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2011年2月

2011年2月28日 (月)

大きな話

近鉄は営業キロ数が約500kmの日本一の路線長を有する私鉄である。
私鉄だから、その路線は経営する会社・法人の持ち物・資産である。
だが、とは言っても、JR同様 鉄道事業法の下に管理され、〝公共性・公衆性〟を求められている。

以下は、〝公共性・公衆性〟を求められない私道の話。
私道とはいっても、大変に規模が大きい。

110228【画像】
本日、宇部市内で仕事。
雨の朝となった。
ガス。
肉眼では、大きな橋が見えるのだが・・・

瀬戸内海に注ぐ厚東(こうとう)川にかかる興産(こうさん)大橋
宇部・美祢(みね)高速道路の宇部側端近くにあって、長さは1020m。(注1)
大きな橋である。

この橋を含む宇部・美祢高速道路の全ては、宇部興産がセメント原料を輸送するために自身の資金で敷設したもの。
つまり、この道路は宇部興産所有の〝私〟道
長さ28km。

私道だから、道交法も車両法も適用されない。
よって、ここを走る車には車検が求められない。
そもそも、車両法の規格を越える大型車両の通行をも目的として建設された道路である。
車検が求められないくらいだから、ナンバープレートも自賠責加入も求められない。
要するにここを走る車両は、法・規則の枠外。
だから、運転免許さえいらない。(注2)
そんな道路だから、一般車両の乗り入れはできない。

通称 宇部興産専用道路。
高速道路である。
高速道路だから、道路の設計速度は100km/h。
片側2車線。

(注1)
〝厚東川にかかる〟と書いたが、〝宇部港をまたぐ〟と言った方が適切。
航路をまたぐ機能は、横浜ベイブリッジや白鳥大橋と似ている。
興産大橋は、横浜ベイブリッジより160mも長い〝私〟橋である。

釣りバカ日誌12に、スーさん一行が山口宇部空港から萩市に向かうシーンがある。
そこに出てくるのが、スーさん一行を乗せたセンチュリーがこの橋を渡って行くところを空撮したカット。

(この橋は工場群の中にあるので、オカから撮影すると遠い。 確かに、空撮を必要とする。)

三菱自動車製のダブルストレーラー(35トントレーラーを2両牽引するトラクター)と並走するのだが、こんなルートをたどって宇部空港から萩市に行くことはできない。
映画の中の話。
あまりいい空撮ショットではなく、この橋の特徴であるきつい勾配が表現されていない。

(注2)
ここを走る車両は生産ラインそのもの。
一般車両よりもはるかに整備の手が入っている。
また、宇部興産構内専用のナンバープレートも付けられている。
法律は求めていないが、多分、運転者は大型及び牽引免許所有者だと思う。

《翌日追記》
上の画像の右の方に見える赤白煙突のやや右に、肉眼では興産大橋が見える。
もう少し、見やすい画像があった。

Bridge

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2011年2月27日 (日)

前進あるのみ

能古島に渡るのに乗船したのが、この船、 レインボーのこ。

Rainbow_noko_2総トン数 177トン。
200名を乗せて、その上さらに乗用車なら4台載せることができる。
10ノットも出ない足の遅い船なのだが、何せ航海距離が1.5海里ほどとごく短いから、それで十分。

プロペラと舵が2つ付いている、2軸推進船だ。
ただし、エンジンは1000馬力1基。

この船、前も後ろも無い、前後対称船であるのが非常にユニーク。
つまり、2軸は並列ではなく直列なのだ。

画像に向かって、右船底にプロペラと舵。
画像に向かって、左船底にもプロペラと舵。
回すプロペラはクラッチで切り換える。

ブリッジ内を見せてもらうことはかなえられなかったが、舵輪もレーダースコープも2つあるはずだ。
右舷左舷の関係が行きと帰りでは逆転するから、航海灯の切り替えスイッチはクラッチと連動させているに違いない。

接岸時、進行方向側にあるプロペラを回して減速した。
この船、後退(プロペラの逆回転)はできない(と思う)。
いや、後退できないのではなく、後退する必要がないのだ。

前進あるのみ・・・(^o^)

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小さな話

雑魚(ざこ)の話。(注)
小さな魚の話である。

昭和天皇は、『雑草という植物はない。名を知らないだけだ』と言ったという。
同様に、〝雑魚〟という魚もない。

九州や瀬戸内では、雑魚を提供することをウリにしている料理屋がある。
ウリにできるくらいだから、雑魚が必ずしも大衆魚とは限らない。
この地方で言う雑魚とは、商売になりにくい魚、流通に乗りにくい魚の別称(だと思う)。

Hakata_bay【画像:上】
本日、能古島(のこのしま)へ。
フェリー乗船時間、わずか10分。
博多湾に抱かれた島で、北に玄海島(げんかいじま)、そのさらに北が玄界灘。
元寇の際、元・高麗軍が対馬・壱岐に上陸したあと、玄海島をスルーして能古島に上陸している。
この付近は、日本の古代・中世史のトピックが尽きない。
(針路160°(ほぼ南)で降下中、右手に能古島が見えた。 画像に向かって、右が北、奥が西、左が南・福岡市)

【画像:下】
雑魚の〝雑〟は、〝雑多な〟とか〝商品価値が低い〟という意味ではなく、〝多種多様な〟という意味だろう。
タイ・フグ・ブリ・ヒラメなどが有名だが、これらは流通に乗っている。

市場に出にくい魚、雑魚を食う・・・つもりで能古島のこの店に入ったのだが。
看板に偽りあり。
雑魚は一品も出ず(^^;

(注)
‘じゃこ’、‘ざっこ’、‘じゃみ’と発音する地域もあるようだ。
能古島では、‘ざっこ’。

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2011年2月12日 (土)

風裏の釣り

昨日帰港後、燃料を補給して係留。

今朝は夜明け前から、P艇と共にエンジンを回して出航の時を待った。
が、既にマス海域に向かった大型遊漁船と連絡を取っていたP艇船長から、『北東が強い。遊漁船も戻ってくるようだ』

4本取っていたもやいロープの内の2本をほどき、残り作業15秒でポンツーンを離れることができるところまで準備を終えていたKON-chan号だったが、出航断念。

110212帰宅前に、絵鞆展望台から見る海は、絵鞆半島の風裏となりナギ。

マリーナに取って返し、7時10分出航。

【画像】
今日の出竿はこんな景色が見える海域。

室蘭港を出て、沖合い0.5海里。
ほぼ真北にレンズを向けている。
風は、この画像のほとんど右から吹いて来るのだが、斜め右前から斜め右後ろまでは絵鞆半島、防風壁の役目。

中央が羊蹄、その手前に昭和新山、左が有珠山。

大黒島から銀屏風沖にある浅場の大物ソイ根の、I氏牧場、M氏牧場、N氏牧場、T氏牧場とインチクを落としてゆくのだが、竿先は曲がらず。

9時、帰港。
ボーズ(^^;

P艇のI船長の話が有益・面白かった。
どうもありがとうございました。

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2011年2月11日 (金)

上品過ぎる

吐く息がキャビンの窓の内側を曇らせる。
暖機5分。
デフロスターから吹き上がる空気が暖まってきた。
7時15分、出航。

110211_3波の山谷の起伏が大きく、船速を上げられない。

「おーいお茶」を飲もうとすると、ペットボトルの口が前歯にゴツンと当たって痛い。
だけではなく、船の揺れがペットボトル内のお茶に伝わり、ガボっと口中に大量に注がれた。
一部気管支に、一部鼻の裏側に。
咳き込みと鼻水(^^;

地球岬までは16ノット。
噴火湾を抜け太平洋に出てからは22ノット。

【画像:上】
太陽を右手30度に見て船を進める。
KON-chan号の場合、ウィンドウのピラーに太陽を隠して航海するとマス海域に行き着く。

【画像:下】
9時と遅い出航だったにもかかわらず、P号は乗船者二人とも定量(10尾)釣りだった模様。

KON-chan号は2尾。
上品過ぎる(^^;

帰港途中、根に寄るも、これまた釣果上品過ぎる(^^;

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2011年2月 6日 (日)

(旧暦)正月4日の釣り

今年の2月3日は旧暦の1月1日、翌日が立春。
今日2月6日は旧暦だと正月4日でまさに迎春の候。
ここ3、4日は寒気が緩んだから、そんな気にもなる。

110206が、今朝は冷えた。
家を出る時、マイナス8℃。

冬の北西の季節風が降りてきて竿をヒューッと鳴らす音が耳に届いたその数分後、頭の尖った波の上端が白く砕け海が泡立つ。
KON-chan号進出海域では、この北西風が昼近くになると決まって強くなる。
特に地球岬の西側海域(噴火湾口)でその北西の季節風の影響が大きい。
この海域は、冬の北西の季節風が降りてくると波がわき上がる航海の難所となる。

昨日は、その北西の風がマリーナの上下架クレーンの作業中止基準以上に吹き、下架・係留できず。

なもんで、今朝8時のマリーナ営業開始を待って、出航。
ナギ良く、25ノットで登別沖太平洋へ。

昼近く、降りてきた風は東南東。
船を押す風と波で安航(^o^)

【画像:1枚目】
マリーナ海表面が凍結し、朝日に輝く。

【画像:2枚目】
本日の出竿はこんな景色が見える海域。

110206_2【画像:3枚目】
本日の同乗は栄幸丸のT船長
ソウハチのカタがいい。

【画像:4枚目】
私の釣果。

マス海域に入ったのは11時を回ってから。

T船長×2本
私×2本

正午、沖上がり。

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