2019年11月17日 (日)

冬山を歩く 2

今日も西風強い。
山へ。

昨日と逆回り、山を大きく時計回り。

 登り:西尾根コース 
 下り:水元沢コース

道道107号に乗るも、上から下からの見通しのきかない吹雪。
帰宅、天気の回復を待った。

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3時間後に出直し、入山。
ペトトル川の源流をひとまたぎ後、登りに取り掛かる。

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西尾根825メートルピークにて。

ここで右に折れ、あのピークまで歩く。

右奥は登別沖太平洋。

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室蘭岳山頂にて。
山頂寒暖計は、氷点下5℃。

風は左から右。
強風。

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山頂から見る室蘭港。

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山を歩く者のみの眼に入る濃い青。

水元沢に下る斜面の雪が深い。
この雪がクッションになり、下りのヒザにやさしい。

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高度を下げると雪が少なくなり、それが地面の落ち葉となじんでいなく、滑る。
その滑る左の急斜面を下りてきた。

滑滝にて。

ここでバーナーに点火。
滝の水を汲んで、コーヒーを淹れた。

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飛び石を伝って渡渉。

下りのルート。
しかし、山を抜けるには、ここから200メートルの登り返しが必要。
さァ、もう一汗だ。

山歩き時間4時間50分。
18891歩。

全給水量は、
 ・150CC

滑滝で、

 ・UCC 職人の珈琲マイルドブレンド 1ドリップ
 ・明治 メルティーキッス くちどけラム&レーズン 2本 

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2019年11月16日 (土)

冬山を歩く 1

西風強く、我が小船では沖に出られない。
山へ。

ゴアのハットをニット帽に変えた。
アイゼンをザックに詰め、防風ジャケットを着ての入山。

 登り:水元沢コース
 下り:西尾根コース

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国土地理院発行の2万5千分の1地形図の等高線間隔は10メートル。
ヒュッテから等高線を2本上げ、そこから20本下げて、沢に入る。

全山落葉。
足元は、トレース(足跡)のない新雪。

短い時間、日射しもあったのだが・・・

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沢を詰めて、滑滝。

雲の流れが早い。
しかし、ここは南北に走る谷の底。
西風はおりてこない。

ここで、左の急斜面を登り、谷から尾根に出る。
この先は、風に吹かれて歩く。

山が暗くなってきた。

落ち葉に乗った乾いた雪。
滑って、歩速が上がらない。

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室蘭岳山頂にて。

同じ気温でも、冬から春に向かう時季と、秋から冬に向かう時季とでは体感は大いに違う。
寒く感じるのは、秋から冬に向かう今。

山頂寒暖計は氷点下6℃。

本記事のタイトルを『冬山を歩く』とした。

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山頂から見る室蘭港。
港は日を反射しているが、山には厚くて黒い雲が迫ってきた。

風は右から左。

ザックをおろし、バーナーに点火。
コーヒーを淹れた。

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樹間にヒュッテが見えてきた。

日が落ちた。
間もなく、夜。

山歩き時間5時間40分。
19167歩。

全給水量は、
 ・250CC

室蘭岳山頂で、
 ・UCC 職人の珈琲マイルドブレンド 2ドリップ
 ・マース スニッカーズカカオストロング 1個

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2019年11月12日 (火)

『逃亡日記』を読む

吾妻ひでお のマンガ家デビューは19歳。

デビューから20年、39歳の'89年から'90年にかけての真冬の4ヶ月。
彼は失踪、ホームレス生活を送る。

その2年後の春から夏。
二度目の失踪。
再び、ホームレス生活を送る。
この時は、ガス配管工として日給1万円の職に就いたりもしている。

1回目の失踪原因は、マンガ原稿を締め切りに間に合わせられなかったから。
2回目の失踪原因は、本書の内容だけではよく分からない。
編集者に原稿を渡してすぐ。

これら失踪生活から10年以上過ぎて、吾妻ひでおはマンガ『失踪日記』を発表。
その『失踪日記』はマンガ界の三大賞、すなわち、
 手塚治虫文化賞大賞
 文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞
 日本漫画家協会賞大賞
を受賞している。
(前二者受賞マンガに『バガボンド(井上雄彦)』があるが、三賞受賞マンガは『失踪日誌』のみ。)

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こんな喫茶店で読み始め。

本書は、『失踪日記』の文章版。

マンガ『失踪日記』には多少の脚色が入っているようだが、本書『逃亡日記』は編集者の問いに吾妻ひでおが答えるというスタイル。
問われていないことに付加して答えることもないが、問われたことに答えないということもない。
淡々と話が続く。

本夕、読了。

失踪時の彼は躁うつ病でアルコール依存症。
酒を飲みだしたのは30を過ぎてからだという。

躁うつ病の結果がアルコール依存症なのか、
アルコール依存症の結果が躁うつ病なのか、
因果関係は分からない。
あるいは、このヒトの場合、躁うつ病とアルコール依存症の間に何の関係もないのかもしれない。

断酒会入会、精神病院入院で、アルコール依存症を克服。

ピーク時には事務所を構えアシスタントを使って月に120ページのマンガを描いていたというが、今は日に半ページ。

彼は言う、
「つらくなると逃げてしまう」
「覚えていない」
「あと先考えない」
それが、過去についても現在についても・・・

吾妻ひでお。
逝去は、先月13日。
享年69。

私もそうだ。
逃げる
覚えていない
あと先考えない(^^;

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2019年11月 6日 (水)

『季語うんちく事典』を読む

〝鞦韆〟と書いて、〝しゅうせん〟と読む。
簡体字だと、〝秋千〟。
〝ブランコ〟のこと。
〝鞦韆〟、〝秋千〟、〝ブランコ〟は、春の季語なんだと。

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こんな飯屋で読み始め。

コップの中はリンゴジュース。 リンゴは秋の季語。
紅葉はツタ。 ツタは秋の季語。
ズボンのポケットにはカシワのドングリ。 ドングリは秋の季語。

季語(季題)を一句に一つ詠み込むのが俳句の原則。

リンゴやツタやドングリが、秋の季語なのは腑に落ちる。

しかし、何ゆえ、ブランコが春の季語なのか。

素麺(そうめん)は夏の季語のように思うが、素麺だけでは季語にならないのだと。
〝冷素麺〟・〝素麺流す〟として、夏の季語になる。
氷の入手が難しかった頃は、素麺は入麺・煮麺(にゅうめん)として温めて食べることが多かったと説明されて納得。

本夕、読了。

サカナについて本書から拾うと、
春の季語:さくらだい・にしん・しらうお・ます
夏の季語:かつお・さば・とびうお
秋の季語:さんま
冬の季語:さめ・まぐろ・ぶり・ふぐ

ところで、何ゆえ、ブランコが春の季語なのか。
千年前の宋の蘇軾(そ しょく)の七言絶句
 春宵一刻値千金
 花有清香月有陰
 歌管楼台声細細
 鞦韆院落夜沈沈
からきている。

俳句は芸術ではない。
〝第二芸術〟とでも言うべき。
というような論文が、70年ほど前、論争を引き起こしている。

俳句を芸術と考えるヒトもいれば、俳句は第二芸術だと考えるヒトもいる。

サカナ釣りを技術と考えるヒトもいれば、サカナ釣りは運だと考えるヒトもいる。
オイラ、運だと考えるヒト(^^;

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2019年11月 4日 (月)

これで良かったのだと思う

6時20分、出航。
サケを掛けるつもり。

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こんな風景の見える海域は、昨日、ハネを見た海域。
しかし、今日はハネを見ず。
更に湾奥へ。

更に湾奥に進むも、ハネを見ず。
1キャストもできずに、180度回頭。
海域離脱。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

ここでも、サケのハネを見ず。

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今日の同乗は、職場の同僚Kさん

大きいアタリを2回連続バラシ。
3回目のアタリで捕れた。
Kさんの竿を曲げたのは、良カタのアブラコ。

初めてのサケ釣行。
で、いきなりサケに竿を曲げてもらっては、若いKさんの これから先の人生に良いことではない。
と、私は思う。

仕掛けはテキサスリグ。

2回バラシて、3回目で捕る。
これで良かったのだと思う。

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良カタのクロソイも。
これも前後に1回ずつバレ。

これで良かったのだと思う。

船頭。
上品の極み。
ボーズ(^^;

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2019年11月 3日 (日)

スプーンを放る。 1回。2回。3回。4回。5回。

北西風強い。
山歩きの支度をした。

が、太平洋を見る道路を走るとナギの海。
風裏となるイタンキ沖では、竿を出せそう。

ということで、9時30分、出航。

2019110301 
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

我が艇を入れて、6艇がこの海域に。
先行して竿を出していたR艇に様子をたずねると、
「ハネを見たのは1回だけ」
それでも、
「1尾掛かった」
と。

私の弱り目には、ハネは見えず。
何の根拠もなくスプーンを流すが、何の根拠もないから、当然、魚信もない(^^;

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こんな風景の見える海域へ。

この海域で、ハネ、2発。

スプーンを放る。
1回。
2回。
3回。
4回。
5回。

沖上がり。

我が艇らしい釣果。
ボーズ(^^;

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2019年11月 2日 (土)

天は不公平、エコひいき

85歳も82歳も同じ。
55歳も52歳も同じようなもの。
25歳も22歳も、まァ、同じようなものと言える。

高校1年生、15歳。
中学1年生、12歳。

15歳と12歳は全然違う。

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中高生の絵画展にて。

この世代の3年の違いは、深く、高い。
高校生と中学生の創作力の深い差。
高校生と中学生の絵を描く技量の高い差。

これは、しかし、若いヒトは3年で、力と技量を深く・高く伸ばせるということ。

但し、〝誰でも〟ではない。

天は不公平、エコひいき。
才能を得られるヒト、得られないヒト。

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標高900メートルと1900メートルは全然違う。

標高900メートルは秋。
1900メートルでは冬。

山頂に立てず (^^;

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2019年10月27日 (日)

秋山を歩く

北西風強く、我が小船では釣りにならない。
朝いち野暮用あり、遠出はできない。
近場の山へ。

 登り:西尾根コース
 下り:水元沢コース

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足元は湿った落ち葉で柔らかい。
滑る。

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西尾根825メートルピークにて。

雲が厚く、日射しが遠い。

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山頂にて。

山頂寒暖計は3℃。
風は左から右。
汗がたちまち引いて、体が冷える。

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滑滝にて。

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高度を下げると山に色彩。

山歩き時間4時間10分。
20615歩。

全給水量は、
 ・300CC

室蘭岳山頂にて、
 ・六花亭 チョコマロン 2個

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2019年10月25日 (金)

『温泉まんが』を読む

とらや一家が二泊三日の温泉旅行。
留守をあずかるのは寅さん。
もうじき一家が帰ってくる頃、寅さんが、
「やっぱり、ウチがイチバンだねェってなことを言いながら帰ってくるに違いないンだ」
と、風呂の準備をする。

寅さんの思った通り、オバちゃんが、
「ふゥ。 やっぱり、ウチがイチバンだねェ」
と、とらやに帰ってきて開口一番。

温泉を舞台にしたマンガ集。

Spa 
こんな喫茶店で読み始め。

つげ義春、楳図かずお、白戸三平、上村一夫など12人が各1作ずつ。
計12作が、
   第1章 温泉宿
   第2章 効能
   第3章 事件
   第4章 人間模様
と、章分けされて収録されている。

古代ローマの大浴場やフィンランドの公衆サウナや江戸の銭湯を舞台に物語を作ったら、開放と健康の物語になると思う。

日本の山の温泉。
そこが舞台なら、病や過去のいやし、それと隠し事の物語になるように思う。

マンガ家とは、ストーリィを創作でき、コマ割りができ、絵が描けてと、幾つもの才能に恵まれたヒト。
努力とか訓練とかではどうにもならないものを天より与えられたヒト。
 ・サルが、増水した川に流される
 ・未完成のヘビの入れ墨の完成とともに死ぬ男と女
 ・伊賀忍者がシイタケ栽培者の四つ子の子守になる
温泉に絡んで、予想外の話の展開がある。

本夕、読了。

旭岳・間宮岳と表大雪を大きく5時間歩いたすえに至った中岳温泉は全くの野湯。
野湯には野湯の、湯気が立つ。

久住山から坊ガツル。
5時間歩いてテントを設営。
雨降る夜にヘッドランプを頼りにテントサイトから15分ばかりの法華院温泉は、山中にはあり得ない立派な温泉宿。
人工光の湯船には人工光の湯船の、湯気が立つ。

山の温泉から帰って、
「ふゥ。 やっぱり、ウチがイチバンだねェ」
と、私は思ったことはない。

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2019年10月22日 (火)

3アタリ目がある(^^)

6時、出航。

イカの準備をして出たのだが、ヤマセが強く断念。

サケを狙って北上したR丸を追った。
R丸船長からは、
「時々、ハネが見える。 でも、食わない」
と。

我が艇では〝食わない〟以前の問題。
ハネを見つけられず(^^;

帰航々路上。
ベイトが濃い。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

ジグを放ると、アタル・バレ・アタル・バレと1投2バレ(^^;
1投2バレだが、しかし、アタル・バレ・アタル・バレ・アタルと、3アタリ目がある(^^)

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30分間のお祭り騒ぎ後、10時、沖上がり。

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2019年10月21日 (月)

漁火海域で仕掛けを入れるもスカ(^^;

5時30分、出航。

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日出は5時54分。

この日の出の やや右の海域を目指す。
昨夜、イタンキの丘からイカ漁船の漁火を確認した その海域。
しかし、漁火海域で仕掛けを入れるもスカ(^^;

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こんな風景の見える海域でも出竿。
が、ここもスカ(^^;

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帰航時、噴火湾の入り口付近で騒ぐ鳥。
ジグを放ると、青魚の魚信。

バレる。
バレるはず。
サバが随分太った。
船上まで取り込めたのは50%以下(^^;

イケスに20尾入ったところで沖上がり。
キープはサバ・フクラギ、1尾ずつ。

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2019年10月18日 (金)

『K-POP 新感覚のメディア』を読む

韓国の空港ビル内に自動小銃を持って仁王立ちで監視業務についている警官は、とてもカッコいい。
今風に表現すれば、クール。

彼らは間違いなく、6ツに割れた腹筋と厚さ10センチの大胸筋を持っている。
そのガタイを維持するのに、1日に4時間は汗を流し、1日に5000キロカロリーの熱量を摂取しているはずだ。

そんな素晴らしい体に、黒い戦闘服、ベレー帽。

それよりも何よりも、あの警備警官らをクールに見せているのはサングラス。
レンズの濃い黒色は、見ている方向を悟られないための配慮。
フレームは初代ターミネータータイプ。
あのレンズの内側で眼球だけを動かして監視業務に立っている。
外眼筋も鍛えに鍛えられている。

著者は韓国人。(注)

Kpop
こんな飯屋で読み始め。

音楽コンテンツへの消費額の最大国は米国。
次が日本。
日本の音楽コンテンツへの消費額は、EU諸国全部を足し合わせたよりも多い。

K-POPは、そのスタートこそポピュラー音楽の2大消費国の米国と日本の模倣で、向けていたのは韓国々内。
が、時を置かずに韓国々内の音楽市場から飛び出していく。
グローバル化。

'01年のiTunes。
'05年のYouTube。
音楽は所有・保存(ダウンロード)するものから、共有・アクセス(ストリーミング)するものへと変化し、音とパフォーマンスを世に示すハードルは大きく下がった。
一方で、それを評価する耳と目は、時には〝億〟を単位とする数となった。
K-POPは、そこに乗り出す。
そのため、K-POPスターは、そのデビューまでに、語学も含め3年から6年のトレーニング時間を使って質を高めるという。
K-POPスターの歌唱力・パフォーマンスのキレ・高い語学力のクールさは、あの空港の警官のクールさと通じる鍛錬の成果を感じさせる。

本夕、読了。

ポピュラー音楽界のエポックメーカーを2人(組)だけ選ぶとしたら、ビートルズとマイケル・ジャクソンだろう。
3人(組)選ぶとなると、K-POPが加わるものと私は思う。
ただし、このK-POP、1人(組)に絞り切れない。

データは豊富で、書かれている社会背景・歴史も緻密。
しかし、本書に書かれているのは あまりに〝現在〟過ぎる。
そのせいもあって、スムーズに文字を追っていけるような読み易い本ではない。

が、あと20年。
あと20年、その頃、本書はK-POP解説の古典書となっているに違いない。

たった今、米国、日本、英国、フランス及びその周辺国、ブラジルでK-POPは高く評価されている。

韓国々内でヒットしなかったK-POPで、韓国々外でヒットしたものはないと著者は書く。
今の韓国人のポピュラー音楽に関する感性が、それだ。

オックスフォード英語辞典に〝J-POP〟という単語は採録されていない。
〝K-POP〟は'12年に採録されたという。

(注)
韓国の大学で修士号、日本に留学して博士号を取得。
現在は日本の大学で『観光文化論』を教える。
ところで、『観光文化論』って何なのか。
私は知らない(^^;

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2019年10月15日 (火)

『2分間ミステリ』を読む

著者は1924年(2012年没)生まれの米国人のドナルド・J・ソボル。
児童文学作家で推理小説作家。
1959年から始まったソボルの作家活動の第一作が本書。
邦訳は2003年。
私の購入した本年3月の発行本が46刷目だから、年に3回も増刷されていることになる。

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こんな喫茶店で読み始め。

推理小説のショートショート版といったつくり。
1話 2ページが全部で71話。
1話読むのに要する時間が2分間というのが、題名の『2分間ミステリ』の意味。

この短い話の中に謎解きのカギが用意されている。
謎を解くのは読者。

1話が短いからといって、バカにできない。

・地上に立つヒトからは、2階の部屋の床は見えない
・息でふくらませた風船は浮かない
といった、常識で解ける謎もあるが、

・米国のテキサス州には、
 パリ     Paris
 ナポリ    Naples
 アテネ    Athens
 ロンドン   London
 パレスティナ Palestine
 モスクワ   Moscow
 と綴る地名がある
・ラバ(オスのロバとメスのウマの交雑家畜)には生殖能力がない
・オートマチック式拳銃の薬莢は右後方に排出される
・サンフランシスコで7時のとき、ニューヨークでは10時
といった、知識を必要とする謎解きも多い。

本夕、読了

71話中、私に解けた謎は ほんの数話(^^;
ということで、読み捨て本だが、私に関しては良質本。

ところで、上の画像に見えるカップがウェッジウッド社のものであると分かったヒトは、本書71話中の50話以上の謎を解けると思う。
そしてカップに注がれているのがコーヒーではなく、(ミルク)ティであると見抜いたヒトは、本書71話全部の謎を解けるはず。

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2019年10月14日 (月)

金曜の夜の話をしても始まらない(^^;

金曜日の退勤時。
イタンキの丘から見る太平洋に、漁火多数。
コンパスで角度を測り、漁火位置を海図に落とした。

今日の日出は5時46分。
その日の出を地球岬をかわす頃に見る。

シケ直後だから、オカから流れてきたゴミやら木っ端やらを見ながらの航海になるかと思いきや、意外にも海上はきれい。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
金曜の夜、漁火が集まっていた海域。

イカを淡水に接触させると、白く退色する。
なので、搭載してきた20キロの氷から4キロほどをポリ袋に取り分け、口を縛って控え目サイズの発泡魚箱に入れる。
持ってきた発泡魚箱は3箱。

しかし、氷の入ったポリ袋を入れた発泡魚箱は1箱のみ。

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その1箱もスカスカ。

金曜の夜、この海域にはイカがワンサといたンだと思う。
が、今日は月曜日(^^;

金曜の夜の話をしても始まらない(^^;

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2019年10月13日 (日)

『ケーキの切れない非行少年たち』を読む

紙に書かれた円を丸型のケーキに見立てる。

著者は、医療少年院勤務経験のある児童精神科医で臨床心理士。

少年院に収容され矯正教育を受けている少年らに、ケーキ(円)を等分する線を書かせる。
2等分線は書ける。
4等分線も書ける。
しかし、3等分線となると書けない者がいることを著者は知る。

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こんな喫茶店で読み始め。

3等分線なら、ベンツのロゴマークのようになるはず。
が、本書の帯に書かれているような分割線を書く。

非行少年に共通するのは、
・認知機能、つまり見たり聞いたり想像する力が弱い
ケーキを3等分できない理由は、これ。

共通することは ほかに、
・感情のコントロールが苦手で、すぐにキレる
・融通が利かず、行動が思い付きで予想外のことに弱い
・自己評価が不適切で、自分の問題点が分からない
 よって、自信があり過ぎたり、逆になさ過ぎたり
・人とのコミュニケーションが苦手
と、知能が低いことからくること。
さらには、
・身体の使い方が不器用で、力加減ができない

で、どうするのか。
小中学校教師、法務教官(少年院等で矯正教育に携わる)は、
・子供のいいところを見つけてほめる
・話を聞いてあげる
・自尊感情を高める
と言う。

本夕、読了。

著者は言う。
ほめたり、話を聞いてあげたところで、それはその場をとりつくろうだけに過ぎないのではないか。
問題を先送りするだけではないのか。
自尊感情を高めると言うが、そんなことを言う教師らがそもそも自尊感情を持っているのか。
自信を持たせることが できるのか。

相手は、
・簡単な足し算、引き算もできない
・簡単な図形さえ写せない
・短い文章でさえも復唱できない
そんな少年たち。

本書に、非行少年らの頭の中の分析法は書かれている。
しかし、その先、どうするのかの記述は乏しい。
救いのない現実がある。

救いのない現実。
オイラもそうだ(^^;

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2019年10月 8日 (火)

『名残の山路』を読む

ヤマケイ文庫(山と渓谷社)中の1冊。
読み出してから気付いたのだが、本著者が書いた やはりヤマケイ文庫中の1冊を私はこの春に読んでいる。
拙ブログに 『旅に出る日』を読む という記事にしたのがそれ。

著者は今年93歳。
その著者の、還暦から米寿に至るまでの紀行文集。
45編。
出版はこの夏。

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こんな飯屋で読み始め。

交通公社に勤め、旅雑誌の編集者歴の長い著者。
有名な門前町・城下町を訪れる話もあるが、だが、名所・旧跡を案内する本ではない。
歴史・伝説・民話、そして自然にひかれての、極めて個人的な興味から訪れる土地を歩く話。
それらの歴史・伝説・民話・自然は、広く知られたものではない。
その土地・郷土の歴史・伝説・民話・自然。

旅先に北海道はない。
北海道は若過ぎて、歴史・伝説・民話をきっかけにして訪れるような土地ではないからだろう。
自然さえも若い。
観光客のために用意されている展望台・駐車場から先は、若い自然がヒトの侵入を拒む。

自らを〝歩く旅人〟という。
特急の止まらない駅に降り立ち、1時間、4時間。
いや、時には半日。
半日かけて歩いて着いた宿場町には、気の向く宿がない。
と、さらにその先の宿場町へ。
峠を歩き、今は使うヒトの少ない街道を歩く。

雨に降られることもあるが、降られるがまま。

本夕、読了。

再訪の地もある。
それが、30年振り、50年振り。

半世紀前に訪れた時の印象を書いているのか、ついさっき訪れた時の印象を書いているのか。
文章からは、過去のことなのか現在のことなのか判別できない。
本書の紀行文は、〝時〟の縛りから解放されている。

著者は言う。
立ち止まることが〝旅〟だと。

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2019年10月 6日 (日)

最大ドラグ力は3キロ

7時10分、出航。

風は落ちる予報。
が、どうした21世紀の天気予報。
外れ。

晴れて乾いた秋空。
しかし、風は落ちず。
波の頭が尖り、堅い。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

防波堤を出て真っすぐ。
水深62メートル。

2019100602 
良カタのサバ が入れ食い。
それを、イケスで生かしておく。
左隣のイケスにも。

で、沖上がり時にリリース。

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使ったジグは35グラム。

ライトロッドにセットしたのは、1000番のリール(シマノ規格)。
実用ドラグ力は2キロ。
最大ドラグ力は3キロ。

ドラグを締めるのだが、ラインが出ていく。

鈎が折れた(^^;

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鈎が折れるその寸前。
デカいのがタモにおさまった(^^)

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2019年10月 5日 (土)

『仏壇におはぎ』を読む

写真家 武田花(たけだ はな)の著作。

帯にはフォト・エッセイと書かれているが、掲載されている写真は少ない。
また、エッセイの内容と写真は直結しない。
仏壇の話もおはぎの話も出てくるが、仏壇の写真もおはぎの写真もない。

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こんな飯屋で読み始め。

写真は全てモノクローム。
被写体にヒトの生活が感じられるが、ヒトは写っていない。
その写っていないヒトは、皆 若くない。
ネコが写っているショットが多いが、動きは緩慢。

本夕、読了。

写真はカラー撮影したものをモノクロに落としたのではなく、撮影自体がモノクロのようだ。

著者53歳の時に出された本だが、文章も写真も年齢を倍にしたほどに枯れて寂しい。
文章にも写真にも、未来も希望も感じられない。
かといって、投げやりでも絶望でもない。
あるがまま。

著者は、そういう眼と感性を持っているヒト。
写真と文章で食っているヒト。
プロの眼と感性だ。

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2019年10月 4日 (金)

『雨の科学』を読む

本書の原稿が書かれたのは、気象学者の著者が病院の無菌室内のベッドで闘病中のこと。
無菌室ゆえ、紙すらも殺菌されていなければならない。
その殺菌された紙が、毎日2枚ずつ無菌室内に差し入れられたという。
著者は2005年刊行の本書初版を手にしていない。
その前年、67歳で死去。

Rain
こんな飯屋で読み始め。

雨粒は、こんな形〝💧💧〟をしていない。
空気抵抗を受けて落ちてくるので、下が平べったい半球。
草太郎型。
そして、その半径は3ミリを超えない。
それ以上の大きさになると、落下の過程で空気抵抗によって雨粒が更に平べったくなり、ついには空気抵抗が水の表面張力に勝ち分裂するのだと。

地表から対流圏上端(海抜11000メートルあたり)までの、1センチ×1センチの断面積1平方センチの気柱を考える。
地球全体の平均では、そこに含まれる水蒸気は3グラム。
湿った日本の夏でも5グラム。
これが 全部 雨になって降り注いだとしても50ミリ。

現実には、1時間に100ミリを超える降水量が記録されることは珍しいことではない。
だから、降雨時には連続して水蒸気の供給がなされていることになる。
その供給の仕組み、水蒸気が雨滴となる機構などが明かされる。

本夕、読了。

本日、未明より雨。

雪よ 岩よ われらが宿り
オレたちゃ 町には 住めないからに
オレたちゃ 町には 住めないからに

テントの中でも 月見はできる
雨が降ったら 濡れればいいさ
雨が降ったら 濡れればいいさ
(雪山賛歌:西堀榮三郎)

山で降られたら、濡れるしかない。
だから、
〝雨が降ったら 濡れればいいさ〟
と、私もそう思う。
しかし、大抵 それは強がり。
本音のところは、早いところ雨が上がることを願っている。

雨が上がりそうだ(^^)

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2019年10月 2日 (水)

『鳥ってすごい!』を読む

ハイイロミズナギドリ。
噴火湾でも見る小さなトリだ。
繁殖はニュージーランド。
一旦、南東方向に南極付近まで進んだのち太平洋を北上し、日本、カムチャッカ、アラスカ沿岸海上に滞在。
再び太平洋を南下、ニュージーランドに戻る。
1年間の総延長飛行距離は65000キロ。
赤道一周で40000キロ。
あの小さな体で毎年 地球1周半相当以上の距離を移動するというのは、とても信じがたい。
このトリ、ペンギンを除けば鳥類中最も深く潜れる。
68メートルまで潜った記録があるそうだ。

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こんな飯屋で読み始め。

先月の中頃まで、地球岬付近で見られたアマツバメ。
飛行速度は時速100キロを超える。
その速度のまま、深さ せいぜい1メートルの巣穴に入る。
どのように急ブレーキをかけるのか。
まだ分からないのだという。

本夕、読了。

鳥獣保護法がユルユルだった私が子供の頃の話。
隣の家では鳴き合わせのためメジロを何十羽も飼っていた。(注)
我が家でもウソのペアを飼っていた。

鳥カゴの中の2本の止まり木を行ったり来たりのメジロ、ウソ。
さぞや、空を飛びたかったはずだ。


空を飛ぼうなんて 悲しい話を
 ………………………………
 ………………………………
あゝ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね
こんなにも こんなにも 空が恋しい
(この空を飛べたら:中島みゆき)

こんな詞を書いてメロディをつけることができるなんて、このヒトはきっと背中に翼を持っているに違いない。

(注)
鳴き合わせとは、飼いトリの鳴き声を愛でること。
鳴き声の質を競う鳴き合わせ会もある。

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2019年9月29日 (日)

アッチコッチの釣り

氷を20キロ搭載。

日出が5時30分。
5時10分、出航。

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水平線近くの雲の上から太陽。
秋分の日から数日を経たばかりだから、太陽はほぼ真東から昇る。
その太陽に船首を合わせての航海。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

職漁船が落ち着かず、アッチへ行ったり、コッチに行ったり。
我が艇も、アッチへ行ったり、コッチに行ったり。

で、アッチでスカ。
どころか、コッチでもスカ。

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帰航。
正午過ぎ、この海域にくるとトリが大騒ぎ。
アッチでボコっ、コッチでボコっとボイル。

昨日はベイトタックルを手にして、キャストができずにもどかしい思いをしたが、今日はスピニングタックル。
ジグをフルキャストして、アッチでボコっ、コッチでボコっへ

着水後、カウント1で、フクラギ狙いの高速リトリーブ。
1投1尾とは言わないが、10投9尾。
しかし、すべてサバ。

我が家のサバの持ち帰り許可量は2尾まで。
昨日は、その2.5倍を持ち帰ったので今日は持ち帰らない。
掛けてはリリース、掛けてはリリース。

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持ち帰りは20キロの氷で冷やしたイカが2ハイ(^^;

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2019年9月28日 (土)

40センチを超えたら大サバ

9時00分、出航。

防波堤を出て真っすぐ。
しかし、反応なし(^^;

2019092801 
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
入れ食い情報。
当該海域へ誘導してくれたのは、TackleⅡ船長。
サンクス。

良ナギ。
秋の雲。

鳥が騒ぐ。
ナブラ。
スピニングリールをセットしたロッドも持ってきているのだが、手にしたのはベイトリールをセットしたロッド。
なので、バックラッシュが不安で、キャストができない(^^;
で、ジグをポチャンと落としてジィーコ・ジィーコ釣法。

フォール中にアタる。
カウント20から、巻き上げ中にアタる。
しかし、腕が未熟。
アタりは多いが、取り込み失敗多数。
船上にまで上げられたのは15尾くらい。

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この海域に来るサバで、40センチを超えるまでに成長するものは少ない。
KON-chan号艇基準では、40センチを超えたら大サバ。
その大サバが今季は多い。

11時30分、沖上がり。

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2019年9月23日 (月)

『全国マン・チン分布考』を読む

秋分の日。
雨、風強い。
沖に出られないのはモチロン、山に入るのも無茶を越えて無謀というほどの風雨。
こんな休日は、お茶を飲みながら読書がふさわしい。

京都は古い都。
文化はそこで生まれ、京を中心に同心円を描くように遠隔の地に伝わる。
言葉も文化。
京で使われなくなった言葉が、東北や九州で聞かれるということがある。

〝マン〟とは、
 ダンベ
   アンぺ
   ホト
   マンジュー
   オマンコ
等々、50ばかりの女陰を表現する語のこと。

〝チン〟とは、
 チンポ
   チンチン
   カモ
   マラ
   ムスコ
等々、50ばかりの男根を表現する語のこと。

これらの言葉の使われている地点が、日本地図上にプロットされる。

プロット数はそれぞれ1000はあるだろう。

その分布が、京都を中心に見事に同心円を描く。

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こんな飯屋で読み始め。

マン・チンなど、学問にならない。

書籍を求め、データ採取・整理のためにアルバイト学生を使う。
それに私費を3000万円投入。

言語学者や民俗学者に協力者があらわれる。
学問にならないはずのマン・チンが、学問の高みにまで上がっていく。

本夕、読了。

〝マン〟は、古く平安の京の朝廷勤めの女房の言葉。
饅頭(まんじゅう)のことを〝おまん〟と言っていた。
今でも、京都の老舗菓子屋のノレンには、〝おまん〟と書いてある。
生粋の京都女性は、だから、菓子屋で「〝おまん〟二つ」とか言って買う。

チンを表す〝まら〟。
広辞苑では、
まら【魔羅・摩羅・末羅】(梵語mara)
 ①仏道修行を妨げ、・・・
 ②(もと僧の隠語)陰茎。・・・
とあり、他の辞書も大同小異。

これに対し著者は、古文書、漢書に深く分け入り異を唱える。

著者は朝日放送のプロデューサーを務め、定年退職したヒト。
民放の娯楽番組を手掛けていたヒトだが、娯楽番組だからといって、放送された面だけで評価しては企画・制作者に気の毒。
非常に深い考察がある。

本書も自分の手掛けていた番組へとどいた一通の手紙が研究のスタート。
本となるまでに、23年を要している。

マン・チンは見えない見せない。
隠れている隠している。

著者の本書をまとめるにあたっての力の入れようが、健康的、爽快。

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2019年9月22日 (日)

絵鞆マリン倶楽部 秋の釣り大会

風弱く気温も上がり、釣り大会好適日。

カレイ
ソイ
アブラコ
ワラサ
などに良型が検量されたが、私には釣果なし(^^;

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メーンイベントはパワーランチ。
豚汁
ジンギスカン
チャーハン
ゆでソーセージ

豚汁のささがきゴボウと斜め切りの長ネギは私の仕事(^^)

屋外での食事会の席で話されるのは、サカナ釣りのこと。
ヒトの釣果のことであっても、その話を聞くのは気持ちがいい。
降ってくる日射しのせいだろう(^^)

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イーハトーブ船長の打つソバも。
ご馳走さまでした。

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今季見る最後のセミ。
もう鳴くこともなく、日を浴びることもない。

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カシワの木にドングリ。

吹き来る風は秋。

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2019年9月21日 (土)

『どくとるマンボウ追想記』を読む

北杜夫の『どくとるマンボウ』シリーズ中の一冊。

彼の『夜と霧の隅で(芥川賞受賞作)』は読んでいないが、
 ・漁業調査船に船医として乗り込んだ経験に基づく『どくとるマンボウ航海記』
 ・旧制高校での自身の学園生活を描いた『どくとるマンボウ青春記』
 ・カラコルム山脈のディラン山登山隊に山岳医として随行した経験を小説化した『白きたおやかな峰』
は、随分以前に読んだ。
本書を手にしたのは、その〝随分以前〟が ふと頭をよぎったから。

秋風のせいだ・・・

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こんな喫茶店で読み始め。

小学館の新レーベル P+D BOOKSの一冊。
このレーベル、〝後世に受け継がれるべき名作でありながら、現在入手困難となっている作品を・・・〟が、うたい文句。
しかし、私ごときが言うのは僭越至極・生意気が過ぎるが、本書、冒頭にあげた わずかしか読んでいない彼の他の作品に比べて、内容も表現もレベルが低い。
彼の著作でなく、私が今まで読んできたものと比べても、低レベル。
本書、〝後世に受け継がれるべき名作〟ではないだろう(と思う)。

誕生から旧制高校入学までの彼の自伝。
1927(昭和2)年生まれだから、勤労動員、焼夷弾で家を焼かれといった不愉快なエピソードも多く書かれているが、斎藤茂吉を父に持ち、婆や・運転手の世話を受けるオボッチャンで秀才の話。

本夕、読了。

懸垂を3回しかできなかった軟弱児だったとか、旧制高校では数学や物理がダメだったとか書く。
が、懸垂は3回だけだったが、殴り合いのケンカには強く、野球もうまかったようだ。
数学と物理はダメだったというが、これは大いなる謙遜、学業全般は優等。

私の若い頃、北杜夫の人気は高かった。
その若い頃なら、本書を面白く読めたのかもしれない。

今の年齢の私は、再び言う。
私ごときが言うのは僭越至極・生意気が過ぎるが、本書、内容も表現もレベルが低い。

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2019年9月20日 (金)

『アメリカはいかに日本を占領したか』を読む

東京湾上に錨泊する戦艦ミズーリの甲板上で行われたのは、帝国の連合国への降伏文書調印。
調印式は9時から始まり、30分かからずに終わっている。
1945(昭和20)年9月2日のこと。(注1)
この日は、日曜日だった。

その降伏文書調印式直後、帝国はGHQから、(注2) 
〝英語を日本の公用語とする。 その施行は、24時間後の翌3日月曜日午前10時から〟
との布告文書を渡されている。
しかし、これは、結局 施行されなかった。
その24時間の経緯は大変に興味深く、かつ この公布は施行されるべきではなかったのかという愚見を、拙ブログの 『日本人の英語力』を読む という記事に私は書いた。

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JAL B777‐200機内で読み始め。

対日戦勝を確信している連合国、とりわけ米国は終戦後の東西対立も早くから予想し、開戦前から日本語学校を開設して日本占領政策の準備を進めていた。
GHQによる占領政策期間は'52(昭和27)年までの7年間で終わったが、占領プログラムの立案当初は、その期間を20年と見込んでいたらしい。

ダグラス・マッカーサーが連合国軍最高司令官として厚木に降り立ったのは、降伏調印式の3日前、8月30日。
その日以降、トルーマン大統領に その職を解かれるまでの6年間、日本の最高権力者として神権とも言えるほどの権力を行使する権利が彼に与えられている。

副題が、「マッカーサーと日本人」。

マッカーサーは、駐日米国大使館の駐在武官の父親の副官として、戦前、東京勤務経験のあるヒト。
また、フィリピンでは帝国軍の攻撃を受け捕虜になる寸前まで追い詰められた経験を持つヒト。
従って、日本の国状・日本人の心情をよく知る。

天皇の扱いについて連合国内で深い議論がされ、帝国降伏の1年半も前に米国国務省内では天皇制の維持が必要との結論を固めている。
マッカーサー自身が得た結論も同じで、天皇の権能を使い、日本をコントロールしていく。

本書で語られるのは、天皇の上をいく権威を持ったマッカーサーについて。

本夕、読了。

厚木に着陸したDC‐54Bの乗降口の前で、レイバンのサングラスをかけ、コーンパイプをくわえて あたりを見渡す。
モーニング着用の身長の低い天皇を左に立たせ、長身にノーネクタイの略式軍服で両手を後ろに回して立つ。
帝国軍の攻撃から やっと脱出したフィリピンへ、海水にズボンを濡らして再上陸し、〝I shall return.〟を果たす。

これらの彼の晴れ舞台の写真は誰でも知っている。
そして誰でも言うだろう、『いよォッ、千両役者』と。

たった今の日本の良いも悪いも その全てが、その千両役者と掛け声をかけられることを意識していたマッカーサーの下書きによるもの。
ただ、本書には、〝英語を日本の公用語とする〟ことをマッカーサーが取り消したことについては書かれていない。

(注1)
日本では8月15日を終戦記念日とする。
一部の国を除いて、連合諸国での対日戦勝記念日(VJ-Day)は降伏調印式の9月2日。

(注2)
GHQとは連合国軍最高司令官総司令部。
日本では〝進駐軍〟と呼称することが多いが、要するに〝占領軍〟。

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2019年9月19日 (木)

『劇画 ヒットラー』を読む

水木しげるの本。

だから、
  居村眞二の『紺碧の艦隊(原作:荒巻義雄)』
  手塚治虫の『アドルフに告ぐ』
  三島由紀夫の『わが友ヒットラー』
  チャップリンの『独裁者』
のような創作物なのかな、と本書を手にしたのだが、しかし、創作ではなくヒットラーの伝記。

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こんな飯屋で読み始め。

神聖ローマ帝国(第一帝国)・帝政ドイツ(第二帝国)の栄光を取り戻す第三帝国建設のため、ポーランド・フランス・チェコ・オランダ・オーストリア・ギリシャ・ノルウェー、更に これに倍する国がヒットラーを総統とするナチス・ドイツに占領、統治下におかれていく。
対英国戦につまづき、対ソ連邦戦に敗北し、ヒットラーは結局 自ら命を絶つのだが、ヨーロッパ諸国・崩壊後のソ連邦諸国の生滅は現在につながる。

私向きの欧州近代史・地政学本。

本夕、読了。

史実を時系列のまま、劇画に置き換えただけ。
それだけなのだが、創作で脚色しなくても十二分をはるかに越える、百二十分、千二百分にヒットラーは劇画的なヒト。

本劇画には2回分しか描かれていないが、彼を暗殺しようという計画は40以上もあった。
いずれも失敗、あるいは実行に移されなかったが、計画自体が劇画的だし、その失敗も劇画的。

事実は、創作を越える。

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2019年9月15日 (日)

あらかた残った氷で今日冷やしたのは

今日の日出は5時14分。
5時10分、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
噴火湾、北東部海域。

右、羊蹄山、1898メートル。
この山を見るたび。いつも思う。
この山、あと500メートル高ければ、さぞや見事な山だろうと。

海に浮かぶたび、いつも思う。
竿先がギューンと曲がって海面に刺されば、さぞやオイラ幸せになれるだろうと。

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1投目、45メートルでラインの出が止まる。
イカが2ハイ。

我が艇、持病を発症。
クラッチが効かなくなり、エンジンパワーをスクリューに伝達できない持病(^^;
この持病、前触れのない突発性なのと予防法がないのが面倒。

で、SeaDragon艇船首から伸びるロープで我が艇をもやっての出竿。
この後、帰港のために牽引していただくことに。

SeaDragon 船長には出竿時間を大きく減じさせることとなり、大変申し訳ありませんでした。

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昨日搭載した20キロの氷は、サバを3尾冷やしたのみだったので あらかた残っている。
その あらかた残った氷で今日冷やしたのは、本日の1投目で付いた2ハイのイカ。
それのみ(^^;

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2019年9月13日 (金)

サメはいない。 いないはず。

道路脇の黄色の交通安全旗が、風にバタバタと。
が、気象予報は悪くない。

氷を20キロ搭載。
給油。

7時40分、出航。

予報は悪くない。
しかし、外れ(^^;
南西からピッチの短い深いウネリ。
そのウネリの上に風波が乗り、船速を上げられない。

わずかな時間、12ノット。
あとは、10ノット、8ノット。
と、低速航海を続ける。

左舷0.5海里で我が艇と並航するボートが180度回頭、引き返した。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

2時間以上の航海の末のイカ海域。

サメはいない。
いないはず。
イカもいない(^^;

イカ海域滞在時間、30分足らず。

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帰航時、噴火湾々口に多数のカモメが浮かんでいるのを見る。
ザっと見、200羽。

ジグを放ると、3投3尾。
大サバは掛からず。

その後の、12投は掛からず(^^;

正午、沖上がり。

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2019年9月10日 (火)

『戦艦大和の収支決算報告』を読む

以下、本書内の記述に従い、貨幣表示は当時のままで。
また、米国ドルは当時のレートを用い、日本円に換算して示す。

1894(明治27)年、日清戦争時の帝国の年度国家予算は1億円に届かない。
戦費は2億3240万円、国家予算の230%。

1904(明治37)年、日露戦争時の帝国の年度国家予算は3億3000千万円。
戦費は18億2630万円、国家予算の550%。

1941(昭和16)年、太平洋戦争開戦時の帝国の年度国家予算は86億円。
日中・太平洋戦争を通じての総戦費は2036億3634万円、国家予算の2370%。(注)

Balance-of-accounts 
こんな喫茶店で読み始め。

帝国が計画したのは、世界最強の砲弾を撃てる大砲を積み、その世界最強の砲弾を受けても沈められない装甲を持つ船を4隻建造すること。
1番艦 大和
2番艦 武蔵
3番館 信濃 (建造開始後に空母に設計変更)
4番艦 紀伊 (建造中止)

当時、帝国海軍の艦艇1トン当たりの単価の見積額は、
潜水艦 6450円
駆逐艦 5050円
戦艦  2800円

体積当たりの装備密度の高い艦艇、すなわち、小さい割には強力な機関を載せ、重兵装した艦艇のトン当たり単価が高い。
1艦当たりだと
駆逐艦 秋月  1209万円
空母 大鳳 1億0120万円

労働集約型工程のもと船が造られる。
よって、労働単価が安かったことが大きく効いて、帝国では同クラスの艦艇を米国の半分程度のコストで建造している。

で、大和の建造費は、1億3780万円。
〝世界最強の軍艦を手に入れるにしては安いものだ〟と帝国海軍高官が考えたのかどうか。

本夕、読了。

主砲弾1発1920円 を1170発
25ミリ機銃弾1発26円 を150万発
これだけで、4000万円。
そのほかに、副砲弾 1620発、高角砲弾 13500発 を積み込んだ大和が、襲撃してきた米国海軍機の編隊に向けて主砲を撃ち始めたのが、1945(昭和20)年4月7日12時32分。
世界最強の軍艦のはずの大和が戦ったのは、2時間に満たない。
14時23分沈没。

同戦闘による米国の損失は、
航空機  180万円
航空魚雷 500万円

本書の副題は、『建造費・維持費・戦費から見た戦艦大和』。
そして、本書名は『戦艦大和の収支決算報告』。

決算は大

(注)
2019年度の日本の国家予算は101兆4571億円。
国防予算は5兆2574億円、国家予算の5%。

ちなみに、2019年度の米国の国家予算は480兆円。
国防予算は73兆円、国家予算の15%。

米国大統領が同盟諸国に対して、
「米国は世界警察の立場を降りる。 米国に頼るな。 自分の国は自分(の銭)で守れ」
と言うのは道理がある。

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2019年9月 7日 (土)

竿が大曲がり、5秒か6秒か7秒か

内寸:短辺300mm×長辺500mm×深さ120mm。
鮮魚店で よく見る大きさの発泡魚箱。
KON-chan号には、これを載せていた。
それをやめ、
内寸:短辺255mm×長辺390mm×深さ100mm の上品サイズに。

その上品サイズの発泡魚箱を3つ。
それに、氷を20キロ搭載。

昨夜は雨だったが、早朝の道路は乾き始めていた。
暑くなりそうだ。
Tシャツ、短パン、サンダルで、もやいを解く。

日出が5時07分。
5時00分、出航。

良ナギ。
26ノットの高速航海。

19090701
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

レンズをオカに向けているのだが、ガスで見えない。

1投目で、早くもサメ。
7個のスッテの内、6個取られる(^^;

2投目もサメ。
7個のスッテの内、5個取られる(^^;

以降、移動を繰り返すが、どこに逃げてもサメが現れる。

19090702 
発泡魚箱は上品サイズ。
漁果も上品。
21ハイ。

19090703
サバが濃い。
いくらでも釣れるが、リリースできなかった4尾のみキープ。

17分30秒海域・水深125メートル。
KON-chan号左舷に鳥が集まる。
海面を割って全身を現したのは、マグロ。
おォ(^^)

イカの付いた仕掛けを流すこと2分か3分か。
竿が大曲がり、5秒か6秒か7秒か。

仕掛け全損。
竿を曲げたのはサメ(^^;

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2019年9月 2日 (月)

『赤ちゃんは ことばをどう学ぶのか』を読む

Baby 
こんな喫茶店で読み始め。
富士山5合目、吉田ルートの起点にある喫茶レストラン。(注)

登りの脚が順調に動くようにと血糖値を上げることを目的に、ホットミルクにガムシロップを2個いれる(^o^)

本書の「はじめに」の部分と「目次」を眺め終わった頃、甘い、甘過ぎるミルクを飲み干し終えた。

富士山保全協力金(1000円)と引き換えにもらった小さな木の鑑札をザックに付ける。
さァ、行くか。

今夕、読了。

海外赴任に帯同した幼児。
親が現地人とコミュニケートするのに四苦八苦しているのを横目に、子供はすぐに現地語をマスター、幼稚園や小学校の現地人の子供らと遊んでいる。
親は〝子供は天才だ〟と感心する。

これは本当か。

スポーツや楽器と同じ、外国語も早い内から。
と、子供に外国語が身に付くようにと、幼い頃から外国語CDを聞かせる。

これは有効か。

それらについて、論が張られる。
調査・実験の裏付けがしっかりしていて、論じられる内容の信頼性は高い。

自分自身がどのようにして聞いた言葉を理解し、そして話せるようになったかの過程を述べられるヒトはいない。
自分自身を振り返るだけでは、ヒトが言葉を理解し使えるようになる過程は説明できない。

海外赴任に帯同した幼児。
実は現地語をマスターなんてしていない。
幼児同志でコミュニケーションが取れるレベル。

幼い頃から外国語CDを聞かされた子。
成長したのち、聞かされた外国語をマスターしたという話は聞かない。

国際結婚後もそれぞれが母国語のみを話す両親のもとに育った子。
はたして、バイリンガルに成長するか・・・

(注)

ここは すでに標高2305メートル。
登山期・観光期はマイカー規制が発せられ、ここに上がってこられるのは許可された車両のみ。
マイカーは標高867メートルで捨て、そこからの約30キロをシャトルバスかシャトルタクシーで上がる。
私は新宿から五合目直行バスで。

バスの乗降場、管理センター、休憩所、着替え所、土産店・喫茶・レストランの入った立派な建物が全部で6棟。
登山用具レンタル店、モンベル、簡易郵便局もこれらの建物内にある。
全て自家発電。
水もタンク車で下から持ってくる。

きれいな公衆トイレがあるが、オシッコ・ウンコを無料で排泄できるのはここまで。
ここより先、トイレは有料。
7合目まで上がると、200円。
8合目からは、300円。
山頂では、400円。

私は山頂で400円払い、サポートタイツCW‐Xの中で縮こまっていたオチンチンを引っ張り出し、大して したくもないオシッコをチョボチョボっと(^^;
麦茶色に濃くなったオシッコに、なぜか達成感を覚える(^o^)

背負う負荷を小さくするために持って上がったのは、い・ろ・は・す天然水〈555ml〉1本。
そのボトルの水源地表示は札幌市清田。

水が少なくなったら、山小屋で調達していく。
7合目まで上がると、い・ろ・は・す天然水、500円。
水源地表示が、山梨県北杜市白州町(ほくとし はくしゅうちょう)となっているのが、何となくうれしい。

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2019年9月 1日 (日)

間もなく、一面にウサギ

氷を20キロ搭載。
給油。

7時15分、出航。

20190903
風穏やかの予報だったはず。
が、今日になって予報が変わった。

空は晴れわたって明るいが、風。
このあと、波が立ちそうな気配。

こんな風景の見えるあたりで、いったん船を止めたが・・・
さらに東進しばし。

一投目で、腕にイカの感触が伝わる。
数十秒後、サメの感触も(^^;

付いたイカにサメが食い付くのは海面下30メートルあたりから。
ジージー巻き上げてきて、間もなく取り込みという頃に食ってくる。

仕掛けに付いたイカへのサメの食い付き方は、2種。
1.ゲソだけ残して、胴を食いちぎる
2.イカ仕掛けごと食い付く

行儀のいい食い方をする 1.のサメ。
グイっと竿を曲げ、ピョンと竿先が戻る。

そんなサメだけが現れるわけではない。
行儀の悪い2.のサメ。
思いっきり竿を曲げ、竿先が戻った時は仕掛け全半壊(^^;

どちらのサメも、我が艇に取り付く(^^;
イカを食い去る。
仕掛けを壊す。

10時を過ぎると波の頭が崩れ、海面にウサギ。
間もなく、一面にウサギ。

11時、沖上がり。

往航、1時間。
復航、2時間。

20190902 
16ハイ。

サバも濃い。
イカのスッテに食ってくるので始末に悪い(^^;

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2019年8月31日 (土)

富士山を歩く

〝アタマを雲の上に出し〟という文部省唱歌『ふじの山』の歌詞は正しい。(注1)
下界は一面の雲。
そんな時でも、飛行機からは富士山々頂は見える。

深田久弥は、『日本百名山』で、富士山を、
 〝ただ単純で大きい〟
と記している。
そして、
 〝 大衆の山〟
 〝 偉大なる通俗〟
であるとも。

要するに、富士山は俗人の山だということ。
で、私は俗人(^^;

ということで、昨日、山梨県富士吉田市富士スバルライン(2305メートル)へ。
富士山を北東側から登る。

残高1471メートル。(注2)

GPSログの始まりは、ここ。

02_20190831223401
背中に山中湖が見えているのだが、上空には笠雲。
好天とは言い難く、時々、耐風姿勢。

7合目。
標高2906メートルの山小屋に着いたのは19時近く。
すでに闇の始まり。
夕食後、しばし休憩後、23時、山歩き再開。

03_20190831223401
火口縁にて。

成層火山の場合、登山者は火口縁の一周グルリを山頂と見なす。
だから、火口縁に到達したことで、下山してもいいのだが・・・
ここは、3720メートル。

なので、火口を回って剣ヶ峰(けんがみね)まで。

06_20190831225501
下山後、振り返り見る富士山。
裾がわずかに見えるだけ。

背中は山中湖。

富士山は俗人の山。

 〝ただ単純で大きい〟
 〝 大衆の山〟
 〝 偉大なる通俗〟

たくさんのヒトがこの山を歩いている。
私のような たくさんの俗人が (^^;
Gpslog_20190831223401

(注1)

頭を雲の上に出し
四方の山を 見おろして
かみなりさまを 下に聞く
富士は日本一の山

この歌が文部省唱歌に採用されたのは、1911(明治44)年。
それより前、1895(明治28)年には、帝国による台湾統治が始まっている。
台湾には富士山より高い山が2座あり、
 ・玉山(ユイシャン:新高山(にいたかやま) 3952メートル)
 ・雪山(シュエシャン:次高山(つぎたかやま) 3886メートル
だから、富士山が日本3位の山だった時代が半世紀ほどある。

いやいやいや。
期間は短いが、帝国が統治していたニューギニアやマレーシアには4000メートル超の山が9座ある。
〝富士は日本一の山〟と歌ってはいても、実は〝富士は日本12位の山〟だった時代があるわけだ。

(注2)
富士山は、羊蹄山に登るのと同程度の負荷。

富士山・羊蹄山とも、その生成機構が同じ成層火山で火口径もほぼ同じ700メートル。
山容の傾斜角もほぼ同じ。
だから、富士山の上半分が羊蹄山であると考えていい。

吉田ルート、5合目降車場(標高2305メートル)からの残高は1471メートル。

羊蹄山は標高で400メートルないところから脚を使わなくてはならない。
真狩コースだと、残高1590メートル。
富士山のほうが稼がなくてはならない標高差が100メートル少ない。

また、水を背負っていかねばならないのが羊蹄山。
対して、富士山には山頂付近にまで売店・山小屋があって、水も温かい食事も手に入る。
なので、ザックに入れていくのは雨具とヘッドライトくらいのもの。
羊蹄登山時よりも、背負うザック重量を2キロは減らせるだろう。

空気の薄さを言うヒトがいるが、走って登るのならともかく、私はチンタラ登山。
この程度の標高で酸素の薄さを感じなければならないほどの、運動強度の高い登山はしていない。

東京の主要ターミナルから出ている富士登山口へのバスに、日帰りに使える出発便はない。
夕刻まで登って7合目か8合目の山小屋に泊まることを前提にする便ばかり。
東京起点の登山者の多くは、登って下りてくることに2日掛ける。
それが標準的富士山行。

山小屋に入れば、食事・寝床が用意されている。

羊蹄山に一日で登って下りてこられるヒトは、富士山なら余裕で登って下りてこられる。
なお、登山口に早朝に至る手段のあるヒトなら、日帰りが可能。

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2019年8月28日 (水)

『紀州犬 熊五郎物語』を読む

高知の闘犬。
闘わせるのは土佐闘犬で、土佐犬とは別種。
純血の日本犬ではない。
土佐闘犬は、日本犬(土佐犬)と洋犬の混血。

純血日本犬とされているのは六種。
・柴犬
・紀州犬
・四国犬(土佐犬)
・甲斐犬
・秋田犬
・北海道犬(アイヌ犬)

フチと名付けられたアイヌ犬1頭だけを相棒にヒグマを追った猟師自らの書いた本は、拙ブログで'16年1月に 『羆撃ち』を読む で話題にした。
『羆撃ち』を読んだときに感じた、山の厳しさ・恵み、背中に担ぐ獲物の重さが 今でもよみがえる。
何よりも、フチとの別れがつづられたページでは、読書スピードが急速に落ちたことを思い出す。

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こんな飯屋で読み始め。

本書は、道東の観光ホテル経営者の鉄砲撃ちが飼っていた紀州犬の話。

紀州犬は猟犬としての才に優れ、それを見込まれイノシシ猟に使われていたという。
和歌山が産の紀州犬が、九州の育種家によって育てられていた。
その幼犬1頭が、道東羅臼に。

エゾシカもヒグマもイノシシより大きく、特にヒグマはイノシシより はるかに強い。
純血の紀州犬ということが、猟にどう作用するかが描かれる。

今夕、読了。

日本に先にいたのは縄文人。
のち、弥生人が渡来する。
その歴史と犬の歴史がリンクする。
頭蓋骨で区別するようだが、イヌにも縄文系と弥生系があるそうな。
北海道犬は縄文系。
紀州犬は弥生系。

遣隋使・遣唐使の時代から中国犬が入り、さらに明治の開国で洋犬が入りして混血が進み、純血日本犬は少ない。
孤立した集落で飼われていた純血日本犬を探すことが、戦前から行われていた。
本書に書かれている熊五郎は、そうやって見つけられた紀州犬の純血子孫。

血統がどれほどのものだ、と思う。
が、やはり血統ってのはある。

イヌでもヒトでも。

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2019年8月25日 (日)

夏山を歩く 3

北西風強く、我が小船では釣りにならない。

山へ。
駐車場からヒュッテまでの道には、小川状に水の流れ。
山は下界とは違う雨の降り方をした模様。
鷲別川の渡渉を繰り返す水元沢コースに入れば、靴の水没必至。

で、
 登り:西尾根コース
 下り:夏道コース
と、無難なルートを。

2019082502 
西尾根825メートルピークにて。
仰ぎ見る室蘭岳山頂には雲が懸かっているが、右奥 登別沖太平洋は陽光の反射。

このあたりから、タテハやベニシジミがノハラアザミの花に しがみついているのが見え始める。

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山頂にて。

山頂を踏む頃には、雲の底が上がってガスっ気が消えた。
山頂寒暖計は13℃。

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山頂から見る室蘭港。

北西から南東への雲の流れが速い。
ただし、雲の底が刻々上がり、見晴らしが良くなっていく。

2019082505
縦走装備の若い登山者が上がってきた。

しばしの立ち話。

この夏、私が荒天予報を受けて山行を諦めたのがトムラウシ山。
愛知からの彼は、そのトムラウシ山から旭岳への縦走を終えて、ここに来たと。
移動手段は公共交通機関。
室蘭岳登山口に取り付くことも大変だったろう。

私が失って久しい若さと健康な筋肉。
それは無茶の源。
そして、その無茶は健全だ。

まだ一週間、北海道を歩くとのこと。
この先も、良き山行を。

2019082504
もう少し歩きたいが、午後から所用。
樹間にヒュッテの屋根の赤が見えてきた。

ここで、山を抜けることに。

山歩き時間2時間50分。
15563歩。

飲食なし。
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2019年8月22日 (木)

『アインシュタインが信じた宇宙論』を読む

以下は、本書からの受け売り。
私が理解できていることはひとつまみもない(^^;

1915年、アインシュタインが『一般相対性理論』を発表している。
理論の根幹を成す式は、ニュートンの万有引力の法則を拡張したもの。
この式には、宇宙は膨張も収縮もしないように補正が加えられていた。

Einstein 
こんな飯屋で読み始め。

アインシュタインが信じていたのは、膨張も収縮もしない静止した宇宙。
ところが、1929年、宇宙は膨張していることが観測される。
アインシュタインも直ちに自分の誤りを認め、式に埋め込んでいた補正を外す。

宇宙の始まりは、とんでもなく高温、とんでもなく高密度、とんでもなく小さかったのだが、それが膨張して今の宇宙がある。
そのスタートがビッグ・バン。
空間も時間も、全てがその瞬間から始まった。

2011年のノーベル物理学賞受賞テーマは、1990年頃の研究成果の『宇宙の加速膨張の発見』に対して。
宇宙の膨張は加速し続けているという観測事実は、〝万有引力があるからビッグ・バン後の宇宙の膨張速度は遅くなっても早まることはない〟という常識とは反する。
しかし、宇宙の年齢の見積もりの問題などを解決できることから、この観測結果を天文学者は歓迎したようだ。

同時に、膨張を加速させるために、引力と反対の力(反発する力、斥力)の存在が必要となる。
その量は、宇宙全体のエネルギーの7割以上となるのだが、その正体は不明。

本夕、読了。

本書に書かれている内容の科学的信頼性の深さ・確かさを、私に評価する力はない。

しかし、次は言える。

本書、作りが大変に雑。
多分、編集者は著者から原稿をデジタルデータでもらい、それをただ印刷しただけ(のように見える)。
校正作業は完全に手抜き。
誤字脱字重ね字多数。

それ以前に、著者の原稿作りが、いいかげん。
Wikipediaのコピー・アンド・ペースト多数。
インターネットから拾ったデータ多数。

著者は日本人。
生年と出身校は明らかにしているが、筆名をK・クリアキンとして現実の姿を明らかにしていない。
そうせざるを得ないのも分かる。
そんな本の作り(^^;

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2019年8月18日 (日)

我が心は一瞬もおどらず(^^;

もう少し、歩きたい。
なので、山を歩く準備をしていた。
が、朝 起きたら気が変わった。

7時20分、出航。

港内で活餌(いきえ)を探すも、イケスに入ったのは3尾のみ(^^;

2019081801
今日の出竿は、こんな風景の見える海域や、

2019081802
こんな風景の見える海域でも。

日は一瞬も陰ることがなかったが、我が心は一瞬もおどらず(^^;

2019081803 
サバが掛かった。
ジグを放ったが、2尾目は掛からず。

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2019年8月17日 (土)

夏山を歩く 2

この週末は山で過ごそうと、昭文社の『山と高原地図3 大雪山』を眺めていた。
しかし、当該山域は荒天(^^;

当地の雨は上がった。
近場の山へ。

14日の山歩き程度では、靴の履き慣らしにはならない。
今日は、もう少し距離を長く、
 登り:水元沢コース → 596メートルコル → カムイヌプリ山頂
 縦走:カムイヌプリ山頂 → 596メートルコル → 室蘭岳山頂
 下り:室蘭岳山頂 → 西尾根コース

2019081701
水元沢コースは、鷲別川の源流域を何度も渡渉する必要がある。
普段は、飛び石伝いで渡渉、脚を濡らさずに済むのだが、しかし、昨日から今日未明までの雨で大増水。
ヒザカブまでの渡渉を4ヶ所で強いられる。
以降、一歩ごとに靴の中からクチャクチャ音(^^;

新調登山靴の履き慣らしには、これくらいの試練は必要だろう。

2019081703
沢沿いに歩き、滑滝にて。

暑い。
汗が目に入る。
豆絞りの日本手拭いをこの滝の水にひたし、ハチマキにする。

ここで左の急斜面を登り、沢を離れる。

2019081704
カムイヌプリ山頂にて。

右から左へ、強風。
山頂標識の向こう、樹間に縦走先の室蘭岳があるのだが雲の中。

靴を脱ぎ、中の水を捨て、水を吸った登山靴下を絞りたい。
が、脱いだが最後、ふやけた足を再び靴下に入れ、靴を履く自信がない。
ンで、一歩ごとの靴の中からのクチャクチャ音を継続させることに(^^;

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室蘭岳山頂にて。

山頂寒暖計は17℃。
雲中。
眺望は得られず。

風が当たって山が鳴る。
ここで、バーナーに火をつけコーヒーを淹れた。

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西尾根825メートルピークにて、振り返り見る。

画像左端、雲が懸かっている室蘭岳山頂。
室蘭岳の右、雲の下は太平洋登別沖。

空に青が見えてきた。

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ペトトル川の源流も瀬音が高い。

山歩き時間6時間50分。
28545歩。

全給水量は、
 ・600CC

カムイヌプリ山頂にて、
 ・柳月 十勝この実  1個

室蘭岳山頂にて、
 ・柳月 三方六の小割 1個 
 ・エチオピア・シダモ 2ドリップ
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2019年8月15日 (木)

『週刊誌風雲録』を読む

創刊が1895(明治28)年、現在も発行を続けている『週刊東洋経済』は別格。

『週刊朝日』と『サンデー毎日』の創刊は戦前。
1922(大正11)年。
発行部数が大きく伸びたのは戦後10年ほどしてからで、『週刊朝日』にいたっては150万部発行した週さえある。
今現在、この2誌の毎週の発行数は、20万部いかない。

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こんな飯屋で読み始め。

著者は、『女性自身』・『宝石』の編集経験があり雑誌出版業界に詳しいヒト。

『週刊朝日』・『サンデー毎日』の発行母体は新聞社。
雑誌編集を知らない新聞社々員が週刊誌購読者を大きく伸ばす過程には、
 ・戦略(本の構成・取材網・販売網の構築)
 ・それを考え出すリーダー(編集責任者)
 ・複数の取材ネタから1本の記事に仕上げるライター
の知的な活動があった。
ただし、リーダーの使う言葉は乱暴、記事ネタ取材は強引、記事の原稿書きは徹夜。
そんなことを問題としない時代。
アタマの働きが良くフットワークのいい編集員・記者・ライターがいたからこその成功。

その後、新潮社(週刊新潮)、徳間書店(週刊アサヒ芸能)、集英社(週刊明星)など出版社を母体とする週刊誌が次々と発行される。
本の作り方は同じ。
 ・戦略
 ・リーダー
 ・ライター

ジャーナリズムを語る何だか面倒くさいライターがいる。
使いにくいライターなのだが、そんなライターに限って筆が立ち記事を仕立てるのが早い。
ジャーナリズムを言う前にカネ勘定を考えねばならないのが経営者だが、ジャーナリストとしてのプライドはある。
どちらの立場も満足できる週刊誌隆盛の時代があった。

本夕、読了。

『週刊文春』と『週刊新潮』は同じ年の創刊で、1959(昭和34)年。
今の週刊誌発行部数の1位・2位はこの2誌で、40から60万部。

『週刊朝日』と『サンデー毎日』は新聞社系。
ジャーナリズムの王道を歩む雰囲気を感じる。
『週刊文春』と『週刊新潮』は出版社系。
ヤンチャ。
行儀がいいとは言えない。

しかし、読者自体も行儀がいいわけではない。
多くのヒトの興味は、
 ・著名人のゴシップ
 ・成功者の失敗
 ・皇室
 ・猟奇事件
 ・ファッション

『週刊文春』・『週刊新潮』がワン・ツゥーなのも分かる。

釣り師にとっては、週刊誌レベルの速度の情報はそれほどありがたくない。
もっと早く。
海に浮かんでいる その時に、「こっちで釣れてるぞォ」

が、私の受ける情報のたいていは、「さっきまでは食いが立ってたンだけどォ・・・」(^^;

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2019年8月14日 (水)

夏山を歩く 1

丸5年。
歩いた距離は、2021.6キロ。
累積標高は、124567メートル。
革とゴアを縫製した登山靴での私の山行歴。

こんなシチュエーションが考えられる。
 悪天候。
 登頂はできない、引き返そう。
 そこに山はある。
 次の機会がある。
 山は逃げない。
と。

いや、山は逃げる。

脚力もバランス感覚も右肩下がり。
その下がり方も急勾配なのが今の私。

去年登った山。
今年は去年の1.2倍の時間を要する。
来年は去年の1.5倍の時間をかけても登れないだろう。

山は逃げる。

登山靴は、アッパーカットのイタリア製。
2021.6キロ歩き、124567メートル登った。
私の足によくなじみ、ビブラムの靴底はまだグリップ力を失っていない。
しかし、ゴアに随分と傷がつき、水の浸入を防止する機能を完全に失った。

で、登山靴を新調。

新調した靴で、テントとシュラフを背負って山を歩くつもり。

ヤマセ(東風)が強く、我が小船では沖に出られない。

新調した靴でテントとシュラフを背負って山を歩くその前に、履き慣らしってことで、実登時と同じ負荷で近場を山歩き。
65リットルのザックに、テント泊装備を詰め込み14キロ超。
私の実績最重負荷の80%。

脚力とバランス感覚の衰えは、歩速を抑えることで埋め合わせ。
ゆっくり脚を使えば、いいだけのこと。

ファッションは完璧(^^)
サポートタイツにランニングパンツで入山。

登り:水元沢コース
下り:西尾根コース

入山時は小雨。
登山靴にとっては、相手に不足ない環境。

2019081401
水元沢コースは、鷲別川の源流を何度か渡渉する。
あえて、靴を濡らして渡渉し防水性能をチェック。

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沢沿いに歩き、滑滝にて。
このあたりで雨が上がり、雨具を脱いでザックに収めた。

滝の水はとても冷たい。
豆絞りの日本手拭いをこの滝の水にひたし、首に巻く。
800メートルから上は雲の中。

2019081405
雲中の室蘭岳山頂にて。
山頂寒暖計は14℃。

2019081411

2019081408
西尾根825メートルピークにて、振り返り見る。
中央上には室蘭岳山頂が見えるはずだが、雲の中。

右から左へ、猛風。

2019081409
ここまで下りて、やっと風から逃れた。

2019081410_20190814193801
ペトトル川の源流をひとまたぎ。
このあと、等高線で3本登りヒュッテ。

山歩き時間4時間30分。
20496歩。

全給水量は、
 ・400CC

室蘭岳山頂にて、
 ・グレープストーン 東京ばな奈「見ぃつけたっ」 1個
 ・六花亭 夏衣 1個

さて、新調した登山靴。
前の靴より両足で500グラム重い重装備仕様。
この靴は、私をどんな山の頂に立たせてくれるのだろう(^^)
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2019年8月13日 (火)

サイズアップ

イカ海域からの帰航々海も間もなく終わりという頃。
噴火湾上空の雲が割れ、秋の星座が。
見上げる東の空高く、ぎょしゃ座の五角形、主星カペラ。

おォ、釣行好適日となることが約束されたようなもの。

8時、出航。

活餌(いきえ)が確保できたら、ヒラメは釣れたも同然。

ただし、釣果は竿を持つヒトのものではない。
活餌が釣ってくれたようなもの。

そういう釣りは下品。
やってはいけない。

が、やる(^^;
活餌が確保できたら、ヒラメは釣れたも同然なのだから。

19081301 
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

活餌は石炭ヤードに沿って進んだ先で、入れ食い。
何と好い響きの単語だろう。
入れ食い(^^)

が、良カタのアブラコは掛かったが、本命狙い魚のヒラメには噛み跡を付けられただけ(^^;
〝釣れたも同然〟なんぞと、釣りをナメちゃいかん、と深く自省。

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港内で掛かったサバが、昨夜 太平洋のイカ海域で掛かったサバより三まわり以上大きい。
サイズアップを果たした。
と、いうことにして納竿。

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胆振沖太平洋の食物連鎖

サカナを掛けるなら釣行。
イカは頭足類。
サカナではない。
よって、釣行ではなく、イカ付けと言う。

夫婦(めおと)釣りさんにお誘い頂き、ご夫妻の愛艇SeaDoragonに乗船。

出航は昨夕16時。

夜のイカ付けへ。

19081201 
昨夜の出竿は、こんな風景の見える海域。
ガスに加えて18時43分の日没後。

星も見えず、オカも見えない。
闇。
ご夫妻のシルエット。

19081202
船尾から入れた水中ライトの明かりに誘われて、プランクトンが水面にまで浮いてくる。
それを追って、小ザカナが。
そして、その小ザカナ食うサカナも浮いてきて、そのサカナを食うイカが浮いてくるという寸法。

19081203
しかし、イカはいない、どころか〝その小ザカナ食うサカナも〟いない。
この海域のこの食物連鎖は、〝それを追って、小ザカナが〟で終わり(^^;

船中釣果2尾。
イカスッテと大して変わらないサイズのサバの幼魚(^^;

23時30分、沖上がり。
SeaDoragon船長、奥様にはお世話になりました。
どうも、ありがとうございました。


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2019年8月11日 (日)

掛からないときは掛からない

家を出たときは霧雨。
絵鞆に近づくと、それが上がった。

7時00分、出航。

噴火湾にマグロが入った。
マグロの付いた鳥山目指して、何艇か出た模様。
ってことで、我が艇も。

が、海況かんばしくなく、やっと10ノット(^^;

噴火湾にサバも入った。
10羽ばかりの鳥が騒ぐ浅い海域でジグを放る。
・曲がる竿
・切れない糸
・刺さる鈎

5投3アタリ。
しかし、3尾とも小さい。
20センチあるかないか。

・曲がる竿
・切れない糸
・刺さる鈎
を使っていても、小さいのしかいなければ、小さいのしか掛からない(^^;

20190811
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

ガスっ気強く、空に青は見えず、夏の日射は海面まで届かない。

ヒラメはいるようで、竿の大曲がり2回。
・曲がる竿
・切れない糸
・刺さる鈎
を使っていても、掛からないときは掛からない。

2回とも針掛かりせず(^^;

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2019年8月 5日 (月)

『君がいない夜のごはん』を読む

ソムリエがワインについて語る。
テイスティング・コメント。

朝の森の香りがする。
澄んで冷たい深い湖の近くの森の香りだ。
酸味が柔らかく、わずかに若葉の味がする。
涼しさが口に残り、その涼しさにかすかに青リンゴの味がする。
柑橘系の味・香りは一切ないのに、フルーティな味わいだ。

みたいな、なんだか訳の分からない語りがテイスティング・コメント。

そのヒトの持つ言葉の範囲内でしか表現のしようがないのだから、五感をほかの人に伝えること、中でも〝味〟を言葉で伝えることは大変に難しい。

著者は歌人で、英日翻訳家。

2ページから4ページの短いエッセーが58編。
NHKの『きょうの料理ビギナーズ』のテキストに掲載されていたものだという。

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こんな飯屋で読み始め。

著者は正直なヒトなのだと思う。
自分の舌で評価できないことを、言葉にするヒトではないようだ。
言葉をつづることで食っているヒト。
しかし、ソムリエがワインを評価する際に言うような洒落たフレーズは一行も書かれていない。
味覚のこと。
歌人も我々も同じような表現しかできないものだなァ、っと(^^;

本夕、読了。

音に色を感じたり、匂いに色を感じたりする(感じることのできる)ヒトがいるらしい。
ならば、味に色や音を感じるヒトがいてもいいように思う。

食事のテーブルで、
『口に入れると〝薄い赤〟がしばらく続き、そのうちに〝朝モヤの向こうのシラカバの新緑の色〟に変わる』
だとか、
『舌にのせた瞬間〝ギターのCマイナー〟が聞こえ、その2秒後に〝15センチの高さから磨いた大理石の板に落とした500円玉の音〟が聞こえる』
なんてことを隣に座っているヒトが言ったりしたら、なんて素敵なことだろう。

さァ、夕飯だ。
私にはどんな音が聞こえ、どんな色が見えるか・・・(^^)

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2019年8月 4日 (日)

バカ向きの作業

今日も沖。

日出が4時30分。
5時15分、出航。

2019080401
朝の早いうちはガスで、遠景がかすむ。

ベタナギ。
イカ海域まで航海するも、スカ(^^;
地球岬まで戻った頃には、夏の陽光。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

ベイトリールでキャスト。

で、スプールのブレーキの設定が甘く、バックラッシュ。


ラインを切るかほどくか。

ゲストがライントラブルを起こしたら、私は切ることを勧める。

自分が起こした場合。
私は、ほどく作業を始める。

世の中には、何をどうやっても解決できないトラブルがゴマンとある。
そんな深刻なことに対し、からまったラインをほどくことなんぞは時間さえかければ必ず解決すること、確実に終わりのある作業。
バカ向きの作業。(注)

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我が艇らしい、上品な釣果。

ガヤのカタがいい。
が、1尾のみ(^^;

(注)
単純反復作業はバカ向きの作業に思える。
しかし、バカに単純反復作業はできないのだとか。

バカは気持ちが続かず、単純に反復する作業だとすぐに飽きる。

かといって、複雑な作業、考えなくてはならない作業をバカができるわけがない。
つまり、単純反復作業を継続できるのは、感情を理性でコントロールできるアタマのいいヒトということになる。

からまったラインをほどく作業は、複雑な作業ではないが、単純反復作業ではない。
であるが、考える作業でもない。
ということで、からまったラインをほどく作業はバカ向き、オイラ向き(^^;

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2019年8月 3日 (土)

釣果は上品(^^;

こんなことばかりやっていて、いいンだろうか。
いいような気がしない。
いいような気がしないが、今日もサカナ釣り。

日出が4時29分。
4時20分、出航。

今日の出竿は、あんな風景の見える海域、
今日の出竿は、そんな風景の見える海域、
と、あんなとこ・そんなとこと大迷走(^^;

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域でも。

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釣果は上品(^^;
イケスで生かしておいて、リリース。

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2019年8月 2日 (金)

『山の常識 釈問百答』を読む

山ガールとして有名な芸能人の筆頭は、市毛良枝。
市毛良枝の山行歴はそれをテーマにして講演会を開けるほど。
文章も大変にウマい。

本書の副題は『教えて! 山の超基本』。
市毛良枝なら、『登山の基本』とか『登山入門』という副題を掲げた本を書けるだろう。
実際、市毛良枝には山をテーマにした著作がある。

釈由美子の山行歴も市毛良枝ほどではないが、なかなかのもの。

実は市毛良枝を知ったのは、私が山を歩くようになってから。
釈由美子に至っては、本書を読んで知った。

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こんな飯屋で読み始め。

釈由美子の質問に対し、雑誌『山と渓谷』の元編集長が答えるという編集スタイル。
本当に、釈由美子が質問し元編集長が答えているのかは怪しい。
釈由美子を看板に持ち出しているだけで、『山と渓谷』社編集部の自作自演本かもしれない。

と、感じる理由は以下。
質問のレベルがそろい過ぎ、質問の範囲が広く、それぞれがユニーク。
早い話が、すべてが作りモノめいている。

ではあっても、私程度のチンタラ登山者にはジャストミートの内容。
・花に当たり年があるのはなぜ?
・山登りに有効なトレーニングは?
等々。

本夕、読了。

話は冒頭に戻り、加えて脇道にそれるが・・・
市毛良枝をマドンナ役にした『男はつらいよ』を観たかったと思う。

マドンナが彼女なら、私にでも話を作れそうな気がする。
マドンナと寅さんが、重いザックを担いで長い稜線を歩くシーンと、雪渓の下に広がる群生のチングルマかハクサンイチゲのお花畑の前で脚を止めてモノ思う寅さんを遠くからとらえたシーンは絶対に必要(^o^)

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2019年7月28日 (日)

夏の日射が降ってきた

Tシャツにハーフパンツ。
サンダル履きで家を出た。

日出は4時23分。
4時10分、出航。

港外は濃いガス。
太平洋に出て3海里沖あたりで、ガスから抜けた。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

右手前、コアホウドリ。
沖に出ないと見られないトリだ。
左、オオバン。

氷を20キロ搭載してきている。
イカをあげるつもり。

120メートルから始めて、300メートルまで探ったが、しかし、イカの気配なし(^^;

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イカ海域からの帰航時に見た地球岬。
ガスが
引き出したようで、灯台が見える。

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灯台の下に、63センチのソイをあげた艇。
あんな所に63センチがいるのか。

我が艇の今日の釣果、
 デカいソウハチ
 小さなガヤ
 小さなマダラ

いずれも1尾のみ(^^; 
リリース。

夏の日射が降ってきた。

正午、沖上がり。

 

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2019年7月27日 (土)

明日という日がある

当地、一年を通して西寄りの風が一番多く、たまに南。
東寄りの風(ヤマセ)も多いが、何日も連続ということはない。

風が西に回ったのはいつ以来だろう。
ヤマセが3週間くらい続いたように思う。
風が東に寄るとロクな天気にならないことが多い。
その通りで、7月に入ってからこっち、好天はなかった。

ヤマセが1週間も続いた頃、「ヤマセが続くねェ」
それが2週間も続いた頃、「ヤマセがこんなに続くのは初めてだァ」
と、船置きヤードでの会話。

その会話には、風向きとサカナの関係も話題にあったのだが、頭に残らず(^^;
その場その場の行き当たりバッタリ。
それが、オイラの釣り(^^;

昨夕からの雨が上がった。

8時15分、出航。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

上空は多数のアマツバメの飛翔。

しかし、海中は静寂。
アタリなし(^^;

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根は3投3アタリ。

15投15アタリしそうな気がしたが、気がしただけ(^^;
4投目がスカだったのを機に納竿。

燃料を満タンにして係留。
明日はナギ予報(^o^)

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