2017年6月18日 (日)

絵鞆マリン倶楽部 春の釣り大会

本日、釣り大会。
しかし、私には検量に耐えるサカナなし(^^;

あと3日で夏至。
外飯(そとめし)日和となった(^o^)

17061801【画像:上】
パワーランチ。

アサリ炊き込みご飯
豚汁
ジンギスカン
焼きソバ
ヒラメの燻製
ソウハチの燻製

私がやったのは、豚汁のタマネギを3個刻んだだけ(^^;

【画像:中】
上記に加えて、『蕎麦打ち道』高段者のイーハトーブのA船長が打ったソバ。

ご馳走様でした。

【画像:下】
6月11日の記事で、私の竿にヒラメが掛からないのは、イタンキの丘にエゾカンゾウが咲かないからだという言い訳を書いた。

いや、咲いた。
我が竿に掛からないだけ(^^;

今日の大会の検量台に、良型のヒラメが乗せられた。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2017年6月17日 (土)

羊蹄を歩く

〝山は逃げない〟ンだと。
それは、若い登山者になら言えること。

私の心肺・筋力はとっくにピークを過ぎ、すでに不可逆的に右肩下がり(^^;
山の高さ厳しさは変わらないのに、自分の脚は刻々と衰える。

去年30分で通過できたルートが、今年は通過に35分かかる(^^;
1.17倍。
経時変化が この倍率で進行すると、
1.17×1.17×1.17×1.17×1.17=2.2
4年後には去年30分で通過できたルートに1時間以上を要することになる(^^;

山は、逃げる。

歩けるうち。
歩けや歩け。

我が家から日帰り圏内の最高標高の山は、羊蹄山。
この羊蹄山を日帰りで登下山できる脚のあるうちは、北海道の山ならどこも山頂を踏める力があると言っていい。

ってことで、脚の性能チェックに羊蹄山へ。

2017061701【画像:1枚目】
ガスの中を入山。
3合目を過ぎたあたりで、ガスが雨粒に変わった。

厚い雲ではない。
150メートルほど高度を上げると、雲の上に出た。

雲海から頭を出しているのは昆布岳1045メートル。

やがてこの雲海は消え、一日中眺望のきく、素晴らしい天気となった。

【画像:2枚目】
高い山だから、7月まで雪が残る。
雪渓を踏んで登った先は、火口外縁。

2017061709_3

2017061707

【画像:3枚目】
火口縁を左回りして、ここへ。

あと20歩か30歩で最高点1898メートル。

【画像:4枚目】
火口内側。

この景色の見えるところで、ザックをおろした。

火口縁に腰を掛けて、コーヒー。

【画像:5枚目】
下山後、仰ぎ見る羊蹄。

手前の畑、昨年 植え付けられていたのはジャガイモだった。
今年は小麦。
連作障害を避けるためとのこと。

山歩き時間、13時間00分。
30069歩。

Gpslog_2

全給水量は、
 ・1200CC

山頂標識真向かいで、
 ・小川珈琲店 プレミアムブレンド 2ドリップ
 ・さらべつチーズ工房 ゴーダチーズ「酪佳」 90グラム
 ・ビワ 2個

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月16日 (金)

『日本料理の贅沢』を読む

香辛料を求め、世界の海を帆船で航海した欧州人。
あらゆるものを調理し、世界中の中華街で中華鍋をふる中国人。

対して、日本料理には そんな大きな話も多様さもない。
調味料は、醤油・味噌・塩・ミリン・酢・砂糖、それとダシでほぼ全て。
〝旬の素材の味を生かすため〟と言ったりするが、表現に品のないこと・生意気なのを承知で言えば、日本料理には〝芸〟はあっても〝力〟はない(^^;

カプサイシン系の辛味と生ガキにはアタル(^^;
それ以外は、何を食べてもウマイと感じる舌を持っているのが私(^o^)

コメの飯がなければダメ、ということはない。
1週間続けて朝昼晩同じメニューなんてイヤ、ということもない。
肉の脂身はキライ、ということもない。

ンな私が、料理人の書いた本を読んで、ああだこうだ言うのもおこがましい話(^^;

Japanese_cuisine_2こんな喫茶店で読み始め。

著者は、対面接客で料理をふるまうカウンター料理人。
若くしてフランスの日本料理店をまかされ、帰国後、何店かで料理長を務めて独立。

食べ比べをせずには、白松がモナカ本舗のヨーカンと とらやのヨーカンを区別できない(と思う)。

5品の利き酒。
飲み比べをしていながらも、全部あてられる人は滅多にいない(と思う)。

3月に明石海峡で獲れたタイと8月に陸奥湾で獲れたタイ。
刺身を食べて、どちらであるかを言い当てられる人はいない(と思う)。

年に何度かしか出られない旅先での食事の写真をアップし、それがウマかったと書いてある記事はネットに ごまんと転がっている。
普段 大したモノを食べていないのだから、そりゃァ、ウマイだろう。
しかし、毎食それなりのモノを食べている舌の持ち主じゃないと、ヒトを納得させうるウマイまずいを言えないンじゃなかろうかと私は思う。
著者も同じ考えのようで、味を知るために持ち金をはたいて食べ歩いた時代を持つ。

著者の言う〝日本料理の贅沢〟とは、味を知った上での その先の話。

著者が究めようとするのは〝日本料理〟で、彼が言うには、それは料理屋の席に座らなければ食べられない料理。
著者はカウンター料理人。
彼が対応できる客は、8人まで。

本夕、読了。

客が最初に選ぶ酒、一杯目の飲み方で次に出す料理を決めるのだと書く。
店に用意してある日本酒・ワインの品数は多いし、著者自身も酒飲み。
だが、将来的にはアルコール飲料は飲まれなくなる一方だろうと考えている。

その著者が今考えているのは、食事の席に提供するノンアルコール・ソフトドリンク。

何を食べてもウマイと感じる私は、普段 ロクでもないモノしか食べていない証拠(^^;
ネットにごまんと転がっている〝ウマかった〟という話。
私にだって、そんな〝ウマかった〟経験がないわけではない。
が そんな話を本ブログに投稿できないでいるのは、普段 ロクでもないモノしか食べていないことを悟られるのが恥ずかしいから(^^;

| コメント (2) | トラックバック (0)

2017年6月11日 (日)

エゾカンゾウが咲いてないから・・・

何を食べてもウマイ。
どんな音楽を聴いても耳に心地いい。
老若問わず、どんな女性も美しく見える。
大小、魚種問わず、何が掛かってもウレシイ。

おかしいンだか、これで正常なンだか。
この頃の私の感性(^o^)

今日の日出は3時58分。
4時20分、出航。

20170611【画像:上】
私の定点観測地、イタンキの丘にて。
見えている海は太平洋。

この丘にエゾカンゾウの咲く頃が、ヒラメの季節。

【画像:中】
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

イタンキの丘にエゾカンゾウは見えずとも、船を止めたのはヒラメ海域。

【画像:下】
釣果、きわめて上品(^^;

ヒラメはアタらず。

やはり、エゾカンゾウが咲いてないから・・・


11時、沖上がり。


イタンキの丘にエゾカンゾウの花が見えずとも、今はヒラメの季節。

この丘は毒蛾(ナミドクガ)の大繁殖地。
その駆除のため、市がこの丘の草刈りをやるようになった。
よって、一昨年来、この丘にエゾカンゾウの花を見ることがなくなった。

今年も5月の末に草が刈られた。

| コメント (6) | トラックバック (0)

2017年6月 9日 (金)

『アルピニズムと死』を読む

本書の初めのほう。
著者は、
〝僕が想像できうる、この世の最も美しく思える行為とは、巨大な山にたった一人、高みに向けひたすらに登っているクライマーの姿なのです〟
と書く。

Alpinismこんな喫茶店で読み始め。

〝もしも遭難したら家族がとても悲しむ・・・〟と自問する。
対する自答が、
〝でも、事故や病気で亡くなることと、家族の心の痛め方に違いがあるのか〟

〝遭難したら他の人に迷惑をかける・・・〟と自問する。
対する自答が、
〝でも、世の中の人と人の繋がりというのはそんなもんだ〟

岩壁を40メートル落ちる経験をしている。
岩壁を80メートル落ちる経験をしている。
雪崩に巻き込まれる経験をしている。
ゴーグルを失い、眼球が凍りだす経験をしている。

登った山から見える他山の名前を知らない
山で見る花の名前を知らない
気象の知識はない
地図の知識もない
と言う。

活動の多くがソロ。
GPSも通信機器も持たずに山に入る。

副題が、「僕が登り続けてこられた理由」。

彼が登り続けてこられた理由。
運が良かっただけ(^^;

妻も一流クライマー。(注1)
時には、夫婦で7000メートル級の高山に登ったり、1200メートルの岩壁を登ったりもする。
7000mの難峰への4泊5日の行程に持っていく夫妻2人分の食料は、わずか2キロ。

夫婦合わせて、凍傷で失った手の指は15本、足の指は13本。

本夕、読了。

山に魂を奪われている彼は、こうも言う。
〝街では生を感じられない。 マカルー西壁(注2)から頂に立てるならば、命を引き換えにしても・・・  夢を追いかけ死んで何が悪いのか〟

〝山での死は決して美しくない。でも山に死がなかったら、単なる娯楽になり、人生をかけるに値しない〟
とも。

〝人生をかける〟とは、山バカが言いそうなこと。
釣りバカも言うなァ(^^;

(注1)
著者も無酸素・単独でK2(8611メートル)の頂に立っているが、妻も無酸素で8000メートル級の高山の頂に立っている。
8100メートルでの2日間のビバークに耐えた人でもある。

(注2)
マカルーとは、世界第5位峰。
ヒマラヤ山脈中の山で、8463メートル。
垂直でもろい岩の西壁は未踏。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 6日 (火)

『会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ』を読む

冷凍マグロより、冷蔵(氷温)マグロのほうが格段に高い商品価値を持つ。

マグロの冷蔵可能日数は、獲ってから30日前後とのこと。
これを何日かでも延ばすことができれば、漁場滞在日数を延ばせる分 漁獲量を増やせる。
そのための鮮度保持剤の開発が著者の仕事。
で、マグロ漁船への乗り組みを命じられる。

喫水長20メートル船。
乗組員は、著者を含めて10名。
航海速度は毎時20キロ。
漁場は東京の真南、赤道。

大分の漁港から漁場までは9日間の航海。
漁獲法は延縄(はえなわ)。
2000本のハリを付けた100キロメートルのロープを流す操業を20日間。
冷蔵可能日数は獲ってから30日前後だから、ここで終漁。
9日間かけて北上し、九州の水揚げ港に入る。

ひと航海40日。
ひと航海の水揚げ高1000万円。(注)

Photoこんな喫茶店で読み始め。

本書は、実はマグロ漁にかこつけた、コミュニケーションスキル向上ノウハウ本。

乗り組んでいる親方(と呼ばれる船のオーナー)、船長、機関長、コック、漁師らとの会話で、著者は〝考え方〟、〝思い方〟、話し方〟、〝伝え方〟を得てゆく。

本夕、読了。

のち、著者は企業研究員の職を辞し、会議活性化研修会社を起業することになるのだが、その原点となるのが、このマグロ漁船での40日間。
親方、船長らの著者への語らいは、うま過ぎる、でき過ぎ。
作り話が多いのでは。

例えば、本書中、6秒ごとにハリを海中に投入していくと書いてある。
100キロメートルのロープに2000本のハリなら、約50メートル間隔。
時速20キロの船だから、6秒ごとだと33メートルとなり50メートル間隔と整合しない。
6秒ごとが正しいのなら、ハリの間隔は33メートルだから、ロープに30キロ以上の遊びができる。

ンな漁具があろうか。

ということで、初めから疑ってかかって読むものだから、私の身には少しのノウハウも付かなかった(^^;

(注)
船や漁具の整備もあるから、年に せいぜい5航海か6航海しかできないだろう(と思う)。
だから、この1000万という数字は小さすぎる(と思う)。
ひと航海40日なら、計算上は年に8航海が可能ではある。
そこで、仮に年に8航海するとしてはじいても、年間水揚げ高は8000万。
漁船償却費・燃料・漁具をはじめとする経費の何もかも含めて、一人1000万に届かない。

このあたりも大いに疑問あり。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2017年6月 4日 (日)

『江戸の旬・旨い物尽し』を読む

日本人が三食とるようになったのは、江戸も元禄。
17世紀の終わり頃かららしい。

以下でいう〝江戸〟とは、江戸時代の江戸の町のこと。

江戸の人々は、何を食べていたのか。

Edo_era_2こんな喫茶店で読み始め。

取り上げられているのは、江戸時代の都会(江戸・大坂(阪)・京都)人の食。

何を食べていたのかに答えるのは簡単。
流通手段・貯蔵技術・栽培技術・漁獲技術レベルの低かった時代なのだから、干物・漬物・塩蔵品でなければ、今 近場でとれるもの、すなわち、旬のもの。

江戸には、ソバ屋をはじめとする屋台・食い物屋が多く、外食の場が多かった。
また、おかずは行商人が売りにくる。
水まで売りにくる。(注)

各家庭では、ご飯を炊いて、味噌汁を作るくらい。
東京の古い商店街に惣菜屋が多いのは、その名残なのかも。

江戸には〝おふくろの味〟はない。

本夕、読了。

おかゆもお茶漬けも、添えるのは塩味のきいたものだろう。
ただし、おかゆ・お茶漬けは上方の食。
江戸では好まれなかったそう。

江戸ではおかゆにサトウをかけて食べたと。
私の味覚は江戸人に近いのかもしれない(^^;

(注)
江戸は大変に便利な町。
御用聞きがくるし、あらゆるものが行商されていた。
さらに、損料屋と呼ばれる、今で言うところのリース店が江戸の生活を回していた。
ふんどしに至るまで借りることができた。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 3日 (土)

夏山を歩く 2

白鳥大橋の風速が6メートルを超えている。
東の風だから、マガレイ海域は風裏になるが・・・

山へ。

 登り:夏道(南尾根)コース
 下り:西尾根コース

17060301【画像:1枚目】
水曜日は大雨。
一昨日の木曜日も、昨日の金曜日も雨が降った。

なので、山全体が湿っぽい。
滑る。

室蘭岳山頂にて。
山頂寒暖計は14℃。

【画像:2枚目】
三角点から見る北西。
羊蹄山。

そろそろ私の装備力でも、あの山の頂に立てる頃だ(^o^)

17060302_2

【画像:3枚目】
西尾根750メートルから上は、シラネアオイが今や盛り。

下って、650メートルの群生は散った。
最後の一片。

【画像:4枚目】
見えるのは、
カラスアゲハの飛翔


聞こえるのは、
ウグイスのさえずり
エゾハルゼミの鳴き声
瀬音

ペトトル川をひとまたぎ。

山歩き時間2時間50分。
14980歩。

給水量は、
 ・150CC

Gpslog

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月29日 (月)

『人工知能はいかにして強くなるのか?』を読む

昨年、コンピュータが韓国の囲碁の最高位棋士に勝った。
本書が書かれたのは その直後で、出版は今年の1月。

本書の著者は、いかなる棋士を相手にしてもコンピュータが勝つことになる日が近いのを確信して、本書を書いたに違いない。

はたして、その通り。
今月27日、コンピュータが世界最強と評される中国の囲碁棋士に勝った。

本書の言う〝人工知能〟とは、囲碁の対戦ソフトのこと。

Aiこんな喫茶店で読み始め。

上で、コンピュータが人間に勝ったような書き方をした。
AI(人工知能)は学習し、考える。
ヒトの知性に追い付き・追い越す。
みたいなことが言われたりする。

が、勝ったのはコンピュータ上で走るソフトの『アルファ碁(AlphaGo)』。
Googleの『アルファ碁』開発チームの面々こそが、勝者。
負けたのはヒト。
勝ったのもヒト。

著者は、だから本書の最初に言う。
AIにおける〝知能〟も、〝学習〟も、〝考える〟も、全てヒトが作ったプログラムだと。

囲碁を知らないと本書の理解は不能。
本書中に説明されているが、サラッとし過ぎていて、ルール自体からして私にはよく理解できなかった(^^;

著者は説明がこみいってくると、何度も、フムフム、そんなものかという気分で読んでほしいみたいなことを書いている。

そのフムフム、そんなものかという気分で言うのだが、AIにおける〝学習〟・〝考える〟ことの原理は複雑ではないことは分かった。
全てヒトが〝学習〟させ〝考え〟させているのだということは理解できた(つもり)。
まァ、私の〝学習〟能力、〝考える〟能力で、そこまで理解できたつもりになれれば上出来ではないかと(^^;

本夕、読了。

Googleの『アルファ碁』開発チームは、この先 ヒトとの対戦機会は持たないのだそうだ。
Googleの技術者たちの興味はもう別な方向にあるのだろう。

私もしょっちゅう興味の方向が変わる。
ただ、気が散っているだけなのだが(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月27日 (土)

『森のフィッシュ・ウオッチング』を読む

知来 要(ちらい よう)の写文集。
新聞社のスポーツカメラマン出身。
フィールドを見る目もシャッターボタンを押す指も鍛えられている。

Fishwatching_3こんな喫茶店で読み始め。

重い機材一式を担いで夏も冬も撮影現場に入る。
自身、釣りをやるヒトなのでサカナの生態に詳しい。
河原に腹ばいになってシャッターチャンスを待っている時に、シカに踏まれたことがあるほど自然と同化する。
体力があって、知識があって、その上に何時間もチャンスを待つ。
そうでなければ得られないだろうことが分かる画像ばかり。

・流れの中のイトウ
・水面を割って飛び出したヤマメ
・水中から見たホタル
・洪水のひいた道脇のU字溝に取り残された数千尾のカラフトマス

紙面の面積から言えば、画像と文章の割合が3対1くらい。

すぐれた写真家はすぐれた創作家でもあるから、文章が画像と張り合うこと多々。
しかし、この写真家の文章には創作家めいたところが全くない。
少年の言葉。

本夕、読了。

随分以前のことになるが、某川を歩いていて、私は この人に出会っている。
ウエットスーツを着てカメラを持った彼が、水から出ようとしているところだった。
知来要がカメラを構えるのだから、サカナはいる。
が、私の竿には掛からなかった(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月21日 (日)

夏山を歩く 1

先週の西尾根は、トータルで100歩くらい雪渓を踏まなければならなかった。
今日は、ゼロ。
雪が完全に消えた。

タイトルを『春山を歩く』から『夏山を歩く』に変えた。

カムイヌプリ・室蘭岳と縦走。

 登り:水元沢コース → 596メートルコル → カムイヌプリ山頂
 縦走:カムイヌプリ山頂 → 596メートルコル → 室蘭岳山頂
 下り:室蘭岳山頂 → 西尾根コース

脚が動かない(^^;
登りの前半、596メートルコルまで歩くのがやっと。
そこでザックをおろし、しばし休憩。
帰ろうかと思ったが・・・

2017052101【画像:1枚目】
カムイヌプリ山頂にて。
745メートル。

この高さにまで、芽吹きが上がってきた。
キアゲハが飛ぶ。

ここでもザックをおろし、しばし休憩。
山シャツを脱ぎ、半そでアンダーシャツ1枚になった。

【画像:2枚目】
室蘭岳山頂にて。
911メートル。
この高さだと、芽吹きはまだ。

2つの大人数のパーティが入山したようで、山頂は賑やか。

山頂寒暖計は21℃。
暑い。

2017052105【画像:3枚目】
室蘭岳山頂より、カムイヌプリを望む。

あのピークから、チンタラチンタラ歩いてきた。

【画像:4枚目】
西尾根825メートルピークに至るルート。
先週はこのルート上に、残雪があった。

825メートルピーク手前、750メートルにツバメオモトの群生。

2017052104

【画像:5枚目】
西尾根825メートルピークを通過。
高度を200メートル落としたところに、シラネアオイの群生。

【画像:6枚目】
瀬音。
クマゲラが幹を叩く音。

ペトトル川の源流をひとまたぎ。

山歩き時間6時間10分。
27133歩。

全給水量は、
 ・650CC

カムイヌプリと室蘭岳山頂で、
 ・コープ カマンベールベビーチーズ 1個ずつ

Gpslog_3

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月20日 (土)

アポイ岳を歩く

様似の町を歩くのは久しぶり。
前回は日高本線で来たのだが、一昨年来、鵡川から先の鉄路は不通。
で、今回は車で。
車には、山道具を積んで来た(^o^)

アポイ岳は日高山脈の最南に位置し、標高810メートル。

052001【画像:1枚目】
山の西側から斜面に取り付き、東に向かって高度を上げていく。

暑い。
30分も歩かないうちに、目に汗が入る。

この山の森林限界は、標高500メートル。

画像は森林限界の上に出たあたり。
見おろすと、中央に様似市街。
左手、太平洋。

【画像:2枚目】
アポイ岳山頂にて。

植生が山頂付近で大きく変化。
山頂は、ダケカンバとヤマザクラに囲まれる。
これらの木の葉が茂ったら眺望は大いに損なわれるだろうが、今は芽吹き前。

ここで、ザックをおろし、コーヒーを淹れた。

052003【画像:3枚目】
登りは直登。

下りは幌満(ほろまん)お花畑に寄り道するルートを歩いた。

高度を100メートル落とし、振り返り見るアポイ岳。

【画像:4枚目】
アポイ岳は、花の山。

見えているのは、アポイコザクラ。

山歩き時間5時間10分。
22370歩。

全給水量は、
 ・600CC

吉田岳山頂で、
 ・小川珈琲店 プレミアムブレンド 2ドリップ
 ・日糧製パン マーガリントースト 1枚

Gpslog

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月17日 (水)

『エンジニアの野外手帳』を読む

(株)ドーコンは北海道を主な事業フィールドとする建設コンサルタント会社。
現社名に改称される前の社名の北海道開発コンサルタント(株)が、その業務内容をよく表している。
本社札幌。

ドーコンには土木・建築・農学・資源・経済などの専門家が500名ほど所属していて、彼ら彼女らはコンサルタントエンジニアと呼ばれている。

本書は、そのドーコンの各分野のコンサルタントエンジニアが書いたもの。
12の話題が12人によって書かれている。

Outdoorbookletsこんな喫茶店で読み始め。

書かれているのは文献・ネットからの切り貼りなどではなく、野内外問わず、実際に調査した者にしか得られない〝知識〟・〝感覚〟・〝思い〟。
それらの質は大変に高いが、そこはそれ、書いたのはコンサルタント。
とても読みやすiい。

釣師としては、「潜水観察。冬も夜も潜って知った魚の社会」を、
登山者としては、「マントルからの使者。蛇紋岩の恵み」を、
面白く読んだ。

本州の道は人の踏み分け跡を徐々に整備していったもの。
北海道の道の成り立ちは、本州とは順序が逆。
まず道を作ってから、開墾する人を入れた。

ところが札幌は道が格子状に走る計画都市なのに、
・札幌駅前通は、真の南北から
・大通は、真の東西から
やや反時計回りにずれている
帯広市・池田町もそう。
それはなぜなのか。

・真狩の直線道路の先、正面に見えるのは羊蹄山
・十勝中部広域農道の長い直線の先、正面に見えるのはペンケヌーシ岳
・道道827号の直線道路の先、正面に見えるのは海別岳
などの写真が示される。
そういう風景になるのはなぜなのか。

これらへの見解を述べたのが、「山アテ道路。北海道の直線道路ミステリー」。

開拓当初の札幌の測量計画・測量要領の記録は残っていないようだが、著者の見解の通りだろうと思う。
著者の見解とは、測量にはトランシットを使わず〝磁石〟を用いたのだろうと。(注)

北海道の町並みは、〝磁石〟を使って造成されたに違いない。

本夕、読了。

なお、本書では、旭川に触れていないという、大きなヌケがある。

札幌・帯広・池田はドーコンのコンサルタントエンジニアの見解でいい。
が、しかし、〝磁石〟では旭川の説明ができない(^^;

京都(平安京)も計画都市。
格子状に配置された道は、ほとんど正確に東西・南北を走る。
平安京造営のモデルとした唐の長安も正確に東西・南北。
エジプトのピラミッドの4面も正確に東西南北に正対する。
これらは、星を使った測量を行ったのだろう。

旭川はこれとも違う。

(注)
北海道開拓の初期、測量に必要なトランシットは欧米からの輸入に頼っていて非常に高価だった。
国産のトランシットが得られるようになったのは、明治も末。

〝磁石〟の指す北は、真の北よりやや反時計回り(西)にずれる。(偏角)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月13日 (土)

春山を歩く 4

ヤマセ。
東風強く、我が小船では沖に出られない。

で、山歩き。

 登り:水元沢コース
 下り:西尾根コース

17051301【画像:1枚目】
エゾエンゴサクの青をそこここに見ながら、鷲別川の源流を詰めていく。

先日、頭の上5メートルの絶壁にあったエゾオオサクラソウが、足元までおりてきた。

【画像:2枚目】
596メートルコルにて。

ダケカンバの芽吹きが、このあたりまで上がってきた。

ここからカムイヌプリに登り、室蘭岳へ縦走するつもりでの入山だった。
しかし、カムイヌプリの746メートルの山頂は雲の中。
天候悪化の気配。
行程を縮めるため、縦走はヤメにした(^^;

17051303【画像:3枚目】
室蘭岳山頂にて。

カムイヌプリの高さまで雲が降りてきているのだから、当然 室蘭岳も雲の中。

眺望なし(^^;

山頂寒暖計は2℃。
寒い。

【画像:4枚目】
西尾根825メートルピークに向かって歩く。

視程100メートルほど。
強風に乗った冷たいガスが体を濡らす。

以降、今朝発表の天気予報は高度と反比例して外れてゆく。

ガスから雨へと。
それがミゾレ混じり(^^;

17051305

【画像:5枚目】
ダケカンバの老木の足元に、シロバナエンレイソウ。

【画像:6枚目】
エゾサンショウウオの卵塊。

山歩き時間4時間05分。
19912歩。

全給水量は、
 ・200CC

西尾根を歩きながら、
 ・山崎製パン クリームパン 1個

Gpslog_2

| コメント (4) | トラックバック (0)

2017年5月12日 (金)

『日本百名町』を読む

〝住めば都〟
これに対し、〝都にして住む〟と言うヒトがいる。

〝都にして住む〟とは、大いに含蓄がありそうなフレーズだ。

Photoこんな喫茶店で読み始め。

著者は、名町に必要な条件を(1)から(34)まで並べる。
が、その34の条件はありきたり。
陳腐で全然面白みのないもの。
つまり、著者のレベルと本書の内容はその程度。

読み捨て本である。

年がら年じゅう 旅をしているという著者。

第Ⅰ編で、八雲町から始まって西表までの16町が、各町10ページほどで紹介される。
第Ⅱ編で、、北海道編・東北編・・・と地域に分けられて、各町1ページほどを使って全100町が まとめられる。

著者が年がら年じゅうしているのは〝旅〟。
だから、町へ〝旅〟をしても、そこに〝住む〟わけではない。
本書の〝名町〟とは、通りすがりの者の感覚、よそ者の感覚。

なお、東京都心23区内からも、5町が取り上げられている。
年がら年じゅう 旅をしていないと、こういう発想は なかなかできないと思う。

『日本百名町』とあるが、町についての記述はごく少ない。
書いてあるのは、
・そこで会ったヒト
・そこで食べたモノ

本夕、読了。

本書と、JR北海道の特急車内誌『THE JR Hokkaido』に連載の『ズウさんの俳諧旅日記』は 視点・表現・文体がよく似る。

もちろん、どちらの著者も、〝都にして住む〟みたいなことを言わない。
ヒトは町に住み、そして、結局 自分が変わる。
やはり〝住めば都〟。
〝都にして住む〟なんてことはできない(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月 9日 (火)

『「食べもの情報」 ウソ・ホント』を読む

ぼた餅とクランキーチョコ、似たモノ同士。
モナカとシュークリーム、似たモノ同士。

その流れで、ブルーベリージャム・リンゴジャムをおにぎりの具にして釣行食にしてみた。

Photoこんな喫茶店で読み始め。

本書のテーマは〝食べもの〟。

著者は、栄養学を専門とする科学者で、素人を相手に〝食べもの〟の啓蒙書を何冊か著しているヒト。
また、〝食べもの〟に関して、マスメディアでの発言の多いヒト。
なので、本書に書かれているのはチャラチャラした文章・内容なのかと。
いやいや、どうして、チャラチャラ文は一行もない。

文章はきっちりかっちり。
科学的根拠、出典を示しつつ話が進む。
非常に落ち着いた文章で、読んでいて気持ちがいい。

なお、科学者の書いた本なので、
ヌクレオチド
加水分解
有機酸塩
程度の用語は予備説明なく使われる。

〝タデ食う虫も好き好き〟
食い物・飲み物のウマイ・マズイの感じ方はヒトそれぞれ。

思うに、離乳食を始める頃の幼児の持つ味覚が、ヒト本来のものだろう。
幼児が好む代表は甘味。
好まないのは苦味・酸味・辛味。

甘味以外を好ましく感じるようになるには、ある程度の経験が必要だから、これはウマイ、あれはマズイという感覚は、そのヒトの生まれ育ちを反映している。

本書は、しかし、ウマイ・マズイを話題としない。

有機野菜・プロテイン・クロレラ・酵素・有精卵・砂糖・食塩・脂肪・天然モノ・食物繊維などなど。
体にいいとか悪いとかと、しばしば話題にのぼる食べものについての、定量的・科学的な分析。

本夕、読了。

ところで、
ブルーベリージャムおにぎり
リンゴジャムおにぎり

私の舌だと違和感なし(^o^)

| コメント (2) | トラックバック (0)

2017年5月 7日 (日)

春山を歩く 3

風が出る予報。
我が小船では沖に出られない。

で、山歩き。
室蘭岳・カムイヌプリと縦走する長い距離を。

 登り:西尾根コース → 室蘭岳山頂
 縦走:室蘭岳山頂 → 596メートルコル → カムイヌプリ山頂
 下り:カムイヌプリ山頂 → 596メートルコル → 水元沢コース

雪解け
芽吹き
開花
羽化
せせらぎ
鳥のさえずり

春は奇跡の季節だ。

サクラの開花が、標高400メートルまで上がってきた。

17050701【画像:1枚目】
残雪わずか。

室蘭岳山頂にて。

駐車場を出た時の気温は6℃。
山頂寒暖計は3℃。

が、このあと気温が上がり、汗を拭きながらの山歩きとなった。

【画像:2枚目】
室蘭岳山頂より、カムイヌプリを望む。

あのピークを目指す。

17050702

【画像:3枚目】
596メートルコルに着く頃から、南からの強風。
これが、のち西に風が回った。

カムイヌプリ山頂にて。

カムイヌプリ山頂より、先ほど山頂を踏んだ室蘭岳を望む。

【画像:4枚目】
700メートルまで高度を落とすと、ヒメイチゲの白い小さな花を見る。

しかし、ヤドリギはすでに芽吹いているものの、宿主のカンバの巨木の芽はまだ堅い。

17050703_2

【画像:5枚目】
水元沢コースの重要ランドマーク、滑滝にて。

このあたりから、ヒメイチゲ以外の花がポツラポツラと見え出す。

シロバナエンレイソウは数えるほど。
シラネアオイも数えるほど。
カタクリはここにもそこにも。

【画像:6枚目】
エゾオオサクラソウ。
今日 見えたのは6輪のみ。

理由は分からないが、室蘭岳では水元沢コースでしか咲かない。

山歩き時間6時間10分。
29004歩。

全給水量は、
 ・400CC

カムイヌプリ山頂で、
 ・小川珈琲店 プレミアムブレンド 1ドリップ
 ・足立産業 豆大福 4/5パック

Gpslog

| コメント (2) | トラックバック (0)

2017年5月 5日 (金)

立夏の釣り

ナギ続き。
なのに、あれこれあって、オカから離れることができず(^^;

ああやって、こうやって、あれこれへの対応。
で、今日は あれこれから解放(^o^)

今朝、東に向いて係留された船のフロントガラスには、霜が降りていた。
本日、立夏。
日出は4時26分。

立夏の太陽が昇ってきて、霜をたちまちとかした。

4時40分、出航。

20170505【画像:上】
根の上を通過。
あれほど濃かったベイトの反応が消えた。
投入した仕掛けへの反応もなし。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

乾いた空気。
ベタナギ。

【画像:中】
25メートルと40メートルの2層にソウハチの反応。
この層が、8時を過ぎた頃、消滅。
しかし、その時点で、すでに191枚と下品な釣果(^^;

カタはバラバラ。

以降、ウロコ取りと腹抜き作業を始めるが、70枚捌いたところで力尽き、作業放棄(^^;

再び、根に入る。
が、サカナの反応は相変わらずない。

根の釣果は極めて上品。
クロソイ1尾。
リリース。

20170505_2【画像:下】
ヒバリのさえずり。

こどもの日。
釣師は、みな子供。

倶楽部ハウス脇に植えられたサクラを愛でつつ、大人になれない子供たちが集まり焼肉。

ご馳走様でした。

| コメント (4) | トラックバック (0)

2017年4月29日 (土)

飽食のサカナを釣る

雨とか雷という単語の入る天気予報だったので、昨夕、船を下架しなかった。

で、今朝はゆっくりと。
9時、出航。

150429【画像:上】
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

沖はベタナギ。
強い日差しで、海面からの反射がまぶしい。

気温が上がり、ジャケットを脱いだ。

【画像:下】
広く、厚くベイト。
サカナはその下で、飽食状態。

飽食状態だから、食ってこないかと思ったが、ンなことはなく、好反応(^o^)

飽食のサカナを釣る。

12時50分、沖上がり。

下品な釣果となった(^^;

春の日に射られ、日焼け。
クチビルがかゆい。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2017年4月27日 (木)

『珍 大富豪 ウソのような本当の話』を読む

〝カネを持っている・カネを持っていない〟
〝高い・安い〟
おおかたのヒトの判断基準は、この2つ。

私は前者のみ。
その場その時の行動が、〝カネを持っている・カネを持っていない〟で支配され、〝高い・安い〟にまで頭を持っていけないのが私。

〝持っている〟時でも、ポケットに入っているのは喫茶店でせいぜい2杯か3杯のコーヒーを飲める程度。
それ以上を〝持っていない〟のが私の常態(^^;
情けないが、その日暮らし。
明日どころか、私には今夜も見えない(^^;

ところで、
・自由
・民主主義
・貨幣制度
これらをまっとうなこと・真理だと思えるヒトは幸せ者だ。

資本主義経済社会で生活していくには、モノ・サービスに貨幣価値を感じねばならない。
〝高い・安い〟がエレガントな判断基準だと私にはとても思えないが、便利な指標ではある。
が、その基準の中で生活するのは やはり束縛。
自由ではないし、その価値観を背負っているヒトの言う民主主義は何だか怪しいゾっと。

一方、私のように〝持っている・持っていない〟の中で生きることの何と自由なことか。
ただし、非民主的かつ貨幣制度から つまはじきにされた世界で生きることにはなる(^^;

って、〝ところで、〟から すぐ上の行まではウソ八百の一万倍、ウソ八百万(^^;
口から出まかせ。

Millionaireこんな喫茶店で読み始め。

サウジアラビアは国自体が大富豪。
この国には ほんの25,6年前までは、国家予算というものがなかった。
予算がないのだから、税金もないし決算もなかった。
国が必要とするものは、何でも石油と引き換えに得ることができる国。
札束の上に国があるようなもの。
そもそも、サウジアラビアとは王室の姓。
国 全てが王室のモノ。

本夕、読了。

保有資産額日本一位、二位を争うような大富豪は、プライベートジェット機で移動するものだと思っていた。
が、その保有資産額日本一位、二位を争う某実業家と、JAL国内線に乗り合わせたことがある。
私のすぐ前の席に、その大富豪。
カバン持ちの秘書らしき者を伴わない単独行動。

単独行動なら、私もしばしば。
しかし、私にはビジネスネタは思いつかない。
サカナが何尾か掛かるだけ(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月23日 (日)

急げや急げ

昨日は寒かった。
今朝も寒かったが、雲が払われると気温が上がった(^o^)

午後より野暮用あって、出竿は10時まで。
急げや急げ。

今日の日出は、4時43分。
4時50分、出航。

170523_2【画像:上】
防波堤を出て、南に針路を取ると、こちらに向かってくるウネリ。
このウネリが深く、船速を上げられない。
地球岬をかわす頃には、ウネリの上に小さいが先の尖った堅い風波。

小船では、大変に釣りにくい波。
かつ、こういう波に私の三半規管は機能不活性。
要するに船酔い(^^;

今日の出竿は、こんな風景の見える海域

【画像:下】
サカナがいるのが見える。
が、潮と風が落ち着かないからか、船がカーブを描いて流れ、サカナの上を通過させるのが難しい。

カタはバラバラ。
50センチが2尾。

9時50分、沖上がり。

| コメント (6) | トラックバック (0)

2017年4月21日 (金)

『「プロとアマ」ここが違う!』を読む

芸術家や芸能家や工芸家が、
『この道は一生勉強です』
みたいなことを言う。
ってことは、その道でメシを食っているヒトの今日現在の芸なりワザなりは完成途上だということになる。

プロなら、ンなことは言わないで欲しい、というのが私の気分。
『一生勉強です』では、生涯 完成しない。
完成途上だと認めるような芸・ワザを、プロたる者が我々に披露して良かろうはずがないじゃないか。

もっとも、『一生勉強です』などと言えるのは、すでに最高度の芸域に達しているヒト。
このフレーズを言い出すようなら本物。
で、このフレーズは照れ隠し。

Proamaこんな喫茶店で読み始め。

アマチュアはしょせんアマチュア。
それでもちょくちょく、
・プロ並み
・素人離れ
・玄人はだし
のヒトに出会う。
器用のレベルがハンパでなく、その道でメシを食っているヒトのレベルをしのぐヒト。
確かに いるなァ。

本書には、〝一生勉強〟が必要な〝プロ〟は収められていない(^^;
そんなスゲぇ―話はなく、『アンタたち知らなかったでしょ。 ホントはこうなのよネ』って程度の話。

例えば、
・ジェットコースター:アマは最前列に座るが、プロは最後尾に座る
・洗髪:アマはいきなりシャンプーするが、プロは最初に湯洗いする
・バス旅行:アマは前か後ろに陣取るが、プロは中央に座る

こんなのもある。
・アマは木曜日に仕込むが、プロは水曜日に仕込む
仕込むというのは〝釣り情報〟のこと。
好釣としたければ、釣り情報は水曜日に得るべきだという主張。

かなァ(^^;

本夕、読了。

なお、〝ホントはこうなのよネ〟を裏付ける理論なりデータなりは示されてない。
この本を作ったのはアマチュア以下のヒト。
ただし、この本を流通経路に乗せたのは間違いなく販売のプロ(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月18日 (火)

『ジェット戦闘機 Me262』を読む

世界初の実用ジェット機の話。

Me262こんな喫茶店で読み始め。

〝実用〟と書いたが、〝実用〟とは安全・安心・安定がそろって初めて言えること。
Me262は戦闘機。

戦闘機だから、ジェット機、レシプロ機問わず、安全・安心な乗り物というわけにはいかない。
何せ、飛ばねばならない空域は、敗戦間際のドイツ上空。
Me262の任務は、各機5トンの爆弾を抱え1500機で編隊を組んで飛来する米英軍爆撃機を落とすこと。(注1)
この1500機の編隊に随伴する護衛戦闘機数が、防空のために上がるドイツ軍機を数倍上回る800。(注2)

そこにきて、Me262のエンジンの安定性がきわめて低く、実戦配備当初のエンジン寿命は10時間。(注3)

ああだったらこうだったらという話が、20も30も50も100も出てくる。
しかし、それが当たり前なのじゃないだろうか。
ああだったりこうだったりとモノゴトが進行するなら、戦争に負けるわけがない。

Me262の生産機数は1400ちょっと。
最高速は、米英軍の最新鋭機より時速で200キロも速い870キロ。
ただし、加速性能は並みの戦闘機と同程度なので、離陸直後に後ろに付かれると落とされる。

米英軍機に撃墜されたのが、200機弱。
駐機中に壊されたものが、やはり200機弱。

対して、Me262が撃墜した米英軍機は500機。

本夕、読了。

Me262の運用開始は、'44年6月。 
ドイツの降伏は'45年5月。

(注1)

爆撃機の主力は、映画『メンフィス・ベル』に登場するB17。
この映画にMe262は出てこない。

なぜなら、メンフィス・ベルがドイツ爆撃作戦についていたのは、'42年11月から'43年5月。
Me262の実戦投入は'44年6月からだから。

(注2)
護衛戦闘機の主力はP51。
映画『メンフィス・ベル』には、この戦闘機も出てこない。
P51が護衛につくのは '43年12月から。

(注3)
燃料満タン(2570リットル)での航続時間が90分の飛行機だから、10時間持てば十分と判断したのだろう。
最終的には、エンジン寿命は25時間にまで伸びている。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月16日 (日)

絵鞆マリン倶楽部 安全祈願祭

晴れたが西風強い。
我が小船では、沖に出られない。

2017041601【画像:上】
当地では、今ぐらいから沖で竿を出すための準備をするヒトが多い。
そのキッカケを、絵鞆マリン倶楽部 安全祈願祭にしているヒトも多い。
今日が、絵鞆の船釣師の釣り元旦みたいなもの。

【画像:下】
風は気にならず、気温が上がり。
絶好の外飯(そとめし)日和となった(^o^)

コゲ飯を食べることができるのは、この日だけ。
ってことで、炊き込みご飯のコゲをナベ底から引きはがして、ひと口、ふた口、み口。
今日スモークしたホタテの稚貝とソウハチの燻製。
豚汁、ジンギスカン。

ごちそうさまでした。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2017年4月15日 (土)

春山を歩く 2

南西の風。
暖かい風だが、強風。
我が小船では沖に出られない。

で、山歩き。

 登り:水元沢コース
 下り:西尾根コース

気温が上がりそう。
1枚脱いでザックに、また、アイゼンもザックに入れ、ツボ足での入山。

が、今時期の室蘭岳、
 ・低いところでは土が見え、それが泥状で滑る
 ・少し上がると、踏むと水が浮き出る腐った雪、かと思えば、アイスバーン
 ・更に上がると、残雪深く埋まる
 ・だから、登りも下りも歩速が上がらない
 ・汗が噴き出る
と、厳冬期よりも歩き辛い。

17041500【画像:1枚目】
入山直後の林では、ウグイスの鳴き声。
アカゲラが1秒間に30回の速さで幹を叩く。

鷲別川の源流は水量が増えて、靴を濡らさなければならない渡渉点が2ケ所(^^;

登り詰めて、滑滝へ。

この左の急登に取り付き、高度を上げる。

【画像:2枚目】
室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は5℃。

地元の大学のワンダーフォーゲル部の、新入生獲得のための体験登山会に遭遇。

新入部員獲得にふさわしく、登りは夏道コースと負荷控えめ。
かつ、上級生が1年生にお茶を沸かしていた(^o^)

17041500_2【画像:3枚目】
厳冬期、樹氷で目を楽しませてくれた枝をくぐって、西尾根825メートルピークへ。

【画像:4枚目】
雪庇は随分と小さくなった。
このピークが、西尾根825メートル。

17041500_4

【画像:5枚目】
西尾根825メートルから、高度を100メートル落として、振り返り見る山頂。

【画像:6枚目】
ペトトル川の源流をひとまたぎ。

山歩き時間4時間50分。
16755歩。

全給水量は、
 ・250CC

Gpslog

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月10日 (月)

『世界なんでもランキング100』を読む

どォーでもいい知識ばかりを集めて並べた本。

Ranking100こんな喫茶店で読み始め。

・刑務所に収監されている人数順(2016年)(注)
 1位 米 国 2217947人
 2位 中 国 1649804人
 3位 ロシア  633826人
 ・・・  ・・・  ・・・  ・・・
33位 日 本    56805人 

・ATM成人人口10万人あたりの台数順(2014年)
 1位 韓 国 291台
 2位 マカオ 225台
 3位 カナダ 222台
 ・・・  ・・・  ・・・  ・・・
10位 日 本  127台
とかとか。
インターネット環境さえあれば、自分でも集められる知識ばかり。

冒頭で、〝どォーでもいい知識ばかり〟と書いた。
〝どォーでもいい〟ということ以上のモノは収録されていない。
その程度の内容だが、一人では収録する項目の選定はできなかったと思われる。
しかし、それほど大人数が必要だったとも思えない。
数人、多くても5人までいかないだろう。
その数人が、何度か編集会議を開いて作った本だろうと思われる。

卒業アルバムなどと同じく、こういう類の本はいちどパターンが決まれば、あとは簡単。
インターネットに転がっている統計資料をかき集めればいい。
例えば、
国家予算順 国民1人当たりの予算額順
警察官の総数順 人口10万人当たりの警察官人員順

世界なんでもランキング、50冊くらいは作れそうな気がする(^^;

(注)
人口が多ければ絶対数が多いのは自然だから、ATMの例のように10万人当たりで並べるのが見やすい。

人口の概数は
米 国  3.2億人
中 国 13.6億人
ロシア  1.4億人
日 本  1.3億人
だから、10万人あたりの刑務所への収監数は

米 国 693人
中 国 121人
ロシア 452人
・・・  ・・・  ・・・ 
日 本   44人 

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月 9日 (日)

春山を歩く 1

先の日・月・火・水に見た週間予報では、この週末は釣行にふさわしい日和となるはずだった。
昨夕の予報も波1メートル。
が、今朝の発表は波1メートルのち1.5メートル。
昼を待たずして風が出る予報。

風が出ると沖には行けない。
これがちょっとうれしい変な釣師になったオイラ(^^;
と言うことで、山歩き。

170409

Gpslog_2

【画像:上】
雪がすっかり腐った。
鳥が啼く、水元沢コースを登りかけたが、

A 右足を出す。
  埋まる。
  埋まった右足を抜いて、
  左足を出す。
  埋まる。
  埋まった左足を抜いて、
GOTO A
の無限ループ(^^;

ここを渡渉した。
しかし、以降、埋まる・埋まるの循環を継続する気にならず。
引き返した(^^;

【画像:下】
マウンテンバイクを押して上がってきたのは女性。
ここまでの途中、タイヤの直径以上の残雪ケ所がある。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2017年4月 6日 (木)

『感動 絶景鉄道』を観る

ドライブレコーダーで撮った動画、それの列車版に相当するのが、車内から撮影された前面展望動画。
YouTubeにはたくさんアップロードされている。

RailwaysこのDVDに収められているのは、車内からではなくて、車外から撮った動画。
この類の動画もYouTubeにはたくさんアップロードされている。

アマチュアとプロフェッショナルとの間の壁は高く谷は深い。
やはり、プロはプロ。
このDVDには、プロの手によって撮られ編集された動画が焼かれている。

手付かずの自然を求めるヒトは多いが、手付かずの自然の中で生きていけるヒトはいない。

・冬山のキツイ斜面に、アイゼンの跡を見る時
・夏山の深い笹・草の中にヒトの踏み分け跡を見る時
・源流を詰めた先で、流れの中に飛び石が置かれているのを見る時
に、自然を克服しようとするヒトの意思を感じ、それに我々は打たれはしまいか。

・雪原を走る列車を見る時
・谷をまたぐ鉄橋を渡る列車を見る時
・海岸線に立つ巨岩を貫く隧道に入る列車を見る時
に、自然を克服したヒトの意思を感じ、それに我々は打たれはしまいか。

・郊外から高架を通って都会の拠点駅へと入る時に見る車窓
・都会の拠点駅から高架を通って郊外へと抜ける時に見る車窓
に、ヒトの生活を感じ、それに我々は打たれはしまいか。

都会の複々線にヒト・モノの離合集散があるのと同じ濃さで、自然の中の単線にもヒト・モノの離合集散がある。

うたい文句は〝絶景50路線〟。

本DVDに収録されている道内路線は、
・宗谷本線
・留萌本線
・室蘭本線
・日高本線
・江差線
・津軽海峡線
・札沼線
の7線。

50路線も収められているから、1路線あたりの収録時間はごく短く2分くらい。
もっとも、静止画像なら数百分の1秒で切り取るところを2分で表現するのだから、じゅうぶんな時間と言える。

気分良く過ごせた ひと時。

本夕、観了。

JR九州からは5線が収録。
その内の1線、〝絶景50路線〟というのが〝絶景5路線〟となっても選ばれるだろうと思われるのが、JR九州肥薩線。

肥薩線の無人駅に降り立った真夏の日のことが思い出される。
1日上下各3便の無人駅のホーム。
JR九州の演出なのだと思う、ふかしたサツマイモを売る少年。

そのサツマイモったら、もう・・・

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月 2日 (日)

根のサカナは誘っても食わず(^^;

5時17分、日が昇ってきた。
5時30分、出航。

170402【画像:上】
魚探を見ながら、沖根の上を北から南へと通過。

あとで竿を出そう。

ってことで、さらに沖へ。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

ベタナギ。
水温は2℃。
冷たい。
ソウハチが25メートルまで浮いているが、シブい。
それでも、誘えば食ってくる。

【画像:下】
良型が揃えば、20リットルペール缶いっぱいで、100枚くらい。

が、本日のカタはバラバラ。
まァまァサイズも混じるが、総じて小さめ。

これで112枚。

魚探を見ながら、往航時と反対に、沖根の上を南から北へと通過。
根のサカナは誘っても食わず(^^;

11時、沖上がり。

| コメント (6) | トラックバック (0)

2017年4月 1日 (土)

カタはバラバラ

9時、出航。

170401_2【画像:上】
良ナギなのに、意外なことに沖に出た艇は少ない。

沖根には1艇も見えない。
もう少し沖に出ると、パラパラと数艇。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

【画像:下】
正午に浮いていたのは、我が艇を含めて2艇のみ。

ソウハチが浮いていて、そのタナにスケソウが混じる。

カタはバラバラ。

12時30分、沖上がり。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月31日 (金)

『釣りと気象』を読む

《風速の単位はメートル毎秒(m/秒)だが、本記事内では、それをメートルと略記する。》

著者は気象大を出て、気象庁で定年まで気象予報業務に従事した気象のプロフェッショナル。
幼少期より父親に釣りの手ほどきを受けたので、釣師としての経歴も長い。
本書のはじめで、
  気象庁予報業務40年
  釣りバカ60年
と、書いてあるほど。

Weatherこんな喫茶店で読み始め。

気象台は週間予報を発表するが、その範囲は、
 ・晴れ・曇り・雨・雪
 ・降水確率
 ・最高気温・最低気温
まで。
風(波)の週間予報はしない。

室蘭気象台によると、当地の年平均風速は4.7メートルくらい。
地上でこれくらいの風があると海上にはウサギが跳びはじめ、我々の乗るような小船だと釣りがしづらくなる。
つまり、地球岬沖は、年平均的に小船での釣りには不向きな海域だということ。

私はバカだから、年平均風速程度の日なら沖に出るが、まず釣りにならずに終わる(^^;
そんな〝釣りにならない釣り〟の回数を重ねると、バカなりに学習するから、この頃は、陸上風速で5メートルを超えるようなら3回に2回は出航をひかえる。

でも、3回に1回は沖に出てゆくのがバカゆえ(^^;

さて、本書。
水温変化と食いの関係、風向きとポイントの関係など、釣りと気象との関係が多く書かれているが、北海道の船釣師には あまり参考にならない。
著者の在所は徳島で、現住所は東京。
紀伊水道や瀬戸内海、伊豆や八丈島などで竿を出す著者の話題とするサカナは、磯で掛けるチヌ(クロダイ)・メジナ(グレ)・イシダイ、浜から掛けるキス・ハゼ、さらには川でのウナギ等々と大変に広い。
しかし、いずれも、北海道を釣り場とする者の対象魚ではない。

なので、釣りバカ60年の実績釣果の数量・寸法・魚拓が年月日を添えて記載されていたりするのだが、肩すかし感 大いにメラメラ(^^;

一方の気象のほうは十分に納得。
変化を説明する天気図の掲載が豊富で、理解は視覚的に進む。(注)

本夕、読了。

気象台の週間予報には〝風〟がない。
だから、民間気象会社の風情報に頼ることになる。
これが、さほど信頼できるものになっていない。
明日の風ならともかく、明後日の風ともなるとアテにならない。

今日が雨でも 明日が風でも、それは仕方のないこと。
予報が4日前に変わり、3日前に変わりしてゆき、結局、気象台発表の『明日の天気予報』を知るのと変わらないことになるのが、何とも ハァ。

まァ、でも、天気予報は釣りの予測よりは まだいい。
釣果の予測は、当日の朝でも不可能(^^;

(注)
本書内では、季節を代表する10パターンの天候のほかにも、さまざまな天候推移が実際の天気図で示される。
その推移を説明するのに使う天気図は、ある日の9時・翌日の9時・翌々日の9時の3枚、足掛け48時間分。
48時間で天気は変わるとも言えるし、天気の変化には48時間かかるとも言える。

ところが、本書中に こんな言葉があったりする。
『最近の数値予報精度は非常に高くなっており、低気圧がに発達する場合などは、前日の午後には計算されており「低気圧情報」が(後略)』

〟というのが〝急速に〟ということではなくて、〝突然に〟とか〝予期せずに〟という意味に解釈できるような書き方。
いや、そういうことなのだろう。
翌日の予報なら自信を持って言えるけれど、1週間先の予報、どころか明後日の予報は はたしてどうかなァってことを、〝気象庁予報業務40年〟の著者自身が告白しているようなもの(^^;
使える予報はいいとこ前の前の日のもの、大きな変化の予報は前日にならないと・・・

我々の気象予報技術の現時点の到達点がここ。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2017年3月26日 (日)

誘わないと食わない

胆振沖太平洋でのサクラマス釣りライセンス期間は、昨年末の12月15日から3月15日まで。
今はだから、釣獲制限なし。

ただし、釣獲制限がないことと、マスが掛ること・掛らないこととは何の関係もない。
何の関係もないから、掛るかもしれない。
掛らないかもしれない。

今日の日出は5時29分。
5時40分、出航。

ベタナギ。

17032601【画像:上】
沖の水が大変に冷たい。
海域によっては0.7℃。
昨春のマス実績海域も1.2℃。
早々にマス仕掛けを回収する(^^;

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

ソウハチが浮いていて、船団が構成されている。
やはり水が冷たく、1℃ちょっと。
誘わないと食わない。(注)

【画像:下】
35枚あげて、ウロコ取りと腹抜き。

根を経由して、13時、沖上がり。

(注)
水温が2℃くらいある海域では、大漁だったらしい。

| コメント (6) | トラックバック (0)

2017年3月25日 (土)

『山釣り』を読む

〝山〟と〝釣り〟のことではない。
〝山での釣り〟
山岳渓流での釣りのこと。

Photo_2クハ789の2C席で読み始め。

著者は山本素石(やまもと そせき)。
生年:'19(大正 8)年
没年:'88(昭和63)年

収められているのは、釣師が書いた 山での釣りにまつわる長短27編のエッセー。
それらが発表されたのは'75(昭和50)年から晩年近くの'85(昭和60)年にかけてだが、軍隊から復員して間もない頃の回想もある。

文筆のプロだった人が書いた文章ではない。
が、書かれたものには、紋切り型の素人表現などなく、だからと言って奇をてらった表現もない。
自然で流れによどみのない文章は、釣師山本素石が、素人釣師の我々にあてて書いたもの。(注1)

対象魚はアマゴ・ヤマメ・イワナ。
釣法はテンカラ(和式フライフィッシング)。

京都市内に住まいを持った人なので、本書中に出てくるのは近畿地方・中部地方の河川だけかと思いきや、飛騨・北陸・佐渡・津軽・下北も。(注2)
手もとに地図帳を置いて読むべき本だろう。
特に、大和・紀州・美濃での〝山釣り〟の描写が妖しく不思議で印象に残る。
あァ、こんな釣り旅を私もしてみようと思う。(注3)

しっとりとした釣行記であり、紀行文でもある。

読み始めは夜汽車でだった。
それにふさわしい本だった。

本夕、読了。

今朝、絵鞆の展望台から見た噴火湾は白波多数で出航見合わせ。
風は落ちるだろうか。
明日は、〝釣り〟のつもりなのだが(^^;

(注1)
著者はプロの文筆家ではなかったが、筆力は第一級。
対象読者は釣師だから、難しい文章は一行もない。
しかし、読み終えるには、何度か漢和辞典と国語辞典のお世話になるだろう。

時間を意識しない生き方をした人のようで、〝締め切り〟とか〝忙しい〟という、社会における自身の重要さを表現するイヤらしい単語はひとつも使われていない。
〝人込みを避けて〟などと孤高ぶった単語も出てこない。
絵心のある人で、本書の表紙カバーの装画も著者によるもの。
竹細工のアクセサリーや合板の壁掛けへの絵付けで食っていたようだが、芸風・技巧など、〝稼ぎ〟の匂いのする単語も出てこない。

要するに、山本素石は少しも俗人ではない。
そうだ、釣師は俗人であってはいけない(^o^)

(注2)

日本中のあちらこちらで竿を出した人のようだ。
九州や北海道の川でも竿を出したことがあるらしい。

(注3)
終着駅から、さらにバスに揺られて3時間。
行き着いた先で宿を取る。
川の支流・源流を詰めてテントを張る。
廃村で雨に打たれる。
そんな旅だ。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月20日 (月)

サカナの食欲スイッチがオン(^o^)

太陽が真東から昇る、春分の日。

太平洋を左手に見て車を走らせた。
良ナギ。
6時40分、出航。

2017032000【画像:上】
しかし、噴火湾口の海況は昨日より いくらかマシといったレベル。
マスが好釣のようだが、地球岬をかわしたところで船を止めた。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

8時30分まで、ひとアタリもなし(^^;

【画像:下】
魚信を得られない、加えて波。
船酔い症状(^^;

この1投で竿を納めようと・・・
と、サカナの食欲スイッチがオン(^o^)

50センチオーバーが2尾。
最大魚は60センチ(^o^)

画像の外に8尾。
14尾掛けて、11時、沖上がり。

| コメント (8) | トラックバック (0)

2017年3月19日 (日)

腹の減ったサカナがいないのだろう

昼には風が吹く予報。

素晴らしい日差し。
が、船の下架準備をする前から、北西風が吹き下りてきた。
それでも沖に向かった。

2017031902_38時、出航。

防波堤の外は、頭が白く崩れる波。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

室蘭岳と、その右カムイヌプリ。
この冬、あの山を随分歩いた。
私の弱脚でも、高みへ高みへと歩を進めれば、いつの間にか山頂にたどり着ける低山。
だが、こうして海抜0メートルから見ると、なかなかどうして大きな山だ。

この〝いつの間にか山頂にたどり着ける〟という高度を稼ぐ過程中、頭の中は空っぽ。

一方、サカナ釣り。
腹の減ったサカナの鼻先に、マッチ・ザ・ベイト、マッチ・ザ・モーション。
これが決まれば、必ず魚信が得られる。
ベイト・毛鈎・ルアーの選択。
リールのハンドルを回す。
竿を動かす。
この過程中の頭の中は、決して空っぽではないはず。

のはずだが、私の釣りは山歩きと同じ。
頭を使ってない、空っぽ(^^;

アンマッチ・ザ・ベイト、アンマッチ・ザ・モーション。
いやいや、腹の減ったサカナがいないのだろう。

ボーズ(^^;

10時30分、沖上がり。

| コメント (4) | トラックバック (0)

2017年3月18日 (土)

冬山を歩く 24

今朝、マリーナの営業開始の9時に合わせて走ったが・・・
黄色の交通安全旗のはためきを見て、引き返した(^^;

山へ。

 登り:冬コース
 下り:水元沢コース

1703180【画像:1枚目】
冬コース、標高600メートルあたり。

日差しは春。
気温が上がり、雪が腐って、ザクザク。

【画像:2枚目】
山頂にて。

ここまで上がれば、まだ冬。
山頂寒暖計は氷点下3℃。

1703180_3

【画像:3枚目】
水元沢に至る雪原にて。

【画像:4枚目】
滑滝にて。

ここでザックをおろし沢水を汲んだ。

瀬音。
鳥のさえずり。
ガスバーナーの燃焼音。

コーヒーを淹れた。

山歩き時間4時間00分。
14970歩。

全給水量は、
 ・150CC

滑滝で、
 ・ホテルオークラ オリジナルコーヒー 1ドリップ

Gpslog

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月17日 (金)

『宦官』を読む

去勢。
イヌ・ネコ・ウシなら、タマを抜く。

中国皇帝に仕えた宦官(かんがん)。(注1)
彼らはタマだけではなく、サオも取ってしまう。

Photoこんな喫茶店で読み始め。

副題は、『中国四千年を操った異形の集団』。

さすがの中国も、4千年前ともなると文字での証拠はなくなってしまうが、3千年前なら〝異形の集団〟の歴史を文字で追うことができる。

甲骨文に〝タマ抜き・サオ切断〟が現れるのは紀元前13世紀。
制度としての〝宦官〟が消滅したのは、清王朝崩壊の1912年。(注2)

その3千年の歴史を300ページちょっとの本にまとめたのは、中国の大学教授夫妻。
専門は、行政史・経済史。
対象としている読者は当然のこと中国人。
だから、中国で教育を受けたことのない者が、寝転がって本書を読み進めていくのはとても無理(だと思う)。

巻末に ごく簡単な中国史年表が掲げられているが、それだけを頼りに本書を読んでいける日本人はあまりいないだろう。
私だと、ほとんど全ページで、中国史と漢語を調べる必要があった(^^;
もっとも、この調べながら読むということが苦にならないほどに、中国史は大変に面白い。(注3)

本夕、読了。

タマを抜くので、男性ホルモンの分泌が激減する。
しかし、女性ホルモンの分泌が増えるわけではないので男から女への性転換を目的とするならば、タマ抜き後は、継続的に女性ホルモンの注射が必要。
もちろん、宦官がホルモン剤を得られるはずがなく、従って、宦官は中性人間。

性欲がなく恋愛感情も起こさないから、欲望の向かう先は、食・労働・知識・財力・権力など。
だから、宦官には、
美食
職務精励
蓄財
立身出世
治世への干渉
で目立つ人材が多い。

つまり、宦官にグータラはいない。

私のようなグータラ者は、タマを抜けば少しはビシッとするかもしれない(^^;

(注1)
刑罰としてや捕虜の奴隷化を目的としての去勢が行われたのは、中国に限ったことではない。
ただし、理由は分らないが、文化・制度の多くを中国に求めた日本なのに去勢の記録がない。

江戸城の大奥に相当するのが、中国の後宮(こうきゅう)。
そこに住む皇帝の側室の数は日本の将軍より桁が2つ多く、多い時は4万人に及ぶ。
皇帝・皇后と多数の後宮美女らの寝食をはじめとする あらゆる雑用を行うのが中性人間の宦官。

去勢の成功率はそれほど悪くはなく、悪い頃でも生死半々、のちには成功率が9割を超えている。

(注2)
後宮内で働くのは、自らの意志でタマとサオを取った宦官(自宮:じきゅう)。
10歳くらいで去勢する者が多い。
だから、清王朝滅亡時に まだ幼年だった宦官には、20世紀末まで生きながらえた者がいる。
宦官は現代史と言っていい。

(注3)
情報源としてのウィキペディアと百度百科が どの程度信頼できるものなのかは不明だが、この2つのネット事典がなければ、本書は読了できなかったと思う。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月12日 (日)

本日、釣行最適日

2日続けてのナギ(^o^)。

エンジンも、一発で始動(^o^)
6時、出航。

170312【画像:上】
今日はゲスト乗船。
なので、ソウハチのつもりだった。

で、昨日の帰航時、ソウハチ爆釣海域探索を目的に、アッチの海域・コッチの海域に、仕掛けを入れてみた。
が、スカ(^^;

今日も、ソウハチを見つけられず(^^;

向かった先は、サクラマス海域。

今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

大船団。(注)

私の感覚だと、マスが
  1尾掛かれば、ホッ
  2尾掛かれば、納得
  3尾掛かれば、満足
  4尾掛かれば、十分
  5尾以上掛かれば、こんなに掛けてどうしよう。

17031201_2【画像:中】
オットセイが2頭、船から離れずに移動を強いられることもあったが、良ナギ。
日がかげることなく、風ゆるく、気温も上がり、本日、釣行最適日となった。

今日の同乗は、職場の同僚Kさん。
彼は、ルアーマン。
ショアーから、サクラマスを狙って掛ける実力保有者。

サクラマスは難しいが、ゲストにはぜひとも掛けて欲しい。

ゲストにサクラマス。
1尾掛かって、ホッなのは船頭の偽らざる心境。

ライセンスは正午まで有効だが、1時間半前にサクラマス海域を離れた。

17031202_2【画像:下】
今日の船中釣果。

サクラマス、〝 5尾以上掛かれば、こんなに掛けてどうしよう〟の6尾(^o^)

で、船中釣果の全てが、ゲストの掛けたもの。

船頭、ボーズ(^^;

(注)
鳥の写真家Libre船長によると、当該海域に75艇浮かんでいたと。

| コメント (6) | トラックバック (0)

2017年3月11日 (土)

グダグダになるまで筋肉を使わないと、1尾も掛けられない(^^;

冬の北海道の沖に、週末アングラーが小さなプレジャーボートで出ていけるチャンスは少ない。
一昨年2月は3回
昨年の2月は2回
今年の2月は1回
出航できたのみ。

これが、3月になると、
一昨年9回
昨年は8回

さて、今年の3月は何回 竿を出せるだろう。

一発で、エンジン始動(^o^)

今日の日出は、5時55分。
5時50分、出航。

170311【画像:上】
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
サクラマス海域。

春の日差しを反射するナギの海に、大船団が形成された。

マスには毛鈎(バケ釣法)。
今、しかし、胆振沖太平洋では その毛鈎釣法が揺らいでいる。
というのも、当該海域では、ジグ釣法が毛鈎釣法にまさる釣果をあげることがしばしばだから。

ジグの重さはバケの2割から4割。
ロッドの長さは毛鈎用の7割から9割。

大きく見ても、釣師がジギングロッドを操作するのに出さねばならないトルクは毛鈎ロッドを操作する際の3分の1。
かつ、スローピッチのジギングだから、毎分3回以上 大きくロッドを上下させる毛鉤釣法より必要な動力はズッと小さい。
すなわち筋肉の負荷が小さいということ。(注)

何より釣り姿がカッコいい。

【画像:下】
スケソが食ってくる。
次も、スケソ。
その次も、スケソ。
と、スケソが19尾。

狙い魚は、たった1尾(^^;

(注)
ただし、毛鉤釣法では おおかたのヒトが電動リールを使うのに対し、電動リールを使ってジギングをやるヒトは少ない。
だから、はたして毛鈎釣法より小さな筋肉負荷でジグ釣法が成立するのかは不明。

知恵のある者、知恵を出せ。
知恵のない者、汗を出せ。

私は知恵も技術も持たない自己流釣師。
グダグダになるまで筋肉を使わないと、1尾も掛けられない(^^;

| コメント (4) | トラックバック (0)

2017年3月 5日 (日)

冬山を歩く 23

今日も、というより今日の方が昨日より北西風強い。
沖へ出られない。
山へ。

〝山へ〟というのが何だか嬉しい変な釣師になったオイラ(^^;

 登り:西尾根コース
 下り:水元沢コース

と昨日の逆回り。

17030504【画像:1枚目】
西尾根825メートルピークに向かう斜面から、山頂を望む。

【画像:2枚目】
山頂にて。

猛風。
山頂寒暖計は氷点下5℃。

17030510

【画像:3枚目】
滑滝まで高度を落とす。

山に当たる風音が、頭の上から聞こえてくる。
が、風自体はこの谷まで下りてこない。

【画像:4枚目】
室蘭消防局のレスキュー隊員がザイル訓練中。

17030512彼らの脚は素晴らしい。
訓練撤収後の彼らに、ヒュッテへの登り返し斜面で追いつかれた。
その背中が見えなくなるまでに、1分を要せず。

【画像:5枚目】
シカの渡渉跡。
ヒトの渡渉点は、もう少し下ってから。

【画像:6枚目】
山はまだ冬。
しかし、標高400メートル、このあたりまで高度を落とすと、瀬の氷にも季節の進みが見える。

山歩き時間4時間30分。
16502歩。

飲食なし。

Gpslog

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月 4日 (土)

冬山を歩く 22

ナギの週末を待っているのだが・・・
今日も北西風強く、沖に出られない。
山へ。

 登り:水元沢コース
 下り:西尾根コース

17030401_2【画像:1枚目】
沢の渡渉を繰り返して遡上し、滑滝の流れの音を聞いてから登るルートで。

滑滝にて。

この左手の急斜面を登って、谷から尾根へと移る。

【画像:2枚目】
正面、室蘭岳。
背中、カムイヌプリ。
左手、室蘭・登別市街、その向こうに胆振沖太平洋。

画像は右手。
雪原の孤立木。

17030401_4

【画像:3枚目】
室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は氷点下6℃。

【画像:4枚目】
山頂でザックをおろしてコーヒー(^o^)

吹いている冬山では、動かないでいると たちまち体が冷える。
80℃、150CCのコーヒーの熱量は、わずか12キロカロリー。
体へのインプット熱量が12キロカロリーでは、熱収支、大いにマイナス。
コーヒーを淹れるよりも歩いて筋肉に発熱させるべきだ。

ンでも、しかし・・・
雪壁を背に、雪を沸かした(^o^)

2017030409

【画像:5枚目】
こんなところで、コーヒー1杯で40分(^o^)

17030413_3

【画像:6枚目】
やがて濃いガス。
強風。

西尾根825メートルピークから下りて振り返り見る山頂は、吹雪の向こう。

【画像:7枚目】
2月には2月の雪が降る。
3月には3月の雪が降る。

雪の降るペトトル川の源流をひとまたぎ。

山歩き時間5時間20分。
16551歩。

全給水量は、
 ・150CC

室蘭岳山頂で、
 ・ホテルオークラ オリジナルコーヒー 1ドリップ

Gpslog

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月 3日 (金)

『釣魚雑筆』を読む

著者はロシアの作家、セルゲイ・アクサーコフ。(注1)
ロシア語で書かれた最初の〝釣り本〟とのこと。(注2)
初版の発行が1847年。

Photoこんな喫茶店で読み始め。

グラスやカーボンを得られない時代、かつ竹を産しないロシアでの竿作りから話は始まる。
ラインは馬毛・絹糸。

大陸国ロシアの釣師だから、出竿は川・湖で。(注3)

すでに、ロシアでも毛鉤が使われていた時代だが、著者自身は毛鉤釣りをしたことがないと書いている。
釣法はフカセのエサ釣り。

100ページ近くを使い、『釣りの技術について』と銘打って、
・第1
 釣りの技術でもっとも大切なことは、釣り竿を上手に<後略>
から
・第16
 魚は8月と9月には高いところを、その他の月は<後略>
まで。

現代の釣師の常識とは噛み合わないところもあるのだが、まァ、釣師の言うこと、ンなことに あぁこう言っても始まらない。
そもそもが釣師。
はなから常識なんぞ、持ち合せているわけがない(^^;

全250ページ中、140ページで釣りの対象魚25種が紹介される。
内、アブラビレのあるサカナは、イワナ・ヒメマス・イトウ。
日本人に分かるのは、このサケ科の3魚とウグイ・ドジョウ・コイ・フナ・ナマズくらいだろう。(注4)

この本を読んでも、我々の釣果が上がることは絶対にない(^^;
釣りというよりは、旅行先のロシアで川魚料理を食べるような機会のあるときに開く本だろう。

本夕、読了。

趣味のこと、遊びのことは、傍(はた)のヒトには分からないのだが・・・
とは言っても、サカナ釣りだから、やっていることは大したことではない。
大したことではないのだが、やっている本人は大したことをやっている気分。
著者もこの気分に満ちている(ようだ)。

君の気分、あなたの気分でもある。
で、ボクの気分でも(^^;

(注1)
生年1791年・没年1859年。
竿を出せるような規模の川池を自領地内に持つ貴族。

(注2)
本書外でアクサーコフ自らが、本書を〝ロシア語で書かれた最初の釣り本〟と書いているようで、その言葉を本書翻訳者が解説に引用している。
ところが、本書を読み進んでいくと、アクサーコフ自身が、1812年出版のロシア人作家レフシンの『釣り人の本』を読んだと書いてあって、本書が〝ロシア語で書かれた最初の釣り本〟ではないことが明らかになる。

翻訳過程で何か混乱があったのか、アクサーコフが間違ったことを書いているのか。
後者だろう。

〝釣り本〟といえば、イングランド人 アイザック・ウォルトンの『釣魚大全』をあげなければならない。
『釣魚大全』の初版発行は1653年。
『釣魚雑筆』は『釣魚大全』から2世紀のちの出版ということになる。

(注3)
ロシア語に区別があるのだろう、本書中では〝小川〟・〝川〟・〝河〟と使い分けられている。
この順で川の規模が大きくなっているのかと思うが、さにあらず。
訳者には、この使い分けを訳注に付けてほしかった。

また、止水は〝池〟または〝掘り池〟と表現されている。
〝掘り池〟はともかく、大ロシアの釣師の言う〝池〟だ。
本記事中では、〝池〟を〝湖〟と書き改めた。

なお、本書中に地名がたくさん出てくる。
が、河川の具体名の表示は ごく少ない。
湖沼にいたっては具体名の表示はひとつだけ。
著者が実際に出竿した河川湖沼がどこなのかは全然分からない。
この徹底さは、現在の釣師にはマネのできないところ。

(注4)

サカナの写実的なイラストが掲載されている。
が、オショロコマだと紹介されているサカナのイラストにはアブラビレがないし、魚体もサケ科には見えない。

写実〝的〟ではあるけれど、写実ではなさそうだ。
コイ・フナなど良く知っているサカナのイラストを見ると、背・腹・尻ビレがやや誇張されて描かれている(ように見える)。


時代背景を簡単に示す。

1653年 アイザック・ウォルトンが『釣魚大全』を出版

1791年 セルゲイ・アクサーコフ誕生

1812年 ナポレオンのロシア遠征

1812年 レフシンが『釣り人の本』を出版

1847年 『釣魚雑筆』が出版される

1853年 クリミア戦争開戦―1856年 終戦

1859年 セルゲイ・アクサーコフ 死没     

1917年 ロシア革命

1986年 日本語訳出版

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月26日 (日)

冬山を歩く 21

今日も北西風強く、我が小船では沖に出られない。
で、今日も山へ。

 登り:西尾根コース
 下り:水元沢コース

と昨日と逆回り。

17022608【画像:1枚目】
西尾根825メートルピークにて。

この雪庇帯の上を通って向こう側に出る。

【画像:2枚目】
室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は、氷点下10℃。

17022612_2【画像:3枚目】
室蘭岳山頂から見るカムイヌプリ。

水元沢コースは、室蘭岳とカムイヌプリの分岐点を通る。

両山頂を結んだ中間点付近まで下りる。

【画像:4枚目】
新しい雪が積もり、グリップが全然効かない。
滑る。

時折、雪煙が舞う。

頭上を流れる雲が速い。
陰ったり日が射したり。

17022616_4

【画像:5枚目】
最後から2番目の渡渉点。
スノーブリッジ(橋状の雪)の出来が不完全。
飛び石を使って渡渉する。

【画像:6枚目】
セッケイムシ(雪渓虫:セッケイカワゲラ)を50尾以上見た。
「生息域は流れに近いところ」と書いてあったりするが、ンなことはない。
西尾根のピークに近いところでも見る。

山歩き時間5時間15分。
17370歩。

飲食なし。

Gpslog

 

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月25日 (土)

冬山を歩く 20

ナギと週末がなかなか重ならない。
今日も北西風強く、我が小船では沖に出られない。

山へ。

 登り:水元沢コース
 下り:西尾根コース

17022501【画像:1枚目】
沢に下りて、鷲別川の源流に沿って上流へと歩く。

新しい雪が深く、すねまで埋まる。
かつ、締まっていない雪なので、急斜面ではグリップが効かず滑る(^^;

左手、瀬の流れ。
右手、今日のこのルートに、私より先に足跡を付けたのはシカ。

【画像:2枚目】
山頂に向かう広い雪原にて。
雪煙を巻き上げて風が吹き下りてくる。

振り返ると、標高750メートルのカムイヌプリが見えるはず。
が、雲底低く山容を隠す。

高度を上げて、雲の中に入る。

17022510_2【画像:3枚目】
雲中、強風の室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は、氷点下8℃。

【画像:4枚目】
西尾根に乗るため、樹氷の枝をくぐる。

17022513【画像:5枚目】
西尾根825メートルピークにて。
かわしてきた雪庇帯を振り返る。

【画像:6枚目】
650メートルまで高度を落とすと雲から抜けた。

眼下に室蘭市街。

西尾根はさえぎるもののない吹きさらしの斜面が長い。
よって、吹き止まない北西風を右から受けて歩く時間も長い。

山歩き時間5時間30分。
15852歩。

飲食なし。

Gpslog

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月24日 (金)

『科学捜査の事件簿』を読む

〝コンピュータにかける
という言い方を、今でも するのだろうか。(注)

犯行現場に残された指紋を、データベースに蓄えられた指紋と照合する。
捜査の現場では、指紋の照合をする際に、〝コンピュータにかける〟みたいな言い方をするような気がする。

Photoクハ789の窓側席で、読み始め。

〝指紋の照合〟とはどういうことか?
そもそも、かけるコンピュータが無かった時代、指紋の照合はどのように行われていたのだろう。

日本における指紋のデータベース化の始まりは、1908(明治41)年。
その時から、今に至るまで、指紋照合の方法の基本は変わっていない。

日本では、年に3千件の犯人割り出し、12万件の前歴・身元確認のための指紋照合が行われているそうだ。
データベースにある指紋は600万。
その照合のためのチェック点は12。
指紋の12ヶ所だけのチェックで絞り込むので、候補は何十と出てくるのだと思う。
最後のステップは、マンパワーなんだと。

本夕、読了。

(注)
この〝コンピュータにかける〟のかけるは、〝はかりにかける〟、〝裁判にかけるなどのかけるに使い方が近い(ように思う)。
〝鍋を火にかける〟とか〝エンジンをかける〟のかけるとは用法が違う。

もちろん、〝サカナをかけるかけるとは全然 用法が違う(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月20日 (月)

『クイズで覚える「ものの名前」』を読む

随分以前のハリウッド映画の『GODZILLA』。
冒頭、日本の漁船が未知の巨大動物に襲われ沈没する。
生存者はただ一人。
その彼が、病院のベッドでうわごとのようにその動物の名を言う。
「ゴ・・ジ・・ラ・・」

ンなことはあり得ない。
誰も知らない動物だ。
その名を言えるはずがない(^^;

エンターテイメント映画。
主役の名を登場させるための演出に、アレコレいうのは野暮というものだろう。

ところで、日本人の言葉のスタートは、〝マンマ(ご飯)〟、〝ブゥブゥ(水)〟(だと思う)。

〝マンマ〟が〝裏ごし野菜〟や〝すりおろしリンゴ〟を、また、〝ブゥブゥ〟が〝ぬるま湯〟や〝水〟と限定した具象名詞を表すのではないことは、赤ん坊をあやすママでなくとも知っている。
もう少し大ぐくりな概念、つまり、〝マンマ〟は空腹を満たすモノを、〝ブゥブゥ〟は渇きをいやすモノをといった、現象に対応するモノの性質・機能を表している。
いや、もっと包括的。
〝マンマ〟とは〝空腹〟のことを、〝ブゥブゥ〟とは〝渇き〟のことを表している。
ヒトは固有名詞・具象名詞の前に、抽象名詞を理解するのだ。

ただ一人の生存者に、「ゴ・・ジ・・ラ・・」と極めて限定・特定された固有名詞を口にさせた映画監督は、認識と言語について深い知見を持つヒトに違いない。
って、以上、初めから6行目以降は、大ウソ(^^;

Nameこんな喫茶店で読み始め。

缶詰の製造記号、
JCはタラバガニ
ORはパイナップル
なんていうのは、知らなくても全然気持ちが悪くない。

腕時計やズボンのベルト。
グルっとまわして余ったベルトを差し込む小さな輪っか。
一つは止め具の直ぐそばにあって動かない。
もう一つは自由にスライドする。

前者は定革(ていかく)。
後者は遊革(ゆうかく)。
これを知ったことで少しホッとする(^o^)

本夕、読了。

花をつけた草木、その名を知れば山歩きの楽しさが増すはず。
と、思って、ポケットサイズの植物図鑑を持って山に入るのだが、ページを開くことなく下山するのが常(^^;

花咲く草木の名を知ることよりも、私は自然を感じていたい、ってか(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月19日 (日)

冬山を歩く 19

一昨日・昨日と強風。
今日も北西風 吹きやまず、我が小船では沖に出られない。
山へ。

 登り:西尾根コース
 下り:水元沢コース
と、昨日と逆回り。

17021809【画像:1枚目】
入山直後は雪。

その後、日が出たり陰ったり。

林を抜け、さえぎるもののない雪原へ。
左からの風が冷たく痛い。

シュカブラ(風紋)。
踏むと音を立てる雪。
その雪を踏んで、高度を上げる。

西尾根825メートルピークの雪庇帯をかわし、山頂を目指す。

【画像:2枚目】
山頂間近。
樹氷の枝をくぐる。

17021813【画像:3枚目】
室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は、氷点下8℃。

【画像:4枚目】
水元沢コースへ下りる。

昨日つけた自分のトレースは新しい雪の下。
代わりに、今朝のソロ登山者の登りトレースが。

それを踏んで、水元沢を下る。

17021814_2

【画像:5枚目】
倒木のアーチ下のトレースはシカのもの。
くぐったのは1頭。

人は左に巻く。

【画像:6枚目】
トレースをたどると、滑滝を大きく巻くルート。(注)
こんなところに出る。

雪で笹ヤブが埋まらないと歩けないルートだ。

山歩き時間4時間20分。
17692歩。

飲食なし。

(注)
等高線が、山すそから山頂に向かって凸状に描かれていれば谷(沢)。

Gpslogその逆、山頂から山すそに向かって凸状に描かれていれば尾根。

今まで、私のこのコースの踏破は、全て山頂に向かう凸等高線に沿う沢を歩くルート。
滑滝を経由する。

今日 歩いたのは、山すそに向かう凸等高線。
尾根を歩いた。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月18日 (土)

冬山を歩く 18

北西風強く、我が小船では沖に出られない。
山へ。

水元沢コースを歩くヒトは、無雪期でも少ない。
積雪期には いよいよ少ないから、踏破を助けてくれるトレース(踏み跡)を期待できない。

積雪期は、だから、時計回りに、
 登り:西尾根コース
 下り:水元沢コース
と歩くのと、反時計回りに、
 登り:水元沢コース
 下り:西尾根コース
と歩くのとでは、歩きづらいのは後者。

だけれども後者、
 登り:水元沢コース
 下り:西尾根コース
を。

17021601【画像:1枚目】
沢に出るために、ヒュッテから200メートルほど高度を落とす。
その後、沢の渡渉を繰り返し上流へ。

滑滝。

南だけが開いている谷。
だから、頭の上のほうで鳴る北西風も、ここまでは下りてこない。

ここで沢を離れて尾根まで登り、冬の風を受けて歩くことになる。

【画像:2枚目】
踏むと音を立てて壊れるクラスト(氷化した雪)の上に、乾いた新雪。

人の足跡はもちろん、今日は動物の足跡も見えない。
その雪に、私の足跡を残しながら高度を上げていく。

17021607【画像:3枚目】
室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は、氷点下14℃。

【画像:4枚目】
樹氷の枝をくぐって西尾根に入る。

17021614_2

【画像:5枚目】
西尾根825メートルピークにて、振り返る。

雪庇の向こう、右遠くに山頂だが、吹雪で見通せない。

【画像:6枚目】
ここまで下りてくると、風がおさまり、林の向こうの空に青が見えてきた。

残行程わずか。

山歩き時間5時間00分。
16503歩。

給水なし。

室蘭岳山頂で、
 ・モロゾフ ウイスキーボンボン 2個

Gpslog

| コメント (2) | トラックバック (0)

2017年2月13日 (月)

『そうだったのか!』を読む

原題は『THE SCIENCE OF EVERYDAY LIFE』。
『日常生活の科学』くらいの意味だろう。
『見慣れたものに隠れた科学』という本書の副題が原題にミートする。

The_science_of_everyday_lifeこんな喫茶店で読み始め。

原著者はカナダ人のサイエンスライター。
カナダ放送協会のサイエンス番組のホストでもある。

社会主義連邦共和国時代のソビエトからは、読者層が義務教育課程在校生あたりの科学啓蒙書がたくさん出版されていて、その日本語翻訳本もたくさん出ていた。

本書のレベルも似たようなところ。

テーマは24。
整理されたデータが示されていないテーマがあったりして、24テーマ全てに〝そうだったのか!〟とスッキリとした読後感を得られるわけではない。

しかし、
○騒がしいパーティ会場で二人で静かに語り合うには?
○ぬいぐるみの顔がかわいいのはなぜ?
○あなたは他人の顔をどう見分けているのか?
などなどを、この程度の本で理解しようというのはハナから無理なこと。

本夕、読了。

この程度の本で理解しようというのはハナから無理なことなのだが、この程度の本で理解したつもりになってしまうのが、私のような読者(^^;
これを読んだことをきっかけに、もう少しマシな本を読もうとチラっとでも思えば大した人物になれそうに思う。

が、この程度の本で理解したつもりになって終わり(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月12日 (日)

冬山を歩く 17

昨夕得た今日の海況予報は、〝北西風が強くなり、ナギは昼まで持たない〟というもの。
つまり、午前の早い内はナグだろうという予報になる。
ソレ行けってとこだが・・・

結局、船の下架係留はせずまま、今朝。
出られない風ではないようだが、わが小船では釣りにならないだろう。
ということで、山へ。

 登り:水元沢コース
 下り:西尾根コース
と、歩きがいのあるルートを(^o^)

170212【画像:1枚目】
滑滝にて。

札幌と函館を直線で結んだときの中間点がこのあたり。
〝V2〟は、丘珠空港と函館空港を結ぶ航空路で、この画像の上空のやや右を通り、
JALのサーブ340が1日5往復する。

ターボプロップの双発音が、北から近付き、南へと遠ざかってゆく。
10時05分に丘珠を離陸した便だろう。
ほどなく、南から近付き、北へと遠ざかってゆくターボプロップの双発音が聞こえる。
10時15分に函館を離陸した便だろう。

瀬の流れは雪の下。
瀬音も雪の下。

南下と北上の2回のターボプロップの双発音を聞いたのち、急登に取り付く。

【画像:2枚目】
倒木のアーチ。

この少し先、596メートルコル。
そこからの雪は柔らかく、グリップが効かない。

170212_3【画像:3枚目】
室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は、氷点下3℃。

【画像:4枚目】
この雪庇帯をかわしたら、西尾根825メートルピーク。

【画像:5枚目】
西尾根825メートルピークから振り仰ぎ見る山頂。

【画像:6枚目】
山を出るために、ペトトル川の源流をひとまたぎ。

170212_5

Gpslog山歩き時間4時間40分。
16701歩。

給水量は、
 ・200CC

室蘭岳山頂で、
 ・東ハト オールアズキ 4枚

| コメント (2) | トラックバック (0)

«『失敗だらけの船の歴史』を読む