釣り師のカレンダー
本記事、内容は薄いけれど、長い(^^;
絵鞆の船釣り師の大部分がそうであるように、私も週末船長の身の上ゆえ、『大黒島沖でサバ入れ食い』だとか『イタンキ沖でマガレイ好釣』といった情報を得ても、週末まで待たねば、竿を出せない。
待ちあぐんだ週末がシケなんてことになり、入れ食い、好釣の機会を逃すこともしばしば。
ところで、労働基準法では、週休1日を原則保証している。
週休1日なら年間50日くらい。
週休2日なら年間100日くらいの休日となる。
週休3日なら、なお良かろうとは大概の人の思い。
役所や企業のサービスの低下、生産性の低下、コストアップがあっては、経団連などが猛反対すること必至なので、年間休日は100日程度を越えないことを前提として、以下を考えた。
つまり、8日働いて3日休むってのはどうだろう。
現在の年52週に対し、年33週、1週7日が1週11日となるが、週休2日が週休3日となる。
曜日の呼び方も、日月火水木金土が、日月火水木金土山草川海といった具合に変わる。
現在週休2日で、年100日休日のある人は、このカレンダーに従えば、年100日の休日々数はそのまま変わらずに週休3日となる。
今現在、土曜日と日曜日が休みの人は、川曜日と海曜日と日曜日の3日間が休日となる。
休日の配置を変えるだけで、1年間の総労働日数が変わるわけではないから、経団連もきっと納得してくれると思う(^O^)
ただし、5日働けば休みがきたのに、8日働かないと休みがこないことにはなる。
随分以前に、てなことを考え、同僚にKON-chan流カレンダーを示したところ、即座に反論された。
曰く、『5日働くのもやっとなのに、8日も働かないと休日がこないなんて・・・』と。
『行政機関の休日に関する法律』というのを見つけた。
官公庁の休日に関する法律で、民間企業もこれに準じているところが多いと思う。
内容を要約すれば、休日は、
1.日曜日及び土曜日
2.国民の祝日
3.12月29日から翌年の1月3日まで
と明確。
とすると、
1.土日は年間104日ある。
2.国民の祝日は、以下の15日。
元日
成人の日
建国記念の日
春分の日
昭和の日
憲法記念日
みどりの日
こどもの日
海の日
敬老の日
秋分の日
体育の日
文化の日
勤労感謝の日
天皇誕生日
但し、後で述べる理由から元日を除き14日として考えねばならない。
祝日が土曜と重なる確率が1/7だから、その日数は14/7で2日。
この分を差し引いて12日。
3.12月29日から1月3日までが6日。
但し、6日間中には必ず土日いずれか又は両方含むので、実質5日。
祝日である元日も除外する必要がある。(2.で、すでに差し引いた)
で、合計すると104+12+5で121日。
自治体や企業によっては、これに加えて夏期休暇を数日間認めるところもあるけれど、それはここでは考えない。
面倒だから、年末年始の休みを5日とし、国民の祝日も以下の検討ではカウントしない。
とすると、1年365日を360日として考えても不都合が生じないことになる。
同僚は、8日働かないと休みがこないというのが不満だったのだから、7日働けば休みがくるカレンダーを考えた。
1週は、日月火水木金土山草川の10日間。
7日働いて3日休む。
その場合、年間総休日は、年末年始の5日間を含め113日。
上で計算した、年間休日121日の原則を崩さないとすれば、夏休みを8日間加えてもいい。
それでも不満なら、6日働けば休みがくるカレンダーを考えよう。
1週は、日月火水木金土山草の9日間。
6日働いて3日休む。
これで、年間総休日は、年末年始の5日間を含め125日。
かつて、土曜半ドン時代は6日働くのは普通だった。
年間休日121日の原則を崩さないとすれば、年次有給休暇を4日減らして、休日を4日増やすといった程度のやりくりは、そう抵抗はなかろう。
ここで、冒頭に戻る。
『待ちあぐんだ週末がシケなんてことになり、入れ食い、好釣の機会を逃すこともしばしば。』と書いた。
週末が3日あれば、シケも去るだろうとの思いだった。
どうも、この週末のシケ、火曜日まで続きそうで週休5日の人じゃないと竿を出せないみたい(^^;
週休5日となれば、10日働いて5日休むサイクル。
年末年始の5日間を含め125日。
具現化のハードルはそれほど高くないと思うが。
『10日も働かねば竿を出せない』と考えるか、『10日働けば、5日も竿を出せる』と考えるか・・・
上に登場した同僚氏。
本物の釣りバカかもしれない。
『オレ、週休1日でいい』
彼の考えたカレンダーは以下の通り。
1週は日月火の3日間。
2日働いて1日休む。
これで、年末年始の5日間を含めると125日。
『2日働けば竿を出せる』と彼。
負けた、と思った(^^;
コメント
KONCHAN こんばんは!
休日進化論、興味深く拝見させていただきました。これは、各個人の釣りのスタイルにより好みが変わりますね。私の場合は、10日働いて5日休むパターンに一票です。
遠征が多いと、職場復帰のバイオリズムの調整や次回釣行への意欲の喚起、準備日程等10日というのが理想であります(笑)
今週末は、駄目ですか?・・。釣りに行けない境遇としては、身勝手ながら安堵感に近いものがあります。さらに、身勝手に徹します。11月2週以降、沖サケ狙いに出撃の際には、もし座が開いていましたら声をかけてくださいませ。
投稿: SHINYA | 2007年10月20日 (土) 20:57
shinyaさん、こんにちは。
好釣、継続のご様子、何よりです。
『行政機関の休日に関する法律』に従えば、労働日数:休日数は2:1です。
この比に対する気分、考えは人それぞれでしょう。
ここでは、労働日数:休日数が2:1であることが普遍的に認められるものだとしたらという前提で、私なら、4年働いて2年休むシフト表を希望します(^^;
投稿: KON-chan | 2007年10月21日 (日) 08:05
お久しぶり!
僕は週3日論者。「日月火日月火」・・・(笑)
消防士みたいなシフトだな。
欲を言えば+有給休暇少々かな?
僕の操業日誌のデータ上、そのサイクルが一番ハズレがないね。
僕の超長期的人生プランでは、「漁漁漁漁漁たまに休」っていうのもあるんだけど・・・。
投稿: SAKURA | 2007年10月22日 (月) 19:42
ドモドモ、お久し振りでした。
罰金は痛かったですねェ。
私も、免許証がなかなかゴールドになりません(^^;
ところで、SAKURAさん、もうじき扶養家族が1名増えそうだとか、こちらのほうは実にメデタイ、おめでとう!
「日月火日月火」、釣りバカシフトですな。
さてさて、記事では有給休暇についてはあまり触れませんでしたが、日本では20日間程度の付与が一般的なようです。
これを含めると、141日休みがあることになります。
8時間勤務を1.6日、つまり13時間働いて2日休むなんてことも、数字の上では可能です。
8時から21時まで仕事をしたら13時間、過勤務5時間。
1日で終わりです。
1ヶ月の過勤務40時間ほど。
三六協定の月過勤務45時間をクリアでき、労働基準法にも触れません。
これくらいへっちゃらじゃないですかァ。
何せ、そのあと丸々3日休み。
日日日月ってカレンダーできちゃいます(^O^)
もっとも、釣りバカではなく、バカそのものが出来上がりそうですが(^^;
投稿: KON-chan | 2007年10月22日 (月) 21:13