« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »

2013年5月

2013年5月29日 (水)

『「単位」の早わかり便利帳』を読む

青春出版社の青春新書。

Unit_2【画像:上】
「1合って、何ミリリットル?」
みたいな話が、1ページに1項目で141項目。
幼児向け絵本並みに文字が少ない。

141項目分の総文字数は、新聞紙1面分より少ない(と思う)。
私向き(^o^)

【画像:下】
こんな喫茶店で。

読了までに、1時間を要さない。

「1合って、何ミリリットル?」なら、本のタイトルにある〝単位〟にふさわしいが、
「80円切手で出せる封筒の大きさは?」
とか、
「気温15度の日は、どんな服装が最適?」
とか、
「ジョギングするときは、どの日焼け止めが適している?」
みたいな、定義のような、基準のような、単位とは言えないような何だかよく分からない項目も多い。

この本の編集主眼は、〝単位〟というところにあるのではなく、〝早わかり〟というところにあるのだろう。

こういった類を〝単位〟と呼んでいいなら、私でも2百や3百は並べられそう(な気がする)。

例えば・・・

●ゴルフはヤード。 
  グリーンに乗るとメートル。
  こんなチャンポン単位系を使うのは日本だけ。 
  他国はヤード・フィート。

●酸性・アルカリ性。
  単位はペーハー(ピーエイチ)、pH。
  ピーは小文字、エイチは大文字。

●製図法。
  中露英仏独は第一角法。
  日米韓は第三角法。
  1943年、潜水艦イ-8号がドイツから運んだのはレーダー(ウルツブルグ)の図面。
  日本でまずやったのは、第一角法の図面を第三角法に書き直すこと。
  CADの時代の現在でも、例えば日中間で図面のやり取りをするときは書き直す。

●摂氏なら °C、華氏なら °F。
  絶対温度なら Kだけ(°は付かない)。
  0℃は273.15K。

●分(ぶ)は1寸の10分の1の長さ、3ミリメートル。
  厘(りん)は1寸の100分の1の長さ、0.3ミリメートル。
  坊主刈り、5厘刈りなら1.5ミリのはずで、その通り1.5ミリ。
  坊主刈り、5分刈りなら15ミリのはずだが、9ミリ。

●メガはM、ギガはG、テラはT。
 キロはk(小文字)。

   電気抵抗、百万オームは1MΩと書く。
  1メガオームと発音すると笑われる。
 1メグオーム。

●帝国海軍機なら、スロットルを押すとエンジン出力が上がる。
  帝国陸軍機なら、スロットルを引くとエンジン出力が上がる。
  その派生、
  帝国海軍機は、エンジンと翼で飛ぶ。
  帝国陸軍機は、精神力で飛ぶ。(松本零士『ザ・コクピット』)

●速いパソコンならCore i7 にメモリ16ギガ。
  私になら、Z80 にメモリ64キロ で十分(^^;
 
●牛乳の紙パックラージサイズ。
  内容量が1000ミリリットル(1リットル)なのは、北海道・本州・四国・九州。
  沖縄では946ミリリットル(4分の1ガロン)。

●市販薬。
  大人1回2錠・1日3回。
  小人1回1錠・1日3回。
  小人・大人の境界は15歳。

●日本の法律、『年齢二十歳をもって、成年とする』

以下、釣師シリーズ

●1匁(もんめ)は3.75グラム、オモリの1号。
  (これは、『「単位」の早わかり便利帳』にも掲載されている)

●1尺は30センチ。 釣師の手尺、1手尺は20センチ。

●上品なら私の貧釣果、下品は他人の大釣果。

●魚の大きさなら、引く、ラインが出される、寄らない、タモ、バレる(^^;

とかとか・・・

| コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月26日 (日)

1対5

噴火湾沿岸はどこもマガレイの好釣り場。
特に長万部・国縫・中ノ沢あたり(注)の遠浅沿岸はマガレイの魚影が濃いことで有名。

130526_5

〝カレイのいる河口〟という意味のアイヌ語の〝オ・シャマンペ〟が町名の由来とも聞く。

最初に書いたように、噴火湾沿岸はどこもマガレイの好釣り場。
どこでも釣れると思うから、KON-chan号は昨年も一昨年もその前の年も長万部までは行ってない。

マガレイを狙って竿を出すこと自体も、めっきり減ってしまった。

【画像:①】
本日、久々に長万部海域へ。

今日の出竿は、こんな景色の見える海域。
見えている防波堤は国縫漁港。

朝のうちは、吐く息が白く見えるほど。
オカはガス。
海上も湿っぽい。

しかし、風なくベタナギ。
釣行最適海況。

【画像:②】
私の釣果。
マガレイ33枚。

カレイは誰にでも釣れるのだが、ウデの差が如実にでる釣りでもある。
カレイ名人と呼ばれる人たちと比較すると、私と彼らとでは1対5ぐらいの大差をつけられる。

今日も、1対5。
上品 対 下品 とも言う(^^;


同乗者は、私の5倍以上の釣果。

5時に出ましょう、としていた。
しかし、4時前から私の到着を待っていたご様子。

4時30分、出航。

今日の同乗は、仕事仲間のSさんとMさん。

130526_4【画像:③】
Sさん。
釣果は私の5倍超。

KON-chan号船中、今日一番のカタモノ。
46センチ。

【画像:④】
Mさん。
釣果は私の5倍超。

手にしているのは42センチ。


11時15分、沖上がり。

(注)

噴火湾は円形の湾で、その直径は約50km。
室蘭港から長万部までは、噴火湾のほぼ直径に相当する距離の航海が必要。

航海時間は往復で2時間を超える。
この航海時間がもったいない。
近場で実釣に当てたほうがいい、という考え方も理がある。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2013年5月25日 (土)

写す人を写す

写されている人は、レフ板の向こう。

130525_2写す人を写す(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

釣りにならず

東の空の底が赤い。
大潮。

130525今日の日の出は4時06分。
4時30分、出航。

空から赤が消えた。
すでに日は昇っているはずなのだが、見えない。

風が速く、シーアンカーの投入が必要・・・
だが、投入せず。

雨。
釣りにならず。

5時、沖上がり。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月19日 (日)

春を食う

10時ぐらいからはヤマセの風が吹き降り、加えて時間の経過とともに気温も下り勾配。

寒い。
寒いが、春をとどけてもらった(^o^)

shinyaさんからのいただきもの。

春を食う。

130519左上:アズキナのおひたし
左下:ウドの酢味噌和え
右  :ウドタラの芽の天ぷら

おひたしと酢味噌和えは家内作。
天ぷらは私が揚げた。

緑が映えるよう、酢味噌は赤味噌、天ぷらは薄衣にして。

アズキナが我が家の食卓に上ったのは初めて。
と言うより、見るのも食べるのも初めて。
新しい春をいただきました。

ご馳走様でした。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2013年5月18日 (土)

パッとせず

8時、出航。

130518【画像:上】
ソウハチの仕掛けをおろしたのだが、不釣。
わずか16枚(^^;

まァ、KON-chan号らしい釣果ではある。

今日の出竿は、こんな景色の見える海域。
画像の方角に2、3海里進めば、入れ食いだった(^^;
という話を、オカに上がってから聞いても・・・(^^;

16枚を、ウロコ取り・腹抜きをして沖干しに仕立てた。

【画像:下】
ソウハチが干し上がるまでは根回り。
こちらもパッとせず。

13時、沖上がり。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2013年5月12日 (日)

カタは悪くない

8時、出航。

明け方までの強風の名残が結構なウネリとなって、海面をのたりのたりと。
船速を上げられず。
それも、しかし落ち着く方向。
いつしか、空に青色も見えてきた。

130512_2【画像:上】
今日の出竿は、こんな景色の見える海域。

同乗は、6日にも乗ってもらったshinyaさん。
昨日までの雨・風・低温にめげ、お誘いをためらい、私からのメール送信が直前となってしまった。
が、今日が、風弱く、潮穏やかな日和となり誘いがいがあったというもの。

shinyaさん、ソウハチ取り込みの図。

【画像;下】
ソウハチのほうはと言えば、1回か2回 仕掛けを入れると群れが抜けてしまう。
我慢していたら、またぞろ群れに当たるはずなのだが、我慢できず(^^;
なわけで、釣行時間のかなりを根を探ることに当ててしまった。
しかし、スカ(^^;

昼を回って浅いところに移動したらバタバタときた。

船中200枚くらい。
まァまァの釣果となった(^o^)
カタは悪くない。

13時30分、沖上がり。

| コメント (4) | トラックバック (0)

2013年5月 6日 (月)

釣師の筆記具

魚釣り用のルアーと同材質・同塗装。
金型は同一かもしれない。

腹の部分、YO-ZURIとかSMITHとかと印字してあるところにFiiiiiSH。
幾種類かあるが、私が手にしたのはイワシ。

Iwashicolorこういう形状だから、テールのキャップを頭にかぶせることができない。(注)

ペン軸にはTOMBOWともMITSUBISHIとも刻印がない。
ノーブランド。
書き味は悪くない。


150ミリ・15グラム。
6インチ・1/2オンス。

(注)
この文章は相当におかしい。
尻尾にかぶっていられた帽子が、頭にはかぶせられない、というのだから(^^;

まァ、お遊び(^o^)

| コメント (0) | トラックバック (0)

出竿30分

白鳥大橋での風速は8メートルを超えていた。
蘭丸はもやいを解いた。

絵鞆展望台から眺めていると、蘭丸船長からの架電。
「黄色ブイまでは波なし」

5時、出航。

130506【画像:上】
今日の出竿は、こんな景色の見える海域。

【画像:下】
同乗は、
Hiroshiさん(左)
shinyaさん(右)

お二人ともルアーでアメマスを掛けるのがご専門。
だから、ソウハチ釣りはお戯れ。

昨日のソウハチ海域は絶好釣だったというが、さて今日はいかに・・・

ソウハチからの反応はいい。
が、波で船が暴れ、魚が針から落ちる。
ほどなく、風は速さを増し波は深くなり、出竿継続不可。

出竿わずか30分(^^;

またの機会にということで。
どうも、お疲れ様でした。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2013年5月 5日 (日)

トワイライトエクスプレスに乗る

北行きトワイライトエクスプレスの大阪駅出発は11時50分。
長距離列車だから、この列車の大阪駅ホームへの入線は早い。
11時11分。
印象的な数字なので忘れない。
大阪駅は11番ホームまである。
列車の出発が11番ホームからなら素敵だろう。
が、出発は10番ホームから(^^;

Twilight_express【画像:上】
大阪駅10番ホームにて。

11時11分、北行きトワイライトエクスプレスが左から右へと入線してきた。
列車を出迎える3号車(ダイナープレヤデス)スタッフ。

【画像:下】
青森駅までの牽引はEF81-43。

車体番号を写そうとする私の前を、少年が左から右に駆け抜けた。
ホームに至る階段を下りて10番ホームに立った時、左から右に進まなければ牽引車もヘッドマークも見ることができない。
少年は、だから左から右に駆けた。

彼は私だ。
少年の頃の私が駆けてゆく(^o^)


下り寝台特急トワイライトエクスプレスに乗車。
今朝、09時52分札幌駅着。(注1)

大阪駅-札幌駅間は、途中に空路を使えば最短で3時間41分。
鉄路オンリーでも、新幹線を使えば大阪駅-札幌駅は最短11時間54分。

それを22時間かけて走る。
つまり、寝台特急とはそういう乗り物(^o^)

そういう乗り物ゆえ、優等寝台(室)から予約が埋まっていくのだが、寝台がレールと平行に据えられた個室がとれた(^o^)
このつくりは、進行方向と直角の配置より格段に上等な体感振動となる。
加えて、ウデのいい運転士が配置されているようで、途中停車駅での停発車はたいへんにスムーズで睡眠を妨げぬ配慮が十分。

食堂車(ダイナープレヤデス)で、昼・朝。(注2)

パブタイムも楽しもうと思っていたのだが、寝てしまった(^^;
つまり、寝台特急とはそういう乗り物(^o^)

(注1)
大阪-東室蘭でチケットを取ったのだが、あとになって終着の札幌までに切り替えた。
よって、乗車券は磁気きっぷだが、寝台・特急券は料金専用補充券(手書き券)になった。

(注2)
ダイナープレヤデスは座席数が少ない。(優雅な作りになっている)
夕食は完全予約制。
GWのような多客期だと、乗車券と同時に夕食を予約しても取れないことがある。
実際、今回 私は取れなかった(^^;

| コメント (5) | トラックバック (0)

2013年5月 4日 (土)

『ことりっぷ』の表紙裏から

昭文社の創業はそれほど古くない、1960年。
クラウン・スカイライン・スバル360などの発売開始直後くらい。
日本におけるモータリゼーションの歩みと昭文社の歩みは並行していて、道路案内地図発行に特化し強い。
カーナビの普及以前、車の中にあったのは昭文社のマップル道路地図だったという人も多いだろう。

今。
町歩きなら携帯ナビも優秀だし、インターネットからいくらでも新しい地域情報を引き出せる。
そうであっても、本や時刻表や紙の地図は、
 一に、一覧性(俯瞰性)にすぐれる
 二に、書き込みができる
 三に、スミを折ることができる・ポストイットを貼れる
 四に、把握すべき情報の最低限量が分かる(ような気がする)

話が脇にそれてきた(^^;

Cotrip昭文社で出している、旅行ガイドブック「ことりっぷ」。
国内版だけでも57タイトルが出版済みとのこと。
うたい文句は、
『働く女性たちが週末に行く、2泊3日の小さな旅を提案するガイドブック』
『週末に行く小さな贅沢、自分だけの旅』

『等身大で楽しめる旅をテーマに、レストランやスイーツ、ホテルを女性向けにセレクト』

「ことりっぷ」の編集視線を噛み砕くと、
仕事を持っているので、決して暇ではないから長い旅行はできない。
体も心もユルユルにしたい。
あれもこれも体験できなくてもいい。でも、あれもこれも体験してみたい。
日常生活とは縁遠い文化・歴史・芸能・芸術・民芸・工芸に、ちょっと触れてみたい。
目に贅沢を。
舌にも贅沢を。(量はいらない。でも、品数は多く)
安いとか高いとか、コストパフォーマンスがどうとかといったことを、話の一番最初、あるいは話のシメにもってきたりするシミッタレた雰囲気はイヤ。
オシャレに。
と、いった感じ。
ストレートに働く女性をターゲットにしたガイドブック。

小さな本だ。
で、見どころや宿泊所や食事場所などへの誘導が、健康で働く女性向け。

家を出る前日、ちょっとした偶然で『ことりっぷ 四国』が私の手元に。

オジサンの私と働く女性の趣味とが一致するほうが不自然。
だから、『ことりっぷ 四国』の内容と私の動線で一致したものは、ウソのように一つもなかった。
だが、この本は以下の理由で気持が良かった。

紙がいい。
表面に微細な凹凸があって、そのおかげでページめくりがピッピッっと。
鉛筆や水性インキボールペンとの相性が実にいい。
蛍光ペン、万年筆ともいい相性。
また、スミを折りやすい紙だ。
ピシッと折れる。
ポストイットの貼り・剥がしが大変にすなお。

一番良かったのが、表紙裏のQRコードからたどって端末に落とした地図。
『ことりっぷ 四国』の掲載内容に対応しているのだが、別に『ことりっぷ 四国』の内容と私の行動は違っても、この地図は軽くて使い勝手が良く重宝した。

「co」(=小さな)と「Trip」(=旅)で、「ことりっぷ」とのこと。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2013年5月 3日 (金)

直島にて

四国から本州へは、島伝いに。
いくつもルートがあるが、生活航路はない。
全て観光航路。

高松港-宮浦港(直島:なおしま)-宇野港と北上。

四国愛媛の別子銅山は住友のヤマ。
住友は、瀬戸内海に浮かぶ四阪島(しさかじま)で銅の精錬を行った。

岡山の吉岡銅山は三菱のヤマ。
三菱は、やはり瀬戸内海に浮かぶ ここ直島で銅の精錬を行った。

両島とも、現在に至るまで住友・三菱によって後継事業が行われている。

Naoisland【画像:上】
高松港にて。
四国汽船のこのフェリーに乗る。
接岸のために180°回頭中。

【画像:下】
足尾銅山の鉱毒の話題性の大きさに隠れてはいるが、別子銅山(新居浜精錬所)付近も同時期 鉱毒被害が看過できない状況だった。
住友が瀬戸内海の無人島だった四阪島を島ごと購入、そこに精錬所を開いた事情がそれ。

一方の三菱は、岡山に向いた側に良港を持つ直島に精錬所を開く。
漁村のあった島なので、精錬所開設後の鉱毒被害とその後の復旧がよく伝わっている。

精錬所遠景。

今現在の直島は、そういったことよりもアート・ベネッセ・安藤忠雄がキーワードの島。
まァ、私のような俗人があぁこぅ触れるべきものではない(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

土讃線に乗る

JR北海道の場合・・・
過疎線の普通列車であっても必ずトイレが備わっている。

JR四国の場合・・・
普通列車だと、トイレの装備はごく少ない。
装備されていたトイレを、わざわざ撤去した車両があったりもするから要注意だ。

Nampu3_2国鉄時代には、四国の鉄路にも〝本線〟と呼称する路線があった。
 土讃本線
 高徳本線
 予讃本線
 徳島本線

理由は知らないが、JR四国になってから〝本線〟の看板を全ておろした。
JR四国に〝本線〟はない。
JR四国全線が〝線〟。(注1)

徳島駅から吉野川上流に向かって走る徳島線に乗り、阿波池田駅で土讃線に乗り換え高知駅まで。(注2)

乗車は南風(なんぷう)3号。
チケットホルダーの右側、上から2番目が特急南風の車両イラスト。
(グリーンとなっているが、グリーン車両があるわけではない。指定席は全てこのような表示となるようだ)

四国はぐるりと一周する鉄道が計画されていたのだが、採算性が理由で、もうあと今一歩というところで計画を進捗させずにいる。
四国は狭い。
狭いうえに本四間を結ぶ3つのルートの内、鉄道併用ルートは1本のみ。
人・物の流通の担い手の主が道路となる交通網になっている。(注3) 

(注1)
〝本線〟を〝線〟と読み変えただけで、路線そのものが無くなったわけではない。
国鉄時代もJRになってからも四国内の廃線はごく少ない。

(注2)
土讃線は、四国を北東から南西へと対角線状に走って、瀬戸内から太平洋土佐湾へと抜ける路線。
四国山地を横断して山越えする。
坪尻(つぼじり)駅と新改(しんがい)駅はスイッチバック駅なのだが、優等列車はスイッチバック線を使わない。

(注3)
以下、私見。
北海道の人口が560万人。
四国4県の総人口が400万人くらいだから、北海道の7割。
ところがJR北海道の売上が年間800億を超えるのに、JR四国はその4割以下、300億に届かない。
(両JRとも、鉄道事業だけだとこの8割5分くらい)

営業キロ数、
 JR北海道が2500キロ
 JR四  国が 860キロ

職員数を見ると、
 JR北海道が7000人
 JR四  国が2700人

路線長が短い分、JR四国は職員数も少ないのだが、1人当たりの売上高は
 JR北海道が1200万弱
 JR四  国が1000万強

とはじける。

この売上の中から職員給与・保線・車両・動力費用を出すのだから、楽な経営ではない。
実際、JR四国は厳しい経営を強いられている。

ちなみに1人当たりの売上高のトップは、ドル箱路線の東海道新幹線を有するJR東海で、6600万を超す。
ちなみにを更に続けると、
 JR東日本が3000万強
 JR西日本が3000万弱
 JR九  州が2000万強

人は、10進法や暦での区切り、行政(地勢)区分での区切りで考える。
しかし、事業にはこんな区分を単純に持ち込んではいけない。
国鉄からJRへの移行。
JRは本州を三つに、あとは地図の上で単純に北・四・九と分けただけ。
〝単純に〟と書いたが、しかし、ではどのような分割の方法が良かったのかを言える人はいない。
民営化計画時点から、北・四・九の経営の困難さは認識されていたのでこの三社には特別な支援がなされている。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 2日 (木)

ひょうたん島周遊船に乗る

規模の話は脇に置く。

徳島市は、ニューヨークのマンハッタン島と地勢が似る。
市の中央行政地区の両脇を川が流れる。
川の上流側はひとつになり、下流側もひとつになりすぐ海。

ぐるりが水。
その地形が自然に形成された州(す)なのか、人工的に水を引いたものなのかを私は知らない。

130502_3【画像:上】
その ぐるりを水に囲まれた部分。
地元では、ひょうたん島と呼んでいる
ようだ。

ひょうたん島周遊船に乗る。

乗船料は無料。(保険料のみの徴収)(注)

【画像:下】
ぐるりが水。
だから橋がたくさんある。
鉄道橋・水道橋・歩道橋・人車橋。

河口に近いというより、潮の干満の影響をモロに受け、ここはほとんど海だという。
海なので洪水はない。
なので、橋げたは低い。

画像の左側がひょうたん島。
徳島城址・徳島市役所・徳島駅・徳島地方裁判所・徳島大学事務局・徳島中央郵便局・徳島新聞社・そごうデパートがここにある。

徳島県庁だけが橋をわたって右側。
こういう完全性の損ない方が、らしいといえばらしい(^o^)

周遊船のスペックは、YAMAHAの225馬力船外機を付けた定員14名の平底ボート。

10ノット20分でぐるり一周。
ひょうたん島の一周は6キロ。

(注)
周遊船の数は、見た限りは3艇あった。
特に主だったスポンサーがいるわけでもないとのこと。
協会がどうとかこうとか言っていたけれど、よく聞き取れなかった。
が、何とかなってますとは、ボランティアの船長兼ガイド氏。

| コメント (0) | トラックバック (0)

ワォっ~!

伊予鉄道は、四国・九州で最初に鉄道を敷いた私鉄会社。
本社は松山市。
地元の人は、「いよてつ」と呼ぶ。

市内線と郊外線を持ち、いずれもJR在来線と同じ軌間
幅。

市内線はいわゆる路面電車だが、郊外線は本格車両が走り定刻到着・定刻発車し車掌も乗務する。

以下、郊外線について。
伊予鉄道の駅は、どれも島型ホームを1本持つだけ(注1)で跨線橋を持たない。

従って、駅のホームに立つには、必ず踏み切りを渡る必要がある。
(注2)
改札の方法が独特で、切符を持たずに乗車ができる。
が、無人駅はない(はず)。
駅員の雰囲気を全然持たないオジサン・オバサンが改札員をしている駅があったりするが・・・

Crossing_3【画像】
JR松山駅にほど近い場所。
正面が西。
すでに日が落ち始め、ほとんど真正面から注ぐ西日がきつい。

市内線に乗っていた私。
電車の前に遮断機が降りてきたのを見て、思わず、
ワォっ~!


私の「ワォっ~!」を聞いて運転士がドアを開けてくれた。
「どっちから?」と私。
「どちらからも」と運転士。
私、再び「ワォっ~!

で、掲載した画像の立ち位置で(^o^)

正面に見えるのが郊外線電車。
手前が私の乗っていた市内線電車。
鉄道車両が鉄道車両を遮断しなければならない平面交差点は、日本で唯一ここ。

それが何と、5秒と間を空けずに左から右、次に右から左。

優先はもちろん郊外線。(注3)

(注1)

路面電車と同じタイプのホーム。

(注2)
路面電車なら、必ず横断歩道を渡らないとホームに立てないのと同じ理由。

(注3)
伊予鉄道郊外線とJR予讃線も何ヶ所かで交差するが、全て立体交差。
最初に書いたように、四国・九州で最初に鉄道を敷いたのは私鉄の伊予鉄道で国有鉄道は新参線。
それがため、JR予讃線が高架を走る。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2013年5月 1日 (水)

三津の渡しにて

東北六県全体を代表する都市といったら、宮城県仙台市。
九州七県全体を代表する都市といったら、福岡県福岡市。

同様に言うと、四国四県全体を代表する都市といったら、香川県高松市。

四国唯一の高等裁判所・経済産業局・日銀支店・マイクロソフト支店など、全て配置は高松市。
官庁や企業などが四国に出先機関なり支店なり出張所なりを一ヶ所だけ置くとしたら、たいていは高松市になる。
また、高松市だけが、四国の他の県庁所在地の松山(注1)・徳島・高知市と直通する鉄路を持つ。

しかし、都市規模としては愛媛県松山市が四国で一番。
42万人の高松市より10万人近く多い50万を超える人口を抱え、人口密度も高い。

130501_2【画像:上】
四国に入ってからは、予讃線に乗り換え西へ。
松山市。

矢切の渡しの船賃は200円。
三途(さんず)の川を越えるのに必要なのは6文(もん)だとか。

ここは、三津の渡し
「さんづ」の渡しとは読まない。
みつ」の渡し。
「渡し」の歴史は長く、550年近い。

「渡し」の航路は公道ゆえに無料。(注2)

航路長80メートル、航海時間2分ほど。
この渡しを使うことで、の字の道を2キロほどショートカットできる。

渡し舟が迎えに来る様子。
乗ろうとするのは、写っている紳士と私だけ。
紳士は下船すると理容院に入っていった。

【画像:下】
折り返しの渡し舟に乗ったのは一人。
自転車は乗せてもいいらしい。

(注1)

愛媛県の県庁所在地は愛媛市だ、なんて言ってはいけない(^^;
松山市。

(注2)
高浜2号線と呼ぶ松山市道の一部になっているという。
公道ゆえに無料になっている「渡し」は、長良川(岐阜市内)にもある。
そちらは県道の一部という扱い。

無意識の内に〝公道ゆえに無料〟と書いていたのだが、それは私の無知ゆえ。
高速道路は、公道だが有料。
更には、都府県道にも有料道路がある。
更に更に、大阪市には有料の市道(橋)さえある。

| コメント (2) | トラックバック (0)

本四備讃線に乗る

岡山まで下ってきた。
岡山駅からは、宇野線で南下。

宇野線の中間あたり、7駅目の茶屋町(ちゃやまち)駅からは本四備讃(ほんしびさん)線に分岐する。(注1)
水島コンビナートが進行方向右手に広がるのだが、低い山並みでさえぎられる上に、その山並みを抜けるトンネルの連続で車窓をうかがえない。

4駅で児島駅。
この駅までがJR西日本。
この先はJR四国が管轄する。
児島駅の次の駅 JR四国の宇多津(うたづ)駅までが本四備讃線。

児島駅を出てすぐ ごく短い鷲羽山(わしゅうざん)トンネル。(注2)

130501【画像:上】
鷲羽山トンネルを抜けると、突然 海の上。
海は瀬戸内。

本四間に三つある連絡橋ルート中、この瀬戸大橋ルートのみが自動車路のほかに鉄道路も持つ。
道路部は片側2車線の高速路。
鉄道部は複線で在来線軌道が敷設されているほかに、新幹線軌道を複線で敷設できる設計になっている。(注3)
立派な橋だ。

【画像:下】
瀬戸大橋を渡って四国へ。
乗車は「特急しおかぜ7号」。
多度津(たどつ)駅で、高松駅から出て先着している「特急いしづち11号」と連結する。
JR北海道にはない特急同士の連結編成となる。

車内販売は、ごく短い。
30分ほど。
弁当を購入。

(注1)
’88年3月、青函トンネルが開通。
1ヶ月と空けずに瀬戸大橋も開通し鉄路網が陸でつながった。
国鉄が、JR各社に分割民営化された翌年のこと。

青函トンネルに対する青函連絡船の関係と、瀬戸大橋に対する宇高連絡船の関係は全く同じ。

「本四備讃線」の北を岡山県の「宇野線」の一部と南を香川県の「予讃線」の一部ではさむ岡山-高松間82キロの路線の愛称は、「瀬戸大橋線」。
本四備讃線と呼ばずに、むしろ、この「瀬戸大橋線」と表現されるほうが圧倒的に多い。
例えば、『JR時刻表(交通新聞社刊)』や『JTB時刻表(JTBパブリッシング刊)』では、「本四備讃線」という正式路線名では時刻を調べることができない。

(注2)
このトンネルは上に自動車用2穴、下に鉄道用2穴を4つ目状に掘った珍しいもの。
列車内からそれを確認できるのは運転士だけ。

(注3)
今現在、新幹線用軌条は敷かれていない。
この橋に新幹線が通ることは10年先、20年先といった程度の未来の内に実現するとはとても思えない(^^;

瀬戸大橋ルートは本四間の5つの島を橋脚の基礎地盤として使う方法で6橋、それらの橋へのアプローチとして4橋、計10橋で構成される。
この内3基が吊り橋で、3橋とも白鳥大橋より長い。
海面からの高さも、白鳥大橋より10メートル高い。

客車の窓は広く、道内特急の倍はある。
車窓から目をそらすことができない(^o^)

| コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »