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2006年7月 6日 (木)

今最現代的陸上交通工具

世界最高速の営業列車は、浦東国際空港駅と上海市郊外の龍陽路駅間29.863kmを結ぶ、『上海磁浮列車(Shanghai Maglev Train):通称マグレブ』。
『今最現代的陸上交通工具』というのがキャッチフレーズで、その通りトップスピードは時速430キロ。
新幹線500系『のぞみ』の最高時速が300キロだから、マグレブはブッチギリで速い。

上海における浦東と虹橋の2つの空港の関係は、東京における成田と羽田の関係とほぼ同じで、私にとっては上海は通過点で、浦東空港から中国へ入国しても虹橋空港に移動して中国国内線に乗るというのが私の仕事の事情。
出国時はその逆か、北京からという事情があって、上海には何度も訪問しているのにマグレブには未乗車でした。

今回は、浦東空港着が16時(中国時刻)の便で中国へ入国。
で、虹橋空港18時25分発、石家庄空港行きの中国東方航空で目的地へ行くスケジュール。
が、このチケットが取れず、一昨日になって虹橋空港21時10分発の最終便に変更になり、上海での待ち時間ができたのを機に、マグレブへ乗車しました。

走行(走行というより飛行というべきかも)時間わずか7分20秒。
車内にある速度表示盤に出たトップスピードは公称の430キロをちょっと上回り431キロ。

この下に、先頭車両と431キロ表示の画像が貼り付けられるはずだったのですが、カメラを忘れての中国入国。
携帯電話のカメラで撮るには撮ったけれどカードリーダーがなく画像を取り出せず(^^;
画像掲載は、後日帰国後ということに。

ということで、帰国、画像を取り出すことができました。Maglevresize_1

画像上:乗車チケット
画像中:運転席
画像下:時速431キロを示す表示

磁気の影響がどの程度あるだろうかとコンパスを持って乗車しました。
進行方向に対し、針がいくらか右に振れるようです。

時速430キロのトップスピードを維持している時間は20秒ほどで、まもなく減速に入ります。
車内の電装品へは非接触給電なので車体外部には風切り音を出す無粋なパンタグラフのような突起物はありません。
日本最長の直線区間であるJR室蘭本線の白老・沼ノ端間27.8kmを走っている最中のスーパー北斗よりもはるかに揺れが少なく、加減速もスムーズできわめて静粛。

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コメント

KON-chan号船長 殿
こんにちは

大陸出張中の記事をいつも楽しく拝見しております。
上海磁浮列車のお話はスゴイですネ。
430キロというと260ノット弱でしょうか…
この記事を読み、20年前の調布飛行場での笑い話を思い出しました。
飛行機通のKON-chan号船長殿には、ぜひお伝えしておきます。

陸上単発のスタンダード機の速度は、現在でも巡航で90ノット位と思いますが、
エンジンもセスナ172クラスの4座で水平対向4気筒、150馬力位というところでしょうか。

ご承知の通り20年前の東海道新幹線は、「ひかり」の時代でした。
当時、調布飛行場ベースの小型機が西方へ飛行する時には、
どの飛行機も横田や厚木の空域を避け離陸後、南の江ノ島に一度向かい、
海岸線を伊豆半島・静岡方面に飛行するケースが多いようでした。
当時、乗り物の中でのスピードは小型機とはいえ、飛行機が一番と誰しも口にしていた時代ではありました。
新幹線が登場するまでは…
しかしながら現実は、どの飛行機も新幹線に抜かれて目的地へと到着するケースが多く、
何ともいえない敗北・悲壮感で調布飛行場へと皆帰港しておりました。
その時の皆様のお話は、必ず次の決まり文句でまとめておりました。
「今日、西風が少し強くて…」

おそらく、その当時に「上海磁浮列車」が東海道新幹線の軌道を猛スピードで走行していたら、
調布飛行場の飛行少年どもは、その列車のエンジンは絶対ジェットと信じて疑わなかったはずです。
古きよき時代の調布飛行場のお話でした。
それにつけても、技術の進歩はスゴイ!

飛行機通のKON-chan号船長のことなので、
中国での飛行場・飛行機チェックも怠りないと思われます。
ぜひ、今度室蘭でお会いした時にでも、
中国の飛行場や飛行機の生々しいお話をお伺いできたらなと思っております。
特に中国での小型機情勢は非常に興味がありますので、いろいろと教えてください。

上海磁浮列車のお話、非常におもしろかったです。
では、お身体ご自愛の上、ご活躍ください。

投稿: 函館Yk | 2006年7月 6日 (木) 15:29

函館のYKさん、お久しぶりです、こんにちは。

> 430キロというと260ノット弱でしょうか…

そこまではなく、232ノットと程度です。
それでも、ジャンボの安全離陸速度V2の180ノットを大きく越えます。

ところで、小型機と言えるかどうかMIG19が7機駐機しているのを見たことはありますがそれ以外の単発機を中国で見たことはありません。
書店で『航空ファン』とか『航空情報』のような本は見かけたことがありませんが、日本で言えば『丸』に相当する雑誌は出ていて『第二次世界大戦活躍戦闘機』『美国航空母艦特集』なんて掲載されています。
“美国”とは米国のこと。
内容は客観的で冷静で写真やイラストも豊富です。
その内、Blogで紹介しましょう。
             河北シン台市にて

コメントの追加です。

MIGを見たのは大連空港ででした。
山東半島の煙台から遼東半島の大連までは陸路で行くと渤海湾をグルリと回っていくので千歳から福岡に行くくらいの距離を走らなくてはなりませんが、飛行機だと飛行時間わずか30分です。
これに乗ったことがありますが、大連空港のブリッジのすぐ横にMIG19(中国で製造したコピー機で5000機以上作ったらしい)が駐機していました。
写真は撮りませんでした。
大連の西には旅順がありますがここには軍港があるので丘に向かう車で走ると『撮影禁止』の看板が出ていたりします。
いらぬ誤解を受ける行動はご法度です。

             上海にて '06.7.8

投稿: KON-chan | 2006年7月 7日 (金) 06:52

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