« '10絵鞆マリン倶楽部総会・納会 | トップページ | 行列のできる店 »

2010年12月11日 (土)

鍵のクスリ

倶楽部員に『かぎ屋』さんがいる。
彼なら違う解決策を言ってくれるかもしれないが・・・

前の前に乗っていたのはマニュアル車。
この車、2速から3速への加速時にギアが抜けることがあるという欠陥車だった。
また、キー(注1)の痩せかたが異常に早かった。
2年もしない内に、エンジンを止めずにキーを抜くことができるほどに痩せた。
そんなになってもエンジンをかけられたというのが不思議な車だった。

我が家の玄関ドア。
前の前に乗っていたマニュアル車と逆。
カギは問題視するほど痩せていないのに、‘抜け’が悪くなった。
閉めて抜こうとする時の‘抜け’も悪いが、開けて抜く時がひどい。
このまま‘抜け’なくなるのではないか、と思うこともしばしば。

黒鉛(グラファイト)は固体潤滑剤としても使用される。
だから、このドアキーを鉛筆の芯でこすると、いくらか‘抜け’の悪さが改善された。
カギ穴の内部にも鉛筆が入るといいのだが・・・

101211『鍵のクスリ』を見つけた。

成  分:ボロン(窒化ホウ素)、石油系溶剤、LPG第一石油類。
正味量:17ml(連続噴射 約30秒 20℃)
1回の使用量:約1秒(約30回使用可)

ボロン(ホウ素)を練り込んだカーボンや、ボロンを織り込んだカーボン繊維を素材としたボロンロッドがある。
丈夫で感度がいいらしい。

丈夫で感度がいいことより、いま必要なのは‘抜け’の良さ。
1回の使用量1秒。
というところを、5秒間、カギ穴内部に噴射した。
1秒でも良かったのか。
5秒噴射したのが良かったのか。

窒化ホウ素、これの固体潤滑性能(注2)は全く凄い。
‘抜け’が劇的に改善(^o^)

(注1)
カギ穴のある方が、錠・錠前・ロック・lock。
カギ穴に入れる方が、鍵・かぎ・キー・key。

(注2)
二硫化モリブデンも固体潤滑剤で、これ入りの潤滑剤も売られているが、溶剤が揮発性のものを見つけることができなかった。
ホコリをよばないためには、揮発性溶剤であることが必要。

« '10絵鞆マリン倶楽部総会・納会 | トップページ | 行列のできる店 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鍵のクスリ:

« '10絵鞆マリン倶楽部総会・納会 | トップページ | 行列のできる店 »