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2009年10月

2009年10月31日 (土)

今日もサケⅠ

ただ海中に垂らしてあるだけのルアーに(また、ただフォールしていくだけのルアーにも)、サケは口を使わない。
サケにルアーを追わせるには、ルアーを水平方向に泳がせなければならない。
その泳がせる速度はできるだけ遅く、1.3ノット程度以下で。
できるだけ遅くとはいっても、それには限度がある(ような気がする)。
私の経験から得たサケが喰い付くルアーの速度は0.8±0.5ノット。(注)

エンジンが船尾にあるプレジャーボートの多くがそうであるように、KON-chan号も艇の特性上、風に背を向けて流れる。(風下側に船首が落ちて流れる)
KON-chan号の場合、風速4m/sの時だと風に押されて流れる速さは0.5ノット前後。
こんな風が吹く時は、船尾方向にルアーをキャストしたのなら、ルアーはだまっていても0.8±0.5ノットの範囲内で泳ぐ。
こんな時はリールのハンドルを回す必要はない、回してはいけない。
同条件で、逆に船首方向にルアーをキャストしたのなら、リールのハンドルを回さなければならない理屈。
であるから、船尾エンジンのプレジャーボートでの単独釣行の場合は、サケの跳ねを船尾側に見るように操船すると釣りが楽(と、簡単に言うけれど、これが大変に難しい)。
てなことを考えつつ、今日もサケ釣り。

今日の風はサケ釣りには最適。
風に押されてKON-chan号の流れる速度は、0.6から1.2ノット(^o^)

6時出航、10時30分沖上がり。

091031【画像:上】
好天の秋空のもと、ナギの青い海からサケをあげることができれば、それは何より。
しかし、雲に日がかげり、色を失った暗い海にシケを呼ぶ風が降りてきて波の頭が尖りかけているそんな日。
そんな日に釣り人の竿を絞るサケの引きは、ナギの日のサケのそれよりも、重く、太く、強い。

今日の漁場はこんな風景が見えるところ。
この朝の太陽は程なくして雲にかげった。
海は色を失い、暗い。
寒い。

【画像:下】
寒い。
寒いが、本日好釣。
14本。
銀ピカが多い(^^)

こんなことになるとは思っていなかったので、用意していたベイトは10切れ(^^;
たちまち消費し、友艇SeaRoman号から、海上にて1パック分けてもらったのでした。
SeaRoman船長に、深々と2礼。

(注)
私の感覚だから、ウソかも知れない(^^;
遅く泳がすと同時に、できるだけ一定速度でルアー泳がすことが大事というのはホント。
さらに遅合わせ、これもホント。

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わざわざマック

今日の船上食はマック。

マック(マクドナルド)は、マニュアルに忠実に調理・接客する(させる)会社だとか。
短期間の教育で店頭に立たせなくてはならないアルバイト店員を多数雇用していながら、全国一円にサービスを均一に提供し、それを維持していかねばならないのだから、店員にマニュアル通りに動いてもらうことは正当かつ重要な経営要求だろう。

もっとも、マニュアルに忠実なのも時によりけりで、場合によっては、硬直した原理主義と言うか、単視眼的教条主義と言うか、それこそマニュアル絶対主義の柔軟性、応用性、融通性、バランス感の欠如したおかしなことになることもある。

ウソかホントか、
客:『ビッグマック20個下さい』
店:『こちらでお召し上がりになりますか』
客:『いやいや、持って帰ります。(で、腹の中では、『何を外れたことを言ってるんだァ。 一人で20個も食えるわけネェだろォーがァ』)』
みたいなやり取りがあるんだとか。(注1)

ところで、我が家の近くにはコンビニ(当然、24時間営業)、GS(これも24時間営業)、マック(これがまた24時間営業)があって、朝の早い釣師にはとても便利。
舌が子供の私は、マックのハンバーガーメニューが好物。
船上食にと、マックに寄ってハンバーガーを買ってからマリーナに向かうことも多い。

091031mac_2例えば、こんな感じ。
私:『ベーコンレタスバーガーバリューセットで。 ホットコーヒー。 砂糖はいらない。ミルクを2つ入れて下さい』

店:『ハイ。 ベーコンレタスバーガーをバリューセットで。  ホットコーヒー。 ホットコーヒーは砂糖抜きで、ミルクを2つですね。 ハイ、610円です。 お車を進めてお待ち下さい』

前回の釣行は24日。
その日の早朝4時半頃、マックドライブスルーの商品受け渡し場での話。
店:『確か、コーヒーに氷をお入れするんでしたネ』

私:『オォー。 憶えていましたかァー、氷、お願いします』

猫舌の私は、以前に2度、このマックドライブスルーでホットコーヒーに少し氷を入れてくれるようお願いしたことがあるのだった。(注2)

今朝、一旦、マックを通り過ぎたのだが、Uターン。
わざわざマックへ寄ってからマリーナへ(^o^)


(注1)
マックのメニューに〝水〟は無い。
だから、
店:『お飲み物は何になさいますか?』
客:『水』
店:『・・・・』
というやり取りがあったという。
(メニューに無いものを注文されれば『それは当店では扱っておりません』と返答するマニュアルがあるはずだが、メニューにはなくとも『水』が店内に無いわけが無い。 『水』を注文されて、『それは当店では扱っておりません』という返答では、マニュアルに従っているにしても非常に不自然。 しかし、マニュアル違反はいけないこと。 『・・・・』という店員の反応には大いに同情できる)

もちろん、今は、〝水〟を頼めば〝水〟を出してくれる(と思う)。
(上のハンバーガー20個の話もこの水の話も都市伝説かも知れない。 『客の要求するサービスにコストが発生しない、あるいはコストが極めて小さい場合は、客の要求を満足させること』というマニュアルがあるように思う)

(注2)

『アイスコーヒーにすればいいじゃないか』という御指摘がありそう。
それはもっともなのだが、要するに私は冷たくも熱くもない、ぬるいコーヒーが飲みたいのだ。

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2009年10月25日 (日)

わざわざ喫茶店

ロードヒーティングはされてない。
だから、積雪期には車での寄り付きは難しいと思う。
そんな急坂道脇にあるので、最寄りのバス停(注1)から徒歩で行こうとするなら散歩気分ではダメ。
強歩の気構えが必要だろう。

市街から測量山頂上(199.6m)へのアプローチ道は何本もあり、車が行き交える幅の道も何本かある。
それらの道の内の1本から出る支線道に面してある。
『測量山々頂に行く前に八幡宮に参詣した』という人なら、この店を見たことがあるかも知れない。

というような立地条件だから、お茶を飲みながら新聞や雑誌を読むために入るような店ではない。
また、繁華街・住宅街から離れてもいるので、待ち合わせに使うような店でもない。

この店でお茶を飲んでいるのは、〝わざわざ来た〟人だけだろう。

091025_2この店を見かけたのは偶然。
〝初めての街角を曲がったら、そこから旅が始まる〟(注2)の気分ではないけれど、マリーナに行くのに、〝わざわざ〟大幅に遠回りとなる(注3)測量山東中腹道を進んだら、見かけたのだった。
すぐ近くに花屋があるというのも、意外過ぎる。

ここに花屋や喫茶店があると予想できるような人は、かなりのロマンチストだろう。
ここに花屋や喫茶店を開こうと考えた人は、もっとロマンチストだろう。

今日、家内と『喫茶測量山』(注4)へ。
〝わざわざ〟来たオレたち、これもまた相当なロマンチスト(^^;

(注1)
最寄りのバス停は〝中央町〟または〝八幡宮前〟。 どちらからでも徒歩20分ほど。
旧室蘭駅裏の駐車場に車を捨てて、そこから歩いてもプラス5分。

(注2)
というようなフレーズを、随分以前、永六輔が龍角散のCMに使っていたように思う。
『豆腐屋の角を曲がったら、知らない路地。そこが旅の始まり』というようなフレーズだったかも知れない。
『知ってる道でも、今日、通る時は新しい旅の始まり』というようなフレーズだったかも知れない。

(注3)
大幅に遠回りと言っても、増える時間は10分ほど。

(注4)
ググってみたら、ウェブサイトがあった。
『喫茶測量山』 http://kitanomati.jp/sokuryozan/top.html

通りすがりの人の、こんな記事もあった。
http://www.h4.dion.ne.jp/~amaimnko/h-mtdata/gendai-moiwa/iburi/sokuryo.htm

これらに書いてあることは書いてあることとして、実際に入店してみての感想はと言うと・・・・・

釣りや航海をモチーフにした小物類がたくさん置いてあって、どうも、私と同類人がマスターのよう。
フライフィッシャーなのかなと訊いてみたら、『釣りは何でもやる』とのこと。
コーヒー・紅茶は300円と安い。
ピラフ、スパゲッティ、トーストなどもメニューにある。

『普通の喫茶店』でした。

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2009年10月24日 (土)

2礼の日

噴火湾(及び、湾口に近い太平洋)では、早い時期に回帰してきたサケは母川の河口近くに寄るのも早く、従って沖で掛けるのは大変に難しい。
早い時期のサケは、浜からキャストする人たちのものだろう。
船からのサケ釣りは、今ぐらいから。

本日、ナギ。
5時30分出航。

防波堤前の黄色浮標をなぞって沖に出る。
4つ目の浮標をかわしたのち、伊達火発の煙突を目標に北上。
稀府沖で跳ねを見つけるが、掛けることができない内に、跳ねが沈黙。
以降、跳ねを探して虻田沖まで船を進めるが全くの徒労。

091024_2【画像:上】
今日はダメと帰航コースを航海していたら、9時40分、舟岡沖でこんな光景が。
タモをかかげているのは鷹Ⅲ世号T船長。
『立て続けに2本来た。その沖から流せ』と、T船長が指し示す。

【画像:中】
この指し示された海域が良かった。
キャスト1発、ヒット。(T船長に深々と2礼)

ブナが進んでいるので、古い群だろう。
が、食い気旺盛で、結局、正午までに、私の竿にアタリ7回(^^)

【画像:下】
私は、沖では滅多にエンジンを止めない。(沖でエンジンが再起動しなければ、即、漂流となるから)
なのに、今日は海中に騒音を入れない方がサケ釣りには良かろうとエンジンを切って竿を出した。

正午、キーをひねるもセルが回らず、エンジンが再起動しない(^^;

同じ海域で竿を出していた僚艇栄光丸に曳航してもらっての、帰港。(C船長に深々と2礼)

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2009年10月15日 (木)

工場萌え

航路標識の赤灯、緑灯。
臨港コンビナートの工場群の照明。
航空障害灯の閃光。
夜明け前の港は美しい。
工場萌え。(注1)

091015東の空に細い月。
さらにその東、低いところにギラギラ輝く明けの明星。
そのすぐ上に寄り添うように土星。

黒い空の南東の底に夜明けの気配が。
今日の日の出は5時48分。

5時出航。
7時、沖上がり。

【画像:上】
工場萌え。
KON-chan号は小船。
水に浮かぶ木の葉も同然。
波に揺れ、風に流れる。
KON-chan号上のカメラの画像も、波に揺れ、風に流れた。

【画像:下】
70m沖根で。
このほかに、デカカジカ×1とチビソイ×2。
使ったインチクはSHIMANO炎月ボトムシップ(注2)

(注1)

〝萌え(もえ)〟とはネット社会で生まれたスラングで、好ましい感情を表す際に使う言葉。
ここで言う『工場萌え』とは近代工場の塔・槽類や配管類などで構成される景観に美しさを感じること。
特に、臨海コンビナートが作る景観を、夜間、海から見て心揺さぶられるさまを言う。
『工場萌え』を題名にした写真集やDVDも発売されている。

(注2)
炎月ボトムシップの最重量は160グラムだったが、最近、200グラムと240グラムのものがラインナップされたようだ。今回は、160グラムのものを使ったが、根掛かりで喪失(泣き)

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2009年10月12日 (月)

秋色の空と海

10月の頭から、胆振沖太平洋でトロール漁が始まったと聞いた。
が、昨夜、イタンキの丘からはイカ漁船の漁り火が多数見えたから、今のところ、トロール船はイカ海域では網を曳かずにもっと沖の方でスケソ漁をしているようだ。

スケソは好漁で、その上に値も良く、聞いた話では、何でも、1船で1日に2百万から6百万円の水揚げがあるのだとか。
他人の財布であっても、景気のいい話は悪くない(^^)
それはそれとして、イカ海域にトロール網が入っていないのは、幸い。
と言うのも、『沖漬け』のリクエストあり。

0910127時、出航。
漬けタレを5リットル持ってイカ海域へ。

【画像:上】
今日の漁場は、こんな景色の見えるところ。
9.5’から11.5’、水深105から115メートルくらいの海域。
秋色の空と海。

【画像:下】
沖漬け29ハイ、氷漬け25ハイ×1箱と30ハイ×1箱を作った時点で、容器がなくなった。

計84ハイ。

11時、竿上げ。

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2009年10月10日 (土)

N数不足で評価できず

8時10分、出航。

台風の影響は残ってなく、ナギ良く、水もきれい。
『ひとシケ来れば根に魚が入る(戻る)』とよくいう。
なわけで、イタンキ沖50m根へ。

マルシン漁具のインチク『魚来(ぎょらい)』220グラムを投入。
私が今まで使った中では最重量インチク。
25秒で50m沈む。
この大きな沈降速度は、深い沖根には使いやすい。

が、この降下速度はソイには速すぎるようで、フォール中のアタリはゼロ。
いや、そう結論付けるには、あまりにもN数が少なすぎる。
フォール時だけでなく、巻き上げ中のアタリもない。
どうも、掛けるべき魚がいないようだ(^^;

091010_3 11時までかかって、やっと2尾。

以降、帰航しながら、トッカリショ、地球岬、増市と『魚来(ぎょらい)』を投入するもアタリの追加は2回のみで、いずれもリリースサイズ。

14時、沖上がり。

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2009年10月 4日 (日)

追直漁港祭り

『追直漁港祭り』とは言わないようだ。
『室蘭さかなの港町同窓会』が正式名。

091004【画像:上】
地元産のソイ、イカ、カジカなどが安く売られていた。
我が女房、そこは釣り師の妻。
買ったのはマグロのさく(^^;

【画像:中】
’06年に開場した道立栽培水産試験場が、今日の催しに同調して管理棟と量産棟の一部を一般公開。
画像は、ギャラリーから見た量産棟。
(個人的には、取水濾過棟も見学させて欲しかった)

【画像:下】
5月26日誕生のキツネメバル(注)の稚魚水槽で給餌体験させてもらった。
配合飼料のペレットを撒くとパッと稚魚が散り、一瞬の後、グワァーッと集まる。
中には、サケ・マス・マグロのように水面から飛び出すものまで。
カメラは、この稚魚がグワァーッと水面に集まる前の水深30cmくらいの位置で合焦。
その合焦位置のままシャッターが切れた(^^;
誕生130日経過後のキツネメバルの体長は約5cm。

(注)
北海道では、マゾイと呼ぶのが普通。
KON-chan号では、あまり掛からない。

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