2018年7月21日 (土)

羊蹄を歩く 3

羊蹄山へ。

羊蹄山火口縁に至るルートは、
 ・喜茂別(比羅岡)
 ・京極
 ・真狩
 ・倶知安(ヒラフ)
の4つ。

喜茂別、京極と歩いたから、今日は真狩ルートで。
このルートを使って羊蹄山に上がるヒトが一番多い(ように思われる)。

理由は多分、国土地理院の2万5千分の1地形図に〝後方羊蹄山の高山植物〟と横書きで表記された文字列のすぐそばを、真狩ルートが通過するからだろうと愚考する次第。
羊蹄山に一度しか登らないのなら、このことをもって真狩ルートを使うというのは納得できるところ。
私が初めて羊蹄山に登ったのも、このコースを使ってだった。

真狩ルートは羊蹄山を南から北へと登るルートなので、地図表記の都合上 そのような印刷となっているだけのこと。
実際には どのルートも高山植物帯を歩く。

18072101【画像:1枚目】
四合目。
雲中登山。

背中が南。
正面右が東。

ガスを通して、太陽の気配(^o^)

【画像:2枚目】
七合目。

このあたりでガスが取れたが、20分ばかりのこと。

再び雲中登山、濃いガスで視界が閉ざされた。
湿度100%。

吹き降ろしてくる風は強いのだが、汗が飛ばない。

18072102_3

【画像:3枚目】
間もなく火口外縁。

足元にはオノエリンドウ。

【画像:4枚目】
目を上げれば、ガスを通して高山植物のお花畑。

18072103【画像:5枚目】
マッカリピーク(火口外縁)にて。
左が南、私が登ってきた斜面。

右が火口(お釜)。
正面方向へ歩いても、背中方向に歩いても、30分ほどで最高点へ至るのだが、濃いガスと強風。

ここで登山者が停滞。
ガスの晴れ待ち。
風の弱まり待ち。

【画像:6枚目】
火口内を覗く。

ガスが晴れるような気がしない(^^;
風が弱くなるような気がしない(^^;

私は先々週と先週、最高点を踏んでいる。
ということで、今日はここを山頂だということにして、10分後、下山を決断。

山歩き時間9時間00分。
19322歩。

全給水量は、
 ・500CC

 

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2018年7月18日 (水)

『文明人の生活作法』を読む

著者はフランス語通訳・翻訳家を経てのち画家。
現在は、ワイナリーオーナーでもある。

この題名から、テーブルマナーやゴルフ場のドレスコードを連想するヒトはいないだろう。
現代人の生活様式を取り上げ、ああだこうだとイジル話が書かれていると思うのではないだろうか。

Etiquetteこんな飯屋で読み始め。

イジル話はない。

書かれているのは、
 ・食卓の作法
 ・つき合いの作法
 ・装いの作法

装いの作法には、〝歩き方〟なんかもある。
しかし、新鮮な話があるわけではなく、古今東西のエチケット・マナーの寄せ集め。

240ページの本文のあとに付く、西江雅之の7ページちょっとの解説。
それを読むだけで、十分。
240ページを読んだに相当する。

〝イジル話〟を期待するってのが、そもそも〝文明人〟ではないのかも(^^;

本夕、読了。

世のエチケットとかマナーとかの大部分は、理にかなっている(と思う)。
 ・正座
 ・茶道における回し飲み、吸い切り(飲み干す時のズーズッズ)音
 ・メンを食べる時のすすり音
 ・汁モノは食器に直接 口を付ける
日本の作法。
これらは、理にかなっているか(^^;

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2018年7月16日 (月)

『決定版 日本水族館紀行』を読む

JALの機内誌は『SKYWARD』。
ANAの機内誌は『翼の王国』。

どちらもセンスに優れたヒトが編集しているようで、読みごたえ、見ごたえがある。
この2誌にJR北海道の車内誌『THE JR Hokkaido』を加えた3誌を、私は欠かさず継読している。

Aquarium_2【画像:上】
こんな喫茶店で読み始め。

本書は、『翼の王国』に連載されていたもののほかに、別途取材した何館かを加えて成書としたもの。
掲載されているのは63館。

機内誌に掲載されたものなので文章は平易、短め。
ビジュアル重視、写真は一級。
読む本ではない。
見る本。

本夕、読了。

【画像:下】
北海道で一番古い水族館は、市立室蘭水族館。
1953年の開館。

『決定版 日本水族館紀行』に掲載されている北海道の水族館は6施設。
市立室蘭水族館は掲載されていない。

貧果で上がった今日、その市立室蘭水族館へ。

円筒水槽にいるのはアブラコ・ソイ・マツカワ・アメマスなど、KON-chan号進出海域に棲息するサカナばかり。
水族館でサカナをいくら観察しても釣り上手にはなれない(^^;

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でもって〝釣れそう〟な海域へと

8時15分、出航。

良ナギ。

180716【画像:上】
地球岬から先は、濃いガスで視界が閉ざされる。
ガスの向こうは〝釣れそう〟だ。
なのだが、ガスの手前で船をとめた。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

狙っているのはヒラメ。
が、ひとあたりもなし(^^;

【画像:下】
やがて、ガスが晴れベタナギ。
夏の日射が降ってきた。

でもって〝釣れそう〟な海域へと。
しかし、ギスカジカのみ(^^;

60メートルの根に寄ってから、12時30分、沖上がり。

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2018年7月14日 (土)

羊蹄を歩く 2

羊蹄山へ。

羊蹄山火口縁に至るルートは、
 ・京極
 ・喜茂別(比羅岡)
 ・真狩
 ・ヒラフ
の4つ。

先日は喜茂別ルートを歩いたので、今日は京極ルートで。

180071401_2【画像:1枚目】
暑い。
加えて、湿度が高い。
雲の上に出たかと思えば、また雲がかぶってくる。
ゴアの帽子をかぶっているが、汗が抜けず目に流れてくる。

京極ルートを登り詰めて火口縁に至る。
至ったところは、一等三角点(1893メートル)。

火口縁に出て、やっと汗を乾かす風に当たる。

【画像:2枚目】
火口縁を時計回りに最高点へ。

最高点(1898メートル)にて。
ガスの動きが速く、眺望が閉ざされる。

180071402_3

【画像:3枚目】
火口縁に座り、コーヒーを淹れる。
見えている花は、
コケモモ
メアカンキンバイ

【画像:4枚目】
背中側のガスが晴れた。
覗き込む火口(オハチ)。

180071403_3

【画像:5枚目】
前方のガスも晴れた。

【画像:6枚目】
しかし、ガスが晴れ、眺望が得られたのはわずかな時間。

下山後、振り仰ぎ見る羊蹄山は、スソが見えるだけで雲の中。

山歩き時間9時間10分。
19322歩。

全給水量は、
 ・650CC

羊蹄山最高点直下で、
 ・三喜屋珈琲  ブルーマウンテン№1 1ドリップ

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2018年7月 8日 (日)

羊蹄を歩く 1

北海道の山は低い。
最高峰の旭岳でも2291メートル。
あと1000メートル。
いや そこまでは言うまい。
あと500メートル欲しい。

北海道の登山者は 気持ちの埋め合わせをしようと、
『北海道の2000メートル級の山の気象・植生は、本州の3000メートル級の山に相当する』
みたいなことを言う。
ンなことを言っても始まらない。
2000メートルは2000メートル。
3000メートルは3000メートル。

羊蹄山は富士山と相似の成層火山。
残念ながら低い。
あと500メートル高い2400メートルあれば、畑や雪原の広がるあの風景の中の独立峰だ。
さぞや見事だろうに。

しかし、1898メートルしかないおかげで、私の貧脚でも日帰り可能峰となっている。

羊蹄山へ。

羊蹄山火口縁に至るルートは、
 ・京極
 ・喜茂別(比羅岡)
 ・真狩
 ・ヒラフ
の4つ。

どのルートも登り下りとも踏んだ。

18070801【画像:1枚目】
4つのうちの、もっともマイナールートの喜茂別から入山。
4つのルートのうち、唯一ロープ場があり、それも7ヶ所もあるが、大げさ。
ロープに頼らなくても高度を上げていける。

入山時は低いところに雲があって、山容を望めない。
しかし、高度を1000メートルまで上げると、雲から抜けた。

【画像:2枚目】
どうも暑さにやられたようだ(^^;

汗が出る。
脚が動かない(^^;

1200メートルまで高度を上げたあたりで、いよいよ脚が動かなくなり、よほど引き返そうと思ったが・・・

結局、山頂まで登り詰めた。

山頂にて。
1898メートル。

私がこの岩を踏むのは、これで17度目となった(^o^)

18070802_2【画像:3枚目】
火口縁から火口(釜)内を覗く。

雲が湧いてきた。

【画像:4枚目】
何度も同じ山に登って、何が楽しいのか。
と、よくヒトに言われる。

初めて入る山、これはもう何も言うことはない。
それと同じ程度に、何度も登った山もいい。

昨日 500メートルで見た風景と、今日 500メートルで見る風景は、同じ山なのに違う。
昨日 500メートルで吹いた風と、今日 500メートルで吹く風も、同じ山なのに違う。
昨日の私と今日の私も違う。

最高点直下でコーヒーを淹れる。

見えるのは、
 町並み
 畑の焦げ茶
 緑濃い牧草地
 林

80年前に夭折した詩人の詠んだ一節、

 あヽ おまへはなにをして来たのだと・・・・
 吹き来る風が私に云ふ

なんぞと、私の口から出てくるわけがない(^^;

山の頂で詩人になるヒトはいない。
 考えず ・・・・・
 思わず ・・・・・
 ・・・・・
 ・・・・・

2000メートルから吹きおろす乾いた風に吹かれるだけ。

下山後、振り仰ぎ見る羊蹄山は雲の中で見えない。
見えないが、あと500メートル、標高が欲しい・・・
と、やはり思う。

山歩き時間10時間00分。
17788歩。

全給水量は、
 ・800CC

羊蹄山最高点直下で、
 ・三喜屋珈琲  ブルーマウンテン№1 2ドリップ
 ・柳月 あんバタサン   1個
 ・柳月 ハニーレモーネ  1個

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2018年6月30日 (土)

平モノは掛からず

8時、出航。

良ナギ。

20180630今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

雨上がり。
空気は澄んだが、海面にも海底にもゴミ・ちぎれ藻。

やがて、鋭い陽射し。

引きよく、ヒラメ。
と、思わせたが、タモサイズのアブラコ。
そのリリースが2回。

平モノは掛からず。

11時30分、沖上がり。

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2018年6月29日 (金)

『教えます! 極道の世界』を読む

任侠道をきわめたその先にあるのが極道。

教えてくれるのは、ヤクザのこと。

Photo_2こんな飯屋で読み始め。

ヤクザに世襲はない。
盃をかわして成立する義理の血縁関係の親子、兄弟でヤクザの社会が構成される。

だから、ヤクザの道に いやいや入るヒトはいない。
自ら求めて盃を飲む。

ヤクザの妻も同様。
ヤクザの妻に いやいやなるヒトはいない。
自ら求めてヤクザの妻になる。

ヤクザの道に入ったのちは、実力と運。

実力と運だから、サラリーマンの世界と変わらない。

使えないヤクザ・チョンボったヤクザが破門・絶縁となるのは、使えないサラリーマン・チョンボったサラリーマンが停職・クビになるのと同じ。

サラリーマンがムショに入るのは自業自得。
誰も面倒を見てくれぬ。

ヤクザがムショに入るのは必ずしも自業自得とは言えない。
だから、残った妻子の面倒を見るのはオヤジ(組長)の役目。

暴対法施行以来、末端組織員のしでかしたことが、幹部にまで累が及ぶようになった。
ヤンチャなだけでは、ヤクザをやっていけないらしい。

本夕、読了。

スポーツ強豪高・大学なんかは、監督、コーチ、先輩から、理不尽を強いられる。
耐えて3年、4年過ごせば、プロ・社会人チームに進めないまでも、監督、OBらの人脈で食うに困らない職を得ることができる。
上下関係は、年齢で決まる。

ヤクザの世界の上下は、誰から盃をもらうかで決まる。
この世界も理不尽。
しかし、基準はある。
義理。

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2018年6月24日 (日)

ソッチでなくてアッチ

5時、出航。

出航時は風。
防波堤を出たところには波が立っていたが、北上しばし、良ナギとなった。

2018062401【画像:上】
昨日は、ソッチの海域で出竿してスカ(^^;

今日は、画像に見える艇(Sea Doragon)に誘導されて、ソッチでなくてアッチ。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

薄雲を通して陽光。
やがて、その雲が取れ、高いところから日射し。

【画像:下】
ちぎれて浮かぶ海面のモカサがうるさい。
海底にはホンダワラ。

81センチ、5.22キロが掛かった(^o^)

置き竿にも1枚。
ヒラメ、計5枚。
タカノハが1枚。

10時30分、沖上がり。

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2018年6月23日 (土)

ソッチってドッチ

夏至の翌日だった金曜の朝、前日までのヤマセが西からの風に変わった。
寒い日が続いたが、風の向きが変わったのを起点に、ガスが晴れ、以後、この季節らしい気温に戻ってきた。

今日は、家を出るときにはすでに20℃。
8時、出航。

「アッチよりソッチの方がいい」と、4XX.XXXMHzからSophia船長の声。
「ソッチってドッチ」と私。

180623【画像:上】
で、ソッチへ。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

良ナギ。

【画像:下】
「タカノハ(マツカワ)なら、いくらでも釣れるヨ」と、再び、Sophia船長の声。

我が竿には、〝いくらでも釣れる〟はずの、タカノハも掛からず(^^;

正午、沖上がり。

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2018年6月21日 (木)

『深読み!日本写真の超名作100』を読む

日本で写された最初とされる写真から、木村伊兵衛、土門拳といった写豪(注)、現在の写真家まで、101人による101葉の写真について語られる。

Photo_2こんな喫茶店で読み始め。

日本の写真史。

掲載されている写真に、その撮影者自身のコメントはない。
写真家自身、胸のうちで思うことがあるのかもしれないが、発表した作品にああこうは言わない。
そして、思うことがあったとしても、それほど〝深い〟ものが写真家にあるようにも思えない。

〝超名作〟を選択し、〝深読み〟のコメントを付けているのは編著者。
ただし、〝深読み!〟と、ビックリマークを付けるほど〝深い〟話が書かれているわけではない。

写真の黎明期から、トリック撮影や撮影後に手を入れる技術が使われていて、その狙いとセンスは現代と全く同じ。

日本の写真史とは、変わらない歴史でもある。
多分、世界の写真史も、同様だろう。

本夕、読了。

モノクロからカラーに、印画紙への焼付けからデジタルデータの編集・インクジェットによるプリントアウトへと道具の変化はあるけれど、最終的に〝見せる〟ことに変わりはない。
どこまでも忠実を追求できるし、どこまでも芸術へ進める。
そのつもりなら、それを誰かに指示するだけで、自身は指1本使わずにその写真を撮ることも可能。

これが写真と釣りの違うところ。
釣りでは、竿先を揺らし腕に伝わるリアルな感触がどうしても必要。
それだけでいいとさえ言える。

それが、写真師・釣師という言葉があり、写真家という言葉はあっても釣家という言葉がないゆえんだろう。( って、口から出まかせ(^^; )

(注)
〝写豪〟とは、〝文豪〟〝剣豪〟〝強豪〟などから連想した私の造語。
ところで、〝酒豪〟、〝性豪〟、〝雀豪〟は分かるが、〝釣豪〟はイメージしにくい。
釣りの世界は、やはり〝釣りバカ〟・〝釣りキチ〟だろう(^^;

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2018年6月17日 (日)

小樽の山を歩く

先日、室蘭岳入山届簿ボックス内に室蘭山岳連盟主催の「夏の市民登山会」の案内パンフレットがあった。
昨年はニセコの山を歩く案内パンフレットが入っていたが、今年の案内山域は小樽。

山歩きだけを目的に小樽へとなると、〝わざわざ〟感が強くて、行こうという気は起きない。
しかし、「夏の市民登山会」は、バスを出してくれるとのこと。
で、連れていっていただくことに。

塩谷丸山(しおやまるやま:629メートル)
   ↓
遠藤山(えんどうやま:735メートル)
   ↓
於古発山(おこばちやま:708メートル)
   ↓
おたる自然の村

と、縦走。

ソロ歩きだと、こういう歩き方は難しい。
登山口近くまでバスが運んでくれ、下山口近くにバスを回送してくれるから可能な縦走ルート。

塩谷駅下で降ろしてもらい、登山口までは舗装路を歩く。

01_2【画像:1枚目】
今日の山行で、私のメモ帳に記されたのは、
・ダイコンソウ
・フタリシズカ
・ヒトリシズカ
・オオバユリ
・ツルニンジン
・ウルシ
・サイハイラン
・マイズルソウ
・ハクサンチドリ
・ベニバナイチヤクソウ
・ニホンタンポポ
・タチツボスミレ
・ギンラン
・タニウツギ
・ウツボグサ
・コンロンソウ
・クルマバソウ
・ホウチャクソウ
・オオアマドコロ
・クルマユリ
・マタタビ
・ルイヨウショウマ
・オオカメノキ
・ツクバネソウ
・ヤマブキショウマ
・チゴユリ
・アマドコロ
・ツバメオモト

私の前後を歩く方が、そこここで見つける。

カタクリの花は誰でも知っている。
しかし、花の終わったカタクリを知っているヒトは少ない。
種子をつけているカタクリも教えてもらった。

【画像:2枚目】
塩谷丸山々頂より望む蘭島。

今日は一日中こんな感じ。
雲の取れない天気だったが、雨は落ちず、山を歩くには適温。

02【画像:3枚目】
遠藤山々頂。

【画像:4枚目】
遠藤山の三角点。
一等が置かれているが、眺望は全くない。

三角点そばで咲いているのは、ハクサンチドリ。
珍しい花ではないけれど、室蘭岳では見ない。

03_2

【画像:5枚目】
於古発山々頂にて。

眺望はない。

【画像:6枚目】
おたる自然の村に、回送されていたあのバスに乗る。

山歩き時間5時間20分。
25067歩。

全給水量は、
 ・650CC

遠藤山々頂で、
 ・山崎製パン ランチパック シュガーマーガリン 1パック

山岳会主催の山歩きだから速いペースかなとちょっと構えたけれど、パーティ全体の歩速は ほどほど。
私には無理のない山歩きとなった。

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2018年6月16日 (土)

エゾカンゾウの花の咲く頃。 ヒラメの季節。

何年か前の7月の初旬、ニセコ西山系の 山肌に雪の残る目国内岳(めくんぬいだけ:1220メートル)への尾根筋。
山頂への案内標識のように大きな間隔をおいて1株、2株と咲いていたエゾカンゾウの花の色を忘れることはないだろう。

8時20分、出航。

16061601_2【画像:1枚目】
私の定点観測地。
イタンキの丘にて。

続けてドクガが大発生したため、この丘一帯は春に刈り払われる。
そのせいで、この丘でエゾカンゾウの花をほとんど見ない年があった。
今年も先月 刈り払いの手が入ったが、エゾカンゾウの株は刈り払わなかったようだ。

エゾカンゾウの花の咲く頃。
ヒラメの季節。

【画像:2枚目】
カートップボートの若い釣師が、スカリをあげて見せてくれたサカナは、ヒラメ。
それと、サクラマス。

「いますヨ」と指差す先は、すぐそこ。
ハマで竿を振るヒトも見える。

16061602【画像:3枚目】
我が艇、「いますヨ」と言われた海域に入るも、スカ(^^;

移動。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

【画像:4枚目】
グンッといいアタリがあったが、3秒でバレ(^^;

潮上りして、次にきたアタリは、タカノハ。

エゾカンゾウの花の咲く頃。
ヒラメの季節。

しかし、ヒラメは掛からず(^^;

正午30分、沖上がり。

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2018年6月15日 (金)

『人はなぜヒトか』を読む

初版が30年も前の古い本。

〝人はどこからきてどこへ行くのか〟
とか
〝生きるということとは〟
とかといった文学的な話ではない。

副題は、
『生理人類学からの発想』
内容はきわめて理学的。

著者は生理学者・人間工学者。

Humanこんな喫茶店で読み始め。

本書の初めの部分で、生理活性物質の生体内での作用が語られる。
ネットでの検索にも引っ掛からない用語もあり、私の程度では理解困難。
ページがなかなか進まない(^^;

二度読み、三度読みしながら全体の三分の一ほどまで進んだ頃から、いくらか読みやすくなった。

立つ姿勢の色々。
座る姿勢の色々。
その色々な姿勢の、脊柱カーブが示される。
どのように立ち、どのように座るべきかという議論。

ヒトは静止姿勢を継続できない。
羊水に浮かんでいる時から、ヒトはジッとしていられない。
だから、車・飛行機のシート、オフィスのデスク・イス等の形状・材質は考えられてはいるけれど、多分、決定版というのはないのではないかと思う。

そして、どのように立ち、どのように座るべきかについても。

本夕、読了。

どのような姿勢で寝るべきかという話にまで進む。
ベッドや枕のCMはよく見る。

どのような姿勢で寝るべきかについては、私は答えを持っている。
私はよく寝る。
向かい合っての、二人きりの打ち合わせの席。
目をつぶって、「ウン、ウン」と私。
で、そのまま眠りへ。
ヨダレまで垂らして(^^;

ほんの数分、数十秒。
この至福(^^;

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2018年6月11日 (月)

『日本鉄道美景』を読む

テーマは、
 ・田
 ・川
 ・海
 ・湿原
 ・湖沼
 ・山
 ・桜

写文集。

Photo_3こんな喫茶店で読み始め。

鉄路は勾配に弱い。
高低差は35パーミル(35/1000)以下。
カーブにも弱い。
ポイント部でも、曲線半径は100メートル以上。

したがって、鉄路は直線と大きなカーブの細長い ほぼ水平面として敷設される。

その細長く、そして曲がった水平面が、
・田の中を
・川を渡り
・海からの霧に埋もれ
・湿原の風に吹かれ
・湖沼に沿って
・山から吹きおろす吹雪に白く
・桜の花を散らし
47景。

見開き2ページを使って、朝日の、夕日の、昼の、夜の鉄路のある風景を見せてくれる。

本夕、読了。

列車の姿は控え目に、目立たず撮られている。
引いて広く撮った写真。
写真面積に列車の占める割合は、1%もない。
列車が写っていない写真さえもある。

私のよく知る室蘭本線大岸駅付近の風景もある。
東の高い所から広く俯瞰した風景。

長万部から東室蘭間の噴火湾岸に沿っての室蘭本線は、海が迫り山が迫りで、その山の斜面に取り付いて三脚を立てるアマチュア鉄道写真家は多い。
このショットもそれ。
しかし、プロはやはりプロ。
冷静な眼だ。

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2018年6月10日 (日)

オイラ、仲間に入れず(^^;

昼前には風がおりてくる予報。
が、東に寄った風なので、ヒラメ海域は風裏。

日出は3時58分。
東の空が濃いダイダイ色に燃えた。

4時、出航。

20180610【画像:上】
アッチの海域で出竿。

大アタリが1回。
しかし、タモを構える前にバレた(^^;

船上まであげ得たのは、ギスカジカが2尾(^^;
イケスに入れるまでもなく、リリース。

で、ソッチの海域へ。

アタリ。
小さくてもヒラメはヒラメ。
と、タモですくったが、イシモチ(^^;

コッチの海域へ。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

【画像:下】
アッチの海域にも、ソッチの海域にも、コッチの海域にもヒラメはいる。
だから、アッチでもソッチでもコッチでも、掛けてる人は掛けてるが・・・

オイラ、〝掛けてる人は掛けてる〟の仲間に入れず(^^;
我が艇のイケスに入ったのは、タカノハ1枚とイシモチ1枚。
いずれも小さい。

撮影後、リリース。

10時半、沖上がり。

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2018年6月 9日 (土)

風はいよいよ強く、入港

ワイパーを最長間隔で動かす程度の細かい雨。
風弱く、白鳥大橋南の風力発電のプロペラが回っていない。
そして、その回っていないプロペラが見える頃、雨が上がった。

8時、出航。

防波堤の外へ出ようとすると、入港してしてきた艇が。
『岸波が深い。 腰にくるので戻ってきた』

防波堤を出ると、ウネリ。
確かに、腰痛持ちには釣りにならないだろう。
竿を出す頃には、北西の風もついてきて、ウネリの上に風波が乗ってきた。

20180609_2【画像:上】
今日の出竿はこんな風景の見える海域。

竿を曲げたのは、アブラコ1尾。
リリース。

帽子を飛ばされ、回収できず(^^;

【画像:下】
雲が取れ、陽射し。
しかし、風はいよいよ強く、入港。

こんな風景の見える海域でも出竿。

ここでも、竿を曲げたのは、アブラコ1尾。
リリース。

正午半、沖上がり。

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2018年6月 4日 (月)

『格の違いがハッキリわかる本』を読む

副題は、
『文学賞からワイン、銀行にキャリア官僚まで―』
『ヴェネチア、カンヌ、ベルリン・・・ 数ある国際映画祭の中でも最高峰は?』

Photoこんな喫茶店で読み始め。

ノコギリクワガタよりミヤマクワガタのほうが格上。
私の感覚。

ホテルの格。
☆で示す。
無印から☆☆☆☆☆(五つ星)。
☆☆☆より格上ともなると、楽天トラベルなんかで予約できない。
オイラ、そんなホテルに何泊かしている(^o^)

格付けを生業にしている会社、スタンダード&プアーズ、ムーディーズ。
外して大恥をかくことがある。
リーマンショック。

係組織なのに、宴会〝部長〟がいる。
課組織なのに、宴会〝部長〟がいる。
実務より宴会が格上(^^;

本夕、読了。

格の違いを〝兵隊の位〟に置き換えて判断したのは山下清画伯。

特上・上・並は格上から並べた順。
松・竹・梅と置き換える場合が多い。

サビキよりは1本鈎。
エサよりはワーム。
それよりは、ジグ、毛鈎。
私の格付け(^^;

一番多いのは、〝価格〟に換算して格の違いを考えるヒトだろう。
ンな価値観の持ち主には、〝格〟をなんぞ語る資格なし。
って、オイラもその一番多い人種の一員(^^;
〝格〟を語る資格なし(^^;

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2018年6月 3日 (日)

だったのは我が艇ではなく(^^;

定置網にマスが入ったとの情報を得た。

好天。
給油後、7時00分、出航。

180603【画像:上】
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

マス海域。
海上には乾いた風が吹いていたが、オカはガスで見えない。

タナ4メートルでヒット(^o^)
だったのは我が艇ではなく、画像右に見える艇(^^;

24メートル、30メートルでヒット(^o^)
だったのも我が艇ではなく、画像右に見える艇(^^;

【画像:下】
正午、海域離脱。

噴火湾に入る手前の根で、仕掛けを投入。

竿を曲げたのは、小さなマダラ。

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2018年6月 2日 (土)

『EZO SOBA』を読む

北海道のソバの作付面積は日本全体の27%、11300ヘクタール。
収穫量は、同41%、10500トン。
作付面積が27%なのに収穫量が41%あるということは、北海道では効率良く育てられていることになる。
1平米当たりにすると90グラム。
二八ソバだと、これで一人前となる。

Ezo_soba_3こんなソバ屋で読み始め。

写真集。

撮影地は北海道。
幌加内、京極、共和町・・・

ソバの花は白から薄紫と、色だけを言えばジャガイモに似る。
ソバの花はジャガイモよりずっと小さい。
が、よくあるような、レンズを寄せて撮る気取った写真はない。

若芽、開花、結実、収穫の季節が、朝日を浴び、天高くから射す日を浴び、夕日を浴び。
ソバが写っているのではなく、写っているのは陽光。

本夕、読了。

羊蹄山に登るために京極に入ると、小さな花の咲くソバ畑を見る。
京極のソバの花は白。
規模はとても小さいが、伊達市内でもソバのやはり白い花を見る。

見るのは、もうじき。
初夏の花だ。

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2018年5月30日 (水)

『意外な関係』を読む

・関係機関とも相談して・・・
・Xに関係して決まるY。 関数。
・貴女とボク。 他人の関係(^^;

Photoこんな喫茶店で読み始め。

アラビア語の文字の並べ方は、右から左。
ただし、数字は、アラビア語文書中でも、
12345・・・
と左から右。
この12345・・・をアラビア数字と呼ぶ。
が、発祥はインド。

とか、

1942(昭和17)年、ガダルカナル島の帝国軍守備隊兵力は500人。
帝国軍兵舎の便槽内をスパイした米国軍は、帝国守備隊兵力を2000人と見積もる。
で、米国軍の当初の上陸兵力は5000人。
米国軍の見積もりは間違ってはいなかった。
見積もりが過大になったのは、便槽内のウンコが米国人のものではなく日本人のものであったから。
当時の日本人のウンコの量は1日400グラム。
対して、米国人のウンコの量は1日100グラム。

とか。

どうでもいいような、しかし深刻な意外な関係が並べられている。

本夕、読了。

ビッグデータ。
寄せ集めた大量のデータから、関係性を見つける。
その関係に、納得できる説明はできない。

例えば、
・最高気温が前日より1.5℃高い日は、単三乾電池の販売量が
 その前々日より4%増える
・交通違反反則金の納付の多い年は、イワシの豊漁年となる
・札幌市で正午から降り出した雨が14時までに上がった日は、
 大阪府内の救急車の出動数が前日より7%減少する
みたいなことがあるかもしれない。
ないかもしれない。

月齢と潮。
大いに関係がある。
潮と釣果。
関係あるらしいが、我が釣果とは無関係(^^;

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2018年5月29日 (火)

春を食う

先日、徳舜瞥山に入るために四季彩街道を走った。
路側に多くの車が止まっていたのを見たが、山菜採りだろう。

Photo右がテンプラ。
私が揚げた。

左が酢味噌和え。
家内作。

ウド。

shinyaさんからの頂きもの。
ご馳走さまでした。

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2018年5月27日 (日)

それっきり(^^;

好天。
なのだが、昨日中に船を下架・係留していない。
マリーナの今朝の開業を待ち、給油後、7時05分、出航。

2018052703【画像:上】
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

登別沖。
3艇が集まり、洋上会議中。

議題は、
 ・マスはいるのか
 ・いるのなら、そのタナは
のはず。

洋上会議の結論は、
 ・マスはいる
 ・タナは25メートル
のはず。

真ん中の艇は、この時点で既に3本掛けているSeaDragon
我が艇をこの海域に誘導してくれたのも同艇。

20メートルから40メートルまで、ギッシリとベイト。

2018052704

【画像:下】
タナ10メートルで我が竿にヒット(^o^)

撮ってくれたのは、終日(ひねもす)船長

それっきり(^^;

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2018年5月26日 (土)

春山を歩く 4(徳舜瞥山・ホロホロ山縦走)

今朝の白鳥大橋の風。
7メートルを超えている。
我が小船だと、白鳥大橋の観測点での風速が6メートルを超えたら、沖に出ることはできても釣りにはならない(^^;

で、山。
ホロホロ山は1322メートル。
徳舜瞥山(とくしゅんべつやま)は1309メートル。
隣り合った山(双耳峰:そうじほう)で、〝ホロホロ・トクシュン〟とセットで呼ぶヒトが多い。
私は、'15年9月20日'16年10月23日に縦走している。

ホロホロ山は胆振行政区で一番高い山だが、〝ホロホロ・トクシュン〟と縦走しても、累積獲得標高で900メートル、踏破距離で8キロくらい。

室蘭岳は900メートルちょっと、カムイヌプリは750メートルしかない低山だが、これを縦走すると累積獲得標高で1300メートル、踏破距離で13キロほどになる。

獲得高度・距離だけで山を歩く困難さを評価できるわけではないが、〝ホロホロ・トクシュン〟は私の貧脚向き。

徳舜瞥山 → ホロホロ山 → 徳舜瞥山 と。

18052601【画像:1枚目】
徳舜瞥入山 間もなく沢。
水深はわずかで、水面上に頭を出している石を踏んで遡上していく。

【画像:2枚目】
1000メートルまで高度を上げたあたりから雪を踏んで歩く。
ザックにはアイゼンを入れてきているのだが、それを必要とする雪質ではない。

18052603_2

【画像:3枚目】
徳舜瞥山々頂にて。

【画像:4枚目】
徳舜瞥山々頂より望む これから縦走する先のホロホロ山。

18052605

【画像:5枚目】
ホロホロ山々頂にて。

山頂看板の塗装が新しい。
白老山岳会の仕事だろう。

看板の後ろは支笏湖。

【画像:6枚目】
ホロホロ山々頂より望む つい先ほど山頂を踏んだ徳舜瞥山。

登り下り同一ルートだから、これからあの山頂まで登り返す徳舜瞥山でもある。

山歩き時間4時間40分。
17302歩。

全給水量は、
 ・400CC

Gpslog

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2018年5月22日 (火)

『景観写真論ノート』を読む

宮本常一(みやもと つねいち)の生涯は、1907(明治40)年から1981(昭和56)年。

彼については、弊ブログに 『海に生きる人びと』を読む と題して'16年4月3日に触れた。
大変な学者で、残した著作も多いが、残した写真も多い。

Photoこんな喫茶店で読み始め。(注1)

著者は宮本常一から直接教えを受けた民俗学者。

本書に載せられている写真は、民俗学的見地から意義があると宮本常一が考えたものを著者に渡したもの。
副題に『宮本常一のアルバムから 』とあるように、アルバムに貼られていた写真を宮本常一自らがナイフではがして、その場で手渡したという。

写真術が書かれている本ではない。
書かれているのは写真から見える民俗。

宮本常一の残した写真は10万枚にのぼり、それが26年弱の間に撮られている。
全てモノクロで、ほとんどがパンフォーカスのハーフサイズカメラで撮られたもの。
民俗調査のメモ代わりに撮ったという写真。

民俗学も写真も知らずに言うのだが、解説を読まなくても、ナゼ宮本常一がそこにレンズを向けたのかが分かる。
民俗学とは人を知る学問だろう。
だから、生活を見るため、人を見るために撮られた写真ばかりである。
が、創作意識のない、自然で、何と味のある写真ばかりだろう。(注2)

大変な学者の宮本常一は、また大変な旅人でもあった。
地図帳を横に置いて読んだ。
写真を見ながら、地図を見ながらの時空を旅する読書だった。

本夕、読了。

100フィート(30.5メートル)の長尺フィルム。
これをその長さのまま、カメラにセットできるキットがある。
さすがに、多写人の宮本常一も、それは使っていない。

この長尺フィルムを切って空のパトローネに詰めるのは、フィルムカメラの時代が長かった者の持つスキル。
宮本常一もそのスキルを持っていたようだ。

大学者がダークボックス(両手だけが入る超小型暗室)作業をしている図というのは、芸術と言っていい。

(注1)
『景観写真論ノート』は筑摩書房からの出版。
その下に置いた2冊は、『宮本常一が撮った昭和の情景 上巻』および『宮本常一が撮った昭和の情景 下巻』。
こちらは毎日新聞社の出版で、編集も毎日新聞社。
これも一緒に読んだ。
どちらも同型の判で紙質も同じアート紙。
内容の雰囲気もよく似る。
実際には、『宮本常一が撮った昭和の情景』のほうが『景観写真論ノート』より4年前に出版されている。

(注2)
本書中に、プロ写真家もアマチュア写真家も〝芸術のワナ〟におちいる旨の記述がある。
ネットで見るアマチュア写真家の作品の多くが、〝芸術のワナ〟に はまっている(ように思う)。
宮本常一は〝芸術のワナ〟とは全然無縁。
メモ代わりの写真なのに、見事な芸術性をかもしている。

本文中に、三脚・フラッシュを使わなかったとある。
使っていたフィルムの多くは、多分TriX(トライ エックス)だったろう。
ISO感度100の時代のISO200(のち400)の高感度フィルムで、どこの写真店にも置いてあった。
コントラストの強い写真に仕上がる。
本書中の写真は、確かにコントラストが強い。

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2018年5月20日 (日)

春山を歩く 3

一昨日、昨日と寒かった。
しかし、今日は、好天、暖かくなる予報。
ただし、沖に出られる風ではない。
北西風強い。

登り:西尾根コース
下り:水元沢コース

18052001【画像:1枚目】
風が汗を飛ばしてくれるのだが、汗の出はそれ以上。

体が重く、脚が動かない(^^;
西尾根825メートルピークまでも行けそうな気がしない。

気がしないが、
タチツボスミレ
エンレイソウ
キアゲハ
ルリシジミ
スジグロシロチョウ
ウグイス
キジバト
にひかれて上へ上へと。

高度を620メートルまで上げると、シラネアオイの群生。

画像左下、室蘭港。
奥に見えるのは駒ヶ岳。

【画像:2枚目】
山頂にて。

ここに至るまでに雪を踏んだのは4歩のみ。

山頂の芽吹きはまだ。
山頂寒暖計は18℃。

18052002_2【画像:3枚目】
水元沢への東斜面でも雪を踏むが、11歩。

カムイヌプリから下りてきたのだろう。
先行者が、倒木のアーチをくぐる。

【画像:4枚目】
滑滝にて。

18052003_2

【画像:5枚目】
瀬に向かって咲くのは、エゾオオサクラソウ。

理由は分からないが、室蘭岳では、この花を見られるのは水元沢ルートでだけ。

【画像:6枚目】
新緑の中を歩く。
カーブミラーに映るのも新緑。

山歩き時間4時間00分。
18533歩。

全給水量は、
 ・400CC

Gps1

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2018年5月19日 (土)

『語源をさぐる』を読む

著者は言語学者の新村出(しんむら いずる)。(注)

本書の初版は1951(昭和26)年と古いが、筑摩書房・講談社・河出書房など、私の知る限り、少なくとも5社から出版され、今年になってからも新しい版が出ている。

Etymologyこんな喫茶店で読み始め。

言葉とは実に不思議だ。
文法。
動詞などの活用の規則性。
人の知的活動の産物なのだから、太古の太古、初めの初め、誰かがコントロールして成り立たせたのだろう。

 ・そちら行く
と、
 ・そちらから行く
の違い、近いようで深い断絶がある。
誰かが助詞を定義しなければ成り立たない。
そして、それをどういう手段で伝えたのか。

文法がどのようにして出来上がっていったのか、人工知能が現在の1000京倍も速くなればシミュレーションできるのか、そのさらに1000京倍速くなればシミュレーションできるのか、あるいは永遠に解き明かされないのか。

人はいつ言葉を持ったのか・・・

みたいな話が書かれているわけではない。

〝星〟を〝ほし〟というようになった経緯
〝土〟を〝つち〟というようになった経緯
〝虎〟を〝とら〟というようになった経緯
等々、ごく基本的な語彙の源をはるか過去までさかのぼっていく話。

本夕、読了。

学者らしく証拠をあげて理詰めの考察が続く。
証拠には、ラテン語・ギリシャ語・サンスクリット語・中国語・朝鮮語・英語・独語・仏語・ポルトガル語、オランダ語、アラビア語からもあげられる。

しかし、難しい言葉は使われず、理解できない言い回しもない。
文章は現代的。

著者、70歳も半ば頃の著作。
著者にとって、語源は趣味的な興味だという。
そのことと、その年齢から言わせるのだろう、学理的になることを控え、原理的になることを避けて著述した旨の記述がある。
それが、私にも読み通せた理由。

(注)

1876(明治9)年-1967(昭和42)年
広辞苑の編纂者。

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2018年5月14日 (月)

『海軍工員記』を読む

長崎県五島列島、そこで浄土宗の寺の住職をしていたのが著者。
徴用されて帝国海軍佐世保工廠の工員となる。(注)
徴用されたのは帝国敗戦の前年の6月、著者34歳の時。

Photoこんな喫茶店で読み始め。

全くの素人が、3ヶ月の見習い期間を経て現業の場に出る。

7つある船渠(せんきょ:ドック)に、戦場から帰還した艦船が入る。
著者に与えられたのは、その艦船のスクリューの状態(変形・腐食・亀裂など)の測定とその見取り図を作ること。
及び、スクリューが回っていた時間の機関員からの聞き取り。
それはスクリューの交換要否の判断に使われ、改善・開発の研究用データとして供される。

一番遠いドックまでは1時間。
つい数日前まで戦場海域で回っていたスクリューだ。
まともなものがあるはずがない。
著者は、その測定作業を徴用女学生らと行うのだが、彼女らはそれを楽しみにし、また艦側でも彼女らを歓迎したという。

本夕、読了。

佐世保工廠の勤務者数、1925年頃は5千人。
1939年で2万2千人。
それが、著者が佐世保工廠で勤務する1944、5年には、5万6千人を超えて集められている。
(この数字について、あとがきには5万6千人余と記載されているが、本文中には7万人を超えるとあって記述が混乱している)

人が多いと、どうなるか。
それも、あまりにも多いので、汲み取りが間に合わないため便槽から糞尿があふれ出すほど。
便所に入るための高下駄を作って対応したようだ。

実務においても、1人でできる仕事に3人も4人もが手をかけることになり、人の数と業務遂行量が比例するどころか、かえって非効率化したようなことが書かれている。

インターネット・エクスプローラーはIE。
マイクロソフト開発のブラウザ。
IEはIEでもインダストリアル・エンジニアリングのほう。
管理工学とか生産工学とか能率とかと呼ばれるIE。
さすがと言うか、やはりと言うべきか、これを学問の体系に整え実業の世界に適用したのは米国。
〝管理〟というのは講義で学んでも役に立たないというのが、日本人の心情雰囲気。
だからかもしれない。
今でも、日本の労働生産性は米国の7割もない。

(注)
工廠(こうしょう)とは帝国軍直営の軍需品工場。
横須賀工廠・舞鶴工廠・呉工廠・佐世保工廠が帝国海軍四大工廠。
  ・横須賀工廠は、のち米軍横須賀基地
  ・舞鶴工廠と呉工廠は、のち石川島播磨重工を経てジャパンマリンユナイテッド
  ・佐世保工廠は、のち佐世保重工業佐世保造船所
となり現在に至る。

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2018年5月13日 (日)

我が竿も曲がった。 が、

今日の日出は4時17分。
4時、出航。

空は暗く、空気は湿っぽいが、良ナギ。

180513_2【画像:上】
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

大型魚に食いあげられて、ベイトが水面まで追われる。
そのベイトを狙っているミズナギドリが、羽を休めている。

こういう海域は、何も見えない海域よりサカナが掛かる確率が高い。

今時期のこのへんの海域でベイトを食いあげるサカナは、ほぼサクラマス。

見えている艇は、SeaDragon
すでに3尾掛けたと。

【画像:下】
東の風が吹き下りてきた。
波立ってきた海面に、クロアシアホウドリが着水。

昨日、稚内と釧路で開花が確認できたことで、サクラ前線の気象官署による観測地点の北上が終了。
例年、最終開花観測地は根室測候所だったのだが、2010年で無人化・閉所。
その旧根室測候所の標準木(チシマザクラ)も、今日 開花したと。

胆振沖太平洋には、まだサクラマスがとどまっている。

我が竿も曲がった。
が、海面下15メートルで掛かったのは、でかいスケソ(^^;

マスは掛からず(^^;

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2018年5月12日 (土)

タモを二つ組んだ

朝一に野暮用あって、出航は8時15分。

180512【画像:上】
室蘭市内のスーパーの鮮魚コーナーには、マスがたくさん並んでいる。
マス、いる所にはいる。
それもドッサリいる。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

マスがいるだろう海域。

先の釣行でのこと。
誘導艇からの『入れ食い』情報があり、駆け付けての1投目。
仕掛けが沈んでいかない。
3点掛け(^o^)

で、一番上のマスをタモ入れ、ハリ外し。
二番目のマスをタモ入れ、ハリ外し。
まずいことに、タモ網にハリがからみ、三番目のマスは抜き上げ。
当然の帰結、ポッチャーン(^^;

今日はタモを二つ組んだ。
下心が濃厚(^^;

【画像:下】
本日、マスは掛からず(^^;

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2018年5月 8日 (火)

『いとも優雅な意地悪の教本』を読む

著者は、『桃尻語訳 枕草子』、『窯変 源氏物語』の橋本治。
筆が立つと言うか弁が立つと言うか、頭のいいヒト。

Spiteこんな喫茶店で読み始め。

子供の〝意地悪〟、大人げない〝意地悪〟。
そんな見え見えの〝意地悪〟の話ではない。
他人が(無意識に)言うこと書くことやることを分析、ニヤニヤする話。

知識とそれを使いこなす知性がなければ、それが〝意地悪〟なのに気が付かない。
著者は出し惜しみすることなく、古今の作家の文章、映画のシーン、歌舞伎の一幕等々の知識を見せる。
それらは重箱の隅つつきとは言わないが、自論に持ち込むためのいいとこ取り、我田引水、揚げ足取り。
なのだが、著者は大変優秀。
ああ言えばこう言う的な理屈をこねていることを、著者自身、十分に知った上で話を進める。

読後は、その知力、頭の回し方に、すっかり押し出されてしまった気分になるヒトが多いだろう。
世のその他大勢の一人である私も、ンな気分。
愉快な気分ではないが、頭のいいヒトにはかなわないなァと納得できる気分ではある。

本夕、読了。

帯に書かれた〝上質な意地悪が足りなかったから、日本人は下品になった。〟は、本書の内容と全然違う大ウソ。
もちろん、著者の考えとも違う。

だけど、こうして大きく表示する。
これこそが、〝いとも優雅な意地悪〟。

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2018年5月 6日 (日)

天気予報はアタったが、狙い魚はアタらず

鮭缶のサケは、アオマス(青マス:カラフトマス)。
筋子(マスコ)はアオマスの腹子の加工品。

四半世紀ほど前までは、地球岬沖でも流し網でアオマスを獲っていたのだが、今は漁に出る船はない。

当時、流し網漁船に乗っていた人によると、流し網船団の展開の初日は5月1日、海域のスタートは地球岬沖。
この流し網漁船団が浦河・広尾・釧路と東に移動し、9月、花咲で終漁したとのこと。
漁師はこのサカナを食べなかったという。
理由は、「ウマくない」

今日の日出は4時25分。
4時、出航。

20180406【画像:上】
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

右:Dolphin453
左:Sea Dragon
この両艇に誘導されてここに行き着いた。
登別沖。

ベタナギ。

【画像:下】
タナ17メートルで、3アタリ2ゲット。
タナ7メートルで、1アタリ1ゲット。

アオマスを釣るつもりで沖に出た。

天気予報がアタり、雨。
9時30分、沖上がり。

天気予報はアタったが、狙い魚はアタらず。
掛かったのは、アオマスでなくてサクラマス。

上品な外道釣りとなった(^^;

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2018年5月 5日 (土)

『ヨーロッパを旅してしまった猫のはなし』を読む

著者はフリーのグラフィックデザイナー。
 ・妻ミカ
 ・雑種の黒毛のオス猫ノロ
と欧州を旅する話。

20000gtこんな喫茶店で読み始め。

レンタカーで、東欧・北欧を廻る。
特に変わったエピソードがあるわけではない。

その特に変わったエピソードがあるわけではない旅の様子が、スナップ写真を添えて紹介される。
広角パンフォーカスのコンデジカメラで撮られたショット。
目を引くものはない。
しかし、そうは言っても、そこはプロの美術家。
気の利き方がさり気なく、そのことが気が利いている と同語反復。

こういう旅は、食うに困らない才能あるフリーランサーか、譲られる家督が保障された資産家の一人息子でなくてはできない。
だから、この類の本は、おおかたのヒトに、ねたみを湧き上がらせてしまうモノ。
本著者はそれを意識しているのか していないのか、ねたみを湧き上がらせてしまうような素振りを少しも見せない。

〝何か〟を求めたり、〝何か〟を感じたりすることを著者は求めない。
お茶をすすりながら読むにふさわしい本。

本夕、読了。

本著者は、旅先での、コメ、ショウユなどの入手について触れている。
こういうことが気になるヒトは、外国にいるのに日本での日常を過ごしている。
もったいないと思う。

私はコメがなくても、ミソ・ショウユがなくても全然困らない。
外国を長旅するのに向いた舌を持っていると思う。
ただし、フリーランスで食っていける才能がない。
譲られる家督が保障された資産家の一人息子でもない。
それが大いに残念(^^;

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2018年5月 4日 (金)

鳥も啼かない

Cafe羊蹄山に向いた窓。
もう私の装備力でも、この山に上がれるのだが。

雲底低く、600メートル。
風が湿っている。
見えるのは、山すそだけ。

鳥も啼かない。

こんな喫茶店で、コーヒーブレイク。

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2018年5月 1日 (火)

見ても分からない

山を歩いていて、大きな竹カゴを背負ったヒトに出会ったことがある。
私が歩く山だから、そのへんの山。
ある所にはあるようで、背中のカゴのみならず両手にもレジ袋。
キノコ。

多分、私の節穴にもキノコや山菜が見えているのだと思う。
しかし、見れども見えず。

それ以前に、山の頂に向かうのに精一杯。
山菜を探そうという余裕はない。

Photo画像は、アズキナ(小豆菜)のおひたし。
トッピングに削り節。

〝見れども見えず〟ではなく、〝見ても分からない〟。

私にわかるのはフキくらい(^^;

shinyaさんからの頂き物。
ごちそう様でした。

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春山を歩く 2

この季節、鳥たちは巣作り。
メスの気を引くためのオスの鳴き声が、あちらから、こちらから。
鳴き声を聞いて鳥の名を知ることができれば、山歩きはさらに楽しくなるだろう。

スマホに鳴き声を聞かせ、「鳥の名前を、教えてチョーダイ」
スマホからの回答は、「質問の意味が理解できません」

子供の頃、思い描いていた21世紀。
まだまだまだ、その時の幼稚な想像力の域にさえ達していない(^^;

 登り:水元沢コース
 下り:西尾根コース

18050101【画像:1枚目】
鳥の声、瀬音、ササヤブを走る風音。
鷲別川の源流の渡渉を繰り返し、詰めるとここ。

滑滝。

ここで沢を抜け尾根に上がるのだが、そこにも雪はなかった。

【画像:2枚目】
雪は596メートルコルあたりから。

画像は、山頂まで残り高度150メートル。
760メートル付近。

18050102_2

【画像:3枚目】
室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は行方不明。
12、3℃はありそうだ。

【画像:4枚目】
室蘭岳山頂より望むカムイヌプリ。

空気が濁って、遠景がかすむ。

【画像:5枚目】
このあたり、クマゲラかアカゲラか。
ドラミングの音。

【画像:6枚目】
白鳥ヒュッテすぐそばの流れを覗く。
エゾサンショウウオの卵塊に〝目〟が見えてきた。

18050104_3

山歩き時間3時間40分。
17330歩。

全給水量は、
 ・400CC

西尾根を歩きながら、
 ・トップバリュ レーズンチョコ 1袋

Gpslog

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2018年4月30日 (月)

『北の山』を読む

日本で最も伝統のある登山者団体は〝日本山岳会〟。
創立は1905(明治38)年。
その日本山岳会が創立七十周年を記念して大修館から出版したのが、絶版山岳書24巻と資料3巻の復刻版。
七十周年を記念してだから、出版は1975(昭和50)年。(注1)

『北の山』はその中の1巻。

復刻版だから、装丁も当時のまま。
本書は、いわゆるフランス綴じ。
ペーパーナイフを持って読み進む本。

North_mountainこんな喫茶店で、最初の袋とじを切って読み始め。

著者は伊藤秀五郎。(注2)
著者30歳の1935(昭和10)年に出版されたものの復刻。
当時の販売額は弐圓伍拾銭。

・紀行編
・感想小論随筆編
と組まれていて、大正から昭和の初め、著者が学生時代の山行記録・随筆を主に編まれている。

本書内の言葉を借りれば、まだ〝北海道の登山が若い〟頃の山歩き。

使われなくなった峠道を歩き、廃村寸前の漁村をガケ下に見たりと、今から1世紀近くも前の北海道の風景なのに、すでに廃道・廃村という言葉が見える。

日勝峠の開道はずっと先、北見峠で石北本線も分断されていた頃だ。
〝北海道の登山が若い〟。
著者も若い。

語彙が豊か。
表現が多彩。
しかし、本書内の文章は騒がしくない。

フランス綴じ。
ページを切るには0.4秒か1.3秒か2秒か・・・
3秒はかからない。
4ページごとにやってくる ペーパーナイフを使うための短い読書の中断。
この短い時間に、次のページで見えてくるだろう景色、風、霧、岩に思いがいく。

本夕、読了。

自由に車を使えない時代。
本著者は、駅・停留所に降りて、四里、五里、八里、二十里と歩いて、山の取り付きに近づいてゆく。

〝雨。 いちにち 天幕で暮らす〟
〝ひとりで十日ほど山を歩く〟

うらやましい時間の使い方だ。

一人歩きなら私の常。
自由だが孤独。
本著者も、一人歩きの自由と孤独を書いている。

〝旅〟という言葉が何度か出てくる。
〝旅〟の一文字が明るく、そして重い。

(注1)
今も大修館から出版されている。
ただし、分売はされていないので全巻一式の購入が必要。

(注2)
1905(明治38)年-1976(昭和51)年。
生物学者。
帝大時代の北大の初代山岳部々長。
『北の山』の序文は、1935(昭和10)年1月2日著。
その翌日に米国留学の途についている。
のち、道教育大教授など。

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2018年4月29日 (日)

試運転の釣り

我が艇、発電機能を喪失してドック入り。

昨日、山から下りた その足でマリーナへ。
喪失していた機能が回復したことを確認。
マリーナメカニシャンによれば、まだ何かあるらしいが、浮かぶことには問題ないと。

システムの立ち上げは、
 ・パーツの単独試運転
 ・総合無負荷試運転
 ・総合実負荷試運転
とたどる。

まだ何かあるらしいということだから、工程は総合負荷試運転の途中ということになる。
ということになるのだが、総合負荷試運転は終わったことにして、総合負荷試運転へと工程を進めた(^^;。

18042901_2【画像:上】
朝一は風。
それが吹き止むのを待って、5時40分出航。

試運転だから、何かあった時の用心で、船が集まっている海域へ。

雅Ⅲ船長に誘導してもらう。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

良ナギだが高曇り。
オカがかすむ。

時刻が進むにつれて気温が上がり、上着を脱いで腕まくりの釣りとなった。

18042902【画像:中】
50枚あげたら帰港するつもりだったが、72枚あった。

【画像:下】
本日の出航目的は、負荷試運転。
さらに、負荷試運転の前に総合が付く。

であれば、沖根へも行かねばと(^o^)

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2018年4月28日 (土)

春山を歩く 1

入山時は、靴の下で崩れる霜柱の音を聞いた。
山の高いところは残雪。
しかし、風が吹いても舞い上がることのない 融けていく一方の春の雪だ。
雪を踏むより、土を踏むほうが多い山歩きとなった。

奇跡の季節、春。
タイトルも〝雪山を歩く〟から〝春山を歩く〟に変えた。

 登り:西尾根コース →  室蘭岳山頂
 縦走:室蘭岳山頂 → 596メートルコル → カムイヌプリ山頂
 下り:カムイヌプリ山頂 → 596メートルコル → 水元沢コース

4月22日の逆回り。

18042801【画像:1枚目】
西尾根825メートルピークから見る室蘭岳山頂。

この先の尾根は雪を踏んで歩くことになる。

【画像:2枚目】
室蘭岳山頂にて。

1週間で1メートル以上雪が減って、山頂標識がすっかり顔を出した。

山頂寒暖計は3℃。

18042802

【画像:3枚目】
室蘭岳から下った596メートルコルにて。

カムイヌプリへと続く残雪には、シカの足跡。

18042803

【画像:4枚目】
カムイヌプリ山頂にて。

山頂標識の右手に△形状にヒトの背丈以上に積もっていた雪が消えた。

春がすみで、眺望がかすむ。

【画像:5枚目】
カムイヌプリ山頂より、ついさっき山頂を踏んだ室蘭岳を望む。

【画像:6枚目】
鷲別川の源流域の渡渉を繰り返しながら、高度を落としていく。

残り渡渉2回地点にて。

成虫で冬を越したタテハが7、8・・・

画像のタテハは、クジャクチョウ。

200メートルの登り返し。
エゾエンゴサクの青が、そこここに。

山歩き時間5時間40分。
26441歩。

全給水量は、
 ・450CC

Gpslog

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2018年4月24日 (火)

『被差別の食卓』を読む

著者は被差別部落(特殊部落・同和地区:北海道・沖縄にはない)の出身。
子供の頃から、しばしば食べていた輪切りにした牛の腸の揚げ物が、部落の外では食べられていないと知ることから本書が始まる。

Discrimination_2こんな飯屋で読み始め。

話題としているのは、ソウルフード。 
差別、それもとんでもなく下の方に差別されている者たちの食事がソウルフード。
(〝ソウルフードの定義は?〟みたいな面倒な話はしない。 ここでは、本書の言葉の使い方にならう。)

各地を旅し、ソウルフードを食べる。

旅して見た差別されている者たち、差別されてきた者たちとは、
  米国の黒人
  ブラジルの黒人
  ブルガリア・イラクのロマ(ジプシー)
  ネパールのサルキ(カースト最下層民)
そして、自分自身、日本の被差別部落民のこと。

彼らを差別している(差別してきた)者たちが食材としない(しなかった)モノ、例えば、牛豚の内臓とか飼料用トウモロコシとかハリネズミなどを食べる。

今々現在のそれらは、ソウルフードを看板にしたレストランでないと食べられなかったり、食材価格が上がり決して安価な食べモノではなくなったりしていたりもする。

しかし、著者の書こうとするのは、食った・ウマイ・マズイではなく、

・被差別者となった歴史
・独裁国家に対する国際正義(であると信じている米欧的価値観)と独裁国家に住む被差別民が持つ国際正義と正反対の価値観
・糞尿垂れ流しの場で、今まさに死に至らんとする若者のほんの短い過去
・その悪臭にヘドを吐く現地の若者の心情
・著者の顔面に香水を吹きかけ、悪臭からのがれさせようとしてくれる現地の若者の心情
・ネパールのサルキと欧州のロマと日本の被差別部落民とのつながり

のこと。

ソウルフードを食べる旅をして日本に戻ってきた著者は、改めて自分のソウルフードの輪切りにした牛の腸の揚げ物を食う。
そして言う。
被差別の食卓は、被差別の歴史であると。

本夕、読了。

さて、これから夕食だ。
お湯を沸かしてジャー。
レンジでチン。
我が家のソウルフード(^^;

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2018年4月22日 (日)

雪山を歩く 4

カムイヌプリは750メートルしかない低山。
しかし、前々回の山行では、596メートルコルまでを1本西側の尾根からアプローチしたために この山ひとつ登るだけに えらく時間を使った。

今回は前々回の山歩きで得た教訓も踏まえて、

 登り:水元沢コース → 596メートルコル → カムイヌプリ山頂
 縦走:カムイヌプリ山頂 → 596メートルコル → 室蘭岳山頂
 下り:室蘭岳山頂 → 西尾根コース

と長いコースを。

18042201【画像:1枚目】
鷲別川源流域は、雪解け増水。
靴幅しかない流れも含めると、渡渉は10回を超える。
普段はナンと言うことのない瀬なのだが、今は、2番目と3番目の渡渉が難しい。

もう少し上流まで上がれば渡渉しやすくなるのだが、必要藪漕ぎ時間40分以上。

なので それはせずに、倒木を流れに入れたり、何だかんだと20分ばかり作業。

結局、何をやってもダメ。
強行渡渉(^^;

2番目の渡渉点でも3番目の渡渉点でも、靴の中に、しかも両足とも水が入った(^^;

靴のアッパーはゴアなのだが、水の浸入には対応できず。
以降、靴の中はグニョグニョ(^^;

画像は2番目の渡渉点。
こちらからあちらへ渡渉する。

【画像:2枚目】
滑滝にて。

急速に進んだ雪どけで、沢の流れが速い。

18042202【画像:3枚目】
カムイヌプリ山頂にて。

雪がすっかり汚れた。

【画像:4枚目】
カムイヌプリ山頂より、これから向かう室蘭岳を望む。

18042203_2

【画像:5枚目】
室蘭岳山頂にて。

今週は気温が上がった。
雪に埋もれていた山頂看板が顔を出してきた。

山頂寒暖計は10℃。

【画像:6枚目】
室蘭岳山頂より、ついさっき山頂を踏んだカムイヌプリを望む。

チンタラチンタラと あのピークまで歩き、チンタラチンタラと あのピークからここまで歩いてきたわけだ。

低いところではエゾエンゴサクが見え出した。

ウグイスのさえずり。
クマゲラのドラミング。

セッケイムシ(雪渓虫)は3月の末の山行時から見えていた。
今日はそれに加えてジグモ・アリ。
また、成虫で越冬したのだろう、タテハチョウも。

山歩き時間7時間20分。
27682歩。

全給水量は、
 ・600CC

室蘭岳山頂で、
 ・ロッテ ラミーチョコレート 2本

Gpslog

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2018年4月17日 (火)

『山はどうしてできるのか』を読む

大陸移動説が唱えられたのは20世紀初頭だが、正当な学説としては扱われなかった。
半世紀近くを経た1960年頃になって大陸移動説が再評価され、プレートテクトニクス理論へと発展。
それを補完する観測事実・理論が世に出てきたが、日本の地球(地質)学者の中には、1970年代に入ってもプレートテクトニクス理論を認めない人がいたようだ。

さらに、1990年を過ぎてから提唱されたプルームテクトニクス理論で、プレートの動く方向を説明できるようになる。

これらの理論を使うと、どのようにして山ができたかという造山過程の説明が、それ以前の学説による説明とガラッと変わる。
現在の高校の地学の教科書には、そのガラッと変わった造山理論が記載されているらしい。

Mountain_2こんな喫茶店で読み始め。

噴火による造山は理解しやすい。
マグマが地表に出て山ができる、マグマが抜けた分だけ どこかが陥没する。

対して、ヒマラヤ・アルプス、日本の中央アルプス・南アルプス・日高山脈などは、山体から海底由来の化石が出たりするし、地質学的にも噴火によって造山したのではないことが分かっている。(注1)

すぐ上で、〝噴火による造山は理解しやすい〟と書いた。
しかし、それでは理解したつもりだけのこと。
噴火の原動力はどこからくるのか。

ヒマラヤや日高山脈はプレートの衝突で造山されるというが、どのような原理でプレートが衝突するのか。

本書は、それらを証拠をを示しながら説明してくれる。

地球学者の時間のスケールは長い。
万年、億年。

我々の1日の何と短いこと。
朝起きて・・・
もう、こんな時刻だ・・・(^^;

本夕、読了。

今の高校生の学ぶ数学は、せいぜい17世紀までの成果。
物理だと、20世紀の初め頃までの成果。
対して、地学の教科書には、プレートテクトニクス理論とかプルームテクトニクス理論といった、今現在まさに研究対象となっている最新の情報が記述されているらしい。


『新編 中学校社会科地図(発行:帝国書院 '16年)』は、文科省検定済教科書。
主だった山の頂は▲で、火山頂は
で記されている。

私の歩いた山々をこの地図で見ると、ほとんどが

ニセコの山々も羊蹄山も尻別岳も大雪山系の山々もホロホロ山も室蘭岳も

ところが、昆布岳(1045メートル)は▲マーク。

産業技術総合研究所地質調査総合センターが'12年に発表したデータ集に当たってみた。
それによれば、昆布岳は火山。
(注2)

高校の地学の教科書には最新の知見が記述されているようだが、義務教育の教科書の記述は何か特別な基準に基づいてされているようだ(^^;

(注1)
日本アルプスは富山から静岡にかけて、形に並び、上から北アルプス(飛騨山脈)・中央アルプス(木曽山脈)・南アルプス(赤石山脈)。
北アルプスには穂高岳・焼岳・乗鞍岳・御嶽山と火山が並ぶが、中央アルプス・南アルプスには火山がひとつもない。
日高山脈にも同じく火山がない。

(注2)
『新編 中学校社会科地図』には、伊達紋別岳(715メートル)や稀府岳(654メートル)や徳舜瞥山(1309メートル)はマイナーな山過ぎて記載されていない。
地質調査総合センターの資料で調べると、これらも火山。

ということで、本ブログでGPSログを掲載した山はすべて火山だということが分かった。

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2018年4月15日 (日)

絵鞆マリン倶楽部 安全祈願祭

当地では、室蘭岳に雪が見えなくなったらマガレイのシーズンだと言われる。
〝雪代が入らなくなったら〟ということを、〝室蘭岳に雪が見えなくなったら〟と言い替えているのだろう。
5月の連休時にはまだ雪が残っている室蘭岳だが、船釣師の多くは、マリーナや釣りクラブの安全祈願日をきっかけに、沖で竿を出すための準備をする。

絵鞆マリン倶楽部の安全祈願祭は今日。
今日が、絵鞆の船釣師の釣り元旦。

180415【画像:上】
小雨だが、冷たい。

神事は工場内で。

【画像:下】
外飯(そとめし)日和とならなかったのは残念。

パワーランチも工場内で。

吐く息が白い。
鍋からも盛大に湯気が上がる。

ジンギスカン、豚汁、焼きソバ、蒸しホタテ稚貝。

豚汁のゴボウのささがきは私の手わざによるもの(^o^)

ごちそうさまでした。

寒い日となったが、ヒバリのさえずりが聞こえた。

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2018年4月14日 (土)

雪山を歩く 3

山。

 登り:西尾根コース
 下り:水元沢コース

18041401【画像:1枚目】
クマゲラのドラミング。

何の鳥か。
キリギリスの〝ギー〟を20デシベルくらい音量を上げた鳴き声。

靴底の溝だけでグリップの効く雪で歩きやすい。

西尾根825メートルピークから、山頂を望む。

【画像:2枚目】
室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は3℃。

雪に埋もれていた山頂看板の支柱の頭が見えてきた。

18041402【画像:3枚目】
室蘭岳山頂より、カムイヌプリを望む。

596メートルコルまで、高度を落とす。
ノートレース。

【画像:4枚目】
596メートルコルからちょっと上がったところにて。

カムイヌプリへ縦走するつもりだった。
カムイヌプリは雪が付くと大変に歩きづらい個所ができ、先日は そこをかわすのに難儀した。
で、8ミリザイルを20メートル担いできた。

先日はここで、軽アイゼン(前爪のない6本爪)を付けた。
今回は前爪の付いた12本爪アイゼンをザックに入れて・・・

入れてきたつもりだった。
が、ザックに入っていたのは空っぽのアイゼンケース(^^;

縦走は諦めた。

18041403【画像:5枚目】
水元沢の雪は柔らかく、滑らないが踏み抜く。
踏み抜き100回。

しかし、積雪量は少なく、踏み抜いても知れている。

【画像:6枚目】
鷲別川源流の最後から2番目の渡渉。
向こう岸からこちらに渡渉。

渡渉の第一歩目、身長250センチのヒトのコンパスがなければ飛び石に乗れない(^^;
ここまできたら、脚を濡らしても大したことはないのだが・・・

右上の細い倒木に乗って、右。
小さな飛び石を伝って左。
そして、3個の大石を使って手前へと。

山歩き時間4時間10分。
17333歩。

全給水量は、
 ・150CC

Gpslog

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2018年4月11日 (水)

『自然科学の視点から考える 日本民俗学』を読む

〝自然科学の視点から考える〟とうたっているのは、著者が応用力学の専門家ゆえ。
九大名誉教授。
現在は、構造解析(数値実験・シミュレーション)会社を起業、経営。

Folkloreこんな喫茶店で読み始め。

私が言うのも僭越至極だが、題名とは裏腹、論理の展開は少しも自然科学的ではない。

〝民俗学〟とは何ぞや。
私はそれを知らない。
が、本書に書かれているのは〝民俗学〟を知らない私でも〝民俗学〟ではないことが分かる。
『下町の教育学』とか『路地裏の経済学』といった気分で、編集者が題名を付けたのだろう。

今の日本の世相のあれこれや、所属学会のこと、人文学も含めた学界のこと、自分の仕事(研究)のこと、食べモノがウマイとかマズイとか、家族のこと、老いのこと等々。
言いたいことを言い、書きたいことを書いているだけ

言いたいことを言わず、書きたいことを書かないというのは、それはそれでシンドイこと。
だから、〝だけ〟でいいのだと思う。
そして、それを赤面もせずに公にできるのは、著者が専門分野で名を成したヒトだから。

著者の専門分野について書いてあることは別として、再び僭越至極だが、本書で書かれていること程度のことは何もアンタが言わなくても・・・ゴニョゴニョ(^^;

自分のことを、超多忙人間・超仕事人間だと書いている。
自分で自分のことを多忙人間だとか仕事人間だとかと言うってのは、ナンだかなァ。
そもそもにおいて、本書程度のことを書く時間のあるヒトが、超多忙人間・超仕事人間であるはずがない(^^;

本夕、読了。

上で、〝アンタ言わなくても・・・〟と書かずに、〝アンタが言わなくても・・・〟と書いた。

またまた僭越至極。
円熟、老成の域に達したヒトには、いくら無恥・無礼な私でも〝アンタに言われなくても・・・〟とは言わない、言えない。
円熟、老成の域に達しているそんなアナタには、〝本書程度のことは言わないでも〟という気分が、〝アンタが言わなくても・・・〟という失礼なフレーズに(^^;

グダラグダラ言うヒトがいる。
もっとも、言われなくては分からないし、言われなくては分からないヒトは言われても分からない。
オイラのことだ(^^;

グダラグダラ言い、グダラグダラ言われるから右耳から左耳に通り抜け(^^;

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2018年4月 8日 (日)

雪山を歩く 2

西風強い上に、我が艇はドック入り。
沖に出られない。
ンなわけで、山へ。

 登り:鷲別川源流コース(注) →  596メートルコル → カムイヌプリ山頂
 下り:カムイヌプリ山頂 → 596メートルコル → 水元沢コース

18040801【画像:1枚目】
先週は寒さが戻った。
里にも白いものがちらついたくらいだから、山は雪。
ザクザク雪の上に、新しい雪が積もった。

シカ、キツネの足跡多数。
人の足跡はなし。

【画像:2枚目】
一番下のGPSログは、国土地理院発行の2万5千分1地形図上に記録している。

左の赤線が登りの記録。
右の赤線が下りの記録。

この地図の範囲内に、川は1本しか見えない。
が、実際に歩くと、左の赤線が右に大きく折れるあたりまでは川があった。
その川の最源流部がここ。
このあたり一帯広い範囲で水が地面から湧いて、雪を溶かしていた。

18040802【画像:3枚目】
カムイヌプリ山頂にて。

雪がなければ、596メートルコルからここへはハイキング気分。
しかし、積雪時は別。
ここに至るルートのほんの一部なのだが、雪が付くととても歩きにくくなる場所がある。
登りも下りも滑る。

どういう風の吹き方をするのか、山頂標識が見えているのに、そのすぐ北側に雪が △ 形状に積み上がる。

雪の△の頂点の向こう、室蘭岳。

【画像:4枚目】
左の急斜面を下りて、ここ。

滑滝。

Gpslog_2山歩き時間8時間00分。
登りにえらく時間が掛かった(^^;
19407歩。


全給水量は、
 ・400CC

(注)
鷲別川源流コースというルートがあるわけではない。
アップダウンが多く、右左に小さくジグを切らないと上がっていけない。
今日歩いたルートは、雪がないとヤブ漕ぎ必至。

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2018年4月 7日 (土)

この丘から見る、あのあたりで

昨日は、里でも雪。
今朝も、白いものが混じった霧雨。
しかし、最後の交差点に近づく頃、それも上がった、

昼近くになると いきなり北西風が吹き下りてくる真冬に比べれば、今時期は風の変化が緩やかに経過する。
釣師が望むのは、風穏やかなナギの休日。
今日はそんな風穏やかなナギの週末となった。

180407_2私が定点観測場所としているイタンキの丘にて。
波高50センチほどのゆったりとしたうねりが、南から浜に寄せる。

水平線がはっきりしない春がすみ。
この丘から見る、あのあたりで竿を出すのだ。

日出が5時09分。
5時10分、出航。

沖はベタナギ。

なのに、航海開始20分後に、タイミングベルト切れ(^^;

この丘から見る、あのあたりで竿を出すつもりが帰港(^o^)

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2018年4月 4日 (水)

『知の逆転』を読む

初版が'12年12月。
私の購入したのは、'17年9月発行版。
5年の経過で、すでに21刷。
今どき、〝知〟を標榜した本がこれほど増刷されているというのはちょっと意外。
〝痴〟が服を着ている私が、この本を手にしたというのは、ちょっとどころでなく大いに意外(^^;

Wisdomこんな喫茶店で読み始め。

 ・ジャレド・ダイアモンド (生物地理学)
 ・ノーム・チョムスキー (言語学)
 ・オリバー・サックス (神経医学)
 ・マービン・ミンスキー (認知科学)
 ・トム・レイトン (応用数学)
 ・ジェームズ・ワトソン (分子生物学)

私が名前を知っていたのはジェームズ・ワトソンのみだったが、本書によれば6人は現代の最高知性。
それぞれが専門分野の常識を大きく変えたということを、『知の逆転』という題名で表現している。

本書は、この6人の知の巨人たちへのインタビューを収録している。

インタビュアーが優秀でなければ、これら6人の知の巨人たちから言葉を引き出せない。
インタビュアーは優秀。
元NHKディレクターで、脳科学・認知科学を修め、現在はコンピュータグラフィックスを研究している人。
知の巨人たちに「いい質問だ」、「素晴らしい質問だ」と言わせるほどに、よく勉強してインタビューに臨んでいる。
質問の質が高く、質問への回答に対する受け答えの切れもいい。

聞かれるほうも、ストレートなモノの言い方。
答えられないことには、「それは私には分からない」と。

優秀なヒト同士の語りなので、洗練された言葉が並ぶが、文章は平易。
再読しないと理解できないような文章は一行もない。
『知の逆転』という題名にそぐわず、知の巨人たちの口からは特別変わった話や驚ろかされるような話が出てくるわけではない。
着想の深さ、ヒラメキの鋭さが語られるわけでもない。
それぞれの見解が180度異なるテーマもある。

しかし、帯に書かれた『かくもゼイタクな教養書がこれまであったか?』は、うなずけるキャッチコピーだ。
優秀な知性が時間をかけて到達した立ち位置・見方・考え方の、何と整理されて穏やかなことか。

この世界にはとても頭のいい人がいるもンだなァと、ウンウンうなずきながらの読書はとてもゼイタクな時間だった。

本夕、読了。

この世界には、とても知性の優れた人がいるように、
この世界には、とても運動神経の優れた人がいる
この世界には、とても音楽の才の優れた人がいる
この世界には、とても美術の才の優れた人がいる
この世界には、とても演技の才の優れた人がいる
この世界には、とても料理の才の優れた人がいる
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この世界には、とても釣りの才の優れた人がいる

経験・教育・訓練は大事だが、持って生まれた〝才〟がやはり大きく影響するのは、どの世界でも同じ。
努力は報われると言うが、そういうフレーズは私のような〝才〟のないボケには無益な期待を持たせるだけ。

経験や勉強を積むくらいのことでは、釣才のあるヒトに追い付くことは絶対にできない。
それが現実。
開き直るわけではないけれど、それはそれでいいではないかというのが私の気分。

ってことで、私の釣りは気分・気まぐれ。
ンで、チョボチョボ掛けては、「食った」・「バレた」と。

それで楽しいンだなァ(^o^)

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2018年4月 1日 (日)

評価は、『スゲ-なァ』

日出が5時19分。
5時20分、出航。

ゲストをお招きしての釣行。

18040101【画像:1枚目】
札幌からHiroshiさん

【画像:2枚目】
もうおひとかた。
ご近所からshinyaさん

おふたかたとも、淡水釣師。

この時期に、ゲストに竿を出してもらうとしたらソウハチ。
ただし、今現在、室蘭近海で浮いているソウハチのムレは、カタが小さい側に寄っている。
北海道の4月に25℃の気温を期待できないように、掛かるサカナが大きい側に寄ってくれるのを期待するのは、ソウハチに限らず、できない相談。

【画像:3枚目
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

モヤってオカがはっきりしない。
しかし、寒くなく暑くなく、何よりだったのはベタナギが続いたこと。

船中、ソウハチ300枚。

【画像:4枚目】
乗船3人全員に、サクラマスのアタリがあった。

サクラマスの大きさを評価するのに、体長を言わない。
評価は重量。

私の感覚だと、
  2kg前後で、『オォ、いいカタ』
  2.5kgを越えると、『スゲ-なァ』
  3kg越えともなると、『一度、見てみたい』

2.9kgがあがった。
評価は、『スゲ-なァ』

18040103_2

船頭の釣果(^o^)

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2018年3月31日 (土)

雪山を歩く 1

気温は高く、空は青。
沖に出て出られないこともなさそうで、あんな艇やこんな艇は出たンだろうが・・・

山へ。

 登り:水元沢コース
 下り:西尾根コース

18033101【画像:1枚目】
山に、もう雪は降らないだろう。
ということで、表題を、『冬山を歩く』から『雪山を歩く』に変えた。

腐ったザクザク雪で、大変に歩きにくい。
雪でおおわれていても、植物の生活熱のせいなのか地面上の枯葉の腐食熱のせいなのか、雪中に空洞ができている。
踏み抜くと太ももまで埋まるが、その場所を予測できない。
足の踏み出しを慎重に慎重に。
ではあるが、踏み抜き、6回(^^;

滑滝にて。
滝も壺も開いた。

この左の急斜面を登って、谷から尾根に出る。

【画像:2枚目】
596メートルコルにて。

室蘭岳山頂は、このコブをかわした向こう側。
ここから、300メートルちょっと高度を稼ぐ。

18033102【画像:3枚目】
室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は5℃。

「室蘭山岳救助隊」のザックカバーが見える。
室蘭山岳会のスキーツアーパーティだろう。

【画像:4枚目】
山頂から見る室蘭港。
モヤって眺望が悪い。

18033103_2

【画像:5枚目】
山頂より見る西尾根825メートルピーク。

画像奥は噴火湾なのだが、モヤで海が分からない。

【画像:6枚目】
ペトトル川の源流をひとまたぎしたあと、2万5千分1地形図の等高線を3本登り返す。

樹間に白鳥ヒュッテの赤い屋根が見えてきた。

山歩き時間4時間30分。
20391歩。

飲食なし。

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