« 一面のひまわり | トップページ | 煙突屋 »

2010年8月15日 (日)

増毛にて

留萌本線の起点駅である深川駅は函館本線の駅でもある。
という言い方より、「函館本線の深川駅から、増毛駅に留萌本線が支線として出ている」というほうがあたっている。

深川と増毛を結ぶ全20駅、留萌本線は66.8km。
本線だが、全線単線。
短い線である。

留萌本線20駅中、深川駅と留萌振興局(留萌支庁)所在地中心駅の留萌駅にJR社員が配置されているほかは無人駅である。
(石狩沼田駅は簡易委託駅となっているが改札業務は行っていない)

Mashike_5【画像:上】
増毛駅と海は近い。
駅裏が増毛漁港。
その横に『ノールマリーナましけ』。
マリーナハウスには釣果写真が何枚も貼られていた。

【画像:下】
留萌本線終着、増毛駅。
側線のない棒線駅。
端末には車止標識のみ。

駅舎内は蕎麦屋。
駅なら“立ち食い蕎麦”がお決まりだが、ここはテーブル・椅子付き、かつ手打ち。
酒も飲める。 
国稀。

『駅 STATION(監督:降旗康男)』
ラストは冬の日の夜の増毛駅。
深川行き最終に乗車する直前、男(刑事)は辞表を駅舎内のストーブで燃やす。
『捨てないことにした』男と『捨てることにした』女の話。
30年も前の映画である。

« 一面のひまわり | トップページ | 煙突屋 »

コメント

tetsudo.comから飛んできました。宜しくお願いします。味のある場所を訪ね歩かれていて、文章も味があってずっと下のほうまで読ませていただきました。
車両写真を撮る旅もいいですがここのブログのような旅もいいですね。
増毛駅の蕎麦は土日だけの営業ですので私は食べ損ねましたが、お味はいかがでしたか?

投稿: yamagi | 2010年8月16日 (月) 07:01

yamagiさん、こんにちは。
tetsudo.comは知りませんでした。
鉄道に関するキーワードをロボット検索してサイト情報を並べているのでしょうかね。
マニアック過ぎて、私には近寄りがたい感じです。
何にしてもご縁です。
こちらこそよろしくお願いします。

増毛はかつては支庁所在地で裁判所が置かれたほどに栄えた町なのですが、1次産業の町は長男(跡取り)だけしか残るのが難しい宿命にあります。
この町も他の1次産業の町同様の経過をたどりつつあるように見えました。
江差線や留萌本線は、いつ廃線計画が持ち上がってもおかしくない路線となってしまいましたね。
そんなこともこんなことも、人の営みの自然の成り行きなのかも知れません。

ところで、増毛駅の蕎麦、食べませんでした(^^;
美深でトロッコに乗るなどの計画をしていたのですが、大雨情報があって、当日になって内陸から沿岸へと旅程を変えました。それを決めた途端、食欲のほうも山の幸から海の幸へと変わってしまいましたので(^^;

投稿: KON-chan | 2010年8月16日 (月) 17:11

僕もtetsudo.comから。
取り敢えず足跡だけfoot
こんどゆっくりと

投稿: 高円寺 | 2010年8月16日 (月) 20:19

高円寺さん、こんにちは。
時間ができた時にでもお出で下さい。
その時、改めておしゃべりしましょ。

投稿: KON-chan | 2010年8月16日 (月) 23:44

KON-chanさん こんばんは

『春日和』です。

わたしは“留萠”出身なのですが、留萌本線の全20駅、がすべて無人駅とは知りませんでした。

小さい頃、留萠から札幌に向かう汽車に乗った時に、『深川駅』で逆方向に進み始め、心細い思いをしたことを思い出しました。

“増毛”は、高校生の時、方言の研究をしている旭川の教育大の先生のお手伝いをするため何日か通いました。

国稀酒造の本州との船での交流や、東北から杜氏に来ていた方々、ニシン漁に従事するために本州から来ていた人達との交流によってもたらされた言葉、山側に住む人と、海岸いに住む人との言語表現の違いなど、研究者にとっては興味深い特性を持った地域だという説明を受けたように記憶しています。

とりとめのない話ですみません。
たまたま明日、オロロンラインに沿って、お墓参りにいく予定だったもので。


投稿: はるさん | 2010年8月17日 (火) 00:31

はるさん、こんにちは。
船長さんの大ヒラメ、お見事でした。

あァ、『春日和』に留萌出身ということが書かれていましたね。
留萌-札幌は、深川で留萌本線から函館本線に接続する際にスイッチバックしますから、それを知らないと混乱しそうです。

言われてみると、確かに増毛は各地の言葉の接触する機会が多かった土地柄のようです。

お盆中の日曜日で人出の多い時でしたが、丸一本間家(国稀酒造創始者家)内は、たまたま見学者が切れた時で、案内の方と直接 話ができました。
その時に、そんな話がでました。

増毛からの帰りは我が家もオロロンラインを通り、定山渓・中山峠コースとしました。

17日、道路も落ち着くでしょうが、ではあっても道中お気をつけて。

投稿: KON-chan | 2010年8月17日 (火) 03:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/48442/49149436

この記事へのトラックバック一覧です: 増毛にて:

« 一面のひまわり | トップページ | 煙突屋 »