小泊村と中里町は地続きではない(飛び地合併)。
ゆえに、小泊村が現地名の中泊町大字小泊となっても、小泊は以前の小泊のままで変わっていないというのが今々現在の様子。

よって、本記事中では、中泊という地名は用いず、小泊に統一した。

小泊は柴崎城下町。
曲線、分かれ道で町が作られている。

(注4)
小泊は漁師町ゆえ、町に残るのは跡継ぎの長男だけ。
都会に出た者たちが帰省する盆だったので、垢抜けた雰囲気の女性が目に付いたのかもしれない。
美人が多いのは確か。
美男子も多い。

(注5)
タックルは完璧。
ソルティガドラドにソルティガ5000H。

『先日 岸壁でキャストの練習をしたら、驚くほど 飛びます。
ルアーが見えなくなり、どこで水没したか見えません。
やはり、腕ではなく、道具です。(笑)』
とのI佐長よりの借り物。

〝やはり道具〟というところに大賛同(^o^)
飛ぶ。

(注6)
徒歩20分圏内。
R&M船長より、『食事がいい』と教えられていた宿。
マグロ・ブリ・大助・イカ・ホヤ・サザエ・アワビ・ホタテ・バイガイ・貝焼き味噌・津軽牛・モズク。
貝は丸々1個。
全て、津軽地(海)産。
私はご飯をもらわなかったが、それでも完食できなかった。

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2013年8月11日 (日)

人だからできることを、ちょっと(^o^)

7時、出航。

130811今日の同乗は、同僚のOさん、三重県のご出身。

イカは初めて。
どころか、釣り自体が初めて。
なので、家を出る時、私がポケットに入れたのは10枚ばかりのバンドエイド(^^;

【画像:上】
今日の出竿は、こんな景色の見える海域。

イカは、いる所さえ分かれば機械にでも掛けられる。

機械にでも掛けられるところを、人がやる。
であるから、疎外感とか虚無感といった近世西洋哲学者が言葉にしそうな感覚を、イカ仕掛けを下げ上げしながら味わうのかというと、ンなことはない(^^;

機械にでも掛けられるところを、人がやる。
であっても、そこはそれ。
獲得感とか充足感とか、まァ、それに似たようなものを得られようというもの(^o^)

【画像:中】
人は欲深。
欲深が過ぎる(^^;

イカツノ(スッテ)を1個だけ水中に沈めればいいものを、少なくとも5個、普通は7個、8個、10個とサビキにして沈める。

機械にでも掛けられるところを、人がやる。
更に言うと、機械だからこそ問題が起きないこと、それを人がやる。
なもんで、イカに海水・スミをかけられる、イカのカラストンビに手指を噛まれる、イカツノの針を手指に刺す(注)(^^;

今日、イカは初めて、どころか釣り自体が初めてのOさんが同乗。
それが、ポケットにバンドエイドを入れて私が家を出た理由である(^^;

画像はOさんの手(^^;
右手の親指と人差し指の間。

【画像:下】
ナギ良く、イカの付きも良く。
バンドエイドを何枚か使うことにはなったけれど、初めてとはとても思えない。
お見事でしたOさん(^o^)

11時、沖上がり。

(注)
人だからできることを、ちょっと(^o^)
KON-chan号上にて、イカ刺し・イカ鳴門巻き。
船長がさばいた(^o^)

130811_3

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2013年8月 4日 (日)

『駅舎』を観る

著作:日本風景写真協会(注1)
刊行:光村推古書院(みつむらすいこしょいん)。

記事にするのは、『遺したい日本の風景』シリーズ
  古民家(注2)
  (Ⅱ) 道
   (Ⅲ) 駅舎
  (Ⅳ) 海岸
  (Ⅴ) 橋
  (Ⅵ) 山村
  (Ⅶ) 学び舎
  (Ⅷ) 煉瓦造
中の1つ、『駅舎』。

130804【画像:上】
JR駅、私鉄駅含めて86駅。(注3)
1人1駅を原則として写真が選ばれているので、カメラマンも86人。
白馬八方尾根の4人乗りチェアーリフトのグラートクワッド山頂駅といった索道駅もあるが、残りは鉄路駅。

1駅2ショットとか3ショットという例外は、東京駅を入れても3駅だけ。
基本は1駅1ショット。
潔(いさぎよ)い。

機材も撮像体(フィルムありCCDあり)も視点も違う。
写真に添えられたコメント文も、それぞれの写真を撮った人が書いたもので、シャイあり気取りあり気負いあり。

それでも、何となく統一感というか、私のような者にも納得できるごくごく普通の目線というか。

そういう意味では、アマチュアの枠の中の写真。(って、何と生意気な(^^;)

【画像:下】
私が見つけた、駅舎のない駅。
富良野線臨時駅のラベンダー畑駅。
仮設材の単管で組まれたホームと仮設トイレがあるだけ。
夏の初めに組み上げられ、秋の中ごろには解体撤去される。

(注1)
’02年発足のプロ・アマ写真家協会。
シリーズに取り上げられている写真は、ほぼ全てアマチュアカメラマン撮影のもの。

(注2)
『遺したい日本の風景』シリーズの第一作。
『遺したい日本の風景 (Ⅰ) 古民家』とすべきだったのだろうが、当初 シリーズ化を考えていなかったのだろう。
この『古民家』にだけ、通し番号がない。

(注3)
JR駅だけを数えても、4600弱の現役駅がある。
私鉄駅は、それよりやや多い。
つまり、国内には約1万駅あり、その内の86駅。

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2013年8月 3日 (土)

太陽を左手に見て航・・・らなかった(^^;

4時05分、出航。

4時30分、雲の向うで日の昇る気配。
その時刻、KON-chan号は地球岬を背に、水深70メートル海域を更に沖へと航海していた。

Gissys_3【画像:上】
当地、夏至(6月21日)の頃には3時59分に日が昇ったが、今日の日の出は4時30分。
その方位は65°(東北東)。

室蘭港から出る船の場合、地球岬をかわしたら、たいていは この朝日に向かって航海することでイカ漁場にたどりつける。
「たいてい」とは、「そうでないことも、たまにはある」ということと同じ。
つまり、たまには、太陽を左手90°に見て航海したほうがいいということ。

今日はそんな日、たいていでない日。
なぜなら、水産海洋GISシステムによれば、室蘭港最寄りの今日のイカ海域は、

  北緯 42度02分±5分
  東経141度06分±2分

この海域こそが、太陽を左手に見て航る海域。(注)
地球岬をかわしたのちの針路は、65°+ 90°=155°(南南東)

100803_3【画像:中】
KON-chan号、しかし、太陽を左手に見て航・・・らなかった(^^;

今日の出竿は、こんな景色の見える海域。

太陽に向かって航って行き着いた海域。

【画像:下】
112ハイ。

8時より、沖干し作業。
9時30分、沖上がり。

(注)
航る」と書いて「はしる」と読ませる修辞法は、終日(ひねもす)船長 のもの。
素敵な文字の使い方だ。
で、無断拝借。 

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