2021年1月24日 (日)

また、行きましょう

この季節のナギは貴重。
二日続けてのナギ。
二日続けてのナギが土日というのが何より(^^)

今日の日の出は、6時56分。
6時10分、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
マス海域。
このあと雲が取れ、光あふれる沖となった。

同乗は、ロックフィッシャーお二人。

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やァ、お久し振り。
星の写真家でDENEB船長の めりーさん

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めりーさんのご主人。

ご夫妻、マスは初めてだと聞いていたが、ロックフィッシャーは釣りがウマい。
船中、ファーストヒットはめりーさん。

セカンドヒットがご主人。

船中サクラマス7尾。
めりーさん 4尾、内1尾はジャンプして海面上に全身を出したサクラマス目がけてジグを放っての釣果。
良型が揃った。

ご主人 2尾。
2尾ともジグを放っての釣果。
やはり良型。

私。
7-4-2=1尾(^^;
おまけに、船中最小魚。

帰航時に、わずかな時間寄った根が良かった。
ジグを沈めて、連続ヒット、良型のソイ・アブラコ。

マス、ソウハチ、ソイ、アブラコ、ホッケ合わせて、ペール缶3本。
デカいスケソも多数掛かったが、リリース。

また、行きましょう。

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2021年1月23日 (土)

もっと深い海域へ

5時30分、出航。

防波堤を出て、40メートルの浮標まで沖出し。
その浮標を左に見て、地球岬をかわす針路に転舵。
地球岬灯台の明かりを左正横に見る位置で、針路調整。
東北東へ。
この季節には貴重なナギ。

6時57分の日の出を登別沖で見る。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
サクラマス海域。

一昨日、昨日は寒さが緩んだが、今日は真冬日。
しかし、風穏やかで潮もゆるい。
シーアンカーを入れることなく竿を出し続けた。

102メートルから流し、110メートルで潮のぼり。

ホッケ・スケソ・ソウハチが掛かるが、マスはスカ(^^;

もっと深い海域へ行くべきだった。
深い海域で竿を出した艇は定量釣り。

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我が艇らしい上品釣果(^^;
ホッケ・スケソは、掛かるはしからリリース。

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2021年1月21日 (木)

『「歴史認識」とは何か』を読む

本の構成を考えたのは、フリージャーナリストの江川紹子。
彼女が質問し、国際法を専門とする大学教授が答える作りになっている。

江川紹子は、本書を講義録と呼んでいる。

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こんな飯屋で読み始め。

事実としての現代史の確認から、本書が始まる。
 第1章で、東京裁判
 第2章で、サンフランシスコ平和条約と日韓・日中の「正常化」
を確認する。

確認した歴主事実の知識を背景に、二人の間で、
 第3章で、戦争責任と戦後責任
 第4章で、慰安婦問題と新たな状況
 第5章で、二十一世紀と「歴史認識」
が、交わされる。

世界で生きるためには、「よりましな悪」を積み重ねていくしかないのだと、本書。
社会は、多くの「俗人」と、ほんのひと握りの「聖人」と「大悪人」からなっている。
国家は、その人間の大部分の「俗人」よりも悪い行動をとるものだ、とも。

日本の多くの「俗人」の持つ〝歴史認識〟は、国際社会からは正当視されていない現実があるようだ。
特に、〝慰安婦問題〟は韓国人だけの〝問題〟ではなく、日本人・中国人・台湾人・フィリピン人・インドネシア人・インドネシアを統治していたオランダ人にも〝問題〟で、日本(人)の対応に関心を示しているのは欧米も。

本夕、読了。

質問者の江川紹子の勉強量は豊富で、質問の質も高い、

副題が、『対立の構図を超えて』。
〝対立〟の原因となっている歴史的事実の説明は、詳細かつ信頼性が高い。
しかし、中・韓と日本の間にある 尖った〝対立の構図を超える〟ために二人の知識人の議論の末に生み出したものは、小学校や中学校のホームルームレベル。
〝対立を超える〟とは、そんなレベルのことなのだろう。

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2021年1月17日 (日)

『裁判官だから書ける イマドキの裁判』を読む

小学1年生の時のこと。
担任が問うた。
「大人になったら、何になりたい?」

その問いに対し、同級生らは、
「お母さんになりたい」
「パイロット」
「野球選手」
と応じたはずだが、何せ6歳か7歳のこと。
覚えていない。

いや、ひとつだけ、今でも忘れない返答が、
「裁判官になりたい」
それを言った子の名前も覚えている。

小学1年生の私。
ハナ垂れ小僧。
下校は家と反対方向へ、ということで親や教師を慌てさせること5度、6度。
〝裁判官〟という単語も〝裁判〟という単語も知らなかった・・・

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こんな飯屋で、読み始め。

著者は、現職裁判官(および、サポーターとしての元裁判官)の任意、かつ匿名参加者グループの「日本裁判官ネットワーク」。
このグループ設立の目的は、〝開かれた司法の推進と司法機能の充実強化に寄与すること〟。

現代的話題、例えば、ゲイのカップルの片方がパートナー以外の男性とデキっちゃったみたいな話。
この場合は、〝不倫〟・〝不貞〟を言う前に、〝同性婚〟が婚姻関係としてどうなのかという問題がある。
しかし、すでに、
夫から妻と関係した女性へ
妻から夫と関係した男性へ
〝不貞〟を理由に賠償請求する訴訟が提起されているらしい。

そもそも、
女同士のイチャイチャ
男同士のチョメチョメ
が〝性交渉〟と言っていいものなのか。
仮に〝性交渉〟だとしても、
妻が女性とイチャイチャ
夫が男性とチョメチョメ
することが〝不貞〟と言えるのか。

最高裁判例はまだないようだ。

本夕、読了。

裁判官の〝心証〟を悪くする、悪くしたというフレーズは、報道で読むし聞く。
裁判官は証拠の評価、事実の認定を自由(合理性に基づいて)に判断する。
自由心証主義。
それが、裁判官の〝心証〟。(と私は解釈したが、その解釈で正しいのかはかなり怪しい)

模型実験に詳しい工学者の書いた本を読んだことがある。
車両の衝突事故を解析。
衝突後の車両の動きを計算、さらに模型実験で確認して、裁判所に提出したことが書かれていた。

しかし、それは裁判官の〝心証〟を動かすことなく、証拠として採用されなかったと。
物理現象と現実の現象を同一視できないみたいな、訳の分からない理由で(^^;


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2021年1月16日 (土)

『アリ語で寝言を言いました』を読む

国立公園の自然保護官(レンジャー)になろうと考えていたらしい。
しかし、自然保護官は30歳くらいになると本省(環境省)に呼び戻されてデスクワーカーになるのだということを知る。
死ぬまでフィールドに出ていたい。
となると、研究室の先生方の生き方が理想。
著者が研究の道に進んだ理由が以上。

ある種のアリの女王は、巣を作る前の羽根を持っている若い頃に結婚飛行に出てオスと交尾。
5000万以上の精子を体内に貯蔵、それを使って20年間にわたって産卵する。
産卵個数、3000万。
この 精子を常温で20年間も保存できる仕組みが解明されたら、冷蔵庫の使われ方が変わるかもしれない。

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こんな飯屋で読み始め。

昆虫は頭部・胸部・腹部の3つの節で構成され、胸部には3対の脚と羽根。
アリは羽根を捨てたハチ。
このあたりまでは、多くのヒトが知っている。

昆虫とは、頭・胸・腹部の3節・・・

ところが、アリは胸と腹の間に、更に1節、あるいは2節持つ。
胸と腹の間にあるのは、腹柄節(ふくへいせつ)。
アリの体はだから4節。
または、5節。
腹柄節を持つ昆虫は、アリのみ。

本夕、読了。

腹柄節で、アリは音を出す(話す)。

それを自宅で解析中に寝落ち。
娘に起こされた時に、寝ぼけて「キュキュキャキャ」
本書名の『アリ語で寝言を言いました』の由縁がそれ。

ブラジルの国家予算の10%は、ハキリアリの駆除に使われている。
アリ語が解析できれば、ハキリアリを農園から遠ざけることができる。
かも知れないらしい。

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2021年1月14日 (木)

『買えない味』を読む

著者は国内外を歩き、見、聞き、食べ、飲み、それを文字にすることを仕事にしているヒト。
本書は、月刊誌 dancyu(ダンチュウ)に連載された『台所の時間』を編集、1冊に成したもの。

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こんな喫茶店で、読み始め。

飲食は毎日のこと。
だから、飲んだ話、食った話がネット上にたくさんアップされている。
その中には、高い・安い、入手性・希少性、天然・栽培(養殖)に関連するフレーズのせいで、下品・ケチくささを感じさせるものも。
〝うまい・そうでもない〟ということと、〝高い・安い、入手性・希少性、天然・栽培(養殖)〟をリンクさせる頭の使い方を、私に理解できないから そう感じるのだろう(^^;

本書著者の文章には、そんな下品さ、ケチくささがない。
書かれているのは、箸置きから始まって、まな板、弁当箱、冷や飯、鉄瓶、柿の葉、漬物石のこと等々。
私が言っては不遜、生意気、身のほど知らずだが、このヒトの文章の質も内容もそれほどのものではない。
しかし、飲食について 余裕のある態度で向き合うこのヒトの文章は、読んでいて落ち着く。

本夕、読了。

月・火・水・木・金と週に5日。
それを7週連続、昼食はポークカレーで過ごしたことがある。
最寄りの食堂のメニュー中、カレーがもっとも早く提供されるからだった。
米なしでは3日と過ごせないというヒトもいるが 、私は米なし生活連続11週間という経験もある。

私の舌は子供。
時々、大人の舌を持つヒトの文章を読むことが私には必要かもしれない。

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2021年1月13日 (水)

『奇跡の軍馬 勝山号』を読む

国鉄の貨物車両にワム70000があった。
馬輸送用貨車で、通風と明り取りに工夫があり、馬が6頭載せられる構造だった。
今はない。
トラック輸送。

牛が、トラックで輸送されているのを見たことのあるヒトは多いだろう。
牛は車の進行方向に対して直角に、頭を外側に向けて荷室に載せられている。
しかし、トラックの荷室に牛の頭を見たことのあるヒトはいても、馬の頭を見たヒトは少ないと思う。
馬は進行方向を向いて荷室に載せられる。
また、馬は流れる風景に興奮しやすいので、荷室の明り取り窓は小さく、かつ馬の視界に外の風景が入らないように載せられているからだ。

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こんな喫茶店で、読み始め。

馬は25年くらい生きる動物らしい。
しかし、岩手県で生まれた馬名 勝山号(かつやまごう)の生涯は、
 誕生 1933(昭和8)年
 死亡 1947(昭和22)年
の15年。

副題は、『日中戦争から生還を果たした波瀾の生涯』

著者の曽祖父は勝山号の所有者だったので、著者は勝山号に関する資料に近いところにいる。
資料に豊富に触れているせいか、話が細かいしアッチコッチへの寄り道もあり、本書は大変に読み辛い。
私の備忘のため、勝山号の生涯を以下に年表風にまとめる。

・1937(昭和12)年(5才) 
 日支事変勃発により徴発され、大陸に渡る。
 高級指揮官乗馬として大陸を転戦中、銃弾・砲弾片を受けること三度。
 内、一度は致命的重症だったが、回復。(注1)
 なお、騎乗した指揮官は6名。
 内、4名が戦死。

・1939(昭和14)年(7才)
 現地で殊勲の賞状を受け、広く報道される。(注2)

・1940(昭和15)年(8才)
 大東亜戦争対応のため、東京に移送。

・1945(昭和20)年(13才)
 生地岩手に戻る。

・1947(昭和22)年(15才)
 元第八師団(弘前)の将官獣医他二名の獣医の治療の効なく死亡。

本夕、読了。

第二次世界大戦参戦国で、戦場で馬を使わなかったのは米国だけ。

帝国では馬は重要な戦力と考えられ、帝国陸軍は騎兵学校・獣医学校を持っていた。
帝国陸軍では、馬3頭にその世話をする兵が1名の割合で配置されていたという。

本書、最終ページに近いところにあるのは、戦場でたおれた馬に水筒で末期の水を飲ませる兵の写真。
それが、哀れで悲しい。

(注1)
本書に勝山号の解剖所見が載せられている。
貫通銃創が5個所。
脳内からは、砲弾片が見つかっている。

(注2)

ドイツ兵がドーベルマンを連れて哨戒している写真がある。
映画『史上最大の作戦』には、ノルマンディーに上陸した英国兵が何十羽もの鳩を飛ばすシーンがあった。
帝国軍も、馬のほかに、犬・鳩を戦場に連れて行っている。
また、軍馬同様、功績のあった軍犬・軍鳩も表彰している。

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2021年1月12日 (火)

またという日がある

今年の寒の入り(小寒)は1月5日。
大寒が1月20日で、寒の明けは立春の2月3日。
道内各地、寒気の中。
当地も、12月29日から連日の真冬日。
今日は、しかし、それがゆるんで当地の最高気温はプラスの予報。

3連休が終わり、今日は平日。
平日だが、あれこれあって私は休み。

6時20分、出航。
7時03分の日の出は雲の向こう。
雲が赤くなることもなく、いつの間にか夜が明けた。

地球岬をかわしたのち、東上しばし。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
マス海域。

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毛バリを沈めると、フォール中にラインがふける。
3尾ともバケ尻の毛バリに掛かった。

出竿間もなく、波の頭が白く崩れ出した。
東の風。
この風向きが続けば、帰航時は波を追う航海となるので安航。
かつ、サカナもいる。

まァ、でも またという日がある。
実釣は1時間もなかったが、沖上がりとした。

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2021年1月 8日 (金)

『歴史から消された 禁断の鉄道史』を読む

国鉄・阪急・南海・東急・西鉄・近鉄・西武・阪神は鉄道会社。
上記を冠したプロ野球チームがある(あった)。
国鉄スワローズ・阪急ブレーブス・南海ホークス・・・
現在も残っているのは西武・阪神だけ。

国鉄の手による『日本国有鉄道百年史』は19巻10000ページ以上。
刊行は'75年。
国鉄からJRへの移行は'87年。
国鉄スワローズがサンケイスワローズになったのは'65年だから、『日本国有鉄道百年史』には球団のことが書かれていそうなものだが、その記載はない。(注)

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こんな喫茶店で読み始め。

'41(昭和16)年度の帝国の国家予算は200億円。
その1/5となる40億円相当の中国元が、日中戦争時、軍によって川崎市内で印刷されている。
ニセ札。
長崎から大陸へは船で渡るが、長崎までは川崎から列車で二泊三日。
ニセ札を印刷していること自体がトップシークレット。
運搬ルートも最寄駅から東京へとわざわざ遠回りして、列車を乗り継いでいる。
川崎市内では、インドルピーのニセ札や米ドルのニセ札も印刷されていたというが、運搬に使った列車は分かっていない。

本夕、読了。

現在の、中国の最高額紙幣は100人民元札。
日本円換算で1600円。
中国で紙幣を使えば、100人民元紙幣どころか最小額紙幣の1人民元であっても、その札はニセ札発見機に通されるか、親指と人差し指で表面をチェックされる。
中国のキャッシュレス化が高度に進んでいるのは、ニセ札で苦労してきた歴史があるからだろう。

(注)
日本国有鉄道法によると、国鉄本体がプロ野球々団の経営に関与できることになっていない。
なので、交通公社(JTB)・日本通運・鉄道弘済会などが出資、球団経営のための別会社を設立している。
『日本国有鉄道百年史』に国鉄スワローズの記載がない理由だと思う。

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2021年1月 6日 (水)

今日のナギは久しぶり

シケが続いた。
今日のナギは久しぶり。

9時、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

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ガイドが凍る。

根からは、好反応。
しかし、釣果配送先が留守。

最初の1尾はエラを切ってイケスで血抜き。
以降は、船上まで取り込まず、船べりで、
 クロソイ  ×4
 ガヤ    ×4
 スケソウ  ×9
をリリース。

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最初の1尾。

11時、沖上がり。

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2021年1月 2日 (土)

港内結氷

寒い日が続く。
海水はー2℃くらいで凍りだす。

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海水表面温度が、その温度まで下がっている。
室蘭港内が結氷。

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2021年1月 1日 (金)

賀正

旧年中は、海でもオカでも山でもネットでもお世話になりました。
今年も、旧年中と変わらぬお付き合いのほどを、海でもオカでも山でもネットでもよろしくお願いします。

過ぎた1日は短いし、過ぎた1年も短い。
しかし、過ぎた時間は短くても、この先の1日は長く1年も長いと感じていた頃もあります。
いつからだろう、過ぎた時間だけでなく この先の時間も短いと感じるようになったのは・・・

1日の半分は夜で半分は昼。
3分の1眠り、残りの3分の2で3度飯を食べ、働き遊ぶ。
で、
山で汗をぬぐい
海上で、掛けた・バレた

昨日と同じ今日が待っている。
去年と同じ今年が待っている。
そう、同じ日々が待っていると思える。
悪いことではないと思う。

旧年中のあんなことやこんなこと。  
     ↓↓↓
2020

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2020年12月31日 (木)

’20年 楽しく過ごした年でした

治療を終えて2ヶ月も経たない内に、その歯が欠け落ちた(^^;
再治療が終わっていない。
新しい年へ持ち越すのはそれくらい。

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山で過ごした時間を、思い出す。

トムラウシ山
長い山歩きの末、山頂直下に設営したテントで過ごした一夜。
一晩中の大雨。

十勝岳
上ホロカメットク山北の急斜面をおりたところに設営したテントでの未明の目覚め。
動かない澄んだ空気の向こうの、絵画のように瞬かない星々。

羊蹄山
何度も登った山なのに、この山の頂の岩に腰をおろすと、ガラにもなくロマンチストになる。
今回も聞こえてきた。
あゝ おまへはなにをしてきたのだと・・・
吹き来る風が私に云ふ

旭岳
森林限界の その更に上で飛び交う高山チョウ。
初冠雪のあった翌週の山なのに、この命の強さ。

Earth-cape
海で過ごした時間を、思い出す。

デカい、小さい。
バレた、切れた。
海面に刺さる鳥。
待てども待てども、魚信を得られない日も。

降られた山も、釣果のないままの帰航も、私には楽しく過ごせた時間でした。
新しい年も、あの山に登り、この海域で魚信を待つことでしょう。

良いお年を。

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2020年12月30日 (水)

蕎麦を食う

クロネコヤマトのクール宅急便が届けてくれたのは、SeaDragon副船長手打ちの蕎麦。
副船長は、確か蕎麦打ち道三段だったかと。
蕎麦打ち道の三段は師範格で、ヒトに教授できるところまで修行を積んでいる証だと聞いたことがある。

ゆで時間1分半との筆ペンでのメモ書き。
我が家だと2食分の量があるので、いただいた半分を1分半ゆで上げ、冷水で〆た。
盛り蕎麦にして昼食。
明日の昼食にもいただきます。

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蕎麦湯もうまくできました。

夫婦釣りさん、どうもありがとうございました。
ご馳走様でした。

よいお年をお迎えください。

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2020年12月29日 (火)

『恥ずかしい人たち』を読む

『週刊新潮』に現在も連載中の『この連載はミスリードです』から、抜粋・加筆して1冊にした本。
著者は、ネットニュース編集者。
年間休日は1日。
それを続けること15年。

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こんな喫茶店で読み始め。

『恥ずかしい人たち』という題名だが、真冬の北海道の沖に出て竿を出すバカや、それと同類のヒトたちのことばかりが書かれているわけではない。
Stay home は、Stay at home ではないか(注1)
とか、
話せば分かるはウソ
とか
「カフェで仕事」の先の「居酒屋で仕事」(注2)
とかとかなんぞも。

本夕、読了。

週刊誌への連載だから、毎週気の利いたことを書かなければならない。
著者の前職は大手広告代理店社員。
マスコミ業界に詳しく、月に1000本近いニュースの編集を行っているから時事にも強い。
だから、話のネタは豊富。
しかし、毎週の連載ゆえか、気の利いたことが書かれている記事は少ない。

みたいなことを言う私のような者は、『恥ずかしい人たち』の一員(^^;

(注1)
本書によれば、
Stay home は米国英語
Stay at home は英国英語
〝専業主婦〟と言うときは、米国英語でも at が必要で Stay at home mom
なんだと。

(注2)
ドトールで外から見えるカウンター席で開かれているノートは、100%Mac。
ドトールのカウンター席にはコンセントが用意されているが、それを使うのはイモ。
バッテリーだけで、Macを駆動させる。

本著者は言う。
Mac派は、居酒屋ではMacを開かないだろう。
「居酒屋で仕事」の文化は、Win派がまず始めよう、と。

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2020年12月28日 (月)

釣法下品、釣果上品

当地、岬。
風の街。
シケが続いた。
久しぶりに沖に出る。
海の中は、どんなだろう。

冬至が過ぎて日の入りが遅くなり昼の時間が増えてきたが、日の出は年明けまで もう少し遅くなる。
冬至の21日の日の出は7時01分だったが、今日は7時04分。

船内の雪かき後、7時00分、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
沖根。

40メートルより下は、どこもギッシリとスケソ。
軽いインチクだと沈降速度が遅く、フォール中にスケソに食われる。
いくらでも掛かるが、噴火湾に入ったスケソは細くて小さい。
キープサイズは掛からず。

100号のオモリを使ってワームを沈める下品な釣法を採用すると、根のサカナが食ってくれた。
しかし、時すでに遅し。
出航時はベタナギだった海面に北西風が吹き下りてきて、波。
その波の頭が白く崩れ出してきた。

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キープできたのはこれだけ。
釣法は下品だが、釣果は我が艇らしい上品さ(^^;

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2020年12月27日 (日)

『悩ましい国語辞典』を読む

東京都知事の言う、会食時に求める「5つの小(こ)」。
〝小一時間程度〟 一時間
〝小声〟     
〝小皿〟     
〝小まめ〟    まめ
もうひとつ、
人数〟    人数

恥ずかしながら、私は、 人数 という言い方はおかしい しょう人数 では、と思っていた。
思い込み、知ってるつもり。
危ない、危ない。
調べてみて分かった。
人数       は 〝人数〟 で東京都知事の言う通りで正しく
しょう人数 は 〝人数〟。

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こんな飯屋で読み始め。

『日本国語大辞典』は、本邦最大の国語辞典、全14巻。
本著者は、この『日本国語大辞典』などを担当した辞書編集者。

こういうヒトが書いた本を読んだ後は、書くこと話すことが怖くなる。

常用漢字表の所管は文化庁。
内閣告示の最新は2010(平成22)年。
常用漢字表によると、〝学〟の
 音読みは ガク
 訓読みは まな(ぶ)

では、〝学校〟はなんと読むか。
内閣告示の常用漢字表に従えば、〝ガクコウ〟であるべき。
が、これを〝ガッコウ〟と読まねばならないことを外国人留学生にどう説明したらいいのか・・・(注)

本夕、読了。

これも本書から。
〝頭蓋骨〟は、どう読む。
岩波国語辞典は〝ガイコツ〟
同じ岩波書店の辞典なのに、広辞苑は〝トウガイコツ〟

医大も、
ガイコツ〟と読ませ、〝頭痛〟は〝ツウ〟
トウガイコツ〟と読ませ、〝頭痛〟は〝トウツウ〟
の2学派あるらしい。

(注)
本書によれば、
2拍(2音)の漢字で後がキ・ク・ツ・チで終わる漢字について、例えば、
 的 テ
 学 ガ
 圧 ア
 日 ニ
のあとに、の音で始まる漢字が続くと、
 的確 テカク → テカク
 学校 ガコウ → ガコウ
 圧巻 アカン → アカン
 日記 ニキ  → ニ
と、キ・ク・ツ・チが、 〝ッ〟 になる。

そして、実際に常用漢字表に当たってみたが、これらの漢字にテッ・ガッ・アッ・ニッの読みはないことになっている。

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『週刊現代』を読む

読んだのは、『週刊現代』12月26日・1月2日合併号。

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こんな喫茶店で、読み始め。

特集は、
〝だから、人は間違える〟。
小見出しは、
・1970年代、「少子化」は「国是」だった
・みんな、原発を「夢のエネルギー」と持ち上げていた
・北朝鮮とソ連を「理想の社会」と崇めていたあのとき
・どの新聞も、小選挙区制の導入を絶賛していた
・ああ、民主党が「日本を変えてくれる」と信じてしまった瞬間

全国紙が大きく取り扱った記事を、今、振り返る内容。

あとになって、ああこう言うのは誰にでもできる。
こういうズルい記事は読み飛ばし。

新春特別企画は、
〝3年後、5年後、10年後に「生き残る会社」「消える会社 全実名371社」〟

経済・経営学者、信託・証券会社幹部など6人が、日本の大企業の行き末を予想する。
週刊誌は、こうでなくてはいけない。
今を書かなくてはいけない。
まァ、しかし、371社のこの先は、私の思うところと大差ない。

本夕、読了。

本誌、裏表紙前の何ページかは袋とじ。
・女優の「映画ヌード」 伝説の名シーン
・2020年 週刊現代を彩った「女優たちの素顔」
・紺野美沙子 23歳、夏

期待して袋とじを切ったが、期待外れ(^^;

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2020年12月23日 (水)

船長、スイーツを作る(^^) 6

ドイツで今頃食べるのが、シュトレン(シュトーレン)。
彼の地ではパン扱いされているようだが、日本人の感覚だとお菓子・ケーキ。
当地だと、もりもと や わかさいも本舗で買える。
これだなァと思っていたところに、六花亭のシュトレンが我が家に。

ンならばということで、この時期定番のデコレーションケーキを。

スポンジケーキは5号相当(直径15センチ・厚さ5センチ)。
これを焼き上げ、水平に3つに切り、
  下段にドライのレーズン・パイナップル・パパイヤ・クランベリー
  上段にシャインマスカット
  最上面にイチゴ
オトナの味を演出するために、ドライフルーツはラム酒漬け。
マンゴーも用意したのだが、3段だと挟み込むのは無理(^^;

この水平に切る作業は、家庭で使うようなナイフだと大変に難しい。
ケーキスライサーという専用の道具があることを後で知った。

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画像は1/6カットを2カット。
つまり、1/3カットを取り出した断面。

粒の大きなブドウが挟まっているので、切り分けるのも難しい。
スパっと切って、
どうだ!
という断面を見せたかったが、うまいこといかない。
これも専用の道具、ケーキカッターがあることを後で知った(^^;

すぐ下で記事にした『「うまい!」の科学』に書かれていたのは、スイーツの味の要素の〝ファッション性〟・〝芸術性〟。
しかし、我がスイーツ、〝ファッション性〟・〝芸術性〟を発現させられなかった(^^;

まァ、でも家人からは、
「すンばらしィー」
と〝ン〟入りの好評価(^^)

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2020年12月22日 (火)

『「うまい!」の科学』を読む

TVのうまいモノ紹介番組。
レポーターが必ず言う、
「あまァーい」
この〝あまい〟とは〝甘い〟なのか。
はたまた、〝うまい〟の言い換えなのか。

著者は、味の数値化を事業の柱としている企業の研究職員。
副題は、『データでわかるおいしさの真実』。

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こんな喫茶店で読み始め。

初めのほうで、いくつかの質問にYES・NOで答えることで、個人の嗜好性を明らかにする。
嗜好性タイプは、苦旨タイプ・苦酸っぱタイプ・塩酸っぱタイプ・甘甘タイプ・甘旨タイプ・甘塩タイプの6つ。(注)

明治のチョコレート菓子の〝きのこの山〟と〝たけのこの里〟。
形が違っているだけでない。
〝きのこ〟の柄はクラッカー、〝たけのこ〟の稈(かん)はクッキー。
チョコレートの量も違う。
これらによって、味の違いが定量化される。

スーパードライ・一番搾り・黒ラベルの比較。
確かに、スーパードライがドライであることが定量化されたデータで示される。

コーヒー大手チェーンのスターバックス・ドトール・タリーズ。
対する100円コーヒーの、ローソンとセブンイレブン。
また、マクドナルドとモスバーガー。
データは、コンビニ・バーガー店のコーヒーが決してバカにできないレベルにあることを教えてくれる。

本夕、読了。

ペプシコーラのTV・CMにあった、飲み比べ実験。
どちらの商品かわからないようにして飲み比べると、ペプシに軍配を上げるヒトが大半。

〝ペプシのパラドックス〟という現象のあることが、本書に書かれている。
商品をわかるようにして飲み比べた時は、多くのヒトがコカ・コーラをウマいと言うらしい。

「うまい!」というのは、そういうことなのだろう。

本書の最後も、次のように締めくくられている。
そこに科学の入り込む余地はないのかもしれない。

(注)

実際の研究の場では、22にタイプ分けをしているという。

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2020年12月19日 (土)

『プロ野球 奇人変人列伝』を読む

著者は、今年の2月に逝去した野村克也。
本書の奥付によれば、発行は'17年7月だから、書店の書架で3年ほどもたなざらしになっていた本。

題名は『プロ野球 奇人変人列伝』だが、プロ野球界の頂点をきわめた選手・監督らの並外れたユニークさ・個性を並べたもの。
帯にある〝球史に輝く 強烈キャラクター52人〟が本書の内容をよく表している。

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こんな飯屋で読み始め。

どんな世界でも抜きんでているヒトは、どこか違う。

プロ野球は、動体視力と筋肉と運動神経に秀でたヒトが抜きんでる世界。
頭はいらない。
いや、・・・

ドン・ブレイザー。
'67年・'68年・'69年の南海の二塁手。

このヒトのことを、本書は〝私の野球観を変えた野球学の「伝道師」〟と題し、奇人変人の一人として紹介している。
このヒトが野村に言ったのが、
「投球と投球の間の時間、この時間に考えて、備えなければならない」
球をよく見ろ、食らいつけ、根性だァ、の日本野球に、頭を使うことの重要性を持ち込んだのがこのヒト。
野村のID野球のスタートはこのヒトの言葉から。

ドン・ブレイザーは、
'70年から'77年まで、南海の選手兼任監督の野村のもとでヘッドコーチ(事実上の監督)を、その後、
'77年 広島のヘッドコーチ
'79年、'80年 阪神の監督
'81年、'82年 南海の監督
を務めている。

本夕、読了。

野村は、長嶋茂雄をこう書いている。
〝プロ野球界の真の天才と言えるだろう〟
そして、この天才、努力をすることにおいても天才だったと。

上で、
どんな世界でも抜きんでているヒトは、どこか違う。
と、書いた。
サカナをよく掛けるヒトも、どこか違うのか。

サカナ釣りは、どうも、奇人変人天才とかをいう世界ではなさそうだ。
普通のヒトが、ヒトと同じことをやって、なぜかヒトより多く掛ける。
ヒトと同じことやっている私には、掛からない。

私はヒトと同じことをやっているが、ヒトは私と同じことをやってはいないようだ(^^;

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2020年12月17日 (木)

『デス・ゾーン』を読む

〝デス・ゾーン〟とは、標高8000メートルから上のこと。
酸素分圧は海面の1/3。
この高度になると、ヒトは高度順応ができず、体が消費する酸素を呼吸だけからは まかなえなくなる。
つまり、呼吸によって得られる以上に体が酸素を消費するので、安静にしていても疲れが進行する。

副題は、『栗城史多のエベレスト劇場』。

栗城史多(くりき のぶかず)とは、登山家。
エベレストに臨むこと8回。
が、8回ともデス・ゾーンの標高まで到達できず。
2018年、8回目のエベレストから撤退中、遭難死。
享年35。

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こんなイートインシートで、読み始め。

北米・南米・欧州・アフリカ・豪州・南極の6大陸(6大州)の最高峰の登頂に単独・無酸素で成功した栗城史多。
アジア最高峰を登頂すると、セブン・サミッター(7大陸最高峰登頂者)となる。(注)
アジア最高峰とは、世界最高峰のエベレスト(8848m)のこと。

今金町に生まれ、札幌の大学に進学、北海道の人脈によって遠征費用を得て世界の高山を登っていた栗城史多。
エベレストの登頂も単独・無酸素でと考えている栗城史多を、著者はエンターテインメント番組制作者の立場で追う。
著者はHBCのディレクター。
北海道の人間を、北海道の放送人が追うのだから地の利がある。
が、やがて放送素材としての栗城史多の価値は、地方の放送局では扱えないほどに高まる。

著者自身も、何度もエベレスト登頂に失敗する栗城史多に興味を失っていく。
また、栗城史多の言う単独・無酸素のあいまいさに踊らされていた自分自身の愚かさにも気付く。

無酸素登頂とは〝デス・ゾーン〟圏で、酸素ボンベを使わずに頂上を目指すこと。
栗城史多の既登の6大陸の最高峰に、〝デス・ゾーン〟、すなわち、標高8000m以上のピークはない。

単独とは、既設ロープ、他力頼みの荷上げなどは行わないこと。
栗城史多は、それらを使う。

本夕、読了。

他の登山家らは、栗城史多の体力・技術を素人同然と見ていたようだ。
冬の羊蹄山さえも山頂まで上がれず、7合目から引き返すといった具合。

お調子者の大ぼら吹きのようだが、しかし、彼に実際に会った者は誰もが栗城史多を〝憎めない〟という。
エベレスト遠征には、スポンサーから1億、2億と金を集める。
仏の顔も三度までどころか、8回目のエベレスト遠征時にでさえ数千万の金を集めている。
そういう才覚というか、栗城史多とは援助、投資させたくなる人間だったようだ。

彼の人生は、天を突くエベレストの真っ白な頂のように「単独」だった。
と、書いて著者はペンを置く。

栗城史多は言うだろう。
「死んだあとに、言われても・・・」

(注)
栗城史多が登山を始めた頃には、セブン・サミッターは珍しい存在ではなくなっていた。
例えば、'92年には田部井淳子が達成している。

栗城史多の登山歴を簡単に記しておく。

'82年 今金町で誕生
'04年 6月 マッキンリー(北米最高峰 6194m)登頂
'05年 1月 アコンカグア(南米最高峰 6959m)登頂
 同   6月 エルブルース(欧州最高峰 5642m)登頂
 同  10月 キリマンジャロ(アフリカ最高峰 5895m)登頂
'06年10月 カルステンツ(豪州最高峰 4884m)登頂
'07年 5月 チョ・オユー(世界6位峰 8201m)登頂
 同  12月 ビンソンマシフ(南極最高峰4892m)登頂
'08年10月 マナスル  (世界8位峰 8163m)(*)
'09年 5月 ダウラギリ (世界7位峰 8167m)登頂
 同   9月 エベレスト  7950mで撤退<1回目>
'10年 5月 アンナプルナ(世界10位峰 8091m)7700mで撤退
 同   9月 エベレスト  7750mで撤退<2回目>
'11年 5月 シシャパンマ(世界14位峰 8013m)7600mで撤退
 同   9月 エベレスト  7800mで撤退<3回目>
'12年 5月 シシャパンマ(世界14位峰 8013m)7000mで撤退
 同   9月 エベレスト  7700mで撤退<4回目>(**)
'14年 7月 ブロード・ピーク(世界12位峰 8037m)登頂
'15年 9月 エベレスト  7900mで撤退<5回目>
'16年 5月 アンナプルナ(世界10位峰 8091m)6300mで撤退
 同   9月 エベレスト  7400mで撤退<6回目>
'17年 5月 エベレスト  6800mで撤退<7回目>
'18年 5月 エベレスト  7400mで撤退<8回目>(***)

(*)
マナスルには真のピークの手前に、数十m低い準ピークがある。
準ピークから真のピークまでは、狭い稜線を歩く必要がある。
栗城史多は自分が踏んでいる準ピークの先に真のピークがあることを知っていながら、そこまで進んでいない。

(**)
凍傷で、右手親指を除く他の9指の第2関節から先を失う。

(***)
ヘッドランプの電池を消費。
無光源での日没後の下山中の遭難のため、キャンプサイトからは滑落地点、滑落時刻を確認できていない。
滑落距離は2、3百mと推測されている。

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2020年12月15日 (火)

『女と男 なぜわかりあえないのか』を読む

ボーヴォワールの 、
「人は女に生まれるのではない。 女になるのだ」
というフレーズは、本書では否定される。

著者は、
  男は男
  女は女
であることを、50本近い論文からの引用で裏付けてゆく。
しかし、それが真であるのか偽であるのか。
本書の最終行は、
ということで、「男は強すぎる性欲に苦しみ、女は強すぎる共感力に苦しむ」というのが(とりあえずの)結論になった。 明るい話でなくて申し訳ないが。

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こんな飯屋で読み始め。

本書は、『臆病者のための楽しい人生100年計画 性愛編』と題して、週刊誌に50週にわたって連載した記事に加筆して1冊に編集したもの。

男は容姿のいい女を求め、女も容姿のいい男を求める。
違うのは、女は男に容姿を求める以上に財力を求めること。

それを証明するデータが、これでもか、これでもかと示される。
まァ、そうだろうことは、大方の予想する通り。
容姿、悪し。
財力、無し。
そんなオイラは、居場所がない(^^;

本夕、読了。

女は男に容姿を求める以上に財力を求めるのは本当か。

生まれついての、女たらしを知っている。
日焼けのない青白い肌の下は薄い筋肉。
財布の中は、せいぜい千円札が3、4枚。
そんな男に女が寄っていき、食わせる、飲ませる、車を買って与える。
で、その男、
「金、関係ない。 オンナが勝手に惚れてくる。 惚れさせさえしまえば、あとは殴っても蹴ってもオンナは付いてくる」

この男、筋肉は薄く、財布も軽い。
が、確かに、男前。
〝美人は得ねェ〟は男にも当てはまる(^^;

台湾人と仕事をしたことがある。
私、台湾ではかなりモテる、これホント(^^)

大陸人、それも北方人とも南方人とも仕事をしたことがある。
私、大陸ではモテた経験が全くない(^^;

オイラ、島国向きかなァと思いきや、日本国内ではモテたことがない(^^;

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2020年12月11日 (金)

すでに、11時

金曜日。
平日だけど、あれこれあって私は休み。

マリーナの開業を待って、給油・下架。
9時、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
沖根。

ここに浮かぶ頃には、西風が吹きおりてきて、釣り辛い海況。
100号のオモリでワームを沈めるが、根掛かり頻発。
オモリの喪失、6個。

インチクに変えるが、これもうまくいかない。
喪失1個。
もうやめようと思い始めた時、根の底に張り付いていたサカナが動き出した。
すでに、11時。

以降、1投1尾(^^)

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かつかつ50センチが1尾。
画像の外に、ガヤが11尾。

正午、沖上がり。

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2020年12月 6日 (日)

流されては、また戻る

絵鞆の展望台から見ると、カレイ釣りの船が、1艇、2艇、3艇。
釣りができる海況のようだ。

8時40分、出航。

直前に出た艇はサケ狙い。
我が艇、防波堤を出て、サケ狙い艇と反対方向へ舵を切った。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

沖根に乗った。
風は西から東。
風に押されて、船の流れが速い。
20秒足らずで根から外れる(^^;
流されては戻る。
流されては、また戻る。
せわしない釣りとなった。

何投目か後に、強い引き。
が、ワームを付けたハリの結びがほどけた。
私の結び作業の不手際(^^;

その何投目か後に、再び、強い引き。
婚姻色で濃い黄色となったデカいアブラコがあがってきた。
口にはワームの付いたハリ。
ついさっき竿を曲げたのと同じサカナが掛かったようだ。
リリース。

根の上にはガヤとスケソウダラ。
リリース。

ソイが掛かったのは、正午近くなってから。

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50センチをわずかに切るカタが3尾あがった。

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2020年12月 4日 (金)

『阿佐ヶ谷姉妹の のほほん ふたり暮らし』を読む

阿佐ヶ谷姉妹。
舞台立ち位置、
  上手(かみて:向かって右)がエリコ。
  下手(しもて:向かって左)がミホ。
エリコはミホより一つ年上。
実の姉妹ではないが、ミホはエリコのことを〝オネエさん〟と呼ぶ。
エリコはミホを、〝ミホさん〟と。

二人の初志は舞台女優。
劇団の養成所に通っていたが、しかし、それはかなわず。(注1)

エリコが住んでいた阿佐ヶ谷の六畳一間のアパートへ、ミホを同居に誘う。
そして、同居生活6年。(注2)

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こんな飯屋で読み始め。

その二人暮らしの日常が、エリコ・ミホ交互につづるエッセーで語られる。

六畳間に、こたつテーブルを挟んで、各々の布団を敷く。
起きて半畳 寝て一畳、天下取っても二合半。
そのことわざ通り、各人の割り当て面積、一畳。

商売をしている夫婦なら、仕事も食事も住むところ寝るところも一緒の生活を何十年も続けるというのは当たり前。
だから、二人が長いこと同居生活を続けていけることに何も不思議はない。

東京 阿佐ヶ谷。
深い人情の町のようだ。
近所のウナギ屋からは、夕飯のお菜にと餃子が届く。
食堂では、ランチを夜時間帯にも出してもらえる。
月曜休店の寿司屋に日曜日に入ると、在庫をさばくため寿司ネタ大盛り。

私の住む田舎町にもない、こんな空間が東京には残っている。
これが不思議。

本夕、読了。

浮き沈みの激しい芸能界に生きていることを自覚している二人。
生活は堅実。
どこにでもいそうで、案外、珍しいタイプの人柄なのかもしれない。

二人が書いた短い小説がとじられている。
これがなかなかのでき。

(注1)
お笑いコンビの阿佐ヶ谷姉妹として活動してから、女優として舞台・TVドラマへの出演を果たす。
本格的俳優訓練を受けているヒトのこと。
演技の評価は高いようだ。

(注2)
アパート隣室の住人が大学院生。
その院生が越すことに合わせて、エリコが隣へ移り6年間の同居生活を解消した。

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2020年11月28日 (土)

まもなく北西風

昨夕、コープさっぽろの鮮魚コーナーで見た、KON-chan号進出海域内での水揚げ魚。
小さなクロソイ。
まァまァサイズのソウハチ。
良カタのマガレイ。

冷えた朝だが、空気は乾いている。
車のウィンドウにはシモもツユも降りてなかった。

今日の日出は、6時42分。
サケタックルを組んで、6時30分、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

背中にはマガレイ狙いの小船団。
私の竿を曲げたのは、イシモチが1枚。
2枚。
次がギスカジカ。

これらをリリースして、当該海域離脱。

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こんな風景の見える海域で、再出竿。

根の上にはベイトがかぶさっているが、根のサカナの反応は遠い。

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ナギは午後までもたないとの天気予報があたり、まもなく北西風。
波が立ち、その頭が白く崩れだした。

その頃から、ガヤが食ってきた。
しかし、キープサイズは2尾のみ。
まァまァサイズのクロソイが1尾。

竿を出せたのはここまで。
10時30分、沖上がり。

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2020年11月27日 (金)

『手塚治虫の山』を読む

ヒトの死からの年月の経過は早い。

近代マンガの全ては、手塚治虫から始まる。
その手塚の死は、1989(平成元)年。
すでに30年が過ぎた。

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こんな飯屋で読み始め。

本書は、山を舞台にした手塚マンガ10作を集めたもの。
 ・魔の山
 ・山楝蛇(やまかがし)
 ・山の彼方の空紅く
 ・モモンガのムサ
 ・ブラック・ジャック ー昭和新山ー
 ・雪野郎
 ・落盤
 ・山太郎かえる
 ・火の山

帯に、
 手塚治虫が生涯
 発信し続けた
 「生きる」ことの尊さ。
とある。

マンガのテーマ、マンガ家のヒューマニズムはチープで薄っぺらい、と言うヒトは多い。
しかし、マンガにとどまらず、重いテーマ、厚い・熱いヒューマニズムを表現した、感じさせる創作に私たちは一度でも触れたことがあろうか。

初出媒体は、サンデー・ジャンプ・チャンピオン・ビッグゴールド。
いずれも、エンターテインメント誌。
発表の場が、エンターテインメント誌なのはマンガの宿命。
手塚治虫は、しかし、エンターテインメントとは考えていなかったようだ。

本夕、読了。

手塚治虫、享年60。
天才の宿命。
長寿は与えられていない。

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2020年11月26日 (木)

『和製英語』を読む

言葉にあまりガチガチになるのは、どうかと思う。

理工学界では、波とか熱が媒質中を伝わっていくことを〝伝播〟と書いて〝でんぱん〟と読ませる。
医学界では、口のことを〝口腔〟と書いて〝こうくう〟と読ませる。
〝伝播〟は〝でんぱ〟、〝口腔〟は〝こうこう〟が正しい読み。
が、それを言い張るとおかしなことになる。

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こんな飯屋で読み始め。

車のフロントガラスは windshield 、ゼネコンは general contractor 。
トルクフル、ンな英語はない。

だからといって、NHKのアナウンサーが、
「大手ゼネコンの〇▲会社の今年度のウンタラカンタラ・・・」
と原稿を読み上げるたびに、
「ゼネコンなんて英語はない。 ゼネラルコンストラクターだッ」
などというヒトはいないだろう。
フロントガラス、ゼネコン、トルクフルで、我々は十分に通じ合える。

著者は日本滞在歴20年になる英国人。
副題は『伝わらない単語、誤解される言葉』。

伝わらない単語、誤解される言葉が5章にわたって語られる。
第1章 妄想を呼ぶ誤解では、例えば skinship が
第2章 微妙な違いでは、  例えば my car が
第3章 奇妙な語感では、  例えば super が
第4章 よくある間違いでは、例えば Yankee が
第5章 恥ずかしい誤解では、例えば American が。

本夕、読了。

フランスは自国語に対してきわめて保守的な国。
なので、公務員は、
computer は ordinateur(オーディナター)
software は logiciel(ロジシエル)
とフランス語を使うように政府から通達されているのだと。

対して、日本人は外国語から新しい言葉を取り入れることに関し、柔軟で融通がきく、と著者は言う。

ところで、〝さよなら〟は中国語で〝再見(ツァイジェン)〟。
〝拜拜( バイバイ)〟も使われる。
英語国人や日本人が使う〝バイバイ〟は幼児言葉、あるいはごく親しい間柄での別れの言葉。
〝拜拜( バイバイ)〟のほうも、資料によっては親しい間柄で使われると書いてある。
しかし、私は かなり改まった場でも使われるのを聞いている。

柔軟で融通がきくのは、何も日本人だけではない。

和製英語もあれば、華製英語もある。
どころか英製英語も米製英語もある。
本書から例を拾うと、
牛肉で作るのに    hamburger(ham は豚肉)
通行料を払うのに   freeway
陸路で送られるのに  shipment
海を進むのに     cargo
ほとんど手を使うのに football(アメラグのこと)

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2020年11月25日 (水)

憂国忌の釣り

50年前の1970(昭和45)年の11月のカレンダーは、今年と同じ。
21日 土曜日
22日 日曜日
23日 月曜日 勤労感謝の日

50年前。
当時、週休2日制はまだ一般的でなく、公立学校は土曜半ドン。
日・月曜日と休んで、火曜日から登校。
その翌日の、25日 水曜日。
放課前のホームルームで、担任が、
「君たち、三島由紀夫の本を読んだことがあるか?」
と。
間髪を入れず、
「『不道徳教育講座』を読んだことがある」
と言ったクラスメートがいたことを、今でも覚えている。
私はと言えば、本を読む少年でも、考える少年でもなく、授業中はただただボーっ。
放課後のクラブ活動で、グラウンドを3周か4周と50メートルダッシュを5本か6本。
あとは、私と同じただただボーっ仲間とダボラ話(^^;
三島由紀夫どころか、時の総理大臣の名も米国大統領の名も言えないバカだった(^^;

今日は、憂国忌。
で、あれこれあって、私は休み。

風が落ちた。
9時、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

鳥が騒ぐ。

「君たち、三島由紀夫の本を読んだことがあるか?」
には、何の反応もできなかったオイラ。
が、この鳥山には反応。

船内に持ち込んでいたのは、サケタックル。
そのロッドを、振った。
スカ(^^;

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こんな風景の見える海域に移動。
再出竿。

インチクを沈めると、アタリは30回以上。
しかし、掛かるのは、40メートルでサメ。
海底近くまで沈めると、コサバ。
コサバをかわすとガヤ。

オール、リリース。

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2020年11月22日 (日)

空も海も暗く、雲はいよいよ低い

日出が6時35分。
マリーナの開業を待ち、8時、出航。

雲は低く、まもなく雨が落ちてきそう。
しかし、風穏やかで、ナギ。

雨が降ったせいか、海上には流木多数。
水を吸って密度を増した流木の、水面上に出ている部分はわずか。
それが、サケの背、サケがモジっているように見える。
そう見えるだけ。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

逆光に光る海面にサケの跳ねを探すが、一度の跳ねも見ず。
サケスプーンに食ってくるのは例の小さなサメ。
それが4尾掛かったのち、当該海域離脱。

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こんな風景の見える海域で、再出竿。

空も海も暗く、雲はいよいよ低い。

正午。
西風が吹き下りてきて、白波。
雨が落ちてきた。

沖上がり。

ボーズ(^^;

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2020年11月21日 (土)

『羆吼ゆる山』を読む

著者の生まれは早来。
湧別で幼少期を過ごし、歌志内の炭鉱で職を得、その後、室蘭で土木会社を起業した人。
利き手の右手を事故でつぶし、1年間の入院。
その入院生活中、左手で書く練習。
その量、便箋に300枚。
退院後、それを原稿用紙に書き写すと4000枚になったという。

そこから、『秘境釣行記』と本書『羆吼ゆる山』が上梓されている。

本書は、著者の小学校低学年時から、新歌志内鉱から赤平鉱に配置転換となる'53(昭和28)年までの身辺の話。
1925(昭和元)年から1960(昭和45)年頃、著者10歳から45歳くらいのこと。(注)

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こんな喫茶店で、読み始め。

北海道の川も山も豊かだった頃だ。
川からはヤマベ・イワナを。
山からはヤマドリ(エゾライチョウ)・キノコを。

それは また川も山も危険だった頃だ。
氾濫した川に流されて死ぬ少女。
山中を行く人影を追うが、人影に見えたのはヒグマ。

父親の影響で幼年期から銃を扱いヤマドリ・ウサギを狩る話から、坑内夫の過酷な労働の話まで。
全体を大きく4章に分け、24のトピックスが時系列順に並べられる。

本夕、読了。

25年から50年も前のことを著者は振り返る。

〝昔は〟というフレーズを枕に、川のこと山のこと海のこと、あるいは自分のことを言うヒトは多い。
それほど遠い過去を持たないヒトでさえ、〝昔は〟。
と。

しかし、著者は本書内で、ただの一度もこの〝昔は〟という言葉を使わない。
著者は、何十年も前の、
 雨の山道を歩く心細さ
 姿を見せずにヒグマがこちらをうかがっている気配
 増水した川の水の色
 坑内夫の汗を吸い塩を吹いた作業着
をたった今のことのように書く。

shinyaさんから頂いた本。

(注)
本書には、整理された年譜は記されてないが、文章から拾って並べると以下の通りとなる。
 '17(大正 6)年 著者誕生
 '34(昭和 9)年 父親と初めてヒグマを撃つ(18歳)
 '37(昭和12)年 一人でヒグマを撃つ(21歳)
            住友石炭鉱業臨時工として採用、のち、正社員
 '39(昭和14)年 応召(23歳) 北支(中国北部)出征
 '40(昭和15)年 除隊(24歳)
            住友石炭鉱業へ復職
 '63(昭和38)年 住友石炭鉱業を退職(47歳)
            友人の招きで室蘭の土木会社へ、のち土木会社を起業
 '84(昭和59)年 右手負傷(68歳)
 '90(昭和65)年 『羆吼ゆる山』上梓(74歳)

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2020年11月15日 (日)

波の頭が白く崩れ出した

日出が6時26分。

給油。
8時、出航。

4番ブイから、伊達火発の煙突に船首を合わせての航海。
どこまで進んでも、サケの跳ねは見えず(^^;

2020111501
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

ナギは悪くなかったが、やがて全天 雲。
景色は暗く、海も暗くなってきた。

2020111502 
サケスプーンにダブルで小さなサメ。
このサイズのサメが、沖上がりまでに6尾。

2020111503
全天が雲におおわれる頃、西風が吹き出し、波の頭が白く崩れ出した。

その波の中、竿が大曲がり。
デカいメスが掛かった(^^)

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2020年11月12日 (木)

遅い朝が始まった

朝が遅く、夜が早い。
昼の時間は、10時間ない。

今日の、日出は  6時22分
    日没は 16時17分

南東の空に春の大三角。
三角を作る内の1線の おとめ座のスピカと しし座のデネボラを結ぶ線上に、細い下弦の月と明けの明星 金星。

黒から紫へと空の色が明るくなり、星々がその空に溶け込んでいった。
空の底が赤くなった。

6時15分、出航。

2020111201
日の出、良ナギ。

遅い朝が始まった。

2020111202
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

サケの跳ね。
跳ねの先にスプーンを放る。
が、しかし、スカ(^^;
そして、見た跳ねは、これが最初で最後。
1回だけ(^^;

2020111203
38メートル海域では、体長10センチあるかないかのソウハチの入れ食い(^^;

根も入れ食い。
ただし、食ってくるのは画像のサイズを上限とするガヤ(^^;
ガヤの集まりを避けると、マダラ・クロソイ・アブラコ。

オールリリース。

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2020年11月10日 (火)

船長、スイーツを作る(^^) 5

大型店(だけではないけれど)では、店内の写真撮影は禁止。
太っ腹なのが、コープさっぽろ。
ここは、写真撮影OK。

客寄せ価格として、タマゴ10個98円とかキウイ10個198円とかという設定の日もあるけれど、まァ、だいたいは需要と供給という経済学の原則通りに価格が推移する。
10月の初旬に1尾698円で売られていた噴火湾産のサバが、直近は298円にまで急落というのが、その好例。

ところで、私の行動圏内ではという前提で言うと、製菓コーナーの充実度はイオンよりコープさっぽろ。

最近、
・バスク(風)チーズケーキ
・わかさいも本舗風皮付きスイートポテト
・米国マフィン
・ラムレーズンパイとアップルパイ
と作って、いずれも家人からは好評を得た(^^)

豚もおだてりゃ木に登る。(注)

コープさっぽろで製菓材料を調達。
で、今回はレアチーズケーキを。
〝焼く〟という工程なく作れるスイーツ。

材料をしっかり混ぜ、冷蔵庫で落ち着かせると完成。

Gelatin-cheesecake
右は18センチ。
半分だけホイップクリームでデコレーション。
6分の1カットして、断面を見せようと。
しかし、うまいこと見せられない(^^;

左は一口タイプ。

できあがり数は、
18センチ× 1
一口タイプ×12

家人の評価は、
「グッジョブ」

(注)
〝豚もおだてりゃ木に登る〟とは、凡人以下の者でも、ほめられおだてられて気分が高揚すると、その能力以上のことを成してしまうという意。
だから、本記事の文脈では間違った使い方をしている。

おだてられようが何をされようが、私はその能力以上のことはできない。
なので、〝豚はおだてられても木に登らない〟が正用。

何を言いたいのかと言うと、今まで作ってきたスイーツの中で、レアチーズケーキが一番簡単だということ。

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2020年11月 7日 (土)

待つが、並ばず(^^;

立冬。
暖かい朝で、日の出は6時16分。

6時20分、出航。

2020110701
こんな海域を背に、増市方向へ。
増市沖で180度回頭し、伊達のちょっと先まで。

この航海中、一度もサケの跳ねを見ず。

2020110702
こんな海域で、陽光を反射する海面にサケが跳ねるのを待つ。
待つ
待つ
待つ

待つが、跳ねず(^^;

2020110703
KON-chan号デッキ。
ここにサケが並ぶのを待つ。
待つ
待つ
待つ

待つが、並ばず(^^;

本日、ひと跳ねも見ず。

ボーズ(^^;

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2020年11月 6日 (金)

今朝は穏やか

10月の下旬からの4週から6週くらい、絵鞆の船釣り師が狙うのはサケ。
週休二日の週末釣り師なら、カレンダー上は10回前後 サケ釣行の機会があることになる。
が、時期が時期。
シケっ早い頃だから、そうはいかない。
半分出られたら いいほう。
この期間の土日の全部がシケた年もあった。

金曜日。
平日だが、あれこれあって私は休み。
昨日までの予報では、今日の海上は強風。

が、今朝は穏やか。
沖へ。

9時10分、出航。

2020110601
このブイを見て、90度右転舵。
伊達方向へ。

2020110603
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

良ナギとなったが、サカナの気配は薄い(^^;

左舷10時の方向、30メートル先、サケの跳ね。
この跳ね目掛けてスプーンを放るが、スカ。
見た跳ねは、これが最初で最後。
たった1回。

2020110604
正午、沖上がり。

ボーズ(^^;

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2020年11月 5日 (木)

船長、スイーツを作る(^^) 4

これからの季節の食べ物、カップの上面をパイ生地でおおったスープ。
米国人の好物、おばァちゃんの焼いたミートパイ。
朝マックなら、ホットアップルパイ。
不思議な不思議なピーチパイ、歌っていたのは竹内まりあ。

絵鞆の釣り師も、こんなことを

ンで、私もパイ焼き(^^)

Pie
大人の味に。

角形は、サントリーのラムダークに漬けたカリフォルニアレーズンで。

カップのは、壮瞥のリンゴで。
パイ生地の上に、リンゴでバラの花のつもり(^^;

できあがり数は、
角形×4
カップ×7

家人の評価は、
「すごおォィー」

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2020年11月 3日 (火)

食わない。 いや、食わせられない(^^;

文化の日。
私への叙勲の連絡はない。
あるわけない(^^;

文化の日。
晴れの特異日。
しかし、風が出て、ナギは昼まで持たない予報。

7時30分、出航。

2020110302
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

風が出て、ナギは昼まで持たない予報だった。
が、時間を経るに従い、風は落ち、やがてベタナギ。

天気予報も、シラァっと夕刻まで良ナギが続く予報に変わっている。
予報ではなく、実況。
21世紀の天気予報、こんなことでいいのか。

P艇、M艇がやってきて、
『崎守4番ブイ海域で5本』

2020110301
で、こんな風景の見える海域で、再出竿。

10時を過ぎた頃から、サケの跳ねがポツラポツラっと。
食わない(^^;
いや、〝食わない〟という言いかたは生意気至極。
食わせられない(^^;

2020110303 
一昨日は、こんな画像に、
〝掲載したスケールの右端は70センチ〟
と書いた。

今日 掲載した画像のスケールの右端は80センチ。
この値を超す魚体が何本か並ぶはずだった。

天気予報と同じ。
あたらず(^^;

ボーズ(^^;

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2020年11月 1日 (日)

そうだ。 ここが、昨日 サケの跳ねた海域

昨日の記事で、
〝沖でサケが跳ねるのは、今くらいから。〟
と書いた。

昨日、KON-chan号入港後、沖でサケが跳ねたらしい。

5時20分、出航。
 
2020119101
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

日出は6時09分。
空の底に紅。
まもなく日が昇る。

噴火湾のその口は南。
よって、南の風に弱い。
その南風。

風を背に受け波を追いかけて北上するのは、安航。
しかし、風に向かい波に正対して南下するのは、難航。

北上した。
帰航時は難航となる方向。

KON-chan号の左舷 斜め前方に1艇。
KON-chan号の右舷 正横に1艇。

そうだ。
ここが、昨日 サケの跳ねた海域だ。

が、すでに波の頭は崩れ、波の底は深い。
跳ねは見えず。

7時00分、沖上がり。

2020119102_20201101105801
掲載したスケールの右端は70センチ。
サケの体長はこれを超す。

そんな魚体にスケールを当てたかった・・・
ボーズ(^^;

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2020年10月31日 (土)

コッチで停船

8月も下旬になると、噴火湾にサケが戻ってくる。
このサケ、海水温が高いうちは沖にとどまらず すぐにオカに寄る。
それを狙うのは、浜に立つ釣り師。

秋が深まり海水温が下がると、沖にサケがたまり、跳ねる。
船釣り師は、このサケの跳ねを目安にルアーを放る。
沖でサケが跳ねるのは、今くらいから。
跳ねを見付けなくては、ルアーを放ることができない。

目のいいヒトが有利な釣り。

目のいい船長が操船する僚船から、入電。
『サケの跳ねは見えない』

8時、出航。

2020103101
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

早々にサケを諦め、イカ海域。
コッチからアッチへ向かおうとするKON-chan号の右舷側を、アッチからコッチにイカ漁船。
プロ漁師が見限った海域で竿を出すほどの自信を、私は持たない。

で、コッチで停船。
仕掛け投入。

2020103102
仕掛けを入れたが、イカは付かず(^^;

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2020年10月30日 (金)

『面白くて眠れなくなる数学』を読む

寝食を忘れる。
それぐらい何かに熱中、集中したことが、私に一度でもあっただろうか。

腹が減る。
眠くなる。
オシッコをしたくなる。

Photo_20201029211001
こんな喫茶店で読み始め。

本書によれば、日本の数学の教科書には、数式に現れる文字の書き方、数式の読み方の指導がないのだと。
だから、ギリシャ文字の〝β〟を、〝阿部さん〟の〝阝:こざとへん〟や〝阝:おおざと〟の書き順で書く学生がいるのだと。
著者は、それを〝阿部さんのベータ〟を略し、〝アベータ〟と呼ぶ。

また、

 a≦b

日本では、
エー、小なり、イコール、ビー
と読むのが普通。

英語では、
a is less than or equal to b.(注)
と読む。
〝≦〟が〝<〟または〝=〟であることを、著者の指摘で初めて理解する高校生が多いと。

みたいな、眠くなってしまう刺激のない話が続く。
私向き(^^;

本夕、読了。

義務教育の教室って、どうして南側に窓があるンだろう。
秋深くから冬、そして春の始まりまで、日は低い。
窓からの日が深く教室内に差し、机を照らす。
そこに短い鉛筆を立て、その影の先端を追って、100数えるごとに印を付ける。
それが、算数、数学の授業時間の私の過ごし方だった。
あるいは、昼食後の体を温める光の中でヨダレを垂らしての居眠り。

オイラが落ちこぼれたのは、太陽のせいだ(^^;

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2020年10月29日 (木)

船長、スイーツを作る(^^) 3

マクドナルドのブレックファストメニュー〝朝マック〟にあるのが、ソーセージマフィンとかチキンクリスプマフィンとか。
この春、ロックダウン下の英国で、McDonald's UK が、エッグマックマフィンのレシピを公開した。
といっても、公開されたレシピ、マフィンの部分は、
 English Muffin 英国マフィン(注)
 Toast until golden brown きつね色になるまでこんがりと
と2行。

英国マフィンが食事なのに対し、米国マフィンはケーキマフィン
スイーツ。
日本では、パン屋で売っていることが多い。

米国マフィンを。
船長の戯れ。

魔法の調理機、電子レンジのグリル機能を使って。

Muffin
できあがりは、
カリフォルニアレーズン × 3個
ドライフルーツミックス × 3個
アーモンドスライス   × 3個

カップの紙ケースは、そのものズバリ〝マフィンケーキカップ〟。
ダイソーで見つけた(^^)

(注)
マックでは English Muffin と紹介しているけれど、あの商品開発は米国。
日本料理だけれども天津飯・スパゲッティナポリタンと言うが如し。

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2020年10月27日 (火)

『現代マンガ選集』を読む

19人の19編。

その19編が、
・事件の始まり
・アンモラル
・エロスと生と死と
・ことの結末
の4つの章に分けられる。

編まれている最も古い現代マンガは、
1959年、白土三平の『死刑執行』
編まれている最も新しい現代マンガは、
2015年、斎藤潤一郎『イン・ザ・クソスープ(死都調布)』

白土マンガは貸本。
斎藤マンガはweb掲載。

副題が、〝悪の愉(たの)しみ〟

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こんな喫茶店で読み始め。

筑摩書房の創業は1940年。
その社業80年を記念して、『現代マンガ選集』として全8巻を今年5月から毎月1巻ずつ刊行中。
本書は今月刊行の6巻目。

「ただのマンガ本じゃないぞゥ」ってな気分なのか。
各マンガ一編一編に編者による10行ほどの解説というか前振りというか、えらくチカラの入った文章が付く。
例えば、山岸凉子の『グール』には、
  ・・・抑圧された自意識を開放する女性作家の
  「自己表現」となって結実する。
  そうした流れからもはるかに自由で孤高の・・
    人倫や規範の外に存在する根源的な恐怖を描く
  ことで、人の心の不分明さを照らし出す。

本夕、読了。

で、同じ編者による解説が、最後に7ページ。
  ・・・登場人物の不安や焦燥、怒気、諦念といった
  暗い感情を、構図の工夫とともにいかに情感の立ち
  上がるような日常生活に塗り込めるか・・・

編者、考えたンだろうと思う。
私が言ってはナンだが・・・
言わぬが花かと。

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2020年10月25日 (日)

『週刊文春 10月29日号』を読む

北海道には、ひとつしか〝山脈〟がない。
日高振興局と十勝振興局を分ける日高山脈のみ。
北は日勝峠あたりから始まり、南は襟裳岬へ落ち込む山脈だ。
私の日高山脈入山経験は、その日高山脈最南端に近いアポイ岳(810メートル)だけ。

山脈の最高峰が日本百名山の幌尻岳(ぽろしりだけ:2052メートル)。
登山口に至るまでが難儀な山。
百名山中、最も登頂に手こずる山がそこだと言うヒトもいる。
その幌尻岳の15キロほど南、日高山脈のほぼ中間にあるのが、日高山脈第2位峰のカムイエクウチカウシ山(カムイエクウチカウシやま)、1979メートル。
北海道の山を歩く者は、この山を正式名では呼ばない。
〝カムエク〟

カムイエクウチカウシ山をカムエクと呼ぶ者で、次の二つの事件を知らない者はいない。
ひとつは、1965年。
北大山岳部6人パーティの6人全員が雪崩によって遭難死した事件。
もうひとつは、1970年。
福岡大学ワンダーフォーゲル部5人パーティ中の3人が同一個体のヒグマに襲われて死亡した事件。

Photo_20201024220201 
こんな喫茶店で読み始め。

10月29日号の文春を買った理由は、
福岡大ワンゲル部ヒグマ襲撃「50年後の初告白」
という記事を読むため。

50年前のカムエクでの事件は、7月25日から27日にかけて起きている。
夏休みの時期であるから、カムエクには、福岡大パーティだけでなく、北海学園大・帯広畜産大・鳥取大・中央鉄道学園、そのほかのパーティが入山している。

実際、クマに付きまとわれてから以後の福岡大パーティのメンバーが、北海学園大パーティ、鳥取大パーティのメンバーと直接 会話を交わしている。
なかでも、北海学園大の5人パーティは、福岡大パーティがクマに襲われる前日、同一個体のクマに襲われている。
しかし、5人中3人がザックを奪われたものの、落命した者もケガをした者も出さなかった。

ナゼか。

50年前、37歳の社会人メンバーとして、北海学園大のパーティに参加していた岳人が文春記者に語る。

本夕、読了。

日高の山を登ることを考えていた私。
北海道庁・林野庁北海道森林管理局・道警・中札内村からの登山者へのお願いを知った。
当局のお願いとは、
カムイエクウチカウシ山への登山自粛を強くお願い
周辺の山岳でのヒグマへの十分な注意

昨夏の7月中旬と下旬。
ソロ登山者が2名、クマに襲われているようだ。
内1名は自力下山できないほどの重傷。

当該加害クマの駆除はされていない。

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2020年10月24日 (土)

『神々の山嶺』を読む

〝山嶺〟と書いて〝いただき〟と読ます。
よって、本書名の読みは『かみがみのいただき』。

拙ブログの10月14日の記事は『みんな山が大好きだった』。
『みんな山が大好きだった』の本文中の登場順に従わず、私が当記事の最初に記したヒトの名は、森田勝。

そうした理由は、近々の読書予定に『神々の山嶺』があったから。
本書『神々の山嶺』の重要登場人物の羽生丈二(はぶじょうじ)のモデルが森田勝。

本書はエヴェレスト登頂をめぐる国内外の山岳史実にヒントを得た創作。

山岳史実とは、1920年代から何次にもわたって登頂が試みられた英国登山隊によって、1953年にエヴェレストが初登頂されたこと。
それをさかのぼる30年前の1924年の初期の英国隊のこと。
隊員2名が、頂上直下まで高度を上げていることがテントサイトから目視されている。
しかし、登頂の成否が分からぬまま2人は行方不明となる。
1999年、遭難者の内の一人のジョージ・マロリーの遺体が発見される。
遺体の所持品からは、1924年に登頂がなされていたかの証拠となるフィルムが入っているはずのコダックのポケットカメラが見つかっていない。

史実を年表風に整理すると、
 1924年 英国隊員初登頂成否不明なまま遭難
 1953年 英国隊員初登頂成功
 1997年 『神々の山嶺』発刊
 1999年 '24年の遭難者のジョージ・マロリーの遺体が発見される
       (ただし、コダックのポケットカメラは未発見)

Photo_20201024185301
こんな喫茶店で、読み始め。

ストーリーの進行役として、1995年日本エヴェレスト登山隊のカメラマン深町誠が創作される。
この深町誠が、カトマンズの古道具屋で、BEST POCKET AUTOGRAPHIC KODAK SPECIALを見付けることから話が始まる。(注)

本夕、読了。

著者は夢枕獏。
エヴェレストで遭難死したジョージ・マロリーのこと。
羽生丈二のモデルの森田勝のこと。
それらをネタに上下巻で1000ページを超す大きなドラマにふくらませている。
エンターテインメント作家の手腕は優秀。

shinyaさんから頂いた本。

(注)
本書では、
BEST POCKET AUTOGRAPHIC KODAK SPECIAL
と表記されている。
しかし、遭難者のジョージ・マロリーがエヴェレストに持って行ったのは、
Vest Pocket Kodak ModelB

なお、本書『神々の山嶺』を下敷きにして、角川が『エヴェレスト 神々の山嶺』と改題して映画化している。
封切りは'16年。
私が言うのも不遜・生意気だけれども、映画は駄作。
羽生丈二を演じたのは阿部寛。
深町誠を演じたのは岡田准一。
阿部寛の演技が悪いのではない。
岡田准一の演技が悪いのではない。
悪いのは構成。
2時間の映画なのに、1000ページを超す話のたくさんのエピソードに引きずられている。
2時間の映画なら、2時間で収まる映画のための話を創作しなければならない(と思う)。

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2020年10月21日 (水)

満々だった下心も乾く(^^;

秋休み。
だから、沖へ。

東の空に、明けの明星 金星。
南の空、同じ高度にシリウス。

搭載した氷は20キロ。
搭載した発泡魚箱は2箱。

下心、満々(^^;

日出は5時53分。
5時、出航。

2020102102
このシルエットの艇に誘導されて、イカ海域に入る。
かの艇より、入電。
「入れ食い」

2020102101
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

乾燥注意報の日。
乾いた秋の空気。

2020102103
満々だった下心も乾く(^^;

搭載20キロの氷の内、使用したのは5キロ。
搭載2箱の発泡魚箱の内、1箱も埋まらなかった(^^;

我が艇らしい、上品さ。
20ハイ。

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2020年10月20日 (火)

船長、スイーツを作る(^^) 2

コープさっぽろでは、焼き芋が売られている。
品種は紅優甘(ベニユウカ)。
冷えてもパサパサにならない。
これを山に持って行ったことがあるが、これがノドを通らない。

わかさいも本舗では、秋になるとスイートポテトが売られる。
イモの品種は分からないが、皮付きなのがウリ。
これも山に持って行ったことがあるが、やはりノドを通らない。

山飯に、サツマイモはふさわしくない。

ところで、わかさいも本舗の皮付きスイートポテト
下界だと、問題なくノドを通る。

以下、戯れに。
AEONでサツマイモを購入。
売られていたのは、紅あずま(ベニアズマ)。

で、わかさいも本舗風皮付きスイートポテトを。

洋菓子店のスイーツの甘味成分は砂糖(スクロース:ショ糖)によるもの。
そこを、ラカントS(エリスリトール)に置き換えてカロリーの上昇を抑制。

Sweet-potato 
無塩バター・生クリーム・卵黄を均一に混ぜるのは容易。
裏ごし作業が、最も大変。

購入した紅あずまは4本。

形になったのは5個。
不定形品1個。

わかさいも本舗のものは皮から3ミリくらいを均一に残し、そこへタネを盛り上げて焼いている。
この、3ミリくらいを均一に残すというのは、一般家庭の台所にある道具では無理(だと思う)。
試みたが、一部は破れたり穴があいたり。
残部は3から7ミリと不均一。

しかし、画像左端を試食した家人からは好評価。
わかさいも本舗に勝るとも劣らない、と(^^)

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2020年10月18日 (日)

ガンドが掛かった

ブリは出世魚。
呼び方は地方によって、大いに異なる。
室蘭の釣師は、出世に従って、
フクラギ→イナダ→ブリ
または、
フクラギ→ワラサ→ブリ
と呼ぶ人が多い。
もう少し細かく、
フクラギ→イナダ→ワラサ→ブリ
と呼ぶ人もいる。

6時20分、出航。

防波堤を出るあたりからは結構な波。
KON-chan号と入れ替わって入港してくる船があるほど。
が、沖、水深40メートルまで出ると波が和らぎ、時間の経過とともに波が柔らかくなった。
やがて、ベタナギ。

KON-chan号の左舷側を、オカから沖へイルカ。
KON-chan号の右舷側を、オカから沖へイルカ。

これではサカナが掛からない。
アグネスに誘導してもらい、鳥の騒ぐ海域へ。

2020101801
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

サバはリリースサイズが続く(^^;

今日の同乗はKさん
Kさん、出身は富山市。
富山は一世帯あたりの、ブリ年間消費量日本一の県。
彼から教えてもらった。
富山での出世魚ブリの呼び方は、コヅクラ→フクラギ→ガンド→ブリ。

80センチ以上がブリ。
60センチ以上がガンド。

2020101802
カツカツ60センチ。
ガンドが掛かった(^^)

2020101803 
大サバも掛かったが、サバの総釣果はK家自家消費量程度。

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2020年10月17日 (土)

トップウォーターの釣り

季節が移り、ここ数日、朝晩は冷える。
日出も遅くなり、今日は5時51分。

6時、出航。
良ナギ。

防波堤を出て、まっすぐ。
サバが掛かるが小さい。

ゲストの本格派ジガーのKさんの竿が大曲がり。

2020101703
掛かったのは、サメ。
メーターオーバー。

根魚に竿を大曲がりしてもらおうと、オカに寄る針路を航海中。
星の写真家DENEB船長から、
「良カタの群れ発見」
続けて、緯度と水深が入電。 

2020101701
案内されたのは、こんな風景の見える海域。

鳥が騒ぎ、良カタのサバが入れ掛かり。
サンクス、DENEB船長。

2020101702
この秋、どういうわけかトップウォーターの釣りが成立しない。
そこをあえて、トップウォーターの釣り。
水面にしぶきをたててフローティングミノーを引いていたゲストの竿に、イナダサイズが掛かった。
68センチ。

2020101704 
サバ は、ペール缶2本。

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