2022年10月 1日 (土)

食わせられない(^^;

今日からマリーナの営業は冬時間。
9時、出航。

イカがいいと聞いていたので氷を20キロ搭載したが、イカ海域までは遠い。
この時刻だと出遅れ。
で、サバに相手をしてもらう。

大黒島を背に沖に向かうと、50メートル海域付近に船団が形成されていた。
イワシが大型魚に食い上げられたあとらしく、海中にウロコが光る。
濃いベイトの反応もある。
が、私の竿は一向に曲がらない(^^;

65メートル海域まで船を進めた。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
良ナギ。
気温も上がり、Tシャツ・ハーフパンツ・サンダル履き。

この画像の背中側では、
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トリが騒ぐ。
あちらこちらで水しぶきが上がる。
ジグを放って早曳きすると、それを追うワラササイズが見える。
しかし、私のやること。
食わせられない(^^;

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掛かったのは、サバばかり。
まァ、これがKON-chan流。
30尾ばかり掛けて、首を折って放血、氷漬けとした。

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2022年9月26日 (月)

『峠』を読む

31人による31編の紀行文がおさめられている。
31の峠。
書いている者の職業は色々。
銀行員・俳人・新聞記者・生物学者・物理学者・学生等々。

本書に記述があって私が通過したことのある峠は、
 北見峠:上白滝駅から自転車で
 碓井峠:横川駅から軽井沢駅までをジェイアール関東バスで
 小仏峠:新宿から富士山吉田ルート登山口に向かう富士急バスで

本書の初版は、今年の3月。
が、タネ本は、1939(昭和14)年に深田久弥によって編まれた『峠』。
だから、書かれているのは、
 北見峠:石北本線は未開通開部分があり、北見トンネルも開通前
 碓井峠:アプト式電車での峠越え
 小仏峠:小仏トンネルも中央自動車道も開通前
の紀行。

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こんな喫茶店で読み始め。

北見峠紀行を書いたのは、伊藤秀五郎(いとう ひでごろう)。
このヒトの書いたものは、以前にも読んでいる

明治から戦後すぐくらいまでの北海道内の山行記を読むには、〝駅逓(えきてい)〟を知っておく必要がある。
駅逓とは行政境界の峠などに置かれた、郵便の中継、貨物の中継、それらを運ぶ馬を引き継ぐ施設。
道内に600ヶ所以上あって、宿泊もできた。
登山者だと、そこで食料を調達したり、山に向かう基地にできる。

大正は1926年12月25日で終わり、26、27、28、29、30、31日の6日間が昭和元年。
明けて、1927年は昭和2年。
著者らは4人で、その1月に天塩岳(1558メートル)に登り、その足で北見峠の駅逓に向かう。
北見峠にあった その駅逓を管理していたのは香川県出身の夫婦。
里の開墾地での収穫を終え、雪が積もる頃に夫婦で峠の駅逓に入り、春を待つ。
冬の北見峠の駅逓は訪れる人の少ない白一色に埋もれてあった。
著者らが訪れた時、駅逓の夫婦は改元されたことも知らずにいたという。

スキーで北見峠に向かった著者らは、湿った雪にワックスが合わずに大汗をかかされている。

本夕、読了。

書かれた時代は古い。
本書は、仮名遣いと字体を旧から新に。
さらに、難読漢字に振り仮名を加えて読みやすくしてはいるが、当時の一級のインテリが、同好・同門の者を相手に書いた文章。
見慣れない漢熟語が多い。

本書は、私にとっては知的峠(^^;

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2022年9月24日 (土)

『すーちゃん』を読む

益田ミリのマンガ。

本店と掛け持ちの店長とマネージャー、二人の正社員と何人かのアルバイト店員で食事も出すカフェが回る。
その二人の正社員のうちの一人が〝すーちゃん〟。
〝岩井さん〟が、もう一人の正社員。
男はマネージャーだけ。

すーちゃんは一人暮らし。
今の住まいに移って7年、カフェに勤めて3年。
34歳。

すーちゃんの親友は、OLの〝まいちゃん〟。
まいちゃんも一人暮らし。

すーちゃんはマネージャーに好意を持っている。
ところが、岩井さんとマネージャーがデキて、岩井さんは退職することに。
妻子持ちと不倫中だった親友のまいちゃんは 不倫を清算、結婚相談所で見合いをした相手と結婚することに。
そして、すーちゃんは、店長をまかされることになる。

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こんな飯屋で読み始め。

マネージャーへの片思いが、はかなく終わって・・・
幾日かのち、すーちゃんは日記にこう書く。

 少しずつ復活してる気がする。
 くよくよ考えるなって言う人もいると思うけど 
 それは私じゃない誰かの意見だ。
 私はゆっくり考えて復活する。

本夕、読了。

店長になった すーちゃん。
仕事を終えて部屋に帰り、ひとりごちる。

 ずっと変わりたいと思って生きてきたけれど
 いろんなあたしを増やせばいいかな~
 って思うようになって なんていうか少し楽だ
 違う誰かのようになりたいと思わないのは
 いい気分だ
 あたしでいい
 あたしでいいっていうか
 あたしも悪くない感じ
 
益田ミリは、救いを知っているヒトだ。

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2022年9月19日 (月)

『生物たちのハイテク戦略』を読む

大腸菌。
移動は、体から出ている細長い組織(鞭毛:べんもう)を使う。
鞭(むち)とは書くが、くねらせているのではなく回転させている。
新体操のリボン種目のようにクルクル回すのとは違う動作原理。
電動機軸のように本体との直接の接触を必要とせずに、鞭毛の先っぽから根元まですべてがクルクル回る。
鞭毛モーター。
電動機の回転子は、固定子との間での電磁気力でクルクル回る。
鞭毛は本体と間の化学力でクルクル回る。
関与するタンパク質は200種。
鞭毛モーターを構成するパーツは30個。
〝進化論〟は、長期間・徐々・自然選択がキーワード。
しかし、鞭毛モーターに そんな悠長な〝進化論〟は通じない。
鞭毛モーターが機能するには、この30のパーツが一挙に同時に出来上がる必要がある。

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こんな喫茶店で読み始め。

カッコウの仲間は托卵する。
托卵された卵は托卵先の卵より必ず先にふ化する。
そして、ふ化直後でまだ目も見えていないのに、托卵先のふ化前の卵や遅れてふ化してきたヒナを巣から落とし、里親が運ぶエサを独占する。
ところが、托卵先にされたトリが擬態卵を見分ける力を得、自分のものではない卵を巣から排除したり、巣そのものを放棄するようになったと。
カッコウが托卵先とするトリは、モズ。ホオジロ、オナガなど二十数種。
托卵するカッコウの多い地域では、里親種に托卵拒否行動が広がっているという。
カッコウはカッコウで托卵先を開拓。
オナガへの托卵は最近のこと。
そのオナガに、托卵拒否行動が見られだしたという。

本夕、読了。

最近、カッコウがオナガへ托卵することが発見され、さらに最近、オナガの托卵拒否が始まったのは、本書に書かれていること。

托卵先の拡大・托卵拒否は、循環なのか一本道なのか。
その時間をさかのぼるとどうなのかについて、本書には書かれていない。
カッコウの托卵は、今から1千年、1万年前に始まったことではないだろう。
何百万年も前からカッコウは托卵していたはず。
ヒトが観察する程度の時間間隔で托卵先の拡大・托卵拒否が言えるのであれば、1万年前、10万年前、100万年前のカッコウの托卵先は、どんなトリだったのだろう。
1000年前だっていい。
現在の托卵先と違うのならば、著者の論調は正しい。
現在と変わらないのであれば、托卵先が拡大しているわけでも、その原因が托卵拒否でもないだろう。
ヒトが観察しきれていなかっただけ。
私は、後者だと思う・・・

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2022年9月18日 (日)

1ハイずつ6回

今日の日出は5時18分。
5時、出航。

焼けた東の空から紅が去り、空に青が見えてきた。
が、じき、空から青が消え全周グレー。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

ガスで、0.5海里も視程がない。
周囲に何艇か浮かんでいるのだが、ポッと姿を現しては、またガスに沈む。
風穏やか、波も穏やかだが、1.5ノット前後で船が流れる。
移動の自由度を大きく損なうが、シーアンカーを入れ、船を安定させた。
船は等深線をなぞって流れる。

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ご同乗、ありがとうございます。
Sea Dragon船長、5本ヅノに5点掛けしたイカを取り込んでいるところ。
で、22ハイ。

私の仕掛けは、上から60センチ間隔で、
 プラヅノ
 3号スッテ
 3号スッテ
 3号スッテ
 4号スッテ
 プラヅノ
と配置した、6点掛けを狙った欲張ったもの。

が、6点どころか3点も、いやいや2点も付かず(^^;

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1ハイずつ6回。
で、5ハイ+幼生イカと極めて上品(^^;

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2022年9月10日 (土)

ノコノコと

8時15分、出航。

こんな時刻から出て行っても、どうかなァ。
と、思いつつも、ノコノコと。

ウネリが残っていて、そのウネリの上に小さな波。
波の頭は滑らかで丸いが船速を上げられず、18ノット。

この秋も、サバが入ったのだろう。
あちらこちらに、トリの集まり。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

先日浮かんだ、イカ場。
快晴。

ノコノコと出てきた海域、風ゆるく、潮も走らない。
150号のオモリがまっすぐ沈んでゆく。
じき、100号のオモリでもまっすぐ沈んでゆく海況となった。

しかし、というか、だからなのか。
140メートル、150メートル、160メートルと移動するも、スッテにもプラヅノにも、イカは付かない(^^;

もう少し、北東に進もうか。
まァ、時刻も時刻。
噴火湾口の根まで戻った。

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根も不釣。

魚探には魚影が映っているのだが、サカナにはサカナの事情がある。
竿は曲がらない(^^;

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2022年9月 8日 (木)

『誤報』を読む

予定稿とは、新聞社が事項の発生前に作っておく原稿。
 著名人の逝去記事 
 ノーベル賞受賞記事
 文化勲章叙勲記事
など色々考えられる。
経歴や業績、結果の影響などを、ことが起きてから調べたり考えたりしているようではマヌケ。
前もって、調べ考えて記事の原稿を作って、いざという時に備える。
放送局でも同様だろう。

ロシアがウクライナに砲口を開いたのは、今年の2月24日。
その翌々日の2月26日、東京にも支局を持つロシアのノーボスチ通信社が、
 「ウクライナがロシアに戻った」
と告げる記事を、ネット上にアップ。
しかし、それは予定稿。
ただちに削除したが、時すでに遅く、それが世界中に拡散した。
まァ、しかし、誤報が誤報だと認識できる記事なのだから、大恥をかいたが通信社としての罪は軽い。

著者は、新聞社々員を務め上げたのち、マスコミ論を講じる大学教員。

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こんな飯屋で読み始め。

副題が、『新聞報道の死角』。
〝死角〟とは、
 思い込み
 取材源からの情報・リークのいいとこ取り、つなぎ合わせ、憶測
 特オチへの不安からの勇み足(本書内では見切り発車と表現している)
 
新聞(に限らないが)は、何度も何度も誤報を出している。
そのたびに、謝罪・経緯・反省・対策は出すが、〝ンなことはタナに上げて〟書く(書かねばならない)のが新聞人。
朝刊・夕刊に間に合わせるための締め切りがある。
ウラ取り、確認、根掘り葉掘りは重要。
しかし、調査権も捜査権も持っていない報道機関にそれを強く求めるのは酷だろう(と思う)。

本夕、読了。

新聞人は、知識人である。
権力の監視人である。
大衆が意識を向ける方向を示し、大衆を誘導できる立場でもある。
そのオピニオンリーダー、啓蒙者としてのプライドからくるミスリードと言うか恣意的な編集でストーリィを作り上げることもある。
記者、カメラマンの功名心からくるデッチあげという、どうしようもないのさえある。

この先も、思い込みの、憶測の、見切り発車の、デッチあげによる誤報・偽報・虚報はなくならない。
しかし、言論の自由、報道の自由は、謝罪し、経緯を書き、反省し、対策を出し、それにより情報を正していくことで保障されるのだろう。

って、本記事の最終行が、中学生がホームルームで言う程度のことなのがこそばゆい(^^;

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2022年9月 3日 (土)

半分の半分

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昨夕。
西の空が焼けた。

明けて今日。
今日の日出は、5時03分
5時、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

良ナギ。
秋の雲。

同乗は、我が老艇かつ汚艇に、よくぞ乗船くださったSea Dragon船長と副船長。

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Sea Dragon船長

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Sea Dragon副船長

早い内はイカの付きが良く、特にSea Dragon船長は、
4点掛け
5点掛け
6点掛けも。

船中総漁果の半分をお一人で。
残りの半分を、Sea Dragon副船長と私で半分ずつ。
船中、120ハイ。

やはりサメ。
しかし、Sea Dragon船長がモリで2尾撃退。
その効果もあって、被害は小さかった。
船中総被害は、付いたイカごとスッテを4つ。

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私の水揚げ、半分の半分。
30ハイ。

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2022年8月29日 (月)

思っただけ

週末は雨に風。
明けて今日。
天気予報には、〝日射し〟とか〝風は弱い〟とか、釣り師に好ましいフレーズが。
あれこれあって、今日の私は公休。

サカナ釣りばかりしていると、バカになる。
で、今日は魚類ではなく、頭足類。
〝サカナ釣り〟ではなく、〝イカ付け〟。

5時、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

気温14℃。
なのに、Tシャツにハーフパンツ。
それとサンダルと、マヌケファッション。
なもんだから、寒い。
8月なのに、太平洋に向かってオシッコをしたら、ブルっときた(^^;

やがて、天気予報通り〝日射し〟。
しかし、〝風は弱い〟はアタらず。
波の頭が白く崩れだした。

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これだけ上げるのがやっと。

早上がりして、波に正対して帰航。
10ノットでチンタラチンタラ噴火湾まで戻ると、〝風は弱い〟が具現。
振り返り見る海域も。おだやか。
よほど、イカ場にもどろうかと思ったが・・・
思っただけ。

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根は不釣。
50センチあるかないか。
いや、ない(^^;

 

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2022年8月27日 (土)

『サムライと英語』を読む

明治まで あと15年の1853(嘉永6)年。
ペリー率いる米国東インド艦隊の4隻の黒船が、東京湾口 浦賀沖に錨を入れる。

長崎の出島のオランダ商館を通じて、幕府は世界の近況をよく知っていた。
なので、この黒船が来ること、さらにはその来航の目的までも、幕府は1年以上も前から知っていた。

元国連事務次長の明石 康(あかし やすし )と、NHK「英語でしゃべらナイト」取材班の共著。

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こんな喫茶店で読み始め。

協働・協業の場では、組織内・間で、情報の共有、風通しの良さ、縦串を刺す、横串を刺すことの重要さが言われる。
が、今の世でも、過ぎた世でも、今後の世でも、同質の情報を上の階層から下の階層まで そろって共有できるはずがない。
そうであっていいはずもない。
下々(しもじも)は蚊帳の外。
そういう言い方が悪ければ、上位層のみが持つべき情報というものはある、と言い換えよう。

というわけで、浦賀奉行所に詰めていたサムライには、黒船が来航することは知らされていなかった。
浦賀奉行所の通詞(通訳)のサムライが使える外国語はオランダ語。
浦賀奉行所のサムライは、いかにこの事態に対峙したか。

ペリー側も、オランダ語を使える者、中国語を使える者を同行させて来ていた。
で、日米はオランダ語を介して通じ合うことになる。

本夕、読了。

艦内に招き入れられたサムライは、教養の高さをペリーらに感心される。
米国人が見せる地球儀に、サムライはワシントン・ニューヨーク・イギリス・フランス・デンマークを的確に指し示したという。
また、トンネル技術や蒸気機関のみならず、進捗中のパナマ運河の工事にまで及ぶ質問をサムライはしている。

オランダ語を学んでいたサムライが、この頃から英語へと学びの方向をシフトし、それがまたとても熱心。

シャープは台湾資本、経営トップも台湾人、
が、社内公用語は英語。
日産もルノーが筆頭株主で、トップにフランス人が就いていたこともある。
しかし、社内公用語は英語。
それらの会社が英語を使う事情は分かる。
ところで、ユニクロ(ファーストリテイリング)や楽天が社内公用語を英語とするのは、シャープや日産とは違う理由だろう。
何だかんだと提供される話題に軽さを感じさせる両社だが、トップの思いは幕末のサムライに近いのかもしれない。

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2022年8月22日 (月)

『なぜかいい町 一泊旅行』を読む

著者は、ドイツ文学者。
教授職にいた大学を56歳で早期退官、以降、フリーランスの文筆家。
著者は、長く日本全国を東に西に、北に南にと旅行してきたヒト。
本書におさめられているのは、16編、15の町と1つの村を訪れた紀行文。

本書中のイラストも著者による。
上手い絵ではない。
しかし、これがいい。

橋の欄干を支えにして、川の上流に向かって立ち、スケッチブックに筆を走らせているヒトを、私も、あの町、この町で見たことがある。

シライデザインの帆布のリュックに、折りたたみ傘と文庫本を入れて、私も随分とあちらこちらの町を歩いた。
小さなリュックだが、A5版のスケッチブックなら入るだろう。
それを背負い、私も、汽車に乗り、バスに乗ろうと思う。

北海道は3町、斜里町・上川町・岩内町を歩いた話。

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こんな喫茶店で読み始め。

東にドーンと独立峰の羊蹄山(1898メートル)。
その西に順に、
 ニセコアンヌプリ 1308メートル
 イワオヌプリ   1116メートル
 ニトヌプリ    1080メートル
 チセヌプリ    1134メートル
 シャクナゲ岳   1074メートル
 白樺山       959メートル
 前目国内岳     980メートル
 目国内岳     1220メートル
と、私が山頂に立ったニセコの山々が並ぶ。
その目国内岳の山頂に立ち、歩いてきた尾根を背にする。
と、そこに見えるのが、雷電山(1211メートル)。

著者は、この雷電山に登るため、夏に岩内町を訪れる。
そして、後年、今度は冬に岩内町を訪れる。

1954(昭和29)年9月に北海道に上陸したのは、洞爺丸台風。
洞爺丸事件の起きた同じ日、この台風の風にあおられて、いわゆる岩内大火が起きる。
本書には、以下の記述がある。
 郷土館には岩内大火を伝える新聞の切り抜きがパネルにして
 あった。<中略>小さな記事に目がとまった。火事騒ぎのさ
 なか強盗殺人事件があり、二人を殺傷して犯人は逃走中。
 <中略>とほうもない海難事故と町の大火にかくれて小さな
 かこみ記事になった。<中略>作家水上勉が、<中略>強風
 と火炎のさなかの殺人事件が、小説家の想像力を刺激したに
 ちがいない。代表作『飢餓海峡』は小さなかこみ記事から生
 まれた。

岩内町の8割を焼き、死者・不明者38名を出したのが岩内大火。
港に浮かんでいた漁船も、岩内駅も、北海道・北海道拓殖・北洋相互銀行の各岩内支店も、火葬場までが消失している。

洞爺丸遭難を伝える新聞を、私も読んだ。
確かに、紙面は洞爺丸の転覆事件の記事で埋め尽くされ、岩内大火はわずか300文字ほど。
小さなかこみ記事だと言える。

本夕、読了。

水上勉が、洞爺丸事件と岩内大火を背景に『飢餓海峡』を執筆したのは本著者が書いた通り。
しかし、『飢餓海峡』中の殺人事件は、水上勉の創作。

私が読んだのは1紙のみ。(室蘭市内からアクセスできるデータベース限界)
また、私のこと、記事の読み落としもあるだろう。
という前提で言うのだが、
 火事騒ぎのさなか強盗殺人事件があり、二人を殺傷して犯人
 は逃走中。
との、本著者が言うところの小さなかこみ記事を見つけることはできなかった。
まァ、これ以上は言うまい・・・

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2022年8月21日 (日)

画像の艇は、我が艇の2.5倍

朝の気温は16℃。
涼しいというより、肌寒い。

が、Tシャツ、ハーフパンツ、サンダルで、船を出した。

今日の日出は、4時48分。
5時15分、出航。

搭載した氷は20キロ。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

大漁情報が流れていたORION ⅡのM船長に、昨日架電して教示頂いた海域。
サンクス、M船長。
M船長、2年ぶりだか3年ぶりだか4年ぶりだか5年ぶりだかに船を出し、イッパツで決めてきたというのだから大したもの。

早い内は、底を取れないほど船が流れたが、やがて風穏やか。
良ナギとなった。

強い日射で、暑い。
帽子に替え、タオルで姉さんかぶり。

濃いベイトの反応。

しかし、イカのアタリはベタ底近く、水面下140メートルから150メートル付近。

深いから、仕掛けの沈降、巻き上げに時間がかかる。
手待ち時間が長く、効率はなはだ悪し。
竿を2本出せば、漁果は上がるだろう。

と、そんな計算通りにはいかない。
我が艇、1投目からサメにまとわりつかれる。

仕掛けの全損 1
半損 2

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30ハイに、1パイ足りない。

画像の艇Sea Dragonは、我が艇の2.5倍。

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2022年8月17日 (水)

『物理がわかる実例計算101選』を読む

長さ1メートルと1ミリ、つまり 1001ミリの針金。(図の上)
その真ん中をちょっと曲げて、両端間隔1000ミリの  の字型にする。
曲げを大げさに描くと、図の下のようになる。
 底辺が 500ミリ
 斜辺が 500.5ミリ
 高さが hミリ
の、直角三角形の背中合わせ。
Photo_20220817084001
この時、
「h はいくらか」
と問われたら、この直角三角形に、〝ピタゴラスの定理〟を当てはめればいい。
ピタゴラスは2500年以上も前のヒト。
〝ピタゴラスの定理〟は、中学3年生で習う。

ところで、電卓を叩く前に、 h の大きさをイメージできるだろうか。
 2ミリ
いや、
 3ミリ
でも、
 10ミリはないだろう・・・

いやいやいや。
電卓を使い、
 500.5の2乗から500の2乗を引き
 その値の平方根を計算する
と、h は 22ミリ とちょっとになる。
この値は我々の直観より、ずっと大きくはないだろうか。

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こんな飯屋で、読み始め。

さァ、我々の数量感覚を修正するために、計算しよう。

上腕二頭筋は、チカラコブのできる筋肉。
上腕三頭筋は、上腕骨を挟んで、上腕二頭筋の反対側にある筋肉。

上腕二頭筋が縮むことで、手(前腕)が上がり
上腕三頭筋が縮むことで、手(前腕)が下がる

図は、上腕二頭筋が縮んでいる状態。

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前腕は関節を支点として上下する。
前腕を上に動かす二頭筋の付いているところは、関節から5センチの位置。
関節から35センチ先に手(のひら)が付いている。

小学6年生で習う〝てこの原理〟は、アルキメデスによる。
今から2200年以上も前のヒト。

2200年前の知識をウデに適用すると、
 支 点:関節
 力 点:支点から5センチ
 作用点:支点から35センチ
とすると、ヒトのウデは、筋肉の出す力の、なんと 7分の1 しか手の先に伝えることができない構造になっている。
ヒトのウデは、力で大損して、距離・速さで得をするという仕組み。
二頭筋が5センチ縮めば、手の先は 7倍 の35センチ上がる構造。

その理由の、私の理解は・・・
例えば、
 うっかり、熱いモノに触れ
 アチッ
 となったとき、力はどうでもいい。
 サッとウデを引っ込めねばならない。
 というような、生命にとって安全サイドに立った構造を、
 進化の過程で人体は獲得したのではないかと。
 
本夕、読了。

ヒトのウデは、力で大損して、距離・速さで得をする構造。
だから、懸垂や腕立て伏せがツライ運動なのも、納得できる。

我が竿に掛かるサカナが小さいのは、私の上腕二頭筋に合わせて。
ということなのかも知れない(^^;

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2022年8月14日 (日)

ンなところにいたのか

雨の日の新聞は、ポリエチレン袋に入れられて配達される。
今日の朝刊はそれ。
配達時刻頃は、雨だったのだろう。
しかし、私が新聞を取るために玄関ドアを開けた時には、すでに雨は上がっていた。

日曜版の厚い新聞を読んでから、家を出た。

8時、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
良ナギ。

Tシャツ、ショートパンツ、サンダル、ツバ広帽で竿を握る。
やがて、雲が割れ青空。
日射しが痛い。

25メートルくらいまで出ると、ベイトの濃い反応。
ヒラメは20メートルより浅い海域、12メートルとか8メートルとか。
が、ベイトに付いた青モノに期待して、30メートル以深に船を進めた。

と、濃いベイトの反応の真下から魚信。

ンなところにいたのか、ヒラメ(^^) 

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12時30分、沖上がり。

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2022年8月13日 (土)

『砂戦争』を読む

中国のコンクリート消費量は、年に25億トン。
米国が20世紀の100年間に使ったコンクリートの総量は45億トン。
米国が100年かけて消費した量を、中国は2年を経ずして生産し、築港、護岸、ダム、ビル、舗装へと消費する。

これは、中国の急速な発展の証でもあるし、中国の建設能力の高さの証でもあろう。
その証拠に、地上高が300メートル以上ある超高層ビルは、世界に178本。
内、半分、88本が中国に建つ。

著者は、環境問題研究家。
新聞記者、国連職員、外交官、130ヶ国以上で調査・研究、国内外の大学で講義した経歴を持つ実務家で かつ教養人。

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こんな喫茶店で読み始め。

現代の高層建築の構造を成り立たせ、強度を担っている主要部材は鋼材。
が、基礎・地下部分はもちろん、高層階でも床材はコンクリート。

コンクリートは、セメント1に対し、砂を2~3、砂利を3~4。(重量比)
それに水を加えて練る。
その砂や砂利のことを骨材(こつざい)という。
本書では、この骨材のことを〝砂〟という言葉で代表させている。

世界で採掘される砂は、年に500億トン前後。
この7割がたが建設用コンクリートの骨材になる。
この500億トンという数字は、世界中の河川が1年間に運ぶ土砂量の2倍に相当する。
つまり、我々は自然が供給する以上の砂を消費していることになる。

国内では、良質の砂の入手は困難になっている。
 甲子園の砂は、中国産
 東京五輪ビーチバレーコートの砂は、ベトナム産

本夕、読了。

現在でありながら、すでに未来都市なのは、東の上海と西のドバイ。

中東の砂漠の国際都市、ドバイ。
地上高828メートルのブルジュ・ハリファタワーと、ペルシャ湾の人工島、それとゴルフ場のジュメイラ ゴルフエステーツが有名。
砂漠にあるゴルフ場なのに、バンカーの砂は米国から。
砂漠の砂だとサラサラしすぎて、ボールが沈んでしまうのだと。

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2022年8月11日 (木)

今日の下心は、〝はず〟・〝だろう〟

山の日。
山の日だけれど、沖へ。

日出が4時38分。
4時、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
誘導してくれたのは、画像の艇、SeaDragon

船尾方向から押す風で、艇が船首方向に流れる。

だから、竿先から出たラインは船尾側に走るはず。
〝はず〟・〝だろう〟は、時にチョンボを招く。

今日の この海域、そうはならない。
ラインが前に走る。
かと思うと、巻き上げていると、いつの間にかラインが船尾側に走る。

津軽海峡を西から東へと、2ノット以上で流れる津軽暖流の影響を受けているのだろう。
舌の根の乾かぬうちに、〝だろう〟だ。

今日の下心は、〝はず〟・〝だろう〟。
 もう、イカがきているはず
 たくさん掛るだろう
と。

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あがったイカはたった1パイ(^^;

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2022年8月 5日 (金)

『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』を読む

垂直跳びの得意な遊牧民のマサイ族。
彼らの主食は牛乳と牛の生き血。
ルーマニアのドラキュラ伯爵も美女の生き血を吸うが、こちらは創作。

鳥類、1万と6百種。
このうち、吸血の記録があるのは、ガラパゴスに棲む3種とアフリカ南部に棲む2種の計5種。

ところが、著者は日本にも血を飲むトリがいることを知り、第6種目の吸血鳥を発見したと論文にする。
動物園で飼育されているニホンジカの背中をつついて皮膚を傷つけ血を飲んでいたのは、ハシブトガラス。
私の船上食の菓子パンを、2回も3回も、いや、4回も盗った あのハシブトガラスだ。

しかし、この論文は学会誌への掲載を拒否される。
理由は、生物学会誌には未発表だが、畜産業界誌には既に吸血するカラスのことが発表されていたから。
カラスが乳牛の乳房に浮き出ている血管を傷付けて吸血。
それを病因とする敗血症などで死に至る牛さえ出ていることが、北海道などの畜産業界で問題になっていたことを著者は知らなかった。

著者は、林学を学んだあとに、鳥類学に進んだ生態学者。

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こんな喫茶店で読み始め。

小笠原諸島。
 諸島北側(日本本土寄り)が、有人島のある小笠原群島
 諸島南側(赤道寄り)が、無人島群の火山列島
ここに固有種のヒヨドリが棲む。

小笠原群島に、オガサワラヒヨドリ。
火山列島に、ハシブトヒヨドリ。

トリの渡りは、南から北へ、北から南へ。
日本から遠い側の火山列島に棲むハシブトヒヨドリは、本土・伊豆諸島由来。
と、渡りの原則通り。

なのに、本土に近い側の小笠原群島に棲むオガサワラヒヨドリが、小笠原群島と同緯度はるか1800キロ西の八重山諸島由来と、渡りの方向が東西。
この原則破りの渡りを、著者らはDNA分析から明らかにする。

で、小笠原群島と火山列島間距離は160キロ。
しかし、この2種に遺伝的交流のないことも、著者らの研究で明らかになる。

本夕、読了。

みたいな、ヒヨドリの説明があるかと思えば、

上半身がヒト、下半身がトリ、背中から翼。
極楽浄土で鳴く、〝迦陵頻伽(かりょうびんが)〟。

ヒトのオンナの体に、手足先は猛禽類、後頭部から翼。
永井豪の漫画『デビルマン』に登場する、〝妖鳥シレーヌ〟。

森永のチョコボールのパッケージに描かれているトリの、〝キョロちゃん〟。

なども、本書内で話題にあがる。

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2022年7月30日 (土)

オカはガスでけぶり、沖に日射しはない

ガスに沈む静かな朝だった。

5時、出航。

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祝津埠頭に接岸したヘリコプター搭載護衛艦ひゅうが( DDH181)の後ろを通過して、港外へ。

何に追われているのか小魚のボイルが、アッチにもコッチにも。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

オカはガスでけぶり、沖に日射しはない。
が、良ナギ。

ベタ底に2インチのワームを入れるとソウハチ。
ただし、てのひらサイズ。

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正午半、沖上がり。

画像の外に、
クロソイ 1
ガヤ   3

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2022年7月29日 (金)

氷を20キロ搭載した

あれこれあって、今日の私は公休。

気温が上がる予報。
氷を20キロ搭載した。

8時、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

風穏やかで潮も走らず、良ナギ。
やがて濃い灰色の雲が去り、夏の日射に焼かれる。

すでにSop艇、Tac艇、Eik艇がサンザン釣りあげたあとのようで、私の竿は曲がらない(^^;

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画像の外に、マダラ。
上品釣果(^^;

ところで、先日の火曜日の釣行で、船上で背開きにして持ち帰ったホッケ。
干し網に入れて風に当てたが、油が浮いてうまいこと水分を飛ばせなかった。
どころか異臭発生(^^;
で、帰宅時、ピチットシート購入。

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2022年7月27日 (水)

『卑日』を読む

『魏志人伝』に記されている「国の女王」とは、馬台国女王弥呼のこと。

は、小の「」の やへん を にんべん に置き換えた漢字。 小さな人の意。
は、魔、道の
は、屈、猥の
文字を持っていなかった日本を、古代中国は〝 〟や〝〟や〝〟を使って表現していた。

日〟は、日本人ジャーナリストによる造語。
だから、ほとんどの韓国人は〝日〟という語を知らないらしい。
しかし、かつて(今も)、〝用日〟・〝嫌日〟・〝克日〟と日本に対していた韓国人の新たな意識は、〝日〟。
本書によると、〝卑日(ビイル:日本を見下す)〟とは、
 「日本を乗り越える必要はない。なぜなら、韓国がもっと上にある
  からだ」と設定し、自分自身は何もする必要がないシチュエーシ
  ョンを作る
という意味になる。

著者は、シンシア・リー(Sincere LEE)。
正直者の李というような意味の筆名だろう。
韓国生まれの韓国育ちで、韓国内で歯科医院を開業していたが、´17年に日本に移住。
現在は、日本への帰化を考えているという親日・好日家。
というプロフィールの人物だから、本書に書かれていることは大きく割り引いて読む必要があろう。

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こんな飯屋で読み始め。

大韓民国憲法前文は、
 悠久な歴史と伝統に輝く我々大韓国民は、3・1運動で建立された
 大韓民国臨時政府の法統と、不義に抗拒した4・19民主理念を継
 承し・・・

ここで、〝3・1運動〟とは、1919年3月1日に発生した朝鮮の大日本帝国からの独立運動のこと。
また、〝大韓民国臨時政府〟とは、3・1運動後、中国へ亡命した抗日組織のこと。

本書では、こう説明している。
 「日本の反対側に立つ」、「反」「日」思想の大まかな概念は、少
 なくとも大韓民国ができてから変わったことはないし、いまでも憲
 法前文に韓国は抗日団体「臨時政府」の後を継ぐと明記されている。

本夕、読了。

著者は、広く深い知識に裏付けされた冷静な歴史観を持っている。
しかし、読んでいて感じるのは、本著者の目線の低さ、もっと言うと、見る目の浅ましさ・いやらしさ。
許容するしない、それは自由だとしても、せめて理解は・・・

『日本人とユダヤ人』の著者のイスラエル人のイザヤ・ベンダサンが、実は山本七平の成りすましだったように、シンシア・リーも実は・・・
のような気がする。

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2022年7月26日 (火)

夏の釣り装束

良ナギ予報。
で、今日の私は公休。

8時、出航。

港内は、ベイトの濃い反応。
が、それは4センチほどのサバの仔魚。

防波堤を抜け、ワームを泳がせる。
ワームを突っつくサカナはいるが、フッキングさせられず(^^;
ヒラメ場、離脱。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
沖は、風穏やかで潮もゆるく、良ナギ。
夏の日射し。

Tシャツにハーフパンツ。
サンダルに幅広帽子と、夏の釣り装束になって竿を握る。

初めに浮かんだ根。
根のすぐ上にベイトがかぶさっている。
それを食っているのか。
魚探に魚影は映るが、竿は曲がらない(^^;

そのすぐ西の根に移動すると、竿が曲がった。
ガツガツガツとした食い方。
ベタ底にホッケ。

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船上で、背開き作業。
13時、沖上がり。

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2022年7月23日 (土)

『空港&飛行場の不思議と謎』を読む

対領空侵犯措置として戦闘機がスクランブル発進する空自基地は七つあり、北から、
 千歳
 三沢
 百里
 小松
 築城
 新田原
 那覇
内、那覇の管制業務担当は、国土交通省。
他の、六つは防衛省の担当。
なので、那覇空港の管制官は国交省職員。
新千歳空港の管制官は自衛官。

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こんなパン屋のイートインカウンターで読み始め。

ウェイポイントとは、航空路上のチェックポイント。
アルファベット5文字で表すことが決められている。

秋田を通る航空路にあるのは、
 MAGGY
 WAPPA
二つ合わせて〝曲げわっぱ〟。

稚内付近にあるのは、
 RINZO
間宮林蔵から。

利尻島上空にあるのは、
 KONBU
昆布から。

本夕、読了。

丘珠(注)と函館を結ぶ航空路。
その中間に当たるウェイポイントが、室蘭岳水元沢コースの滑滝上空にあり、
 TEKKO
〝鉄鋼〟からだろう。

(注)
ターミナルビルには、『札幌丘珠空港』と表示されている。
が、ここの正式名は『札幌飛行場』。

国際航空運送協会が定める空港名のアルファベット3文字表示で、
 東京国際空港(羽田)は、HND
 新千歳空港は、CTS
 丘珠空港は、SPK

丘珠の管制担当も防衛省。
ところで、
新千歳の管制官は航空自衛官。
丘珠の管制官は陸上自衛官。

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2022年7月21日 (木)

『トップ企業の頭脳に挑戦!』を読む

これを書いている今現在、1米ドルは139円。
昨年の今頃は、1米ドル 111円だったから、1年間で対米ドルレートで20%安くなった。
製品や原材料を輸入に頼っている産業は対策を考えなくてはならないが、輸出産業はウハウハだろう。

もっとも、為替や株式を業務とする投資機関は、〝1年間〟などといった悠長な時間の流れに乗っかって活動していられない。
〝秒〟を切る時間内に、同銘柄を〝売った・買った〟。
起業・倒産・合併・分割・買収・身売り・廃業は世の常。

会社寿命。
30年だとか60年だとか。
一方で、創業100年、150年企業もゴロゴロ。
「私で17代目。 息子が18代目になりますなァ。 この子は私の孫、息子の長男です。 この孫が19代目になりますね」
なんて、味噌蔵17代目当主談。

今日の朝刊には、1992年開業のハウステンボスが、香港の投資会社に身売りする記事。

TOSHIBA・PanasonicのTV受像機が並んでいる中国の家電売り場。
翌々月、それらが全てSamsungとHaierに置き換わっていたのを見た経験がある。

勝ち組企業は何を考えているのか・・・

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こんな喫茶店で読み始め。

ルイ・ヴィトン本店は、パリのシャンゼリゼ大通り。
ルイ・ヴィトン製品は札幌の丸井でも手に入る。
札幌で買うと、パリ本店の3倍。
当然、売り上げは伸びないのだが、それがルイ・ヴィトンの経営術。

で、日本人(今では中国人)は、シャンゼリゼ大通りの本店前に列を作る。

香港店や台湾店はパリ本店の1.5倍の価格設定。
それでも、日本で買う半額。
で、日本人(今では中国大陸人)は、香港店や台湾店前に列を作る。

ルイ・ヴィトンは、市場のニーズ調査をしないのだとか。
理由は、
「ニーズをくみ取っているようでは、時代の最先端をゆくことはできない」

ルイ・ヴィトンはバーゲンセールを一度もしたことがなく、
ポイントも付かず、
従業員向けの特別価格もない。

本夕、読了。

ホテル御三家と言えば、帝国・オークラ・ニューオータニ。
その帝国ホテルのオールドインペリアルバーのバーテンダー。
一杯目のグラスは、客の右斜め前に。
客は無意識のうちに自分の扱いやすい位置にグラスを移動させる。
二杯目、バーテンダーはその位置にグラスを置く。

帝国ホテル内のバラ。
活けてあるのは、開きかけのつぼみ。
花に自己主張をさせない。
帝国ホテルの奥ゆかしさが演出される。

これも、本書から。

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2022年7月18日 (月)

『日本史人物ホントの評価』を読む

婚礼の祝辞と葬儀の弔辞。
この時だけは、どんな人物でも褒められる。

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こんな喫茶店で読み始め。

・西郷  隆盛 薩摩の人 1828(文政10)年ー1877(明治10)年
・大久保 利通 薩摩の人 1830(文政13)年ー1878(明治11)年
この二人に、
・木戸  孝允 長州の人 1833(天保 4)年ー1877(明治10)年
を加え、維新の三傑と呼ぶ。

西郷と大久保は、現在の鹿児島市内で生まれ育った幼なじみ。
生地はどちらも鹿児島だが、
西郷の墓所は、鹿児島市 南洲墓地
大久保の墓所は、東京都港区 青山墓地

大久保没後140年にあたる2018年、法要を西郷の墓所の南洲墓地で行おうとして、それが果たせなかった。
倒幕・王政復古を成したのち、朝鮮の扱いで持論を通せず政治的に失脚した西郷は明治新政府を相手にした西南戦争で自害。
鹿児島県人の大久保の評価は、
〝西郷を死に追いやった人物〟
西郷の人気に対する大久保の不人気。
不人気という甘いものではなく、鹿児島では大久保は嫌われ者。
この地では、法要さえできない。

本夕、読了。

安積疏水(あさかそすい)は、猪苗代湖の水を130キロ先の福島県郡山市まで流す人工水路。
この事業を政府の中核にいて動いたのが大久保利通。
鹿児島市に西郷を祀る南洲神社があるように、
郡山市には大久保を祀る大久保神社がある。

棺を蓋いて事定まる(かんをおおいてことさだまる)とか。
が、・・・

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2022年7月10日 (日)

『世界を変えた偉人たちのウラの顔』を読む

山の夜は早い。
テントを設営し、雪渓融水を汲んだ頃、日はすでに西に低い。
気温が急速に下がる。

サポートタイツにショートパンツ、半そでシャツ、ツバ広の帽子で上がってきた。
汗でベットリと肌に貼り付いたサポートタイツとシャツを苦労して脱ぎ、長ズボン。
それに、素肌にダウンジャケットを着た。

アルファ米をお湯で戻す。
体が甘味を欲している。
コーヒーを淹れ、それにマーブルチョコレートを10粒ばかり溶かす。

山の夜が早いということは、山の夜は長いということ。
山で眠る前に、読書。

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こんなテントの中で読み始め。

どんなヒトも、他人に見せられない顔、他人に知られてはならない腹の内を持つ。
だけれども、庶民、俗人のそんな顔、腹の内など誰が知りたいものか。

見たい聞きたい知りたいのは、貴人、深窓に住む者、偉人、聖人と言われる者のウラ側。

独裁者。
始皇帝、ダヴィデ王ら7名。

宗教家。
玄奘三蔵、イエス・キリストら8名。

芸術家。
リヒャルト・ワグナー、コナン・ドイルら8名。

科学者。
チャールズ・ダーウィン、ジークムント・フロイトら7名。

その他。
ジャンヌ・ダルク、マルコ・ポーロら15名。

薄い本に、トータル45名。
1人目のウラの顔、2人目のウラの顔、3人目のウラの顔はすぐに読み切れる。
6人目を読む頃、シュラフにもぐった。
11人目、12人目あたりを読んでいるあたりで、眠りに落ちた(^^;

白雲岳野営指定地のテントの中で夕刻から読み始め。
黒岳石室野営指定地のテントの外、右斜め前からの日射を浴びながら読了。

里でも、2000メートルの空気の中でも、ヒトは見たい・聞きたい・知りたい動物なのだなァ、と(^^;
まァ、ウラの顔とは、特別な顔ではない。
始皇帝、玄奘三蔵、チャールズ・ダーウィン、ジークムント・フロイトらのウラの顔と私のウラの顔に変わりはない。
私の場合、オモテの顔も彼らのウラの顔みたいなもの(^^;

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大雪山系を歩く 3

《3日目:7月9日》
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モルゲンロート。
今日も快適な山歩きになりそうだ。

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黒岳山頂 (1984m)

以降は下山。
5合目(1300m)からは、黒岳ロープウェイで。
下りロープウェイが運んでくれる先は、戻る場所、戻らねばならぬ場所。
生活というか世間というか日常というか何というか。
が、そこに戻れば、スマホは圏内域になり、シャワーで汗を流せ、新聞を読める。

二泊三日の、ごくごく短い孤独と自由のソロ山行。
生活というか世間というか日常というか何というか。
さァ、そこに戻ろう・・・

二泊三日間の、
全給水量は、
 ・5500CC

全食糧は、
 ・小川珈琲店  プレミアムブレンド 6ドリップ
 ・尾西食品   カルボナーラ    1パック
         きのこのパスタ   1パック
         梅じゃこご飯    1パック
         五目ご飯      1パック
         わかめご飯     1パック
 ・アマノフーズ にゅうめん     2個
 ・明治     マーブルチョコ   60グラム

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大雪山系を歩く 2

《2日目:7月8日》
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山が焼け、雲が焼けた。
山の朝だ。
雲海の上は、快晴。

かなたに見えるのは、トムラウシ山(2141m)。
一昨年、山頂を踏んだ山だ。

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稜線に立つ彼も、
大雪山に登って、山岳の大(おおい)さを語れるヒトだ。

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北海岳山頂(2147m)

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キバナシャクナゲ。
キバナというが、シロバナも多い。

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北海沢の渡渉。
画像左下のスノーブリッジがしっかりしていて、靴を濡らさずに渡渉。

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雪渓の融雪を集めて流れる赤石川の渡渉。
石狩川最源流のひとつ。
増水期も終わりに近い。

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黒岳石室野営指定地(1891m)。
今夜の宿だ。

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大雪山系を歩く 1

 富士山に登って、山岳の高さを語れ。
 大雪山に登って、山岳の大(おおい)さを語れ。
1923(大正12)年、『層雲峡より大雪山へ』と題するエッセーの冒頭に、大町桂月が書いた言葉。

大町桂月の美文に酔う感性を、私は持っていない(^^;
が、大雪山系は縦走してこそなのは実感。

銀泉台から赤岳に入山、白雲岳・黒岳の山頂を踏んで層雲峡に下りるルートを。
私の脚でも1日で歩き通せるルートだが、山で眠ろうとテントとシュラフも背負った。
1泊。
天候が許せば2泊したい。

《1日目:7月7日》
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雪渓のトラバース・直登が続く。
先行するのは、女性二人パーティ。

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赤岳山頂(2078m)

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白雲岳野営場(1980m)
今夜の宿だ。

 群生の高山植物と雪渓
 岩稜の鋭さと火山砂の乾き
 2000メートルの空気の冷涼
心拍数をあげ、汗をかいた者のみがそれを知る。
それを語り合う者を伴わない、ソロ登山の孤独と自由。

縦走装備の背中のザックが重い。
孤独と自由の重さだ。

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2022年7月 3日 (日)

『学校に入り込むニセ科学』を読む

暑い夜にふさわしいカクテルは、モヒート。
レシピは、ラム・炭酸水・ライム・砂糖、それにミントの葉。

葉緑素(クロロフィル)は、アルコールに溶ける。
が、ミントの葉の細胞壁が壊れないと葉緑素がアルコールと接しないから、モヒートは無色透明。

葉の細胞壁を壊すのは簡単。
熱湯をかければいい。

群馬県の小学校で、教師が6年生児童の前で行っていた展示実験は、
 カセットコンロで加熱したビーカー内のメタノールで、
 ジャガイモの葉の細胞壁を壊し、葉緑素を抜くこと。
 (多分、そのあと重曹水で加熱して、葉肉を壊し葉脈を
  見えやすくするところまで進めようと計画していたも
  のと)
で、つぎ足し時にこぼれたメタノールに引火、重軽傷児童4人を出す事故を発生させる。
先月30日のこと。
事故の原因を〝学校に入り込むニセ科学〟とまでは言えないのかもしれないが、この実験での、
 アルコールの加熱は、湯煎(間接加熱)によらねばならない
 それ以前に、火のついたコンロの上でメタノールをつぎ足すという
 行為が危険

話は変わって、波動健康法とか波動美容とか。
振動機を使ったマッサージなのかと思いきや、生体波動だとか量子波動だとか。
何のことやら、ダメだコリャ(^^;
〝ニセ科学〟

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こんな飯屋で、読み始め。

本書著者は、初中等学校の理科教育学者。

著者が言う〝学校に入り込む〟2大〝ニセ科学〟とは、
1に、〝水伝〟
 善想念を送られた水は美しい結晶を作る
 悪想念を送られた水は不気味な結晶を作る
というもの。

2に、〝EM〟
 乳酸菌・酵母・光合成細菌などが一緒になっている共生体
 それは、有用微生物群(EM:Effective Microorganisms)
というもの。

校長個人の前のめりで、これらを教師・児童・父兄に伝えたり、校舎中に〝EM〟を噴霧したり。
県単位で〝水伝〟授業を行ったり。

まァ、しかし、大手企業においても、
 周期23日の身体リズム
 周期28日の感情リズム
 周期33日の知性リズム
のバイオリズムを安全衛生活動の一環として採用していた時期もあった・・・

本夕、読了。

顕微鏡下では、液体中の浮遊微粒子がランダムに運動するのを観察できる。
ブラウン運動。
この〝液体中の浮遊微粒子〟を、日本の物理学者は、長いこと〝花粉〟と教えていた。
しかし、ブラウン運動するには、花粉は大き過ぎる。
ブラウン運動するのは、花粉内から流出したデンプン粒など、それこそ顕微鏡的大きさの花粉内組織。
一度もブラウン運動を見たことのないヒトが、見たことがあるように断言する危うさ。

1999年、東海村のJOCの施設で、六フッ化ウランを二酸化ウランへ加工するための前処理作業中に臨界、核分裂連鎖反応が発生。
多量の中性子線を浴びた作業員2名が死亡、周辺住民を含む多数が放射線被曝した事故があった。
事故自体の監督官庁・関係機関への報告は早く、当日中にマスコミ報道に乗った。
報道は その第一報から〝臨界〟、〝核分裂反応〟の言葉が使われた。

ところが、その報道に対し、ある大学教授が、
 「マスコミは〝臨界〟と報道しているが、科学に基づいていない。
  〝臨界〟は、そう簡単には起こらない」
と。
いやいやいや。
〝そう簡単に〟臨界に達したのが、東海村JOC臨界事故。

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2022年7月 2日 (土)

いや、ウデのせい(^^;

雨が上がり、今朝は濃いガス。
すぐそこにある大黒島さえ見えない。

8時、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

ガスの底が上がってきた。
良ナギ。
しかし、ひどいニゴリ。
マリーナ上下架クレーン下では、水深7メートルの海底を見ることができた。
ところが、ここでの透明度は1メートル。

と、大粒の雨が降ってきたように海面がざわつく。
ココでもソコでもアソコでも。
海面まで追われた、20センチほどのマイワシの群れ。

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イワシを食い上げていたのは、カマイルカ。

ニゴリのせいかイルカのせいか。
いや、ウデのせい(^^;

ボーズ(^^;

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2022年6月26日 (日)

ヒラメは掛からず(^^;

7時、出航。

この時点で、もう7枚だか8枚だか上げていた艇があったらしい。
海域は、アソコ。

ンなこと知らないものだから、コッチの海域へ。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

風穏やかで、良ナギ。

ヒラメの引きで、竿が大曲がり。
が、ほんの数秒で竿先が弾けて曲がりが戻った(^^;

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アタリを求めて、移動。
誘導してくれたのは画像の艇、FALCON。
アソコからココと、流すラインの教示も。
サンクス。

で、流し始めて ほどなく、竿が大曲がり。

このライン、ヒラメもいるようだが、アブラコも。
それも、太くてデカい。
その太くてデカいアブラコのリリースが2回。

ヒラメは掛からず(^^;

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2022年6月25日 (土)

3秒で5回の1.7ヘルツ

大雨が上がり、今日は穏やか。
こんなことばかりしていて、いいのだろうか。
いいとは思えないが、今日もこんなこと(^^;

8時、出航。

荒天直後だから、ゴミが浮いて水が濁っているだろう。
と、予想して出たが、意外にもゴミも浮いてなく、水色も それほど悪くない。

2022062502
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

気温が上がった。
Tシャツ1枚になってバケを泳がす。

根掛かり。
ン!?
いや、リールを巻くと、海底からベリっとはがれた。
で、ゴンゴン。
そのゴンゴン、3秒で5回の1.7ヘルツ。
それが、10秒も続いたか。

今日いち引いたサカナの姿を見ることは かなわず(^^;

2022062503
港口すぐ沖に鳥山。
鳥山の下では、イルカが採餌中。
言い方が逆だ。
採餌中のイルカの上に、おこぼれ頂戴の鳥山。

で、その背中側では、タモを使う艇。
2022062504_20220625195201
タモを使っていたのは、RERA。
我が眼前でヒラメが上がった。

それを見てのち、KON-chan号入港。
しかし、それを見たことに刺激された。
一旦入港したが、Uターン。
再出港、再出竿。

2022062504
今日いちをバラしたのちは、
フグ
フグ
アブラコ
ちびヒラメ
ちびヒラメ

リリース。

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2022年6月19日 (日)

昨日と同じ今日

昨日は、ボーズで帰港。
こんなことばかりしていて、いいのだろうか。
いいわけない。

いいわけないが、昨日は昨日、今日は今日。

出航前のボートヤードで聞いたのは、たった今 92センチが掛かったと。
海域は、あそこ。

いいわけないが今日もこんなこと。

7時45分、出航。

2022061801_20220619193701
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
誘導してくれたのは、画像の艇、Sea Dragon
サンクス。

かの艇では、20枚だか40枚だか掛かったと。
私の竿もいい感じで曲がるのだが、1枚も船上まで上げることができないでいる内に強雨。

2022061802
北西からの雨雲と競争し南東へ。
ここまで戻ってきた。
カマイルカの宴会海域。

昨日は昨日、今日は今日。
いや、昨日と同じ今日。

ボーズ(^^;

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2022年6月18日 (土)

アッチであったことはコッチでも

今日の日出は、3時59分。
4時10分、出航。

アッチかコッチか。
アッチへ。

2022061801
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
画像の艇は、Sea Roman。

風穏やかで、良ナギ。

雲が垂れ、空気がどんよりしている。
こんな日は、サカナの掛かりがいい。
そんな気がする。
そんな気がするだけで、そんないい思いをした経験はない。

やがて、10メートルもない浅い海域にイルカ。
そして、日が射したり、陰ったり。

アタリがあってもハリ掛かりせず。
ヒラメでは なかったのかもしれない。

帰港前に、コッチの海域でも。
アッチであったことはコッチでも。

ボーズ(^^;

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2022年6月17日 (金)

コッチの海域へ

この時季、当地はオホーツク高気圧から吹き込むヤマセ(東風)で、薄ら寒い日が続く。
今日は風が変わり、日が射す予報。
あれこれあって、私は公休。
ンなわけで、竿をかついでマリーナへ。

8時20分、出航。

アッチの海域へ。
と思っていたが、防波堤を出たところで気が変わり、コッチの海域へ。

2022061701
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

風弱く、良ナギ。
潮が速い。
その速い潮に乗って、船は南東へと流れる。

ここで竿を出しているのは、見える限りは我が艇のみ。
最初に竿先を揺らしたのは、タモサイズのアブラコ。

2022061703
根掛かりか。
と、竿をあおったらゴンゴン(^^) 

80センチ。
しかし、竿をゴンゴンと曲げたのは、これ1枚のみ。

次に竿先を揺らしたのが、なぜここにいるのかクロソイ。
それを機に、正午30分、沖上がり。

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2022年6月15日 (水)

『これから「正義」の話をしよう』を読む

2010年、Eテレで放送されたのが『ハーバード白熱教室』。(注)
実際の教室での講義の様子が、ほとんど無編集で放映された。
10年以上も前に見た番組だが、覚えている。

教授が学生に投げかけた質問に、学生が反応する。
その学生の反応に、教授がさらに質問を畳みかける。
教室内が、教える・教わるといった場から、議論・討論の場へと変化していく。
ハーバードの優秀な教員と学生の間で交わされるディスカッションだが、テーマはごく身近、使われる言葉も日常語。
小学生でも、このハーバードの教室内での やり取りの全てを理解できるだろう。

しかし、無編集というのは残酷だ。
投げかけられた質問に反応できず、ニヤニヤするだけの学生も映る。
アジア系。
多分、日本人留学生。

その『ハーバード白熱教室』の教授、哲学者のマイケル・サンデルが本書の著者。

本書の初版は、2010年5月25日。
それが、同年8月18日には すでに45版。
当時、この45版目の本書を買ったはいいが、40ページほど読み進めたところで放り出し。
そして、12年が経過したことになる。

副題が、『いまを生き延びるための哲学』。
さァ、いまを生き延びるために、読み直し。

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こんな喫茶店で読み始め。

米国哲学の伝統は、実利・実践・現実・実用・分析・実際。
ヨーロッパ大陸哲学のような観念的難解さはない。
著者から提示されるテーマにも難解さはない。
 ・平等
 ・労働と自由
 ・志願と徴兵
 ・所得と課税
 ・政治
 ・道徳
等々。
アリストテレス・カントなど、古い時代の哲学者の諸々の説の紹介がある。
また、現役哲学者の説の紹介がある。

それらを紹介しつつ、「正義」についての長い長い著述が続く。
そして、
 善とは何か
 正義とは何か
それへの、著者からの解答はない。

本夕、読了。

本書では、
 4人が乗った救命ボート内での殺人と食人
 経営難に至った企業への公的支援
 ビル・ゲイツなど成功者への市民のねたみ
など、今まさに起きている事象についてもテーマとして掲げられる。
それへは、裁判の判決・政治決定・分析が示され、読者はいよいよもって現実の中で考える正義にうろたえることになる。

(注)

今年になって、直近の講義の様子が、やはりEテレで
 『マイケル・サンデルの白熱教室 2022』
と題して放映されている。

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2022年6月12日 (日)

いずれもタモを使うに至らず

昨日、KON-chan号を下架・係留。
その際、釣行を終えて帰ってきた艇の船長らから聞いたのは、
 アッチは釣れるが、小さい。
 ソッチはいない。
 コッチはウネリで、釣りづらい。

来週の21日は夏至。
だから、今時期は日の出が早い。
今日のそれは、3時59分。

4時15分、出航。

2022081203
初めに入ったのは、こんな風景の見える海域。
釣れるが小さいという、アッチの海域。

遠景は羊蹄山
羊蹄山の手前、昭和新山
左に有珠山

この狭い海域に、今シーズン、延べで何艇入ったンだろう。
500艇、いや600艇・・・
すでに釣り切られてしまったのか、私の誘いがまずいのか。
アタったのは、タモサイズのデカいアブラコが2尾。
ヒラメはアタらず(^^;

で、アッチの更にアッチへ。

2022081201
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
誘導してくれたのは、画像の艇 Sea Dragon
サンクス。
かの艇では82センチが掛かったと。

私の竿にも4枚掛かった。
しかし、アッチの海域で掛かったアブラコよりも弱い引き。
いずれもタモを使うに至らず。
どころか、内2枚は、40センチもない、船べりでのリリースサイズ(^^;

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キープしたのは2枚。
50センチあるかないか。

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2022年6月 8日 (水)

『古代中国の24時間』を読む

本著者は、中国古代史の研究者。
著者は、
 中国古代史々料はそれほど多くなく、主要なものは
 1500万字程度。
 それは、本書(324ページ)100冊分くらいの
 漢文に相当し、まともな研究者なら10年もかけれ
 ば読み通せる。(注)
と書き、
 そこに描かれている民の日常生活をおおまかにまとめ
 て説明することは、歴史学の研究として許容されるべ
 きことであるまいか。
と、言う。
更に、遺跡・遺体・木簡・竹簡などを含め、あたうかぎり最新の学説をフォローして本書を執筆した旨を表明する。

中国古代朝の大雑把な年表は以下。
私の頭の整理用。
 BC2700ー2183三皇五帝
 BC2183ー1751  夏
 BC    ー1050  殷
 BC    ー1111  商
 BC    - 770 西周
 BC    - 403 春秋
 BC 403ー 221 戦国
 BC    ー 206  秦
 BC    ーAD 8 前漢
 AD    ー  25  新
 AD    ー 220 後漢
 AD    ー 265 三国(魏・呉・蜀)
以下、西晋・東晋・宋・隋・唐・元・明・清と続く。

本書でいう古代中国とは、いわゆる秦・時代のこと。
その説明を補足するために、それ以前の戦国 及び それ以後の三国時代についても触れられている。
中国におけるこの時代、日本は弥生時代。

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こんな喫茶店で読み始め。

現代の官公庁・企業の高位役職者はよく働く。
ブツクサ文句を垂れタメ息をついているのは、しもじもの者たちばかり。
いや、逆かもしれない。
ブツクサ文句を垂れタメ息をついているような者は、高位役職者にはなれないだけのこと。
あァ、それはオイラのことか(^^;

ンな話は おいといて、古代中国の高級官吏もよく働いた。
最終決裁者の皇帝も同じ。
薄明から薄暮まで。
そんな彼らも酒を呑む。
当時の中国は、すでにアルコール度数3~5%の穀物酒・乳酒・ワインを醸造でき、後漢時代には それが10%にまで達していたという。
で、飲み食いする彼らには、強い酒と脂の乗った肉の過飲・過食が肥満・痛風・糖尿病の原因になると危険視する認識があったと。
中国医学三千年。
と、現代中国人が胸を張るだけのことはある。

が、庶民は1日2食だったが、皇帝・貴族らは1日3食から4食。
もっとも、庶民に ねたまれるということで、政治家の食事は質素だったようだ。

本夕、読了

現代中国人女性に、ワキ毛を処理する習慣はない(らしい)。
ところが、発掘された古代中国人女性のミイラにはワキ毛がないという。
古代中国女性は、ワキ毛を処理する習慣があったようだ。

また、現代中国人は家の中も靴履き生活だが、古代中国においては靴を脱いでいた。

トイレ。
今の中国のホテルやレストランや空港のトイレは、欧米・日本と同様。
しかし、かなり近代的オフィスの従業員トイレでも、水洗化こそされてはいても 個室化されていない いわゆるニーハオトイレが珍しくない。
かつ、しゃがんで用を足す便器。
古代中国では、腰掛式便座があったことが写真を付けて書かれている。

本書、それらこまごました古代中国人の24時間を説明するのに付けられた注記(出典)は大変に多い。
その数、891。

(注)
私も参加しての日本人と中国人による会議は何度か経験している。
その会議々事録、中国人の作るものは日本人の作るものの半分くらいの文字数になる。
漢字にはそれだけの力がある。
だから、
 漢字で1500万字程度なら、日本語なら3000万字
 著者が言う100冊分の漢文というのは邦文で200冊分
と読み替える必要がある。

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2022年6月 5日 (日)

『光の量子コンピューター』を読む

第1章の 量子の不可思議な現象
から始まり、
第2章は 量子コンピューターは実現不可能か
そして、終章の
第6章は、実現へのカウントダウン

本書の『はじめに』で、著者は、量子力学や量子コンピューターの歴史について精通している者は、第1章と第2章は読み飛ばしていいと書く。
精通も何も、粗通どころか、私は全くの無知(^^;

しかし、著者は本書を読み進めるにあたって、こうも書いて私のような者を激励してくれる。
 お願いだ。
 量子という言葉に苦手意識をもたないでほしい。
 理屈はどうであれ、「実際、こういうものだ」と受け入れる気持ちを
 もつことから始めよう。

とりあえず、
 粒子と波動の二重性
 重ね合わせ
 量子のもつれ
 波束(はそく)の収縮
とは、〝こういうものだ〟と私は受け入れた(^^;

本書内で著者は、現行のコンピューターを古典コンピューターと呼ぶ。

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こんな喫茶店で読み始め。

雨竜第一ダムを建設することで形成されたのが、面積が日本最大の人造湖の朱鞠内湖。
このダムからの水を引いて発電する雨竜発電所の常時出力は、17.5メガワット。
スペック上の最大出力で、51メガワット。

ところで、省エネ性能に優れているとの評価の高い〝富岳〟の消費電力が30メガワット。
〝富岳〟のひとつ前のモデルの〝京〟の消費電力が13メガワットだったから、〝富岳〟の後継モデルの消費電力は、雨竜発電所の最大出力を超えるに違いない。

量子コンピューターはその速さの桁違いさを言われるが、本質はそこではないと著者は言う。
著者の言う本質とは、エネルギー消費の少なさ。
理論上、量子コンピューターの排熱はゼロ。

ただし、量子を扱うことから、
 絶対零度に近い極低温環境が必要
 量子の二重性ゆえ、エラーチェックが難しい

その解決のために、著者が量子に選んだのは〝光〟。

本夕、読了。

上記は、量子とは〝こういうものだ〟と受け入れた上で書いたもの。
理解・納得できているわけでは全然ない(^^;

〝光〟を扱うので、著者の研究室の実験装置にあるのは多数のミラー。
ミラーの数だけ それを固定するマウントが必要。
そのマウントは米国企業から得ていたが、調整設定の維持が数時間しかもたない精密さ。
その会社が廃業する。

そこに手を挙げた国内企業の、ミラーマウント製作にかける思いが熱い。
今現在は、1週間は再調整せずにすむものになっているという。
回すことができ、かつ しっかり固定できるネジからの開発。

著者が、自分の20年の研究生活を振り返る。
やりたい実験、やるべき実験を果たすために行ってきたのは、
 実験装置に関する技術開発が90%
 実験結果の確認、検証が10%
だった、と。

やはり、道具・・・
が、刺さる針、切れないライン、よく曲がるロッド。
どころか、エンジン付きのボートに魚探まで使っても、我が竿にサカナは掛からない(^^;

本日、良ナギ、サカナの食いも良かった模様。
残念ながら野暮用できて、KON-chan号は沖に出られず。

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2022年6月 4日 (土)

カラス頭とは言わない

釣行時、竿のほかに船に持ち込むのは、カゴ。
スーパーのレジカゴと同スペックのカゴで、釣り道具や船上食が入っている。

キャビンのドアを開け、ライフジャケットを着け終えてから、カゴをキャビン内に収容する。
その逆もある。
カゴをキャビン内に収容してから、ライフジャケットを着ける。
その短い時間に、カラスに船上食を盗られること2回。
更に、出港届を出すためにマリーナの建物に入っているすきに、入口外に置いていたカゴから船上食を盗られること1回。

今日。
マリーナ上下架クレーン下に到着後、マリーナスタッフにより、KON-chan号はヤードの定位置に移動。
その間ともう少しの時間、某艇船長らとヤードの片隅で駄ボラ吹き。
で、手を付けていなかった船上食をカラスに盗られた(^^;

サカナ釣りばかりしていると、バカになる。
バカを表現するのに、トリ頭とかニワトリ頭とかと言う。
カラス頭とは言わない。
私は、カラスに到底及ばない ただのバカ(^^;

良ナギ予報。
ただのバカの私が船長のKON-chan号、8時、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

昨日は、アッチの海域で竿を出し、スカ。
ンで、今日はコッチの海域へ。

予報は良ナギだったが、予報は予報。
西風強く、波も深い。
11時、沖上がり。

2022060402
マリーナからの帰宅時、立ち寄ったのは私の定点観測地、イタンキの丘。
この丘にエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)の花の黄色が見えると、私の竿にヒラメが掛かる。
黄色は見えず。

長い長い前置きだった。
ボーズ(^^;

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2022年6月 3日 (金)

まだ黄色は見えない

イタンキの丘は、私の定点観測地。
この丘にエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)が咲くのは6月。
この花の黄色が見えると、私の竿にヒラメが掛かる。


2022060302
イタンキの丘にて。
丘に、まだ黄色は見えない。
が、あれこれあって、今日の私は休日。
黄色は見えないし、サカナ釣りばかりやっているとバカになる。

ではあるが、7時40分、出航。

2022060301
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
風穏やかで、良ナギ、

1投目でデカいアブラコ。
リリース。
好釣を予感させたが、それっきり(^^;
釣果極めて上品。
ボーズ(^^;

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2022年5月31日 (火)

『鷹将軍と鶴の味噌汁』を読む

副題は、『江戸の鳥の美食学』。
〝美食学〟には〝ガストロノミー〟とルビが振られている。
著者は民俗学者。
著者によれば、〝美食学(ガストロノミー)〟とは、
 料理をめぐる歴史や政治、社会や経済、そして文化の多局面を考究し、
 その全体像を考える総合的な学知
なんだと。

おゝ、〝考究〟に〝学知〟とな。
これまでの人生で、鉛筆でもボールペンでも書いたことがなく、キーボードで打ち込んだこともなかった単語の〝考究〟と〝学知〟。
これが、我が指による初めてタイピング(^^) 

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こんな喫茶店で読み始め。

書名の〝鷹将軍〟とは、徳川吉宗のこと。
〝鶴の味噌汁〟は、文字通り鶴肉を具にした味噌汁のこと。
とはいっても、吉宗や鶴料理に多くの紙数がさかれているわけではない。
日本人が、いかにトリを獲り、どのようにトリを食べてきたかについて、縄文時代から近代に至るまでの、
 歴史や政治、社会や経済、そして文化の多局面を考究し、
 その全体像を考えた総合的な学知
が、述べられている。

四条流(しじょうりゅう)とは、素手で素材に触れることを一切せずに調理を進める包丁道。
平安時代に始まる。
文献で確認できるトリ料理は このあたりに始まり、江戸時代には料理法・料理屋など かなり詳しく記された文献が残っている。

綱吉によって発せられた生類憐れみの令が支配する時代にも、将軍家から宮中へトリが献上されている。
タンチョウ、ハクチョウ、カモ、カラス、スズメなど、あらゆるトリを日本人は食べてきたことが確かな裏付けのもと考証される。
しかし、どういう理由があってか、日本人がカモメ、ツバメを食べた記載はない。

本夕、読了。

皇室は鴨場を持つ。
賓客らを交え皇族が、手に持った網で狩る。

伏見稲荷大社裏参道には、スズメ(とウズラ)の姿焼きをウリにする食い物屋が店を出している。
スズメ(とウズラ)の姿焼きなら、我が町にも提供する焼き鳥屋がある。

東京新橋。
トリ料理の店、末げん(すえげん)。
1970年、陸自市ヶ谷駐屯地で割腹自殺する三島由紀夫の最後の晩餐は、ここでのトリ鍋。

1985年8月のJAL123 羽田発伊丹便の墜落事故。
現場から収容された遺体の安置所を兼ねた検視所となった体育館に集まった関係者へ、最初に配られた弁当はトリ飯。
誰も食べなかったという。

板わさ や とりわさ を肴に蕎麦屋で酒を呑む。
板わさ ならともかく、とりわさ ともなると、相当イキなオトコでないとカッコウがつかない。
もっとも、北海道の蕎麦屋で ンなものを注文しても出てはこない。

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2022年5月27日 (金)

『眠れなくなるほど怖い世界史』を読む

本書の出版会社は三笠書房。
著者はフランス文学を学んだヒト。
当該出版社・著者に限らず、頭に〝眠れなくなるほど〟を付けた出版物は多い。

〝詳説〟、〝概説〟、〝よくわかる〟等々を頭に付けるのと同じ気分での命名なのだろう。

本書に書かれているのは、歴史上の事件・人物の裏話。
ネットで拾った話を並べて1冊に仕立てたというようなところはなく、裏付け文献は確か。
この類の本に多い いいかげんさはなく、著者の私見は私見と ことわって書かれている。
内容が信用でき、銘打たれているように、〝眠れなくなるほど〟に面白い。
まァ、面白いと感じるのは、私の覗き見趣味、ゴシップ趣味ゆえ(^^;

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こんな喫茶店で読み始め。

大恐慌(1930年代)の米国で、若い男女のクライドとボニーが出会ってからの4年間に犯したのは、12件の銀行・商店強盗と、銀行員・商店主・警官など計13人の殺害。
その犯行史実をベースに脚色映画化されたのが、『俺たちに明日はない』。
ベージュ色の32年式フォードV8の外に降り立ったクライドと、助手席に座ったままのボニーが警官たちに全身に銃弾を撃ち込まれるシーンで、この映画は終わる。
ウォーレン・ベイティ演ずるクライドとフェイ・ダナウェイ演ずるボニーの短い生涯を描いたこの映画は、ドライで熱く哀しい。

米国の警察組織は地方自治体ごと。
「犯罪者の捕縛は罪を犯した州内においてのみ」
州境を越えて、それも最新式のフォードV8で逃げ去るのが犯行後のクラウドとボニーの逃走手口。
その鮮やかさに、彼らにはファンさえ付く。

検視前の遺体に集まったファンは、数百名。
そのファンがやったのは、クラウドとボニーから記念品を奪うこと。
血まみれの服を破り取り、髪を切り取り、引き金を引く人差し指を切断しようとする者も。
クラウドとボニーの遺族は、遺品を高値で売りさばき大もうけしたという。

本夕、読了。

米国初代大統領はジョージ・ワシントン。
彼は当時の歯科技術では進行を止められなかった歯周病に苦しみ、大統領の座に就いた時には自分の歯は1本しか残っていなかったそう。
時に、1789年、ジョージ・ワシントン57歳。

彼の持っていた入れ歯の人工歯は、象牙、カバ・セイウチ・ヘラジカのキバから作られたもの。
いや。
人工歯だけでなく、本物の人間の歯も。
彼は大農園主で400人からの黒人奴隷を所持。
麻酔のない時代、その奴隷たちから健康な歯を抜いては、自分の入れ歯に使っていたという。

ワシントンは独立戦争の司令官。
独立戦争の英雄のワシントンは、後に起きた北西インディアン戦争でイロコイ族を虐殺させ、その尻の皮でブーツやレギンスを作らせている。

以上も本書から。

最強通貨はドル。
その1ドル札に描かれている肖像は、口を真一文字に結んだジョージ・ワシントン。
入れ歯は見えない。

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2022年5月25日 (水)

春を食う

春は奇跡の季節。
 雪解け
 芽吹き
 開花
 鳥たちの営巣

山菜の多くは芽吹き。
奇跡の芽吹きを食う。
春を食う。

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ウドの酢味噌和えとウドの天ぷら。
私の手によるもの。

ウドは、shinyaさんから頂いた。
ごちそうさまでした。

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参考程度だが、参考にはなる

のっぴきV船長のシャコさんらが、マスを掛けた話が聞こえてくる。
出竿海域は41分あたり、苫小牧西港と勇払マリーナの中間海域らしい。

そこまで行かずとも、KON-chan号進出範囲の太平洋に仕掛けられた定置網に、千本を単位とする数のサクラマス、青マス(カラフトマス)が入ったんだと。
 マスが網に入った
 サケが網に入った
 ブリが網に入った
ということと、船から出した竿が曲がるかということとは別問題。
まァ、参考程度。
参考程度だが、参考にはなる。

昨年、一昨年はスカだったが、その前の年のこの時季、我が艇でもサクラマスが掛かった。

燃料を満タンにして、8時、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
航海時間、1時間30分。
白老沖。
良ナギだが、流れ藻・ゴミが多い。

誘導してくれたのは、画像の艇。
POPEYE。
終日、この艇が移動するたびにタグに牽かれる作業台船のごとく我が艇も移動した。

しかし、サクラマスも青マスもひとアタリもなし(^^;

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本日の釣果は、帰航途中に掛けた自家消費分のソウハチのみ(^^;

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2022年5月23日 (月)

艇是にふさわしい釣果となった(^^;

濃いガス。
風力発電の風車塔のプロペラがやっと見えるほど。
そのやっと見えるプロペラの回転が、ごく遅い。
北西の風、穏やか。

あれこれあって、今日の私は公休日。
8時、出航。

防波堤を出てすぐのガスでおおわれた海面に、ぎっしりとミズナギドリが着水。
こんなオカに近い海域に、コアホウドリまでが。

その鳥たちの休息海域を微速で通過後、ヒラメ仕掛けを泳がせる。
2時間ばかり それを続けるも、魚信は得られず(^^;

2022052301
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
ガスで閉ざされていた視界が開けてきた。

ベイトの反応が濃い。
それをめがけてソウハチサビキを入れるも、魚信なし。

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根からの反応も遠い。
我が艇是は釣果上品。
その艇是にふさわしい、釣果となった(^^;

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2022年5月21日 (土)

『日本語の大疑問』を読む

本書は国立国語研究所(国語研)に寄せられた質問に、37人の専門家が回答してゆく体裁の本。

国語研の研究対象は日本語のみではなく、本書で触れられているだけでも、英・仏・独・露語から、手話、絵文字までも。
言葉の研究者たちの、何と楽しく生き生きとしていることか。

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こんな喫茶店で読み始め。

ミュールとは、女性用のファッショナブルなサンダルこと。
フランス語の mule からの借用。

本書では、日本語の〝下駄:げた〟がフランス語に借用された場合のことについて述べ、日本語が外来語を受け入れやすい構造を持っていることに言及する。
ヨーロッパ語の多くは、名詞に〝性〟を持つ。
フランス人にとっては、〝下駄〟は男性が履くものというイメージから〝男性名詞〟扱い。
かと思うと、ラテン語で〝a〟で終わる単数名詞のほとんどは〝女性名詞〟。
なので、〝下駄〟は〝女性名詞〟扱い。
と、〝男性名詞〟なのか〝女性名詞〟なのか認識が共通化してないらしい。

〝太陽〟は男性か女性か。
 仏語では、男性
 独語では、女性
 露語では、中性

で、〝月〟は〝太陽〟の逆で、
 仏語では、女性
 独語では、男性
 露語では、中性、かと思いきや 女性。

本夕、読了。

履歴書を10以上書いた。
そのうち3を郵送した。
とするのがしっくりすると本書。

は漢語で手紙・文書などを数える言葉。
は漢語で手のひらに隠れる程度の写真・名刺などを数える言葉。
は平らな形状のものなら、材質・大きさ・厚さを問わず何にでも、切手・布団、田畑にさえ、と。

しかし・・・
カレイをで数えるのは本書の説明で分かるが、ヘラブナ釣り師も釣果をで言うのは納得できない。
相撲の番付もで言う。
ヘラブナも相撲の番付も〝平らな形状〟とは言い難いが・・・(^^;

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2022年5月20日 (金)

『物理学者のすごい思考法』を読む

著者は、現役の理論物理学者。
物理学に限らず、何かを成した人、何かに秀でている人の、我々凡人に対して言うこと書くことはユニークだし含蓄に富んでいる。
頭に相当な余裕があるからだろう。

本書名は『物理学者のすごい思考法』。
著者自身がどんなにうぬぼれ屋であろうと、自分自身でこんな書名を付けるはずがない。
書名は、本を売らんがために編集者がひねり出したものだろう。

内容は、物理学者の日々をつづったエッセイ集。

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こんな喫茶店で読み始め。

花を見て、綺麗だと思う。
著者はそれを、葉が一様に単調な緑色なので花の色を引き立てているからだ、と考える。
さらに、なぜ葉は緑色かと。
葉が緑色なのは、太陽光中の緑色だけを反射し、その他の色の光を吸収しているから。
もちろん、光合成を緑葉体で行っているからなのは、誰でも知っている。
調べてみると、〝太陽からの光のうち、強すぎる緑色で植物がダメージを受けないようにしている〟との生物学研究所の論文を著者は知る。

ここからが物理学者らしい。
太陽の表面温度の6000℃から、最も強い光の波長を計算する。
マックス・プランクの黒体放射の式を使っての計算結果は、500ナノメートル。
この波長は、緑色。

他の恒星系に生まれていたら、生物の色は違っていただろう。
そう考えながら、ベランダから見る木々の緑に心を奪われる。
と、著者は書く。

本夕、読了。

左から右上へと昇る朝日を見て、著者は地球の自転軸を感じる。
随分前のこと、私にもあった〝すごい思考法〟。
KON-chan号上から、沈みゆく夕日を見て著者と同じく地球の自転を感じたことがあった。
あゝ、でもそれは、『バカ釣り師のすごい思考法』(^^;

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2022年5月18日 (水)

潮のぼり19回

サカナ釣りばかりやっていては、バカになる。
バカになるも何も、すでにバカ(^^;
あれこれあって、今日の私は公休。

バカが竿をかついで、8時10分、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
と言っても何も見えない。
沖は濃いガスで、視程0.1海里。

風は穏やか。
が、波がゴツゴツしていて、底を取りづらい。

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やがて、ガスが晴れ、空気が乾いてきた。
それに合わせてゴツゴツしていた波の頭が柔らかくなり、ベタナギ。

中潮。
しかし、10時12分の最干潮の潮止まりを過ぎると潮が走り出し、サカナのタナにワームが届く前に、船が根から外れる。
で、根から思いっきり潮の上流で船を止め、潮流に乗ってワームを沈める。

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潮のぼり19回。
釣果も19尾。
 クロソイ 16尾
 マダラ   3尾
と、下品な釣果となった。

正午、沖上がり。

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2022年5月15日 (日)

愛鳥週間の釣り

5月10日から、明日16日までの1週間は愛鳥週間。
とは関係なく、船へ釣り具の積み込みのその最中、船上食のパンをカラスに奪われる(^^;

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左から入港してきた ぱしふぃっくびいなす。
出船(船首を港口に向ける)接岸するために、180°回頭中。

ぱしふぃっくびいなすの接岸作業を見つつ、給油。
7時20分出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

1投目でアタリ。
2投目もアタリ。
3投目でもアタリ。

しかし、その後のアタリが遠い。
と、言うのも、
 渡りの途中なのか
 渡りの最終海域がここなのか
5月10日から、明日16日までの1週間は愛鳥週間。
とは関係なく、我が艇の周囲360°をトリに囲まれる。
船が根から外れても、羽を休めている鳥たちに気の毒で、潮のぼりができない(^^;

尖って硬い波だったが、やがてベタナギ。

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予報通り、昼近くになって風が下りてきて、ウサギが跳び出した。

正午、沖上がり。

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