船長、汽車に乗る
雨上がり。
去年の今頃はサケを追っかけていたのだが・・・
雨は上がり、青く高い空が広がったが風が残っていて、今日はシケ。
てなわけで、今日はSL C11(注)に乗りに家内と函館本線へ。【画像:上】
1941年(昭和16年)製のC11。
ヘッドマーク(『SLニセコ号』と描いてあるプレート)は野暮でいただけない。
雪の中を走っていれば最高の絵になるのだが、明日の日曜と11月1、2、3日の運行で終わり。
雪の中を走っていなくとも、SLはやはりモノクロだろう。
【画像:下】
車窓から見える尻別川。
ニセコ-昆布の9.3kmの駅間に真狩川・尻別川・昆布川と3つの川を渡る。
渓流釣りの格好でカメラを向ける人が何人か見えた。
本当は、釣りあげたマスを写したかったのだろうが、昨日は大雨。
川は奔流、釣りにならなかったのだろう。
尻別川に架かるニセコ大橋のその真下を函館本線が走る。
ニセコ駅を出る時にC11が黒煙を吐く。
その上、ニセコ大橋からは太陽が順光だから撮影の好条件がそろっている。
今日のニセコ大橋上には5、60人のカメラマンがC11を狙っていた。
この人たちにとっては、暴れる川がSLのいい添景になったことだろう。
(注)『シーイレブン』なんて呼んではいけない。
テツヲタクは『しーのちょんちょん』と呼ぶ。
コメント
SLC11に乗ってきたのですね。
私の住んでいる県のイベント美味し国伊達な旅(仙台・宮城デスティネーションキャンペーン)で石巻線小牛田駅から女川駅まで運行が10月25日26日と走りました。私は乗りませんが見学を25日してきました。
小牛田駅に見に行ってきました。
試験運転も18日~20日22~23日におこなわれました。(19日臨時の車両点検のため休み)試験運転中暇を見ては、見学してきました、みるとなぜかわくわくしますね。なかながすみませんでした。
投稿: HIRO | 2008年10月25日 (土) 21:34
あ連続ですいません。書き忘れあったので失礼たしました。
石巻線を走るのは、SLC11ホエール号です。
(SlC11 325)すみませんでした。
C11 207のSLこちらで再放送の番組中で出ていました。
投稿: HIRO | 2008年10月25日 (土) 21:38
HIROさん、初めましてこんにちは。
ニセコ号はC11-207でホエール号はC11-325ですから、ホエール号の方が少し若いですネ。
調べてみたら、ホエール号は戦後の生まれ、1946年(昭和21年)製のようです。
ホエール号はヘッドランプが1灯ですが、ニセコ号は2灯です。
これは当地の機関区で1灯から2灯に改造しているからなのですが、私はオリジナルの1灯ヘッドランプの方が好きです。
蒸気機関車の動態保存というのは大変なことだと思います。
機関車への給水・給炭設備も同時に動態保存しなければならないし、運転士・機関士の養成、メンテナンス技術の伝承も必要ですから。
今日はそんなことを考えながら、汽車に乗っていました。
投稿: KON-chan | 2008年10月25日 (土) 23:10