上品な釣り I
イワシの鼻先に鉤を引っ掛けて泳がせていると、大型魚が喰いつく。
この釣法は、特にヒラメに有効で、イワシが釣れさえすれば7、8割がたヒラメを掛けたも同然なくらい。
イワシがヒラメを掛ける。
釣師のウデは関係ない。(注)
釣師を自任する人ならこんな釣法に手を出してはいけない(^^;
人間は引かれると、反射的に逆方向に引く動きをする。
竿先が引かれると、合わせを入れる動作もそれ。
ヒラメ釣りの場合、この反射行動からくる即アワセはいけない。
ヒラメ40。
そこまで数えることはなくとも、かなり待つ。
この時間は他の釣りより圧倒的に長く、なかなか耐えられるものではない。
竿から手を離しているほうがいい。
置き竿。
ウデが関係せず、更に加えて置き竿だから、出竿本数を増やせる。
出竿2本。
これが私のヒラメ釣り。
下品な釣りである(^^;
もっとも私に限らず、釣師というのは、その心情もその行動も下品なものである(^^;
8時20分、出航。
【画像】
イタンキの丘にエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)の黄色が目立つ頃が、ヒラメの釣期。
本日、イワシが釣れず。
出竿は1本、ミノーを泳がせる。
上品な釣りである。
しかして、釣果も上品。
ボーズ(^^;
10時、沖上がり。
(注)
掛ける。
そこまでは、ウデは関係ない。
が、掛けるのと、それを取り込められるかは別な話。
KON-chan号進出海域には80センチ、90センチ、いやいや1メートル超の大物ヒラメがすむ。
ヒラメは、全身がヒレのような魚である。
タモのリングをはじかれては、取り込めない。
手前船頭だと、取り込みは結構難しい。
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