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2012年3月

2012年3月25日 (日)

予報と実際

オカに上がってから知ったのだが、本日10時25分頃 登別マリンクラブ所属艇が転覆し死者・不明者が出ているとのこと。

120325_2当時、KON-chan号は事故現場から20海里南西海域にいた。
胆振沖太平洋、同一海域と言っていいだろう。

ところで、KON-chan号出竿海域の気象・海象は以下の通りで、ナギだった。

風は北東。
その風は、強い時でも5m/s(10ノット)なかった。

南東からうねりが入っていた。
その波高(波の頂-谷)は1.5mほど、波長(波の山から山、あるいは谷から谷)は20mくらい。
ゆったりしたうねりで、そのうねりの上に0.3mくらいの小波が乗っていたが頭が丸く、小舟でも22ノットでの航海が可能だった。

事故艇は白老沖から登別漁港に帰航中だったそうだから、左舷からうねりを受けたのだろう。
波の進行方向に対し船首を30°に向けるという荒天時の操船原則があるが、ジグザグ航海しなければ目的地へ達しないから、波に横腹を見せなければならない瞬間がある。
報道(毎日新聞22時11分配信)では、事故当時の現場海域には14m/sの風と3~4mのうねりがあったとのこと。
小舟には、厳しい数字である。

今朝5時の室蘭地方気象台の予報は、『胆振地方』の波は1.5m。
この予報、KON-chan号出竿海域では、当たっているが・・・

同じ胆振地方の事故現場海域の予想波高と発表から6時間後の実際波高との差は、小さいとは言えない。
気象・海象を予報する技術レベルは、21世紀の今、まだこの程度であるのだ。

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本日、船酔い

8時10分、出航。

120325【画像:上】
今日の出竿は、こんな景色の見える海域。

一昨日より雪が降り積もり、視界はモノクローム。

【画像:下】
南東方向から、ゆったりとしたうねり。
このうねりが良くない。

船酔い(^^;

正午、沖上がり。

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2012年3月19日 (月)

水三態

昨日の岬には波を呼ぶ風が降りてきたようだったが、気温は上がった。

はるか後方を走っていた車が、カーブを曲がるごとに車間をどんどん縮め、とうとうミラー一杯に映るほどになった。
シフトを落としアクセルを深く踏む気配が、こちらに伝わってきた。
峠の上り坂。
道路脇の雪から流れる水筋は、舗装面の中央に届く前に蒸発してゆく。
温まった路面すぐ上の空気が、ゆらめく。
限界の2割も回転していないような余裕のあるエンジン音を残して追い抜いて行ったのは、ソフトトップをたたんだAudiツーシーターだった。

120319【画像:上】
結晶の積層だった屋根の雪は氷となっていた。
昨日はそれが水に戻り出した。

【画像:下】
今朝、寒さがかえった。
笹の葉の上には、新しい雪の結晶の積層。

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2012年3月11日 (日)

地下4階の男

日本における超高層ビルのさきがけとなった霞が関ビルの竣工は1968年(昭和43年)。
地上36階建てである。
同じ年(だったと思う)、『37階の男』というTV映画が放映された。
いかにも36階の上をいく『37階の男』らしい恰幅のいい二枚目が主人公で、職業は探偵兼執筆業(らしい)。

エンディング画面が、タイプライターが打ち出す一行の大写しで、 The End 
(当時、日本には存在しなかった)37階の広い部屋で、彼が日本語で口述するのを美人秘書が英文タイプライターでタイピングする。
コメディである。

アメリカ映画では、軍の指揮官が口述する命令文を主計兵(注1)がタイピングするシーンとか、企業幹部が口述する指示を秘書がタイピングするシーンを見ることがある。
日本語や中国語のように文字数の多い言語では、口述筆記(速記)はありえても口述タイピング(注2)は絶対にできない作業だった。

それが、ワードプロセッサの進化によって、日本語による口述タイピングの壁の高さがかなり低くなってきた。
更に、音声認識システム。

すでに国会の議事録の作成は、速記者の速記録に加えて音声認識システムが使われているそうだ。
システムは信頼できるもののようで、速記者の養成はとうにやめたという。

東芝は原子炉を作るかと思えば乾電池も作る、家電・重電・システムハード・システムソフトの総合電機会社。
かな漢字変換システムを搭載したワープロを初めて世に出したのも東芝で、技術力は万人の認めるところ。

東芝の
『ToScribe』は、会議などを録音した音声データから参加者の発言内容を文字に起こす「音声書き起こし」の作業環境をブラウザベースで提供する「音声データ書き起こし支援サービス」(完全無料)です。
インターネットに接続できる環境があれば、どこに居てもサーバに保存されたデータで書き起こし作業を行うことができます。

と表示されたサイト。

ToScribe (音声書き起こしクラウドエディタ)は、ユーザ数が限られた口述タイピングエディタ。
それに、うまいことユーザ登録できた(^o^)

本ブログのこの記事も、ToScribeで。
とは、いかない。

ほかのユーザのことは知らないが、私の音声ファイルはサーバ保存はできたが、そこから先に進行しない・・・(^^;

オイラは、地下4階の男(^^;(注3)

(注1)
正しい言い方を知らない。
ここでは、事務担当の軍人という意味で書いた。
女性のこともある。
アメリカ映画に出る軍人タイピストの半分以上は女性。
彼女らは、一人の例外もなくブロンド美人だ。

(注2)
口述タイピングという言葉があるのか知らない。
ここでは、語られた言葉が同時的に印字されることをこの言葉で表現した。

(注3)
霞が関ビルは地下3階建て。

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2012年3月10日 (土)

魚釣りは簡単である。が、・・・ III

サクラマス海域へ。
5時45分、出航。

小さな波が乗ったピッチの短いうねりが右斜め前方からやってきて、船速を上げられず。
8ノットで噴火湾外へ。
太平洋に出ると、10ノット、12ノット、14ノットと徐々にスロットルを倒すことができ、22分ちょい前まで船を進めた。
が、全航程で10隻も船を見ない。

雪代が入り、かなり沖まで水が濁っている。

魚釣りは簡単である。
腹の減った魚の鼻先に、(疑似)エサを垂らしさえすれば掛かる。
難しいのは、その魚がどこにいるのかを知ること。

冒頭、『サクラマス海域へ』と書いたが、サクラマスがどこにいるのかを知るのは大変に難しいこと。
誰かからの「どこそこで釣れた」という情報をもらわずに、「ここにサクラマスがいる」と確信を持って竿を出せる人は少ない。

先日は、「水深200mで曳いていたトロール網に随分とサクラマスが入った」との また聞き情報を元に、船団から1海里ほど沖合で竿を出してスカ。
何と、我が艇から1海里ほどオカ寄りでは、サクラマスが大層掛かったらしい。

あとで聞いたら、「水深200mで曳いていたトロール網に随分とサクラマスが入った」のは、コッチの海域の200mではなくて、アッチの海域の200mだったンだと(^^;

120310【画像:上】
本日の出竿は、こんな景色の見える海域。
だあれもいない。
ゆえに、「ここにサクラマスがいるヨ」と、教えてくれるような船もいない(^^;

【画像:下】
リリースは4、50本。
いや、リリースしたのはマスではなくてスケソウ。
16分より東はスケソウが浮いて、釣りにならない。

ここにサクラマスが10本並んだ画像を置き、『魚釣りは簡単である』と記したかった。
が、・・・

ボーズ(^^;

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2012年3月 3日 (土)

日が昇る

今日の日の出は6時08分。

120303_4【画像:上】
地球岬灯台の光を背中にしたところ。
もうじき6時08分、日が昇る。

当地、室蘭(チキウ岬)の東経は、141度00分。
東京(千代田区大手町)の東経は、139度44分。
室蘭は東京より1度16分 東に位置する。
だから東京より日の出が早い、とは簡単に言えない。

当地は北緯42度18分、東京の北緯が35度39分で、緯度が高くなればなるほど太陽高度が低くなることが効いて、1年の3分の1ほどの期間は東京より当地の方が日の出が遅い。
それは秋から冬の間のことで、遅かった当地の日の出時刻が、東京のそれに追い付いたのが今日3月3日6時08分。

今日以降、室蘭と東京の日の出時刻差は広がってゆき、6月の末から7月の頭頃にその差が最大となる。
最大のその値は25,6分と小さいのが意外。

【画像:下】
夕刻より、職場の若い同僚の結婚披露宴に参列。
キャンドルサービスではなく、スモークサービスが今時風とのことのようだ。

天象は万年先のことでも計算できる。
一方、人象はと言えば計算外のことばかり。
スモークの中、計算できない人象・人生、これがまた愉快(^o^)

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魚釣りは簡単である。が、・・・ II

サクラマスは水圧変化に強い魚だ。
水深100mの深さからあげられたばかりの魚でも、水に戻すと全く疲労した様子も見せずに深みに泳いでゆく。

日本海側ではサクラマスが好釣とのこと。
だが、胆振沖太平洋ではいい話が聞こえてこない。
ところで、また聞きの話なのだが、いい話の聞こえてこない胆振沖太平洋の水深200mで曳いていたトロール網に随分とサクラマスが入ったと。

つまり、そんなところにいるわけだ。(注)
彼(女)らの生息域の何と広いことよ。

120303_2【画像:上】
5時50分、出航。
今日は寒さが戻り、出航時気温はマイナス6℃。

うねりに小さな波が乗っているが、スロットルを絞らなければならないほどではない。

昼までは持たないとの波予報だったが、沖上がりまでナギが持った。

【画像:下】
24ノットでサクラマス海域へ。

魚釣りは簡単である。
腹の減った魚の鼻先に、(疑似)エサを垂らしさえすれば掛かる。

が、我が毛バリは、腹の減ったスケソの鼻先にばかり垂れていたようだ。

帰りしなに寄った根からの反応は良かったが、小さい。

12時30分、沖上がり。

(注)
そんなところにいるからといって、そんなところにいるサクラマスを掛けようとする釣師はまれ。
深いところで掛けたサクラマスは、水面にもってくるまでに時間を要するがゆえにバレやすい。
胆振沖太平洋でサクラマスを狙って竿を出す釣師が沈める毛バリ深さは、100m程度までだろう。
私も戯れ以外に、100m以深に毛鉤を沈めたことはない。

なのに、今日は随分と深いところまで毛バリを降ろした。
後の祭り。
今日は浅ダナでヒットが多かったようだ(^^;

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