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2009年4月

2009年4月29日 (水)

船長、秘境駅に降りる

室蘭港を出て、噴火湾を反時計回りに航海する時に見る洞爺から静狩に至る景観は素晴らしい。
この景観の中に、JR『小幌駅』が埋もれてある。

小幌駅を指して、〝秘境度ナンバーワン駅〟とか〝キングオブ秘境駅〟とかと呼ぶ人がいるという。
鉄道事業は公共性が高いとはいえ、国有鉄道は既に無く、今は株式会社。
営業が成り立たない路線、駅は淘汰され廃線、廃駅となる一方。
だから、いわゆる秘境駅は、この先、減ることはあっても、増えるということはないだろう。
現時点で〝秘境度ナンバーワン駅〟、〝キングオブ秘境駅〟と呼ばれている小幌駅は、廃駅となるまで〝秘境度ナンバーワン駅〟、〝キングオブ秘境駅〟と言われ続けるに違いない。

陸路からのアプローチが難しいことが、小幌駅を秘境駅たらしめている理由。
なのであるが、国鉄がJRとなった年('87)の次の夏、礼文華海岸でキャンプをした際に、このあたりの地理に詳しい人の先導で、国道37号線から深いヤブを漕いで、私はこの駅まで下りたことがある。
小幌駅の秘境度の程度はそれくらいのもので、私のような登山経験の無い者でも、陸路から行こうと思えば行けるほどのレベル。
とは言っても、土地カンの無い人は、登山装備が無ければ無理だろう。

小幌駅からさらに下った海岸が釣り場として有名だということは随分あとになって知り、私もKON-chan号でこの沖に入り、カレイを好釣した経験がある

この小幌へ、今日は鉄路で。

東室蘭5時50分発長万部行き普通列車に乗り、7時14分、秘境駅に降りた。

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小幌駅から、海岸に下りるルートは二つあって、距離の長い岩屋観音(注)ルートで片道20分くらい。

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090429_4【画像:上】
東側には山が迫っているので、朝早くは、日影を歩くことになる。
丁度、海岸に着いた頃、太陽が山頂より高く昇り、岩屋観音を祀っている洞窟の入り口まで日差しを届けた。

【画像:中】
岩屋観音。
観音を守るアルミのよろい窓の間隙は小さい。
フラッシュ光が遮られて、上手く撮れなかった。

【画像:下】
船を着ける桟橋がある。
岩屋観音の世話をするには、海路からの上陸が現実的だろう。

干潮まで、まだ2時間以上あるが、桟橋付近の水深は、浅いところでは50cmないだろう。
喫水の深い船での着岸は満潮を待たないと無理。

(注)
ここに載せた、国土地理院の地図閲覧サービス 2万5千分1地形図には〝岩谷観音〟と表記してあるが、〝岩屋観音〟が正しいようだ。

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2009年4月26日 (日)

9年4ヶ月前の予約

その作家が亡くなったのは、'93年1月。
'97年の夏に、その作家の全集の第1巻が刊行され、足掛け3年かかって29巻が刊行されて、'93年1月までの全生涯分の作品の刊行が終わった。
29巻目が刊行されたのは、'00年の年末のことだった。

090426_2補遺巻となる第30巻(最終巻)は少し遅れて刊行されるという。

全集物の最終巻(補遺巻)というのは、既刊巻の校正洩れの発見やら新資料の発見などがあって、編集のキリをつけるタイミングが難しく、だからたいてい刊行は遅れるものだ。

先日の夜、それもかなり遅く、某書店より電話。
『予約されていた○○○○全集の第30巻が出ました・・・・』

そう言われても思い出せないのだが、9年4ヶ月前の'00年の12月に、私は第30巻の購入予約を入れていたらしい。

この連休、9年4ヶ月ぶりに成立した予約の30巻目を読む楽しみができた。

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2009年4月25日 (土)

ランプ城

コーヒー、250円。
ドトールと同じ値段だから安い。

090425【画像:上】
テーブルに置いていったシュガーポットには、ホントかァーってほどの汚れ(^^;

【画像:中】
天井には雨染み、窓はガラスが枠にしっかりはまっていません。
イスもくたびれています。

先客が一人。
ストーブの近くの席に座り、BGMのジャズに体をスイングさせていました。
LPレコードをかけているのですが、レコードの手入れはそれほど悪くはなく、ブチッという雑音の入り方が、わずらわしく感じないほどの間隔の長さ。
ジャズ喫茶ではありません。先客が帰ってしばらくすると、ハチャトゥリアンの剣の舞に変わりました。

【画像:下】
清潔感にこだわると、とてもここでは飯を食えませんが・・・
家内と食べました(^^)
オムライス、500円。

ランプ城。
室蘭市栄町で48年間営業しています。
80歳のママがお相手をしてくれます。

車では店先まで行けません。
初めてだと店に行き着くことができないかも知れません。

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2009年4月24日 (金)

ソウハチ沖干し作り

今日は平日ですが、公休日。
なので、出航です。

先日の釣行で、船上で干して持ち帰ったソウハチが好評でした。
我が家には、ソウハチなら3、40枚くらい干せる大きさの自製の魚干し網箱がありましたが、外に置きっ放しにしていたら朽ちてきたので、昨秋、廃棄処分としました。
でも、船上で干してしまうのなら、網箱が無くても困りませんネ。

船上での作業に時間を取られるので、実釣時間が減りますが、あの独特のソウハチ臭さを家に持ち込むことも無いし、台所を汚すことも無いというメリットは大きいです。

てな、背景のもと、4時10分出航。

メモリーカードを忘れてしまい、画像は帰宅後に撮ったもの。

090424_2 【画像:上】
浮きソウハチはもう終わりでしょう。
今日はベタ底から40枚。
沖には虫がいませんから、防虫網は不必要。潮風に直接当てて干せます。
船を走らせると、さらに風が当たります。
帰港時までには、いい感じに干し上がりました。

【画像:下】
干し上がりまでは、根回り。
根の方は、ま、こんなもンでしょう。

14時、沖上り。

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2009年4月19日 (日)

絵鞆マリン倶楽部 安全祈願祭

一年中、沖に出て魚釣りをしているオフの無いボートオーナーもいるけれど、マリン活動は11月で終え、再開は今ぐらいからという人が大方。
絵鞆マリン倶楽部の安全祈願祭は、例年4月の第3日曜日。
今年は今日がその日で、倶楽部員が海上安全に思いを新たにする日。

090419_5魚釣りに限ったことではなく、健康と安全がなくてはひとつも始まらないから、日々、健康と安全には気を巡らすべきでしょうが、健康で安全でいる間はなかなか意識して我が身をかえりみることができないというのがほとんどの人の現実。
せめて、このような機会を得て考えるというのは意味のあることでしょう。

ボートヤードの清掃、神事のあとは、お待ちかねのパワーランチ。
メニューの立案と調理の采配はK料理長。
そのもと、手空きの役員、会員によって、ホタテ飯・ソイ汁・すき焼き・サイコロステーキ・あんかけ焼きそば・ジンギスカン・焼きソーセージ・焼き鳥等々が作られ振る舞われました。

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090419_4 【画像:上】
神事の様子。
玉串奉奠(ほうてん)中の当会最長老のS会員。

【画像:中】
完食寸前の左から、ホタテ飯、ソイ汁、すき焼き。
ソイは昨日、役員のKnさんが沖根であげてきたもの。

【画像:下】
パワーランチ風景。

今日は日が照って気温も上がり、外飯(そとめし)にふさわしい陽気になってくれました。
また、ホタテ稚貝が原価割れで販売。
アグネスの釣果の干しソウハチを真空パック詰めしたものが参加女性にお土産として提供されました。
安全祈願祭を終えたので、明日から倶楽部の釣りダービーが開始となります。
さて、今年はどんな大物が上がるでしょうか。

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2009年4月11日 (土)

100枚なんてとんでもない(^^;

4時30分出航。

今日は浮きソウハチ釣り(のつもり)。

KON-chan号の進出海域では、ソウハチが浮いて採餌活動するのは、12月から5月の海水温の低い頃。
ということは、今シーズンの浮きソウハチはそろそろ終わりが近いということになる。(注1)

浮いているソウハチは喰いが立っているので、1回の釣行で、200枚、300枚と釣り上げる人もいる。(注2)

そんなにたくさん釣れるソウハチなのに、私が昨年1年間に持ち帰ったのは、トータルして41枚だけ。
ソウハチは、釣行後の〝さばく〟という作業に結構な時間が必要。
そのさばく作業にどれだけの時間を費やせる気になったかで、その日の私のソウハチの釣果が決まる。(注3)
昨年は、さばくのに費やす気になった時間が41枚分だけだったということになる。

今日は、100枚くらいをさばく気になっていたが・・・

正午、沖上り。

090411_2【画像:上】
100枚なんてとんでもない(^^;

全然釣れる気がせず、15枚掛けたところで海域離脱。
さばいて、船上干し。(注4)(注5)

【画像:下】
ソウハチが干し上がるまでの間、根回り。
こちらは、好釣(^^)

(注1)
海水温の低い時期以外は、底からわずかしか浮かなくなる。
と思っているのは私だけで、実際は1年中浮くのかもしれない。

(注2)
と言うか、『喰いが立つから浮く』のだろう。
これも私がそう思っているだけ。
浮いて泳ぐという行動が、いつも採餌と関係があるのか分からない。

(注3)
釣り上げた魚をさばくには、結構な時間が必要。
魚をさばくのは、カアちゃん、バアちゃんの仕事だという船長もいるけれど、我が家では、『釣った魚は釣った人の責任』というのがルール。
よって、それは私の担当。

私は手が遅いので、ソウハチを100枚さばくのに2時間くらいかかる。
特に、ヌル取りが難儀な作業。

(注4)
上記した事情があって、持ち帰ることにしたソウハチは船上でさばいてしまうのがこの頃の私。
ウロコ、頭を取り、腹を抜いたソウハチをイケスに入れておくと、航行時にイケス内に入る噴流でヌルがきれいに洗われる。

(注5)
聞くところ、読むところによると、ソウハチはウロコも取らず腹も抜かず、どころかヌルも取らず、つまり釣ったそのままで冷凍するのが保存するためのポイントなのだとか。
そうやって保存すると、相当期間、釣りたて状態を保てるらしい。

もっとも、私のウデでは冷凍保存しなければならないほど、釣れるということはないのだが・・・(^^;

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2009年4月 5日 (日)

オモシロイ釣り

9時40分、出航。

マリーナの上下架クレーン下は水深約7m。
船に乗り込む前に、必ずここの水底を覗き込むのが私の習慣。

普段なら、朝のやわらかい光でも、それが底まで通り、石や貝殻や幼魚の群が見えたりするのだが、昨日も今日も雪代の影響で濁っている。
水の濁りは、沖も同じで、1m下の仕掛けはもう見えない。

11時ちょっと前、その濁った海面に雨が落ちてきて、丸い波紋を作る。
11時、沖上がり。

090405_2【画像】
正午くらいまで竿を出せるかなァと期待しての出航だったが、雨が落ち風が降りてきて出竿継続不可に。

昨日は、KON-chan号が入ったと同じ根で、友艇N号がソイを40本ほどあげている。
N号船長、『こんな釣れ方をしたら、オモシロクないナ』
私、『ホントだ』

今日のKON-chan号、オモシロイ釣りだった、2尾。

KON-chan号らしい上品な釣果。

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2009年4月 4日 (土)

丸物と平物

今時期のソウハチ、タナが浅く喰いのいいのは早朝とのこと。
だからか、未明3時頃には、もう沖に向かう船もあると聞く。

KON-chan号も今日は出航が早く、5時。
雪代が入り、沖合まで水が濁っているが、風はゆるくナギ。
ソウハチを釣るつもりでの出航だったが、このナギの良さに気が変わり沖根へ。
早朝に喰いがいいのは、根の魚も同じようで好釣。

ソウハチ海域での出竿は、早朝とは言えない頃合いからとなったので、ポツラ、ポツラと掛ける釣りとなった。

090404_2【画像:上】
今日の日の出は5時14分。
この時期らしい、モヤって透明度に乏しい空気の向うで、空と海を赤く染めて日が昇る。
風はゆるく、手前船頭でやる根の釣りには好適日となった。

【画像:下】
いきなり、インチクのDAIWAパイレーツ170グラムを根掛かりさせロスト(泣き)。
その後、ワーム釣法に切り替えるも、リールのバックラッシュというアクシデントがあったりして、タイムロス大。

が、好釣。
実釣、2時間ほどでソイが25尾(^^)

ソウハチの方は時合を外した釣りとなり、32枚で終漁。

正午、沖上り。

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